井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 6 鉄砲大将仁義

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    茂兵衛が戦いの指揮をとっている様子を読んでいると、普段の小説では歴史上の有名武将の指揮しか書かれませんが、こういう歴史に名の残っていない、このような足軽に対して不思議な感覚がありますね。他におもしろかった点は、服部半蔵。このシリーズでは、実に嫌な奴に描かれています。今後、茂兵衛とどう絡んでいくのかにも注目です。また、後半では信忠とのエピソードも。信忠は本能寺の変で、二条城で討たれたことで知られていますが、少しファンになりました。

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    2025年09月06日
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉

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    感想
    歩きが主体の時代に、南に北に移動させられて大変だな。

    茂兵衛が出て来たのがびっくり!同じ作者のシリーズって感じがする。


    あらすじ
    越前に潜入していた与一郎は、一向一揆衆の士気がすっかり下がっていることを確認しつつ、許嫁のおつるを探す。そんな折、武田と信康の家臣が内通している情報を掴み、秀吉に知らせる。

    与一郎はそのまま、内通者の大賀の暗殺を命じられる。見事にこれを成功させ、秀吉の小姓に取り立てられる。

    その後、長篠城を攻めた武田勢を織田・徳川連合軍は設楽原におびき寄せ、鉄砲で叩く。与一郎も武功を挙げ、加増される。

    その後、すぐに越前に派遣される。おつるは七里の子を孕っていた。

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    2025年09月03日
  • 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

    購入済み

    いよいよ

    豊臣秀吉の晩年の数多くの問題は様々な作家によって数多くの作品の材料となっているが、本シリーズの主人公茂兵衛の目から見るとこのように見えるのだ、再認識させられた。この巻は大きな戦はないが、鉄砲隊の細部の表現に作者の手慣れた手腕が感じられる。

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    2025年09月01日
  • 三河雑兵心得 : 15 関ケ原仁義 上

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    感想
    時代が太平になると武断派は求められなくなり、文治派が求められる。時代の流れは難しい。


    あらすじ
    秀吉が亡くなり、朝鮮から撤退する。家康はすぐに秀吉恩顧の武断派武将と縁組を進める。茂兵衛は、福島正則との縁組を担当する。

    前田利家が亡くなり、武断派と文治派の対立が激化する。武断派が三成の屋敷に押し寄せることがあり、茂兵衛は仲裁を命ぜられる。家康は、豊臣家の火種を残すため、三成を救い、隠居させる。

    その後、家康は従順に職務を遂行するが増田を籠絡し、大阪城に入った折に刺客に襲われる。茂兵衛は主君を救うべく大怪我を負う。家康はこれにより浅野を処断し、前田家も屈服させる。

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    2025年08月31日
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義

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    信康と言えば、家康の虎の子の長男。信長に謀反の疑いをかけられ、泣く泣く腹を切らせたというのが、通常の描かれ方。この本では、少し異なっていたのが印象的でした。そして茂兵衛はというと、家康直々に荷駄隊を襲う任務に。徳川家康の物語でそんなシーンは語られないので、まさに足軽視点ですごく面白かったです。

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    2025年08月24日
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義

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    今回のハイライトは、長篠の戦い!ではなく、茂兵衛の故郷への凱旋です。長篠の戦いもあるのですが、そこは比較的あっさりとしていた印象です。茂兵衛は弓組寄騎に。弓組寄騎というと、茂兵衛が弓を扱うのかと思ったのですが、そうではなかったです。茂兵衛も辰蔵も丑松も、最後はみんな幸せを手にして、茂兵衛も徐々に出世。次巻以降も楽しみです!

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    2025年08月18日
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義

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    今回はいよいよ三方ヶ原の戦い。足軽視点でどんな描かれ方をするのかに注目でした!三方ヶ原から逃げる茂兵衛たち足軽組の様子が描かれていましたが、仲間を見捨てようとする者、傍観する者など、さまざまですが、その中で茂兵衛は、仲間を必死で助けて帰ろうと感動的でした。今後、さらに出世していく様が楽しみです!

