井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

    Posted by ブクログ

    いよいよ関東・小田原攻め、殿様から無理難題を受け、鉄砲隊を率いて、悪戦苦闘しながらも、何とか前進。

    物語には無いが、北条氏規は結局どうなったか気になり、調べたら、その後赦されて大坂に所領を与えられたらしい。よかった。

    0
    2023年12月26日
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義

    Posted by ブクログ

    姉川の戦い(1570)以降、三方ヶ原の戦い(1572)まで。
    夏目次郎左衛門が家康の身代わりになって討死、
    鉄砲遣いの大久保四郎九郎も討死。
    武田信玄の圧勝。
    茂兵衛は26、7になっているはず。

    0
    2023年12月26日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

    Posted by ブクログ

    本田平八郎の鍾馗の幟を掲げる旗指足軽、植田茂兵衛。
    10年後に千石取りになっていなかった横山左馬之助の父の墓前に首を供える、と平八郎にとりなす。
    さてさて茂兵衛は何年で千石取りになるのか。
    初恋はこのまま失恋で終わるのかな。

    0
    2023年12月20日
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉

    Posted by ブクログ

    浅井の忠臣・遠藤(大石)与一郎を主人公とする北近江合戦心得シリーズ第三弾。
    ちらっと、本多平八郎の配下、植田茂兵衛も登場。
    「三河雑兵心得」シリーズも読み始めた。

    0
    2023年12月18日
  • 長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉

    Posted by ブクログ

    武田信玄の息子、武田勝頼との長篠の合戦。
    今回与一郎は「忠義」について考える。

    そして、敵方だったが秀吉の武士としての才覚、人を使う才覚に感銘を受ける。

    0
    2023年12月13日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

    Posted by ブクログ

    ・私が井原忠政「三河雑兵心得 足軽仁義」(双葉文庫)を 読まうと思つたのは、内容ではなく純粋に言葉の問題であつ た。つまり三河弁である。三河弁の使はれた小説は、あることはあるのだが、ほとんど知られてゐない。本書の主人公は三河の雑兵である。時代は三河国一向一揆の頃、舞台は西三河、家康がまだ岡崎にゐた、ごく若い頃のことである。しかし主人公は植田村の人間である。植田はウエタと訓む。現在の豊橋市植田町である。渥美半島の根本にあたる地区である。ここの人間ならば三河弁、それも現在の豊橋方言あたりを使ふ。西三河とはよく似てゐるが少し違ふ方言である。それがきちんと書かれてゐるのか、これに興味があつたのである。

    0
    2023年10月15日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

    Posted by ブクログ

    足軽目線の戦国時代小説。面白い。三河国の足軽となった茂兵衛が気がつけば一向一揆側に回ってしまい、どうするんだろう。という感じで、いいテンポで読み進められる。

    0
    2023年10月09日
  • 三河雑兵心得 : 12 小田原仁義

    Posted by ブクログ

    秀吉の天下統一の仕上げとして、北条征伐が始まる。茂兵衛率いる鉄砲百人組も、山中城、韮山城攻めに参陣する。
    徳川家康と今川での人質時代に懇意であった北条氏規に対し、茂兵衛は家康より開城を説得し、和睦交渉の使者とすべく命令を受け、四苦八苦しながらも、戦場を駆け巡る。
    面白いね、茂兵衛はこれからどうなるのか。

    0
    2023年10月08日
  • 人撃ち稼業

    Posted by ブクログ

    笑顔と泣き顔に、その人の性根は出るもんだ。日頃、人は取り繕って生きとるから、真顔では分からんのさ。
    人が生きて、一つも罪を起こさないことなんて無理。大事なことは犯した罪を憎み、悔い改め、許しを請うこと。そうすれば、デウス様はきっと許してくれる。

    0
    2023年10月18日
  • 姉川忠義 北近江合戦心得〈一〉

    Posted by ブクログ

    浅井長政の家臣、遠藤家の嫡男与一郎が、信長によって陥落される小谷城戦を生き延びる所から始まり、裏切りと忠義に翻弄されながら秀吉の元に辿り着くまでの第一巻

    0
    2023年09月21日
  • 人撃ち稼業

    Posted by ブクログ

    凄腕猟師の玄蔵が、妻が切支丹だと言う事で脅され妻子を人質に取られ江戸で暗殺をさせられる事になる序章

    全部終われば妻子と共に家へ戻してやる、とか悪党の常套句に騙される玄蔵に頭を抱えるも、メンバーが楽しくて盛り上がりました

    0
    2023年09月21日
  • 三河雑兵心得 : 10 馬廻役仁義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズも10作目。
    茂兵衛も主君家康の近くでの奉公となったが、どうなるか?
    内に外に波乱が続くのは戦国ならでは。
    次は北条攻めあたりかな。

