井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

    Posted by ブクログ

    展開も早いし、合戦、それも足軽が戦うシーンの連続で、その描写も見事に血の匂いを生じさせるようだから、この話は面白い。基本、歴史物だから結論は知っているわけだけど、そういうひとつの安心感、悪く言えば出来合いのプロレスみたいなものだけど、そんなものは関係なく、茂兵衛の成り上がりの話にまだまだ付き合えると決めた通勤帰りの電車の中…

    0
    2024年06月24日
  • 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

    Posted by ブクログ

    史実を上手く組み合わせて主人公の茂兵衛を際立たせている。今回は石川五右衛門の処刑と小田原の大久保忠世の死、関白秀次と親族の惨殺、伏見の大地震など。各史実で茂兵衛は京都、小田原、江戸、京都と異動させられる。茂兵衛もそれなりに歳を重ねて体もそれなりになってきている。
    相変わらず、家康や秀吉に振り回されて他の武将達にとっても良いクッションとなっている。
    関ヶ原の合戦も見えてきた。どのような形で参戦するか楽しみだ。

    0
    2024年06月19日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

    Posted by ブクログ

    名のある武将ではなく足軽が主人公の話は、読んだことがありそうでも実は記憶にないので、これがもしかしたら初めてだったのかもしれない。
    所々、家康だったり一向一揆だったり、わかる名前やわかる話が筋なので、何というか、市井の人間から見た歴史、歴史というより血の通った生活の話という感じで、これはこれで面白かった。
    もう8冊とか9冊とか出てるみたいなんで、追いつけるかはわからないけれど、しばらく読み続けたいな…

    0
    2024年06月17日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

    Posted by ブクログ

    百姓上がりの茂兵衛。根っからの武士との感性の違いが面白い。それが少しずつ融合されているのがまた良い!

    0
    2024年04月29日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

    Posted by ブクログ

     前回から続け様に読破。伊賀越えは百姓や地侍が相手で、対戦国大名との戦とは仕様が異なるのが新鮮。毒矢は実戦では有効的で、かなり肝を冷やすだろう。近世までは倫理観が低かったというが毒矢を使わないなどの暗黙のルールから一定の美意識(それを武士の誇りと言うのだろうが)があったのだろうと思った。
     伊賀越え後も当然戦いは続くが、本多百助の死など興味深いエピソードはあれど淡々と進んだ印象。
     終盤は服部半蔵との決闘や綾女の子の行方が見所。特に綾女は前作で衝撃的に再開しあっさり決別したが、それで終わるはずもなく、皮肉にも後継候補が生まれてしまうら、今後この子がどうなるかも注目。

    0
    2024年04月06日
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉

    Posted by ブクログ

    敦賀を拠点とした情報収集中の与一郎たちは、越前府中へ活動の場を移した。そこで徳川家康嫡男・信康の家臣が謀反との情報を得て、与一郎がその暗殺を実行。その功績により馬乗りの身分になる。秀吉軍の中で出世することに喜ぶ与一郎を見るのはちと複雑だ。長篠の戦いの場面の臨場感は著者の得意とするところだ。植田茂兵衛の登場でニヤリ。そして、後に信長公記を著す太田牛一まで登場! 於市からは和音の結婚・出産を告げられ、終章では於弦の懐妊を目の当たりに。これで与一郎は吹っ切れた……のだろうか?

    0
    2024年04月04日
  • 闇夜の決闘 人撃ち稼業(三)

    Posted by ブクログ

    人撃ちのために心身耗弱となった玄蔵は青梅で転地療養。そこは女忍・千代の故郷でもあった。一方、定町廻方同心・本多にも、旗本・鳥居が直属上司である南町奉行に。だが、それが本多を事件の核心に迫らせる皮肉なことに。本多が直接に玄蔵を助けるという筋書きを想像していたのだが、各々が落とし前をつける結末。妻子も無事だったのは大団円だが、ややご都合主義的かも。3巻完結なら、それもまた良し……かな。

    0
    2024年03月30日
  • 殿様行列 人撃ち稼業(二)

    Posted by ブクログ

    総髪だった玄蔵が、狙撃任務のために髷を結い、色黒を隠す化粧までしなくてはならない。今度は江戸市中で登城途中の旗本を狙うのだ。多羅尾とは生理的に相容れず、妻子のために従わざるを得ない。この任務を無事に終えても玄蔵と妻子は口封じされてしまうかもしれないのに……。南町奉行所同心・本多は狙撃犯の絞り込みにまで迫った。果たして正義はどちらにあるのか? まあ、公儀目付・鳥居が善人とは思えないので、これからの展開と、狙撃を成功させた玄蔵の心身の変化が気になるところ。

    0
    2024年03月30日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この時代の武将たちの名前と仕事は知っていたつもりだったが、九戸政実のことは初めて知った。茂兵衛の人柄は優しくて応援したくなる。

    0
    2024年03月20日
  • 姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉

    Posted by ブクログ

    新たな心得シリーズは、姉川の戦い後、敗軍の将・浅井長政の家臣、遠藤与一郎と郎党・弁造が主役という、最初からハラハラさせる設定。与一郎らが、小谷城から長政の長男・万福丸を一時は敦賀に落ち延びさせたが、於市の方の手紙が要因で織田方へ投降。万福丸は獄門首になり果ててしまう。そこから与一郎の復讐が始まる。織田方の足軽となり、万福丸の首を刎ねた安達佐兵衛は仕留めたが……。羽柴秀吉が終盤与一郎の前に現れ、復讐は意外な方向に向かいそう。戦国時代も面白いな~