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    2025年08月14日
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義

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    話は進み、長篠の戦い。
    織田と徳川の関係はもはや同盟とは言えないほど主従関係に近くなっている。
    ついに、茂兵衛は騎馬の身分となって所帯を持つことに。鉄砲の3段撃ちなどの有名なところにはほとんど焦点があわず泥臭いところがこの小説のいいところです。
    味方の人柄がいいからこそ感情移入してはらはらするけれど歴史上の有名人はほぼ関係ないのでネタバレされることなく最後まで読み進められます

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    2025年08月11日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

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    あの本多平八郎と足軽の茂兵衛との関係性が面白く、茂兵衛から見た平八郎が、他の小説にない視点ですごく斬新。これも足軽視点の物語のなせる業というところ。今回の後半は姉川の戦い。徐々に出世していくであろう、茂兵衛の今後が楽しみです!

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    2025年08月08日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    今回も茂兵衛と平八郎の掛け合いが良かった笑
    このシリーズを通して、本多平八郎が推しになりつつある。

    今回はいよいよ、関ヶ原!?と思っていたが、伏見城の戦い前後がしっかり描かれていて関ヶ原は開戦せず。

    家康と鳥居元忠のあのシーンに茂兵衛もいたの!??それは熱いっっ!なんて盛り上がってしまった。

    敵と争っている最中の茂兵衛の心のうちがやけに、いままでになく冷静で、あ、、茂兵衛さんほんとに熟練者になってるやん、、、と。

    まだまだ突っ走ってくれ!私の推しと!!!

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    2025年08月02日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    関ヶ原仁義(中)を読み終わりました。
    これまでと同様、茂兵衛が頑張っておりました。今回は、娘婿の弥左右衛門と一緒が多く、初陣にも立ち会いました。本田平八郎と井伊直政などと、天下分け目の合戦に参戦です。
    歴史は分かっていますが、色んな修羅場が今後起きるのでしょう。

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    2025年08月02日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    百姓上がりの足軽の茂兵衛から見た徳川家康の話。最初は家康が三河の地で一向宗徒と対峙する内輪揉めの時代から。全く有名武将も出てこず、聞いたことのない野場城の籠城戦など、逆にすごく新鮮でした。茂兵衛がこれからどう出世していくのかが、楽しみなシリーズです!

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    2025年07月27日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    関ヶ原は上下の2冊と思ったのが(中)が出てきた。作者の挟み込まれた栞によれば、エピソードがありすぎて中を書いたとのこと。
    史実に名高い直江状。もっと直江が抵抗するかと思ったら、呆気なく頭を下げにきた。色々な歴史小説を読んできたが、こんなに抵抗無かったのは初めて。
    茂兵衛は大怪我を負いながらも何とか復活。不自由な足を庇いながらも参戦する。最初は嫌っていた婿殿とのやり取りも、何とか認めてきてほのぼのとしてくる。そんな体でも敵の砦に駆け上る時には、完全に復活してきた。婿殿を殺されないように、手助けするのも昔通り。
    次は関ヶ原の合戦だが、真田攻めに行くのだろうか、それとも関ヶ原だろうか。次作が待ち遠し

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    2025年06月22日
  • うつけ屋敷の旗本大家

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     非常に面白いシリーズが始まった。官兵衛と小太郎の父子をはじめ、武士でありながら肩肘張らず自然体であるところが心地よい。士農工商という封建社会の中でも、身分の垣根を越えた人間関係は確かに存在していたはずで、井原氏の小説はそれを無理なく、自然な形で描いているのが魅力だ。特に小太郎は、当主であり大家であるにもかかわらず、その立場を誇示することなく、年長者には礼をもって接するという好人物である点がとても良い。
     物語のテンポも良く、棚子の紹介から斬り合い、そして賭場での大波乱へと続く展開には大いに満足した。そんな小太郎が序盤で撃たれるという謎を残しながらも、ますますこの父子に肩入れしたくなる構成は見

