結城真一郎のレビュー一覧

  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    「夢を科学する」ベンチャー企業ソムニウム社
    が対外巌秘、他言無用、徹底した情報統制された
    極秘中の極秘プロジェクト…その名も
    「プロジェクト・インソムニア」

    頭に埋め込まれたチップから送られてきた情報を分析し同期して他人と夢を共有させて、第2の現実世界なるものを作り出す。
    なんとも…夢だけに夢がある話www
    第2の現実世界(ユメトピア)では
    叶えたい夢ならなんでもできちゃう♪
    なんでもやり放題だ〜〜(ง ᷄ᾥ ᷅ )ว
    すんごい楽しいそ〜(´º﹃º`)
    そんな楽しい実験に集められた被験者たち
    最初はワイワイと和やかムード

    ……が!!
    ユメトピアでのルール「ユメトピアでは人は死なない」が突

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    2023年04月19日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    夢の中ではなんでも思い通り!!

    …かと思っていたが……
    中には眠るのが怖い方も…。

    あなたは夢と現実が区別できますか?( ≖ᴗ≖​)



    『夢』を題材にした作品はたくさんあります。
    私が知っている中ですぐ浮かぶのは、
    『パプリカ』筒井康隆
    『アリス殺しシリーズ』小林泰三

    同じように『夢』が題材でありながら、全く違う話です。(当たり前か(^▽^;))

    『パプリカ』では、夢で見る場面は現実世界を反映しているので、心理的な面が大きい。
    なので問題解決の為に夢の中を覗ける『夢探偵』の『パプリカ』ちゃんが登場します。
    SFですね。

    『アリス殺し』では『現実世界の人物』と『夢の世界の人物』を

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    2023年04月17日
  • #真相をお話しします 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ

    うーん、おもしろいけど

    話の構成もストーリーもおもしろい!
    でも主人公の両親たちがクソすぎて胸が苦しくなった……。
    そのくらい感情移入できるという点では秀逸だと思います!

    #ドロドロ #ドキドキハラハラ #切ない

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    2023年04月15日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    記憶の売買というクセのある題材のためか、説明が必要で、少し冗長とも思える部分があった。でもラストの謎解きは面白い。ちゃんと伏線の回収もされている。あとは読後の納得感がもう少し高ければ。

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    2023年04月03日
  • #真相をお話しします 無料お試し版

    購入済み

    怖い話

    ミステリーとしての完成度はまずまずの水準である。今流行りのユーチューバーがという ストーリー背景やスマホなどの小道具類は、それほど凝っているわけではないが効果的な使われ方がされている。せっかく「子供が四人しかいない小さな島」というストーリー舞台を設定しているのだから島らしい天候や風俗をトリックに取り込めばより良かったと思う。

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    2023年04月02日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    仕掛けがたくさんあって、これかな?と思った予想がそっちか!!と思ったりで楽しめた
    文庫本でなかったので持ち歩けず、他の本を挟んだりして、読み終わるまでに時間がかかってしまったのが残念(完全に個人的な理由)
    今度読む機会があったら、続けてバーッと読み進めたい
    のめり込めそう

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    2023年02月08日
  • #真相をお話しします 無料お試し版

    購入済み

    伝わることが多い

    どの収録作品にも個性が深く感じられます。ミステリージャンルだけの枠に収まりきらず、人間の心理と葛藤の状態や現代社会の諸問題など、あらゆる周辺事項にも関連してくるような描写が取り上げられており、続きが気になります。ためし読みなので、気になった作品は本作で購入されることをおすすめします。

    #タメになる

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    2022年06月01日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    記憶を売買できると言う面白い設定。
    ある二人の大学生が偶然出会うのだが、それをきっかけに記憶売買を商売とする「店」と関わる事に。
    ある日、ストリートミュージシャンの女性を見かけて興味を持った彼らは、彼女が探している人を探す事に。

    いったい彼ら3人の本当の関係は?

    乾くるみの「イニシエーション・ラブ」をちょっと思いだした。まぁ違うけど。

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    2021年11月23日
  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    『#真相をお話しします』が代表作となった結城真一郎さん著『救国ゲーム』の概要と感想になります。

    概要です。
    動画投稿サイトに「若女」の能面を被って登場した『パトリシア』と名乗る謎の人物は、この日本の終わりを示唆しつつ、救済の道を国民に言い渡す。
    誰もが悪いイタズラだと思っていたが、ある事件によって、全国民は身の危険が迫っていることを思い知る。
    この難事件を期限までに解決できるのは、はたして誰なのか?

