井原忠政のレビュー一覧

  • 真田武士心得〈一〉 右近純情

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    井原戦国三部作の最新シリーズ。
    真田武士の心得、右近純情。第一巻。
    主人公は、真田氏家臣の名胡桃城代鈴木重則の子。通称は右近。
    名胡桃城の城将であった鈴木重則は、近くの沼田城の城代である北条一門の猪俣邦憲に城を奪われてしまう。しかも、重則の実弟である中山九兵衛の裏切りによって。
    右近は、真田信幸夫妻の元で、父の仇を討つべく、成長を遂げていく。
    話は第二次上田合戦まで。

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    2026年02月04日
  • 闇夜の決闘 人撃ち稼業(三)

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    シリーズ3巻目、妻子を攫われ幕府の権力闘争に巻き込まれた玄蔵。この回は手の震えの病を治そうと、くのいち千代の故郷の大自然で癒すうちに、計画が発覚し皆殺しの命が出る。一気に進む展開。

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    2026年02月03日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

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    本能寺の変勃発からの家康のかの有名な伊賀越。
    相変わらず、歴史の本筋とは違うサイドストーリーではあるが足軽大将まで出世した茂兵衛が武士っぽくないのがいいところ。

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    2026年01月11日
  • 三河雑兵心得 : 6 鉄砲大将仁義

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    ネタバレ

    間をあけてゆっくり読んでいるけど、織田・徳川黄金時代なだけに、いつでも戻れて入り込めてしまう。今回は、武田滅亡、そして本能寺というタイミングで、普段は取り上げられない魅力的な信忠との交流もあり、今後の激動が予想される1冊となっている。綾乃とのこと、左馬之助とのことなど、終わるようで終わらなそうな気がする。

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    2026年01月08日
  • 悪友顚末 うつけ屋敷の旗本大家 二

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     シリーズ2作目。覗き事件を巡る偕楽の絵師としての成長を除くと動きはなく、少し物足りなさを感じるが、それぞれの人物の深掘りが進み、より入り込んでいける。
     小太郎の平凡な感じが非常に好ましい。現代に喩えれば、チェーン店の若手店長がやる気のないオーナーと癖のある年上のバイトの我儘に振り回されている感じ。小太郎は誠実に努力を重ねているのに、面白味がないと言われる気持ちはよく分かる。ちょい悪ほどモテることの理不尽さ。
     本多豊後守絡みの政治的な事件が次回からは入ってきそうで、次作への期待は大きい。
     『三河雑兵心得』にも見られる、井原氏の独特な擬音(ゲヘヘヘ、キャキャキャ、ガハハ、アハハ) が癖にな

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    2025年12月30日
  • 三河雑兵心得 : 14 豊臣仁義

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    この巻は、だいたいにおいて、平和な巻でした。戦国時代も終盤を迎えれば、合戦が少なくなり、人材不足に陥っていたという点など、他の歴史小説には出てこないところなので、おもしろいなあと思いました。旧の伏見城が真田昌幸による築城だったのは、知りませんでした。次はいよいよ関ヶ原前夜。

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    2025年12月28日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    ネタバレ

    良い。
    相変わらず戦闘の描写が具体的で素晴らしい。
    東軍が優勢だろうが、一方的ではなく個々の
    戦闘では犠牲者もたくさんでたということだ。

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    2025年12月27日
  • 三河雑兵心得 : 17 関ケ原仁義 下

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    関ヶ原の合戦3部作の最終回。やっと下巻で実際の戦いの場面となったと思ったら、次回作も島津氏の関ヶ原撤退戦のよう。作者の思い入れが関ヶ原に入っているようだ。
    内容は主人公の茂兵衛が相変わらず皆んなの玩具状態。家康だけでなく、元上司の本田には殺されかけている。出世欲が無いのがこの茂兵衛の売り。身内が亡くなる不幸もあるが、五千石の大身まで昇ってきた。どこまで行くか楽しみだ。

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    2025年12月23日
  • 姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉

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    井原さんの作品は3シリーズ目。『三河雑兵心得』が面白くて続けて読んでいるので、こちらも読んで見た。
    『北近江合戦』と狭い範囲なので姉川の合戦と小谷城の合戦くらいかと思ったが、もっと幅広いようだ。主人公の遠藤与一郎と部下で山賊出身の弁造が良い。三河雑兵では茂兵衛一人の活躍だが、こちらは二人。
    遠藤与一郎は主君の浅井長政より、嫡男の万福丸を逃す役目を追う。史実を思い出すと、皆んな殺された筈、と思って読み進めると矢張り悲惨な結果。復讐に燃えた与一郎の働きが素晴らしい。
    1作目では意外な方向に進んで行った。まだまだシリーズは続くようだが、どこに向かって行くのか興味深い。

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    2025年12月20日
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義

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    ネタバレ

    ゆっくり読んでるこのシリーズ、第5巻。時おり出てくる戦闘シーンの肉迫描写が良い。今回は、長篠以降の勝頼軍との小競り合いのなかで、茂兵衛チームの成長と、信康問題が描かれる。やはり史実には逆らえなかったかの思い。シリーズは大阪城まで続くみたい。

