井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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    一足早く最終話を迎えた「どうする家康」の進行とは違い、信長の死の後、天下を取った秀吉に反抗の意を唱えた東北の武士たち。
    それを治めよという指令を受ける。
    だが、家康はいつか来るはずの、豊臣との戦いに備え、東北の民たちから嫌われたくは無い。
    それで、派遣される茂兵衛たちに、苛烈には戦うな、ほどほどに、、、という。

    しかし現場に行ってみれば・・・

    長い間、東北の民たちは、朝廷など、時の権力者たちに蹂躙されてきた。その怨念とも言える心の叫びを聞いた茂兵衛。

    首を追ってきた元家臣の親子に、首を返す。

    毎回惜しいくらいに、読んでしまう素敵な時間。

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    2023年12月17日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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    実戦では強いのに、私生活では弱くなる茂兵衛。特に娘からは名前を呼び捨てにされながら、強く注意出来ない。たった一度の行為で出来た子供の母親の綾女に対しても揺れ動く。
    今回は家康に従って江戸へ住居を移した茂兵衛だが、すぐに岩手の九戸への出陣を命令される。家康からはまたもや厄介な頼み事。
    何とか果たそうとするも、次々と降りかかる戦さの場面。最後は胸糞の悪い結末ではあるが、何とか家康の命は果たした模様。
    次は朝鮮出兵だろうか。でも家康は国内組だから活躍は少なそうだが?

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    2023年12月17日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    待ってました!
    このところロビー活動ばかりが目立ってくすぶっていた茂兵衛推し(私)に朗報。小田原攻めでは大乱闘を演じてくれている。嬉しい。

    肉体的には、はや40代。私と同年代かと思うと、槍と槍のぶつかり合いは望めない。鉄砲100丁を率いる姿は知将の雰囲気さえ漂っている。心中では「おらぁコイツのことが嫌ぇだなあ」と愛らしい毒を吐きながらこうべを垂れ、家康とはツーカーの仲。さながらファミコンを支えたゲームボーイみたいな存在ではないか。
    何言ってるか分からないし。

    それにしても茂兵衛はどんどん大人になっていく。沈黙は金。雄弁は銀。実は人物分析に長けていて、余計なことを言わない。必要な言葉は人にズ

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    2023年12月01日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

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    いよいよ追いついて来た。

    読み進めていると、なんとなく軽視されつつある組織の中での人との繋がりや関係性にふと気づく事、共感する事があったりするので、それで引き込まれるのかも

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    2023年11月30日
  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義

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    このシリーズ、引き込まれました。
    追いつくまでは最優先で読み進めています。

    茂兵衛のキャラが良い。
    よく人の面倒をみて、人を活かしている割にクールな面もあり、そのくせ命を張って人を救ったり。
    苦労の連続と成長、出世、そしてまた輪をかけたような苦難の連続。歴史のターニングポイントにも絡んで本当にこんな感じだったのかなぁって臨場感

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    2023年11月30日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

    三河弁ダメ。ストーリー良

    架空の人物と実在の人物、事実かうまく絡んでいて、面白い。でも三河弁が変。こんな三河弁の使い方はない。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アツい

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    2023年11月21日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    歴史的事実は基本的に歴史の教科書通りに進めながら、家康の人物像が、山岡荘八や、どうする?のそれらとは大きく違っている点も面白いが、本書は百姓上がりの中間管理職的な茂兵衛の物語にこそ惹かれるものがあって、ここにきてまた面白くなりそうな展開になってきた。

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    2023年11月21日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

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    茂兵衛が成長して戦国武将と渡り合っていく。物頭目線で描かれた作品は新鮮で面白く、ずっと読み続けたい。

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    2023年11月18日
  • 三河雑兵心得 : 10 馬廻役仁義

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    地震の政治への影響や、米が主なタンパク質の元だったことや、大名の交渉ごとな、実態が見えることのおもしろさ。歴史小説ではなく、登場人物達が我々と同じ生身の人間と見えてくる。

    そうしたリアルさの中で、自分の分を知り転身する花井の存在や、家臣団をまとめる家康の苦悩などが、身に染みる。人は恐怖や欲得でころっと変わる。でも、信じて任せなければならない。
    難しいことは、変わらないのかも知れない。

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    2023年11月11日
  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義

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    上に立つ者は愛嬌が必要
    台風も、下を向いてじっと耐えていたら、いつのまにか通り過ぎていく
    言葉一つで気持ちに火がつくか、つかないか
    部下の間の関係を読み解く家康

    家康をちゃんと読んでなかったので、時系列で起きたことと、徳川家が大きくなっていくことを、知る良い機会。
    そしてそれを、一雑兵からの視点で見ていくという面白さ。
    どうする家康と合わせて読み進める一年。
    人情の機微と歴史と娯楽を楽しめる。

