井原忠政のレビュー一覧

  • 長島忠義 北近江合戦心得〈二〉

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    感想
    背水の陣で死に物狂いの兵は中々に恐ろしいものだな。無理矢理、皆殺しにしようとするから反撃を喰らったのだろう。


    あらすじ
    与一郎は、秀吉麾下の藤堂の下で足軽として過ごすも、主君の嫡男の首を持ち返った忠義者として名を馳せる。秀吉も信長から文句が入らないように足軽の待遇を続ける。

    与一郎は越前へ派遣され、密偵を命ぜられる。越前は浅倉の残党がいくつか争いながら治めていたが、一向一揆勢力が増し、織田勢は攻め時を逸して、一向一揆にやられる。

    織田勢は長島の一向一揆衆を討つために、家中のほとんどの勢力を向ける。中々落とせず、兵糧攻めにする。最後は勝つも飢えた一向一揆衆から死に物狂いの反撃を受け

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    2025年08月24日
  • 姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉

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    感想
    お市は秀吉を嫌っていたはずでは!?まぁ、フィクションだからいいか。


    あらすじ
    弓の名人、遠藤与一郎は浅井家の重臣。浅倉に組したことで織田家から攻められる。不利な状況になりつつも与一郎は長政を支え続ける。

    浅井は滅亡したが、与一郎は長政より次男の万福丸を任され、敦賀の乳母の嫁ぎ先の木村家を頼る。お市から連絡で、信長の起請文をもらい、小谷城に万福丸を連れて投降するも、安達という足軽大将に万福丸を殺されてしまう。

    与一郎は万福丸の晒し首を奪い取り、荼毘にふす。その後、信長を討つために織田家の足軽募集に家来の弁造と仕官し、家中に潜りこむ。まずは万福丸を討った安達を誅殺する。その後、お市に

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    2025年08月23日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    ようやく関ケ原の前哨戦といったところまで来た感じかな。正直本戦に入るまではまったく知らなかったので岐阜城攻略は楽しめて読めた。
    まあそこに至るまでは相変わらずの茂兵衛の中間管理職っぷりに泣けてくる。
    平八郎のパワハラできる相手も茂兵衛くらいなんで構ってくる。弁えて茂兵衛に絡む辺り平八郎も周りには気遣っているんだな。当人はかなわんけど。
    また一回り以上年下の直政に正論で怒られて落ち込むのも何か自分も経験があり悔しいやら悲しいやらの感情もわかっちゃうんだなあ。

    岐阜城攻略戦も久々の泥臭い前線で奮闘する茂兵衛、やはりこの人は現場が似合うんだ。わかるわかる。
    さあ次巻はようやく関ケ原だろう。もう下巻

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    2025年08月02日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    先のことは誰にも分からん。私も天命に従って生きようと思う。生きるも死ぬも、すべて天命だがね。そう考えれば一々明日に悩まんでええ

    利害が対立する癖の強い戦国大名たちをまとめて、一つの方向に向かわせるのは本当に難しいものだ。それを事もなげにやってのける長や秀吉、そして家康は、やはり頭一つ抜けた大英雄なのだろう。

    攻め手の目の声を聞くのは、実に嫌なものだ。
    「今から、お前を殺しに行くぞ」
    と、百人、千人の武装した男たちから宣告されているかと思えば、いい気持ちはしない。さらに武者押しの声には、攻め手側の気持ちを一つにする効果もある。同じ言葉を叫ぶととで仲間や同志を意識し、一体感を高めに高めた上で、

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    2025年08月01日
  • 三河雑兵心得 : 15 関ケ原仁義 上

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    秀吉亡き後の権力争いを着実にのし上がる家康の護衛役として、身体をはって死にかけた茂兵衛も何とか生き延び、加増2千石、5戦千石の領主に。初孫も誕生。

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    2025年07月07日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    半年毎のルーティンになっている「足軽仁義シリーズ」小山評定での大名の腹の探り合い、駆け引きなど関ヶ原に向けて着々と時が進む。もはや出世物語から侍大将として円熟した感のある茂兵衛。最後まで見届けたい気持ちで読み続けている。

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    2025年07月06日
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義

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    戦国出世物語第3弾。
    徳川対武田の一戦の話。
    茂兵衛は腕っぷしもいいが、驕らずそこが出世に繋がるっていう流れは変わらず。ついに、次作では騎馬武者に昇進。
    女性だけには縁がないのがまたいい味出しているが、行く行くはいい家族を作ってもらいたい。応援。

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    2025年06月10日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

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    茂兵衛の出世物語、第2作。
    1作目と違い、大局の中の一コマのようなところが多く戦闘のシーンは少し少なめ。
    緊迫感もそこまで感じなかった。
    本田平八郎に気に入られ、旗持になって5年。え、2作目で結構時間が経ったなとびっくり。
    持ち前の機転で出世の足がかりを掴んでいくのは小気味いいです

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    2025年05月13日
  • 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

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    感想
    当初の戦で出世していくところから、戦がなくなって、政変で振り回される段階に変わってきた。戦で功をあげてのし上がっていく方が単純で面白くはあった。


    あらすじ
    豊臣治世が綻びを見せる頃、忠世の命が危ないとのことで、京にいた茂兵衛は小田原行きを命ぜられる。小田原に行く途中で北条の残党に襲われて、鉄砲を奪われる。

    彦左と山賊狩りに出た茂兵衛は、山賊の棟梁である風魔小太郎を捕える。その後、忠世を看取り、伏見へ帰る。

    その後、秀吉と秀次の不和があり、聚楽第にいた秀忠とお江を連れ出すのに鳥居や茂兵衛はてんやわんやする。

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    2025年05月05日
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義

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    三方ケ原の戦いメイン。
    兵隊目線なのがいい。
    話に飽きてきた気もするがサクサク読めるので
    いいよね。
    あっさりなのがいい。
    出世できんのか?