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    2025年12月17日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

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    2巻目。軽快な進行。ちょこっと意外なエピソードあり。おもしろい。2日間程で読み終え、明日からは3巻を。

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    2025年12月14日
  • 三河雑兵心得 : 16 関ケ原仁義 中

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    感想
    茂兵衛も5千石の侍大将になり、戦も減ってきたため、最後の戦という感じ。

    別シリーズの近江心得とも繋がる形でキャラが登場。雑兵目線の新しいシリーズか。


    あらすじ
    家康は会津の上杉の討伐に乗り出すべく大坂を離れる。家康が江戸に着く頃、鳥居元忠が守る伏見城が三成に落とされたとの報が入る。

    家康は、東海道の武将を仲間につけるべく茂兵衛を福島正則の元に派遣する。その後、福島、黒田に主導権を取られないよう、目付役として派遣される。

    茂兵衛たち混成軍は、岐阜城を落とすべく進発する。決死の思いで1日で岐阜城を落とす。関ヶ原の戦いが迫っていた。

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    2025年11月30日
  • 三河雑兵心得 : 13 奥州仁義

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    この小説では、本田正信がいい人に描かれているところが、妙に新鮮に感じました。相変わらず苦労しっぱなしのサラリーマン茂兵衛の心の声が、この巻でもおもしろかったです。そして一番良かったのは、最後の九戸政実の首の逸話。さすが情に篤い茂兵衛でした。

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    2025年11月29日
  • 三河雑兵心得 : 4 弓組寄騎仁義

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    ネタバレ

    4巻目。有名な長篠の戦いをクライマックスにするけど、前半の興味は茂兵衛の妻帯話に尽きる。なかなか有望な女性を妻にした感じで、後顧に憂いなしで頑張れそう。相変わらず手に取るとあっという間に読めてしまう。

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    2025年11月25日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

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    この巻は、茂兵衛VS福島正則が面白いと思えば、氏政と氏照の切腹の場面も臨場感があって良かったのですが、兄2人の介錯をする氏規が気の毒でした。そして、辰蔵が思わぬ負傷をしたかと思えば、最後は再会と、まさに息つく間もない展開。これは、この先もますます目が離せません!

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    2025年11月10日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

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    ネタバレ

    早速の2巻目。歴史の進むテンポが速い、というか一人の人生を駆け足で描くので、合戦イベントを追っていくとそれなりの速さを維持しないといけないか。今回は掛川城と姉川の戦いがメインで、その間の時間は因縁の相手から受けた鉄砲傷の養生に費やされ、その時間を描くことで唐突さを避けてるはなかなか狡い。不器用ながら処世を淡々と進めていくところは、痛快でもあるが物足りなさもすこしあるか。シリーズものも少し貯まってるので、一気に読まないようにしたい。

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    2025年10月31日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    ネタバレ

    大人気のシリーズだけど、知ったのはつい最近のこと。きっと面白いけど16冊はしんどいかなと思い、手をこまねいていたところ、最近ストレスを発散する必要が生じ、購買衝動で既刊全巻を揃えてしまった。さっそく読んでみたが、特別な能力も技もない茂兵衛がこれからどう重用されていくのが楽しみになる内容で、これは確かに受ける本だと思った。徳川家康の大河放映から出遅れてしまったが、読めば当時の映像が想起されるので、十分その意味でも楽しめそう。シリーズものがお気に入りになると毎日が元気になるので、衛生上も良い感じ。

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    2025年10月29日
  • 真田武士心得〈一〉 右近純情

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    表裏比興者・真田昌幸に裏切られ非業の最期を遂げた鈴木主水と妻・志野の嫡男として、数奇な運命をたどるであろう小太郎(右近)を主人公に、著者の他シリーズを別視点から見る真田武士心得が始まった。鈴木一族の遺伝的特徴である長身と、不断の鍛錬でたくましく成長する右近だが、6歳から真田信之の小姓となり、関ケ原前夜の17歳になっても、叔父で仇敵の中山久兵衛を討ち果たす気持ちだけが先行する。剣の師匠・柳生宗章から、あの沢庵和尚と直々の問答を設定されても心の成長が今一つな右近が、戦国の世でどう揉まれるか楽しみだ。

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    2025年10月26日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

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    今作のメインは、忠勝の娘稲と真田家との婚姻と、真田と北条との争い。昌幸がユニークに描かれていて良かったです。相変わらず、茂兵衛は苦労人。今作でも家康やら忠勝やら、昌幸やらに振り回されっぱなしで、挙げ句の果てには、死にかける始末。サラリーマン足軽は、辛いですね。

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    2025年10月25日
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉

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    実力を認められて、いよいよ足軽から秀吉の馬廻役に昇格し、家臣にも俸禄を出せるようになった与一郎。お決まりの無茶振りを受けて奔走。それにしても信長の一向一揆征伐は残酷非道。

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    2025年10月25日