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    2025年06月16日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    農民から足軽へ。出世物語。
    歴史小説初挑戦でしたが、緊迫感があってよい。
    主人公の茂兵衛はもちろん腕っぷしがあるが、侍にも初めから勝てるようなチートでないというのも応援できるポイントです。次作読みたい

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    2025年05月06日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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     本巻では茂兵衛の江戸移住と九戸政実の乱が描かれる。
     江戸に関しては、未開の地・江戸の雰囲気が出てて良い。多くは都会から田舎への移住の不満が見えるものの、思ったよりは反発はないように見えた。読者目線では発展の余地が大きいことは非常にワクワクする。特に小田原城を参考にした縄張り作りや治水事業などはまさに国のインフラ構築であり、興味深い。
     加えて奥州征伐。高橋克彦「天を衝く」安倍龍太郎「冬を待つ城」では蝦夷視点であったため、それを討伐側で見るのは新鮮。それも豊臣ではなく、徳川視点で第三者目線で描かれるのは非常に面白い。作者の蝦夷勢への尊敬の念も感じられてとても良かった。ラストの佐藤監物のエピソ

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    2025年04月26日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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    感想
    一から街を作るってワクワクするなぁ。それが今の東京だなんていうのも読んでいて面白い。


    あらすじ
    徳川家は浜松から江戸への移封で大忙し。辰蔵は左腕を失うも、命を取り留める。茂兵衛は辰蔵の世話をしてくれた綾女に礼を言う。

    茂兵衛の一行は江戸に入り、麹町に家をあてがわれる。茂兵衛は、陸奥国で九戸政実が起こした反乱の鎮圧に豊臣勢の一員として井伊直政と向かう。家康はみちのくに禍根を残さないためにそこそこ手を抜いて戦うように茂兵衛に命じる。

    九戸政実は降伏し、斬首に処されるが、茂兵衛は気を利かせて首を持ち帰らせる。

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    2025年04月13日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    感想
    茂兵衛もなかなか出世しないな。でもなんとか3000石まで漕ぎ着けた。


    あらすじ
    北条と豊臣が戦をすることになり、徳川家も豊臣側で参戦する。茂兵衛は、井伊直政と西の曲輪を攻める。

    続いて、茂兵衛は家康の幼馴染みである北条氏規が治める城を攻める。家康は、ある程度攻めて、降伏させる腹づもりであったが、功を焦る豊臣方は苛烈に攻める。秀吉から途中で総大将を任されて、無事に氏規を降伏させる。

    茂兵衛は、氏規と氏直を高野山に移送する護衛の役を任せられる。移送中に北条の残党に襲われて、辰蔵が左腕を落とす怪我を追う。金ソウ医を求めたが、そこにいたのは綾女だった。

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    2025年04月12日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

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    感想
    茂兵衛は相変わらず損な役回り。しかしながら、もしかしたらシリーズで初めて戦なしで死にかけなかったのかも。


    あらすじ
    鉄砲百人組頭になった茂兵衛は侍大将になったと思ったが、百人組頭に戻される。新たな兵の練兵に勤しむ。

    穴山家では若君が亡くなり、世継ぎとして家康の子供を当てる。その子供の乳母が亡くなったことになっている綾女だった。

    茂兵衛は、徳川が豊臣への恭順を示すために、真田と組むことにする。北条は氏邦が暴走して沼田領攻めいる。その証として、長男の源三郎に、平八郎の娘のお稲を嫁がせることにする。

    真田に明るい茂兵衛は、お稲の護衛を務めることになるが、平八郎が護衛を名乗り出る。茂兵

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    2025年04月10日
  • 三河雑兵心得 : 15 関ケ原仁義 上

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    ここんとこ惰性で読んでたこのシリーズ
    今回は珍しく面白かった
    この作者のお城についてのうんちくとか 好きなんだよ
    家康が主人公にだけこっそりと本音を打ち明けるとか 絶対に有り得ないんだけどそこが面白い
    いよいよクライマックスのこのシリーズ 次巻が楽しみだ

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    2025年04月06日