【感想・ネタバレ】人撃ち稼業のレビュー

あらすじ

時は天保十二年。丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房の希和とふたりの子どもと共に幸せに暮らしていた。そんなある日、御公儀徒目付の多羅尾と名乗る武士が突然玄蔵の元にやって来て、「お前、江戸に出て武家奉公をしてみないか」という。どうやら己の鉄砲の腕が欲しいらしい。とんでもないと断ろうとした玄蔵だが、「お前の女房は耶蘇なのか」と脅され、泣く泣く多羅尾と共に江戸へ……。孤立無援の玄蔵を待ち受けている苛酷な運命とは!? 人気作家による、手に汗握る熱望の書き下ろし時代小説、新シリーズ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ベストセラー「三河雑兵心得シリーズ」の作家。
新しいシリーズ。

丹沢の山奥で、腕利の漁師として家族と仲良く幸せに暮らしていた玄蔵だったが、知人が漏らした秘密、妻が隠れキリシタンという情報ゆえ、ある人物から家族を人質に人殺しを命じられる。

家族を守るため、精一杯をするのだが。

そんな状況でも人を観察する玄蔵の強かさや逞しさは、読んでいて気持ちが持っていかれる面白さ。

0
2023年07月14日

Posted by ブクログ

チーム編成からの準備、演習で終わってしまった。
先は長そう。今後に期待。

チームの面々が個性を発揮しだしたら、すごく面白い展開になりそう。

0
2023年02月24日

Posted by ブクログ

笑顔と泣き顔に、その人の性根は出るもんだ。日頃、人は取り繕って生きとるから、真顔では分からんのさ。
人が生きて、一つも罪を起こさないことなんて無理。大事なことは犯した罪を憎み、悔い改め、許しを請うこと。そうすれば、デウス様はきっと許してくれる。

0
2023年10月18日

Posted by ブクログ

凄腕猟師の玄蔵が、妻が切支丹だと言う事で脅され妻子を人質に取られ江戸で暗殺をさせられる事になる序章

全部終われば妻子と共に家へ戻してやる、とか悪党の常套句に騙される玄蔵に頭を抱えるも、メンバーが楽しくて盛り上がりました

0
2023年09月21日

Posted by ブクログ

「三河雑兵心得」に続いて読んで見た。
熊獲り名人の玄蔵が家族を人質に取られ、嫌々人を撃つ仕事に就かせられる。その黒幕が悪名高い鳥居耀蔵とくると、内容は一気に暗くなってしまう。鳥居が善人に描かれるのを見たことが無いほどの人物。言うことを聞いて人を撃っても、最後は口封じで殺されるのではと思ってしまう。
玄蔵がまともな人である事、一緒に玄蔵を助ける人々が多少なりとも善人らしいのが救い。見張りの女忍者にも微かに手助けを受け、何とか次作へ望みが繋がったか。

0
2023年07月15日

「歴史・時代」ランキング