【感想・ネタバレ】三河雑兵心得 : 17 関ケ原仁義 下のレビュー

あらすじ

ついに東軍総大将の徳川家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦だった茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍では石田三成が二万の兵を率い、大垣城を発って関ケ原へと進軍。いよいよ、決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の先鋒は福島正則。激怒されるのは必至で、ひとつ間違えば戦意の乱れから総崩れにもなりかねぬ危うい策に、茂兵衛は頭を抱える。戦国足軽出世物語、天下分け目の第十七弾!

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Posted by ブクログ

関ヶ原の合戦3部作の最終回。やっと下巻で実際の戦いの場面となったと思ったら、次回作も島津氏の関ヶ原撤退戦のよう。作者の思い入れが関ヶ原に入っているようだ。
内容は主人公の茂兵衛が相変わらず皆んなの玩具状態。家康だけでなく、元上司の本田には殺されかけている。出世欲が無いのがこの茂兵衛の売り。身内が亡くなる不幸もあるが、五千石の大身まで昇ってきた。どこまで行くか楽しみだ。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

関ヶ原の合戦が開戦、茂兵衛も鉄砲隊を率いて布陣。今回も家康や井伊直政からの難題や本多忠勝の無茶振りに応えながら戦場を駆ける茂兵衛。内容は悪くなかったけど、だんだんボリュームが…もう少し読み応えが欲しい。関ヶ原は上下巻でよかったと思う。

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2025年12月25日

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