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    2023年11月03日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    他愛もないけど、気軽に読めて楽しい。名古屋に住んでいたことがあるので、話し言葉の名古屋弁に親しみを感じる。

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    2023年10月23日
  • 姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉

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    浅井家に仕える遠藤与一郎は小谷城落城に際し、浅井長政の嫡男万福丸を脱出させる密命を負う。
    弓の名手であり、美男、鎌倉時代から続く名門である遠藤家の嫡男の冒険が始まる。

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    2023年10月16日
  • 長島忠義 北近江合戦心得〈二〉

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    浅井家の再興を目指し木下秀吉に仕えることになった遠藤与一郎は兜首10以上を上げれば士分として取り立てるという秀吉の言葉を胸に長島一向一揆へと向かう。

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    2023年10月16日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    10冊を超え、100万部もの売り上げを誇るまでに成長した一大シリーズ作品の第一作。三河武士の家康の成長譚に沿って、百姓上がりの足軽がどこまで出世していくのか、という先の楽しみを持ちながら一作ずつ読んでいくことになるのかな。
    従来の時代小説では端役に過ぎなかった足軽を取り上げた慧眼はもちろんのこと、甲冑や槍などの武具の扱いや、平城を舞台にした戦さのあり様をつぶさに描写しつつ、それでいて物語の流れや臨場感が失われない筆力に感嘆した。

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    2023年10月09日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    大河ドラマとほぼ同じ時期の「小田原攻め」の物語。
    俳優の見た目とはいささか違い、物語の登場人物たちは年齢も高い。

    北条一族の人柄も描かれ、大河とは一味違う仕上がりに。

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    2023年10月05日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

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    戦国足軽物語も第11巻、百姓から成り上がった茂兵衛も今や100人の鉄砲隊を預かる立派な武将。

    大河ドラマでは家康と真田の縁組が進んでいるが、その家臣茂兵衛の世界もまさにその時期の話を進める。
    ドラマは世の流れの大筋を、本書ではその裏に在る細かな筋書きと現場武将の心情が書かれている。
    この時期に本書を読めたのは、とても面白い展開であり偶然に感謝。

    太平の世が近づいている。
    茂兵衛が活躍できる時代の終焉も見えてきているが、どっこい日常はいまだに剣呑。
    太平の世に向けて、ますます茂兵衛の活躍を期待したい。

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    2023年09月25日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    植田茂兵衛が少しずつ成り上がっていくのが毎回面白いのだが、今巻でも腹黒い家康、秀吉に翻弄され、年下の福島正則にも上から命令、意地悪される。そんなに簡単には上手くいかない中間管理職。そんな辛い立場に共感できる。
    それでも上役の家康の思考を読もうとするやり取りも面白い。
    小田原攻めについてもあまり知らなかったので、北条氏の終わりについても良く知れた。

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    2023年09月24日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

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    真田の暗躍と北条の進退、政治戦に翻弄される茂兵衛
    忠勝の娘と信之様の婚姻の裏事情に笑う

    状況や顔色、様子を見て判断発言できるようになってて茂兵衛も貫禄出てきた
    忠勝様と茂兵衛が仲良しで嬉しい今巻

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    2023年09月21日
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義

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     シリーズ第4弾、舞台は長篠合戦。今回の見所は鳥居強右衛門との絡み。茂兵衛の将としての覚悟や判断力を鳥居を絡めながら素晴らしく描かれている。鳥居を魅力的なキャラとして描きつつ、疾走感のあるエピソードに引き込まれた。茂兵衛だけでなく、善四郎も鳥居の死に様を通じて一皮剥ける展開も良い。小者も増え、茂兵衛チームがより強固になっていく過程に高揚感を禁じ得ない。
     戦い以外では茂兵衛の婚姻が大きなトピックス。いずれ綾女と結ばれると予想していたが予想外の展開になり、こちらも次が気になる。

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    2023年09月15日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    前作から5ケ月、小田原合戦まできた。
    山中城、韮山城攻めは、両方の城を見に行ったことがあるので感慨深い。
    山中城は茂兵衛一族で潜入し、城の詳細を調査。秀吉の前で地図を下に説明するという大役。城を実際に見た時に、障子堀が印象的な大変な場所。何とか落城させるが、次は韮山城。こちらも険しい山城。家康の友人だった敵方の大将を救うため、家康の無茶振りで茂兵衛が使者になる。一緒に使者に行った武将が撃たれて死ぬという危険な場所。家康と何度も連絡を取り合い、相手の投降を引き出す。
    東海から江戸への移封に伴う領地拡大も、出世に余り関心の無い茂兵衛は、大活躍なのに僅かの加増でも納得してしまうというお人好し。
    この

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    2023年09月14日