信貴山忠義 北近江合戦心得〈五〉

信貴山忠義 北近江合戦心得〈五〉

737円 (税込)

3pt

3.5

女難大敵だ、与一郎!無茶振り続く第五巻!

旗印は「正直無双」!女難大敵、腐るな与一郎!

上杉謙信と雌雄を決すべく織田諸将が北陸に集う中、すでに狙いを毛利の中国地方に定める秀吉。弟の秀長を通じ藤堂高虎を播磨に派遣する一方、与一郎が帯びた密命は、於市への無謀な求婚の仲介だった。気乗りしない任務に加え、逆恨みされている侍女の暗躍、於弦の子の処遇――馬鹿正直な与一郎の気苦労は絶えない。
やがて、摂津で松永久秀が二度目の謀反を起こす。
堅固な信貴山城を落とすため、与一郎組が配置されたのはたった三百人で急勾配の斜面を攻める搦め手の別働隊。成り行きから思わぬ好機を掴んだ与一郎、ある大役を果たすことができるか!?

徳川方「三河雑兵心得」と対をなす、豊臣方の戦国出世物語。
無茶振り続く第五弾!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

北近江合戦心得 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉
    748円 (税込)
    第六天魔王・信長の首、頂戴つかまつる!  元亀元年(一五七〇)六月二十八日(新暦七月三十日)、浅井・朝倉勢と織田・徳川勢が激突した姉川の合戦が、弓の名人・与一郎の初陣だった。父・遠藤喜右衛門が壮絶な戦死をしてから三年、家督を継いだ与一郎と、郎党の大男・武原弁造は、主君・浅井長政率いる四百の兵とともに巨大な山城・小谷城の小丸に籠っていた。まさに風前の灯だった。長政には、信長の妹で正室の於市との間に、五歳の長女・茶々以下三人の女子があり、於市ら四人を織田方に投降させるという。だが、十歳の万福丸と乳飲み子の万寿丸は、信長とは血の繋がりがない。信長は決して男児を許すまい。万福丸を連れて落ち延びよ。主命とはいえ、浅井家が果てようという時に、自分一人生き残るなど、与一郎には、及びもつかない。だが、死にゆく主人から嫡男を託されて、古風も美意識も矜持も吹き飛んだ。浅井家再興がなるまで守り抜く。与五郎と改名させた万福丸を弟に仕立てて、小谷城脱出を決行する与一郎。供は、元山賊の頭目・武原弁造ただ一人。天正元年(一五七三)旧暦八月二十八日未明、三人は敦賀を目指して出立した。
  • 長島忠義 北近江合戦心得〈二〉
    759円 (税込)
    「三河雑兵」と対をなすお家再興戦国物語! 「ええか、浅井家を復興したくばワシに忠誠を尽くせ」 浅井旧臣で弓馬の名手・遠藤与一郎は、於市を通じ秀吉と取引をしたーー長政の遺児を匿ってもらう代わりに、羽柴家のため働く。ただし、足軽からの登用である。 早速与一郎は、朝倉方を即裏切った守護代への不満と一揆の機運が高まる越前への潜行を言い渡される。元山賊の郎党・弁造と共に奮闘する最中、信長が三度目の長島一向一揆討伐を発令。今度は秀吉の弟・長秀の麾下三百人に組み込まれ、長島に急行することに。長秀は、兜武者を十人倒せば与一郎を士分にしてやると言うが……。 織田勢十二万と一揆勢十万が対峙する伊勢湾、命運をかけた大激戦が始まる! 忠義一途、再起奮闘の戦国物語、第二弾。 弓の名手、遠藤与一郎。読む者の心さえ射貫く。 新たな合戦絵巻の始まりに、胸が踊ること間違いなし! ーー今村翔吾氏
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉
    737円 (税込)
    かつてない迫力の長篠合戦!シリーズ第三弾!  旧浅井家重臣の遠藤与一郎は、浅井家再興という本懐のため、羽柴秀吉のもと、足軽から再出発することとなった。  与一郎と、家来の弁造・左門の三人は、来る一向一揆討伐のための物見、そして姿を消したかつての恋人・於弦の消息を辿るべく越前に潜行する。そこで於弦が一揆の指導者・七里頼周の囲われ者となったという噂を聞き意気消沈する与一郎に、さらなる重大な情報が舞い込んだ。徳川信康の重臣・大賀弥四郎が敵方の武田勝頼と内応し、岡崎城を乗っ取ろうとしているというのだ。報せを受けた秀吉から与一郎にまた無茶な命がくだるーー「大賀弥四郎はおみゃあが殺せ」。  そして徳川家中が落ち着き、勝頼が兵を長篠城に向け南下させ始めたことを知った織田信長は、「武田を潰す好機」と設楽原にありったけの鉄砲と丸太を集めた。大普請の末に築いた長大な馬防柵の最前線、人馬入り乱れ、鉄砲玉飛び交う激戦場で、弓使いの与一郎らは活躍なるか!?  かつてないディテールと臨場感が迫る、お家再興戦国物語第三弾!
  • 天王寺忠義 北近江合戦心得 〈四〉
    737円 (税込)
    天王寺砦の光秀を救え!戦国出世物語第四弾! 得物も、城も、忠義もーー俺は時代遅れなのか? 名誉挽回だ、与一郎!  武田との決戦を終え、晴れて士分となった与一郎。だが、射手の要である肩を脱臼した上、普請中の安土城を批判したことで、早くも秀吉の勘気を被り評価を落としてしまう。激高する秀吉をとりなしてくれたのは、彼の実弟である長秀(秀長)だった。与一郎は、武辺者を欲しているという長秀の直臣となることに。派手好きの織田家中で、地味で質素に暮らす長秀とは馬が合いそうだが、秀吉から「見捨てられた」という感は否めないーー。  そんな折、足利義昭の奔走により、信長包囲網が再結成された。対する信長は石山本願寺に光秀らを差し向けるも、雑賀党の鉄砲隊を前に織田勢は壊滅。一揆勢一万が、わずか五百の兵で天王寺砦に詰めた光秀を包囲した。救援のため自ら単騎で駆け出した信長を、与一郎と、男装し「弦丸」として家来になった於弦が追う。旧主の仇・信長と共に戦うことになった与一郎、名誉挽回なるか!?  元浅井家忠臣の視点から苛烈な織田家中を描く戦国出世物語、悩める第四弾!
  • 信貴山忠義 北近江合戦心得〈五〉
    737円 (税込)
    女難大敵だ、与一郎!無茶振り続く第五巻! 旗印は「正直無双」!女難大敵、腐るな与一郎!  上杉謙信と雌雄を決すべく織田諸将が北陸に集う中、すでに狙いを毛利の中国地方に定める秀吉。弟の秀長を通じ藤堂高虎を播磨に派遣する一方、与一郎が帯びた密命は、於市への無謀な求婚の仲介だった。気乗りしない任務に加え、逆恨みされている侍女の暗躍、於弦の子の処遇――馬鹿正直な与一郎の気苦労は絶えない。  やがて、摂津で松永久秀が二度目の謀反を起こす。  堅固な信貴山城を落とすため、与一郎組が配置されたのはたった三百人で急勾配の斜面を攻める搦め手の別働隊。成り行きから思わぬ好機を掴んだ与一郎、ある大役を果たすことができるか!? 徳川方「三河雑兵心得」と対をなす、豊臣方の戦国出世物語。 無茶振り続く第五弾!
  • 竹田城忠義 北近江合戦心得〈六〉
    737円 (税込)
    豊臣兄弟といざ出陣!戦国出世物語第六弾! いざ雲海の城攻め! 豊臣兄弟の信を得よ、与一郎! 「但馬は、小一郎に任せるがや」……黒田官兵衛が取り仕切る評定の場で、兄秀吉より但馬侵攻を命じられた秀長は、三千人を率いて生野銀山、岩洲城、そして反織田勢力の旗頭・太田垣が籠る竹田城を落とすべく動き出す。 一方、「正直無双」を旗印に掲げた結果、秀吉の勘気をこうむり三千石の機会を逃したばかりの与一 郎。秀長采配の下で手柄を上げての出世を目指すも、朋輩藤堂高虎に先を越され、家来同士は仲違い、扱いの難しい女足軽と、幸先は思わしくない。さらに、夜を徹して百匁筒を大手門に撃ち込み続けよ、という過酷な役目で……。 「三河雑兵心得」と対をなす、戦国出世物語 上司に部下に何かと難儀な第六巻!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