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    2025年03月28日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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    三河雑兵物語第十三巻
    天下統一を成した秀吉により、江戸に本拠地を移すことになった家康。
    我らが茂兵衛もまた、主人に従い関東に移る。

    落ち着く間も無く茂兵衛は、井伊直政を大将とし東北に派遣され、謀反を起こした九戸政実の制圧に向かう。
    一軍の将となった茂兵衛は、家康の意図、直政の意図、そして敵軍九戸氏の思惑のなか、戦場で命のやり取りに就く。
    力の論理だけでなく、様々な思惑のなか、家康にも配慮し、中間管理職として立ち働く茂兵衛。
    人柄に惚れる。
    次の話を早く読みたい。

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    2025年01月22日
  • 三河雑兵心得 : 15 関ケ原仁義 上

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    ネタバレ

    もう茂兵衛も五十路、史実をなぞって月日が経ち、運命の関ヶ原へ向かうまでのピリピリした情勢化が綴られている。

    ラスト付近でようやく茂兵衛活躍、そして瀕死。
    やっぱり豪快本多平八郎様。いいキャラだなぁ!

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    2025年01月07日
  • 三河雑兵心得 : 15 関ケ原仁義 上

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    相変わらずパワハラ受けてる中間管理職、茂兵衛。受けている本人は大変なんだろうけど、意地悪く楽しめる。性格悪いんかなあ。
    でも家康に殺意をおぼえた当たりは、やっちまえーと思ってしまった。オリジナルのキャラだからいつか逆上する場面もでてくるのかしら。
    この巻は陰謀渦巻く腹の探りあいが中心となっていたので、戦中の爽快さがないなあと思っていたらまさかの月見櫓での出来事。
    最後で急展開に盛り上がる。歳をとってもやっぱり茂兵衛には生き死にの場面がよく似合うな。

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    2024年12月25日
  • 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

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    小さな情報を積み上げて全体像を掴む。量を集めて質に昇華させる。情報戦とはえてしてそういうものかも知れない。

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    2024年12月18日
  • 三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義

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    出世していき、下でもない上でもないある程度の立場になってしまってからの、難しさ。今まで同じ方向いてた人とズレが生じてしまったり。

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    2024年10月16日
  • 三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義

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    シリーズ初期の作品のような「爽快感」は少しずつ減ってきている印象もあります。

    茂兵衛も、彼が率いる足軽衆も精鋭ぞろいとなり、窮地を機転と武勇で切り抜けるというハラハラドキドキする展開も多くはありません。

    むしろ、子どもが生まれて「自分の評価が子どもの人生を左右する」ということに対する恐怖が、これまでの茂兵衛の大きな魅力であった思い切りのよい自由な言動を抑制してしまっていて、そのことに気付いている茂兵衛の自己嫌悪に読者も中てられているような気もします。

    豊臣秀吉が発言力を増す中で、彼と闘うことを声高に主張する臣下に囲まれその対応に頭を抱える家康と、判断に私情をはさむようになってしまった(そ

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    2024年09月21日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

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    本能寺の変で同盟者であった家康は命からがら三河へと逃げ帰ります。殿軍をつとめる茂兵衛も疲労困憊で後を追いかけ、その後には信州・甲斐を手中に収めるべく、またもこき使われることに。

    領国を増やした家康のもと、また新たな気苦労をしょい込むことになりそうですし、綾女との一夜で隠し子ができてしまったようで、プライベートの方も心配事が尽きません。

    関ケ原の戦いまであと17年、まだまだ茂兵衛の武勇が活躍する場面は多そうで、次巻の展開に期待したいと思います。

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    2024年09月20日
  • 殿様行列 人撃ち稼業(二)

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    前作で鳥居耀蔵も好々爺の記述ありとKumaさんの情報ありましたが、今回も鳥居は黒幕として暗躍中。大身旗本を悪人として鉄砲で殺すことを命じ、殺し方の注文も。この命令に従う部下の多羅尾と鉄砲撃ちの玄蔵は大喧嘩。嫌々従う玄蔵により首尾を遂げると鳥居は町奉行に昇格。やっぱり鳥居の私利私欲のよう。人質とされている女房子供は玄蔵がどんなに頑張っても解放されるような気がせず、暗い調子のままシリーズは続く。

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    2024年09月10日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    最近あまり時代小説を読んでいなかったのですが、ふと地元の書店で目に留まったので手に取ってみました。
    長く続いているシリーズ本のようで、人気があるようです。

    地元の村では腕っぷしが強く、喧嘩では負け知らずだった茂兵衛。いじめられた弟の仕返しをした際に、勢い余って相手を殺してしまいます。
    そのまま村を出奔し、松平家康の家来・夏目次郎左衛門に拾われて足軽兵に。喧嘩は強くても戦は経験したことがない茂兵衛ですが、まっすぐな性格と持ち前の体を活かして初めての戦場でも活躍してゆきます。

    因縁の相手となりそうな登場人物も出てきましたし、次巻でどのような活躍を見せてくれるのか、続きが楽しみな終わり方でした。

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    2024年08月31日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

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    本多平八郎の旗差しから足軽小頭になるまで。死がすぐ隣にある中で、よし、やったるで!と、のしあがって千石とりになれるのか。

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    2024年07月30日