    感想です。
    各章の構成や本格ミステリを感じさせる謎掛けは、読者を飽きさせない工夫とわかるのですが、ちょっとテンポが悪いと感じる長さでした。

    作中の時間感覚も実際にあり得るのかな?と疑問を抱く

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    2025年12月05日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    個人的に響いたのは、最後の子供をおいて出て行った母親が どうせ滅びる世界でただの母親として一生を、終えたくないと思いました 
    って書き置きをして蒸発したエピソードあるんだけど
    おいてかれた息子が最低だよねあの人っていうシーン。
    性マイノリティで自殺してしまった友人
    トガっていた少年が就活先で、元バイト先の学校のマドンナと再開して自分の高校での実績を、就活先で語るストーリー
    目の前で妻子を殺され犯人を殺し 服役も後1日で釈放で逃げた犯人と、犯人の実の兄との無人島での同居生活
    同級生と家出した小学生
    娘に嘘をついたパパが本当に宇宙操縦士を目指す話

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    2025年12月04日
  • どうせ世界は終わるけど

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    自分の命の終わりさえ分からないのに、人類の滅亡、地球が終わるその日のことは、ほぼ正確に計算できてしまうという、やるせなさ。
    科学の進化を賞賛すべきか、生命の神秘に隠された残酷さを憐れむべきか。

    Xデーが約100年後、という設定がなんとも良い。

    これ以上近くなると、おそらくどの国でも"出産禁止"の議論がなされ、世界は少子化に向かうと思う。
    そうなると、必然的に科学や文明もとんでもなく縮小されていき、小惑星撃墜というミッションが絶望的となる。
    今が、人類が"詰む"か"詰まない"かのギリギリライン。


    そんな世界で生きる者たちの、人生

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    2025年12月03日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に世界滅亡すると言われたらあなたはどうしますか?
    「100年後」というのが、絶妙な設定で、自分が生きている間に地球が滅亡することはないけど、確実に人類が滅亡する未来が見えている。そんな世界で、あなたはどう生きますか?と問われている作品でした。

    連作短編で、色々な登場人物の視点で話が進みます。各章ごとに、時間も少しずつ経過していき(世界滅亡に近づいていき)、世の中も変化していく様が面白かったです。

    個人的には「友よ逃げるぞどこまでも」がお気に入りです

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    2025年11月29日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    読みやすい短編小説集

    個人的に好きだったのは、
    【ヤリモク】
    【#拡散希望】

    【ヤリモク】
    愛し方ががとっ散らかっている
    お父さんの話。

    【#拡散希望】
    長編でも良さそうな内容
    おもしほいエンタメ小説

    ぽろぽろと落ちている伏線を
    拾いながら推理して読むのが
    おすすめです。

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    2025年11月28日
  • どうせ世界は終わるけど

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    百年と九十三日後に直径二十二キロの小惑星が地球に衝突し、人類が滅亡するかもしれない

    という状況の日本が舞台。
    百年後なので、今生きている人は、ほぼ生きてはいない。
    でも、二十年後、三十年後に生まれてくる子どもたちには、現実味がある。
    そんな日本の中で起きた六つの物語。 


    もし自分が同じ状況になったとしたら
    「どうせ世界は終わるけど」と言って下を向くのか
    「どうせ世界は終わるけど」と言って上を向くのか

    希望を持って、前を向いて進むことができる後者でありたいと思いました。


    また第六話で小学生が放つ言葉。
    「『どうせ世界は終わるから、好きに生きた方がいい』みたいなやつ。もし滅びないなら、

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    2025年11月27日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に小惑星が地球に衝突して人類は滅びる。
    同じような設定は1年後や8年後で読んだことがありますが、滅びるのは次の世代である100年という設定が良くも悪くも特徴的。
    終盤の言葉にはハッとさせられる一方、時間による技術の進歩が気になるところ。

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    2025年11月26日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    ビーバーイーツの配達員をしている男女は、配達業の傍ら、とあるレストランから発注される高額の依頼をこなしている。USBを届けるという簡単なものから、依頼主から話を聞くというものまで、その内容は様々。
    じつは探偵業をしている! という明るい序盤から、とうとう人が死に、だんだん不穏になっていく終盤。どの事件も納得のいく形で解決するし、とてもおもしろい切り口だと思います。お店のコンセプトもいいですね。真実よりも依頼者の求めるものを提供するという、レストランである意義がしっかりと読み取れます。が、意外性はなかったかな。
    まさに世にも奇妙な物語みたいな作品です。

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    2025年11月20日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    オンライン飲み会やYouTuberに憧れる小学生など、様々なシチュエーションで起きる短編ミステリ集。
    絶対にあり得ないとは言い切れない、絶妙な世界観がいいですね。
    個人的には家庭教師の話がお気に入りです。
    でもこれどうやって映画化したんだろ?

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    2025年11月19日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    世界が終わるまでの100年間を描くわけではなく思った感じの本とは違いましたが、現実味のある物語でした。

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    2025年11月17日
  • どうせ世界は終わるけど

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    人性を振り返ったりこの先を想像する時、一本の途切れない道を歩いていくイメージをしがちだけど、実際は瞬間瞬間が積み重なって道になり、生活の一瞬一瞬に感じる気持ちや相手とのやり取りが連なって続いていくんだなと、そんなことを考えた
    未来のために生きるんじゃなくて、今の自分のために日々を生きて、それが未来になる

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    2025年11月16日
  • どうせ世界は終わるけど

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    人類が数十年先に滅ぶと知った場合、私の生き方は変わっていただろうか。人類の期限を知った時、どのような変化が現れるのかも少し知ることができたような気がする。
    それを見た上で、人類が滅びるから、滅びる前にとかではなく、「自由に生きる」こと、大切だなぁと思った。
    私も人生後半に突入しているが、人生を諦めずにもう少し自由に生きていきたいと思った。

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    2025年11月15日