信貴山忠義 北近江合戦心得〈五〉 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お市への秀吉の求婚の仲介の密命を帯び、与一郎は岐阜へ向かう。不首尾に終わるも信貴山で松永久秀が反旗を翻したを成敗するべく、長秀と与一郎は信貴山に向かう。

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    タイトルは信貴山城の戦いを象徴する……のだが、与一郎が秀吉から与えられた任務は於市への恋心を伝える役目。なんとも難しいうえにやりがいのないことだった。結局は失敗に終わり、主で秀吉の弟でもある長秀に嘘を見破られ……。そんな与一郎を救ったのは皮肉にも戦乱の世なのだ。信貴山城の攻防戦の筆致は著者の真骨頂が

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    秀吉の弟の長秀の配下となった与一郎は、一向一揆衆との激戦や織田信長を裏切って謀叛を起こした松永久秀の籠る信貴山への偵察と休む間もなく転戦する。テンポよく、臨場感もあってとても読みやすい。

    このシリーズはどの作品も足軽視点で描かれているので一緒に時代を歩いてある感覚になるところがいいと思う。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    感想
    戦というシリアスな状況でも、与一郎と弦丸の夫婦漫才的な部分はコミカルで面白い。


    あらすじ
    北陸に派遣された秀吉は、毛利攻略のため、密かに胆馬の攻略を弟に命じる。高虎が先発隊として派遣される。一方、与一郎はお市を秀吉のものとするよう、密命を帯びて岐阜へ向かう。

    お市に正妻の申し出をするも断

    0
    2025年10月28日

信貴山忠義 北近江合戦心得〈五〉 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

小学館文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

井原忠政 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す