あらすじ
南町奉行所の同心・本多圭吾は、卒中で急死したとされる田安家家老の墓を秘かに暴いた。丹沢の鉄砲撃ち名人・玄蔵が狙撃したのではないかと睨んだ本多は、遺体を検分しその確信を深める。一方、玄蔵は狙撃しようとすると手に震えが出て、撃てない状態におちいっていた。徒目付の多羅尾や女忍の千代ら仲間とともに青梅へ転地療養に行くことに──。絶体絶命の戦場で、玄蔵らは家族や仲間を救えるのか!? 大ベストセラーシリーズ「三河雑兵心得」の著者の人気シリーズ、待望の第三弾。
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目にして最終回。
鳥居に家族を人質に取られ、鳥居の敵対勢力を鉄砲で殺して行くというダークな内容。
熊などの狩猟と違い、人を撃つことで精神的に参ってしまった猟師の玄蔵。メンタルの回復のために温泉や奥深い山に監視役達と療養に行く。
一方、連続殺人に疑問を持つ奉行所同心に玄蔵の犯行とバレてしまう。そのことが奉行になった鳥居に伝わってしまい、鳥居の暗躍が始まる。相変わらずの妖怪ぶりに気が重くなってくる。有無を言わせずの証拠隠滅、関係者の殲滅。史実では鳥居の罷免や後ろ盾の幕閣もみな断罪されているが、鳥居のみ四国に幽閉され、明治以降まで生きたとか。
この小説では史実を無視して、玄蔵と監視役達により、あえなく鳥居は、、、。
ハッピーエンドにするため、無理やり終わらせたということだろうか。
Posted by ブクログ
シリーズ3巻目、妻子を攫われ幕府の権力闘争に巻き込まれた玄蔵。この回は手の震えの病を治そうと、くのいち千代の故郷の大自然で癒すうちに、計画が発覚し皆殺しの命が出る。一気に進む展開。