井原忠政のレビュー一覧

  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義

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    愛すべき足軽大将 茂兵衛。
    今回の敵は、知将真田。

    上田城を巡る攻防で、配下を救いに行った茂兵衛。
    このままでは終われない。
    次作が待ち遠しい。

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    2022年12月18日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    人の感情の前には道理なんて無力なものよ。
    喧嘩の要諦は恐怖心。寡兵の側は、まずは相手の頭一人を徹底して攻撃、粉砕すべきだ。中心の人物さえ倒せば、烏合の衆の力は雲散霧消する。
    歩けるところまで歩いたらええ、そんで、心底から『もうダメだ』と思ったら歩くのを止めればええ。やれるところまでやればいいんだ。

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    2022年12月21日
  • 三河雑兵心得 : 9 上田合戦仁義

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    前作の読感で、本シリーズは全20巻はいくんでないかと予想したのに、本書の目次を読んでビックリ! 最終章?!って、こんなんで終わるはずないよなぁ・・・

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    2022年10月24日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    元百姓の訳あり新米足軽、茂兵衛が出世していく物語で、読んでいて少年漫画のような感じで楽しめました。

    一向宗門徒やそれに与する者達と、家康家臣団との戦いが、足軽目線で描かれていて面白かった。
    小城の守り方、攻め方、銃の扱い方、など細かい部分も楽しめる。

    これから茂兵衛がどんな風に出世していくのか、のんびり楽しんで読みたいと思う。

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    2022年10月19日
  • うつけ屋敷の旗本大家

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    父と息子の借金返済&出世物語
    とはいえ、あまり真っ当な道筋では無いので今後どうなるのか?

    登場人物たちの名前がどこかで見た事のあるものばかりな上、アッサリ退場で思わず笑ってしまった〜

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    2022年09月22日
  • 三河雑兵心得 : 3 足軽小頭仁義

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    ネタバレ

    三方ヶ原の戦い。夏目党、壊滅。茂兵衛、寄騎(70貫)の昇格。丑松、平八郎配下に、辰三は小頭になった。

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    2022年09月11日
  • 三河雑兵心得 : 8 小牧長久手仁義

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    三河の雑兵から鉄砲大将まで成り上がった茂兵衛。
    信長は亡くなり、秀吉と家康のガチンコの戦いが始まる。

    その中、百姓から武士となった茂兵衛の活躍が気持ち良い。
    しかしまだ秀吉との戦は始まったばかり。
    次の10巻が待ち遠しい。

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    2022年08月12日
  • 三河雑兵心得 : 7 伊賀越仁義

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    ネタバレ

    シリーズ7巻目。
    いやもう堂々たる戦国の侍となった主人公。
    闘えば必ず勝ち、直属上司の覚えめでたく、部下に慕われ家庭円満、なれど任務は大変。安心して物語に没頭できる。愉しいねえ。

    作品紹介・あらすじ
    信長、本能寺に死す! 驚愕の報せに慌てふためく家康主従。突如、敵地と化した畿内を脱出するため、一行は「伊賀越え」を決意する。本多平八郎とともに殿軍を務める茂兵衛に、落ち武者狩りや、天正伊賀の乱の復讐に燃える伊賀者が襲いかかる。戦国足軽出世物語、三十六計逃げるに如かずの第7巻!

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    2022年07月18日
  • 三河雑兵心得 : 6 鉄砲大将仁義

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    我らが足軽茂兵衛もついに第6巻。
    鉄砲大将として50人もので鉄砲隊、さらに弓隊、槍隊などを率いる侍となった。

    時は移り、武田が滅び、ついに本能寺で信長が討たれるという時代の大転換点。
    家康直参の部下として、足軽茂兵衛はどこまで突き進むのか。
    次巻を読むのがとても楽しみ。

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    2022年07月12日
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義

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    足軽出世物語第5巻。
    農民から身を立てた足軽茂兵衛は、さらに出世。

    正式な足軽大将となり、敵補給路の分断、支城を任されるまでとなる。役柄が上がるにあたって、腕力だけではことが済まない場面も多く出てくる。
    知恵者の面目躍如。
    また、古くから茂兵衛に従ってきた家来たちも出世し、苗字を持つ士分となり戦功をあげているのも嬉しい。

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    2022年07月11日
  • 三河雑兵心得 : 6 鉄砲大将仁義

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    家康や信長、信忠とやり取りするなんて随分出世したものよのう。主人公が語る家康や三河衆のありようや各国のバランスなど雑兵上がりとは思えない洞察力だけど、そこは物語。面白さもひときわ。次巻の伊賀越えが楽しみ。

    作品紹介・あらすじ
    4年に及ぶ国境の砦番を解かれ、浜松城に呼び戻された茂兵衛。鉄砲も護衛の槍足軽も加増され、押しも押されぬ足軽大将となった。が、出世を喜んでばかりもいられない。吝嗇な主・家康は使える者はとことんこき使う。茂兵衛は、内応の密約をした武田側の穴山梅雪の妻子を救うため、甲斐に潜入することに。

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    2022年07月09日
  • 三河雑兵心得 : 2 旗指足軽仁義

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    シリーズ第二作
    乱暴者の茂兵衛が、足軽となり、次いで徒の侍となるまでの顛末。
    足軽とはいえ、徳川家康直参の茂兵衛。次巻の活躍が楽しみ。

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    2022年06月12日
  • 三河雑兵心得 : 1 足軽仁義

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    近頃本好きの友人、知人の間で話題になっているこの本を読んでみた。

    三河型破りな足軽の物語。
    乱暴が嵩じて在所を追われた農民が、足軽となってボコボコ殴られながらも、成長していく。
    これからの成長が楽しみな物語に出会った。

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    2022年06月07日
  • 三河雑兵心得 : 5 砦番仁義

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    ネタバレ

    シリーズも5作目。
    徳川家内部も色々ざわつきながら茂兵衛の活躍は続く。
    楽しい読書体験。この著者の他の作品も読んでみたい。

    作品紹介・あらすじ
    長篠の戦いで、ついに宿敵・武田を破った織田徳川連合軍。だが、ここ遠江から武田勢がすべて去ったわけではない。武田側の拠点である高天神城への補給路の寸断をを命じられた茂兵衛は、森に籠って荷駄隊への襲撃を指揮することに。初めて一隊を率いる立場となった茂兵衛はいかにして任務をこなすのか?

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    2022年05月14日
  • 羆撃ちのサムライ

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    井原忠政『羆撃ちのサムライ』河出文庫。

    珍しい羆物の時代小説。幕末の蝦夷地で武士の身分を捨てて羆撃ちとなり、新たな人生を切り開いていく男の物語。テーマは面白いが、荒削りな文章と起伏の少ない単調なストーリーが残念だった。期待は大きく裏切られた。

    幕末に箱館戦争で敗れ、右肩に銃創を負って敗走を続ける奥平八郎太は山中で巨大なヒグマに襲われるが、辛くも銃で撃ち倒すもヒグマの最後の一撃を頭部に受けて意識を失う。瀕死の八郎太を救ったのは、庄内藩の元武士で鉄砲方組頭の鏑木十蔵と喜代の夫婦だった。近いうちに自らが労咳で果てる運命の十蔵は八郎太に羆撃ち猟師になることを勧める。

    定価830円
    ★★★

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    2021年07月07日