    作品紹介・あらすじ
    上田合戦で大敗した徳川勢の殿軍を務め、単騎で真田勢に突っ込み戦場に消えた茂兵衛。「茂兵衛、討死」の報に、辰蔵は泣き、寿美は愚痴り、八兵衛は悪態をつく。さらには無嗣子の植田家は改易の危機に。だが、ところがどっこい、茂兵衛は生きていた。戸石城の土牢に囚われながら、じっと味方の救出を待つ。戦国足軽出世物語、第10弾。

    0
    2023年07月30日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

    Posted by ブクログ

    シリーズ第七弾。

    本能寺の変の直後、畿内から伊賀を越えて逃げる道中をドキドキしながら読み、乱世で生き残るための徳川の汚れ仕事を茂兵衛と同様に「ま、ありそうなこったァ」と読んだ。
    落ち武者狩りや、復讐に燃える伊賀者たちに狙われながら、本多平八郎たちと殿を務める茂兵衛。
    全て茂兵衛の目線での物語なので、秀吉の中国大返しも描かれず、なかなか斬新な戦国物だと思う。
    続きが楽しみ。

    0
    2023年07月26日
  • 人撃ち稼業

    Posted by ブクログ

    「三河雑兵心得」に続いて読んで見た。
    熊獲り名人の玄蔵が家族を人質に取られ、嫌々人を撃つ仕事に就かせられる。その黒幕が悪名高い鳥居耀蔵とくると、内容は一気に暗くなってしまう。鳥居が善人に描かれるのを見たことが無いほどの人物。言うことを聞いて人を撃っても、最後は口封じで殺されるのではと思ってしまう。
    玄蔵がまともな人である事、一緒に玄蔵を助ける人々が多少なりとも善人らしいのが救い。見張りの女忍者にも微かに手助けを受け、何とか次作へ望みが繋がったか。

    0
    2023年07月15日
  • 三河雑兵心得 : 10 馬廻役仁義

    Posted by ブクログ

    茂兵衛、生還。家康の馬廻役に抜擢。家康、秀吉の妹・旭と結婚。地震と洪水で、秀吉の攻撃を免れる。北条氏と面談後、大阪で秀吉と面談。

    0
    2023年07月08日
  • 殿様行列 人撃ち稼業(二)

    Posted by ブクログ

    あり得ない歴史物だが、活動する仲間達が個性溢れており、面白い。くの一の人物描写もうまく、本の中でありながら、色気に負けそうに感じてしまう(笑)

    0
    2023年07月04日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

    Posted by ブクログ

    装丁から勝手にコミカルな作風をイメージしていましたが、大真面目な戦国サクセスストーリーでした。
    たまたま三河一向一揆について知っていたので、武将や地名、戦況などがわかって楽しかったです。
    でも内容的に盛り上がりに欠けるところがあるので2巻は読まないかも。

    0
    2023年06月17日
  • 三河雑兵心得 : 11 百人組頭仁義

    Posted by ブクログ

    今回は北条の没落と真田の暗躍ってところか。
    豪傑荒武者の時代の終焉。どうする茂兵衛?、になってきた。

    0
    2023年05月24日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

    Posted by ブクログ

    本能寺の変勃発後、植田茂兵衛は、本多平八郎らとともに伊賀越えを行う。
    休む間もなく、植田茂兵衛は、主人なき甲州へと向かい、武田滅亡後の甲斐、信濃支配の足固めを行う。

    0
    2023年04月05日
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義

    Posted by ブクログ

    侵攻する武田勢の補給路の寸断を命ぜられた植田茂兵衛は、森に籠り荷駄隊への衝撃を指揮する。
    この功績により、植田茂兵衛は足軽大将に任ぜられ、二俣城代の大久保忠世の寄騎として、高根城を任せられる。
    徳川信康率いる岡崎衆との反目が広がり、ついに徳川信康は切腹させられてしまう。

    0
    2023年04月03日