    0
    2024年03月18日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

    Posted by ブクログ

    本拠を江戸に移すことになった家康。配下武将の茂兵衛宅も新築されてワクワク感がすごい。お隣さんが因縁のライバル、服部半蔵の家とか笑っちゃう。なんだかほんわかしたムードの第13巻。
    後半は奥州征伐で待ってましたの攻城戦も展開される。久しぶりに戦場で100丁の鉄砲斉射音が聞けて、これまたワクワク感。既に40歳を越えた茂兵衛の命からがらの一騎打ちもあり、これもうファンサービス多すぎじゃないですか?
    ラスト、親子の身代わり話にも胸を打たれる。

    はー、お腹いっぱい。

    甲斐の武田勢といい奥州の九戸勢といい、あるいは今川・北条にしても、戦国を彩る個性的な武者たちが、三河兵・植田茂兵衛という土臭いフィルター

    0
    2024年03月16日
  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良い。
    良い。
    武士というより、管理者になってきた。
    真田はやっぱり戦上手。具体的な描写が素晴らしい。

    0
    2024年03月09日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

    Posted by ブクログ

    朋輩辰蔵の重症、綾女との決着、娘との対決(未満)、奥州仕置九戸政実の乱と、胃に穴があきそうな中間管理職の茂兵衛。
    活躍と史実との辻褄合わせも楽しく読み終わり。

    因縁の相手綾女の潔さに痺れました!

    0
    2024年02月09日
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉

    Posted by ブクログ

    越前の一向宗に潜入した与一郎は徳川家中の大賀弥四郎が武田勝頼を招き入れ謀反を行う事を画策している事を知る。大賀の暗殺を命じられた与一郎は自慢の弓で無事成功させ、秀吉の馬廻として取り立てられる。大賀暗殺により振り上げた拳を下ろせなくなった勝頼は長篠城を囲み、舞台は長篠の戦いへ。

    0
    2024年01月15日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

    Posted by ブクログ

    リアルな描写で変わらず面白い。
    ストーリーはもちろん、その中での心の動きや行動の原理など、生身で生きる人物が、生き生きと、悩みながら、折り合いをつけながら行動していく姿がとてつもなく面白い。英雄豪傑ではなく、一人の人間として主人公を描いていることに共感を覚える。
    そんな話だからこそ、様々に心に刺さる言葉がある。

    竹束や、逆茂木造りなど、戦争は常に自然破壊をする
    雑兵が陽気な軍隊は滅法強い
    男の嫉妬は女のそれ以上に恐ろしい
    人格を磨くには数十年を要し、学識を身につけるには十年が必要だ。その点、書なら二年も学べば、それなりの文字が書けるようになる。
    切腹のシーンは、苦境にあっても腹を括って清々し

    0
    2024年01月08日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズも11作目。
    今回は合戦場面が無かったが充分楽しめた。

    作品紹介・あらすじ
    侍大将となり、意気軒昂な茂兵衛。だが、「真田との和解を天下に示す策を述べよ」との家康の問いに、苦し紛れに本多平八郎の娘・於稲と、真田源三郎の婚姻を提案したから、さあ大変。当然のように平八郎の説得を命じられてしまう。はたして新任侍大将は、家中きっての「真田嫌い」である猛将を陥落させることができるのか!? 戦国足軽出世物語、第11弾。

    0
    2024年01月01日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

    Posted by ブクログ

    北条討伐の山中城、韮山城戦での茂兵衛の奮闘に楽しませてもらった今巻。
    裏事情の推察や先読みも上手くなり、でも驕らず初心を忘れない(?)彼の魅力が満載でした。
    そして毎回の、そこで終わるの!?
    次巻も楽しみです。

    0
    2023年12月31日
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義

    Posted by ブクログ

     本作も安定の面白さ。長篠後から信康切腹までを描く。史実としては地味な時期であるが、信康との絡みをこう描くかと唸らせられた。
     何より茂兵衛の将としての成長が余すところなく描かれていたのが良かった。家康や酒井忠次から直接の密命を受け、30〜50名規模を率い活躍。特に密命時に本多や榊原から貸し受けた足軽の一団を褒美に与えてもらえる場面は非常にエモかった。また、部下となった大久保忠世の弟、彦左衛門の成長も楽しみだ。
     今回は前半で朋輩の辰蔵の死を予感させられたが、無事裏切られてひとまずホッとした(服部は命を落としてしまったが)。ただ、今後近い仲間の死は避けられないと思うと、戦国時代の宿命とはいえ、

    0
    2023年12月29日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

    Posted by ブクログ

    出世物語はおもしろい。

    奥州征伐の話は、詳しく知らなかった。江戸から九戸城のある二戸までの大軍勢での大移動。馬上の者はまだ良いけど、その後、戦するんだから徒歩は辛すぎる…
    もしかして、次は海を渡るのか?

    遂に追いついてしまった。

    0
    2023年12月26日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

    Posted by ブクログ

    今回の奥州征伐については全く知らず、予備知識無しに純粋に楽しめた。
    相変わらずの板挟みの中間管理職の茂兵衛、悩み多き立場が共感できる。
    無能なボス秀次。新人寄騎の教育。無茶振りの家康。
    ベテラン兵と若手の経験値差からのギャップ、戦がないんだからなんとも埋まらないよね。
    なんだかんだとやらなしょうが無いと割り切る茂兵衛、頑張れ!毎回何か勇気が貰える。

    どうする家康効果で武将の顔が演じた俳優で想像してしまう。

    0
    2023年12月25日