【感想・ネタバレ】闇夜の決闘 人撃ち稼業(三)のレビュー

あらすじ

南町奉行所の同心・本多圭吾は、卒中で急死したとされる田安家家老の墓を秘かに暴いた。丹沢の鉄砲撃ち名人・玄蔵が狙撃したのではないかと睨んだ本多は、遺体を検分しその確信を深める。一方、玄蔵は狙撃しようとすると手に震えが出て、撃てない状態におちいっていた。徒目付の多羅尾や女忍の千代ら仲間とともに青梅へ転地療養に行くことに──。絶体絶命の戦場で、玄蔵らは家族や仲間を救えるのか!? 大ベストセラーシリーズ「三河雑兵心得」の著者の人気シリーズ、待望の第三弾。

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Posted by ブクログ

人撃ちのために心身耗弱となった玄蔵は青梅で転地療養。そこは女忍・千代の故郷でもあった。一方、定町廻方同心・本多にも、旗本・鳥居が直属上司である南町奉行に。だが、それが本多を事件の核心に迫らせる皮肉なことに。本多が直接に玄蔵を助けるという筋書きを想像していたのだが、各々が落とし前をつける結末。妻子も無事だったのは大団円だが、ややご都合主義的かも。3巻完結なら、それもまた良し……かな。

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2024年03月30日

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