結城真一郎のレビュー一覧
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「夢を科学する」ベンチャー企業ソムニウム社
が対外巌秘、他言無用、徹底した情報統制された
極秘中の極秘プロジェクト…その名も
「プロジェクト・インソムニア」
頭に埋め込まれたチップから送られてきた情報を分析し同期して他人と夢を共有させて、第2の現実世界なるものを作り出す。
なんとも…夢だけに夢がある話www
第2の現実世界(ユメトピア)では
叶えたい夢ならなんでもできちゃう♪
なんでもやり放題だ〜〜(ง ᷄ᾥ ᷅ )ว
すんごい楽しいそ〜(´º﹃º`)
そんな楽しい実験に集められた被験者たち
最初はワイワイと和やかムード
……が!!
ユメトピアでのルール「ユメトピアでは人は死なない」が突 -
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夢の中ではなんでも思い通り!!
…かと思っていたが……
中には眠るのが怖い方も…。
あなたは夢と現実が区別できますか?( ≖ᴗ≖)
『夢』を題材にした作品はたくさんあります。
私が知っている中ですぐ浮かぶのは、
『パプリカ』筒井康隆
『アリス殺しシリーズ』小林泰三
同じように『夢』が題材でありながら、全く違う話です。(当たり前か(^▽^;))
『パプリカ』では、夢で見る場面は現実世界を反映しているので、心理的な面が大きい。
なので問題解決の為に夢の中を覗ける『夢探偵』の『パプリカ』ちゃんが登場します。
SFですね。
『アリス殺し』では『現実世界の人物』と『夢の世界の人物』を -
購入済み
怖い話
ミステリーとしての完成度はまずまずの水準である。今流行りのユーチューバーがという ストーリー背景やスマホなどの小道具類は、それほど凝っているわけではないが効果的な使われ方がされている。せっかく「子供が四人しかいない小さな島」というストーリー舞台を設定しているのだから島らしい天候や風俗をトリックに取り込めばより良かったと思う。
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『#真相をお話しします』が代表作となった結城真一郎さん著『救国ゲーム』の概要と感想になります。
概要です。
動画投稿サイトに「若女」の能面を被って登場した『パトリシア』と名乗る謎の人物は、この日本の終わりを示唆しつつ、救済の道を国民に言い渡す。
誰もが悪いイタズラだと思っていたが、ある事件によって、全国民は身の危険が迫っていることを思い知る。
この難事件を期限までに解決できるのは、はたして誰なのか?
感想です。
各章の構成や本格ミステリを感じさせる謎掛けは、読者を飽きさせない工夫とわかるのですが、ちょっとテンポが悪いと感じる長さでした。
作中の時間感覚も実際にあり得るのかな?と疑問を抱く -
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ネタバレ個人的に響いたのは、最後の子供をおいて出て行った母親が どうせ滅びる世界でただの母親として一生を、終えたくないと思いました
って書き置きをして蒸発したエピソードあるんだけど
おいてかれた息子が最低だよねあの人っていうシーン。
性マイノリティで自殺してしまった友人
トガっていた少年が就活先で、元バイト先の学校のマドンナと再開して自分の高校での実績を、就活先で語るストーリー
目の前で妻子を殺され犯人を殺し 服役も後1日で釈放で逃げた犯人と、犯人の実の兄との無人島での同居生活
同級生と家出した小学生
娘に嘘をついたパパが本当に宇宙操縦士を目指す話
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百年と九十三日後に直径二十二キロの小惑星が地球に衝突し、人類が滅亡するかもしれない
という状況の日本が舞台。
百年後なので、今生きている人は、ほぼ生きてはいない。
でも、二十年後、三十年後に生まれてくる子どもたちには、現実味がある。
そんな日本の中で起きた六つの物語。
もし自分が同じ状況になったとしたら
「どうせ世界は終わるけど」と言って下を向くのか
「どうせ世界は終わるけど」と言って上を向くのか
希望を持って、前を向いて進むことができる後者でありたいと思いました。
また第六話で小学生が放つ言葉。
「『どうせ世界は終わるから、好きに生きた方がいい』みたいなやつ。もし滅びないなら、 -
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ネタバレビーバーイーツの配達員をしている男女は、配達業の傍ら、とあるレストランから発注される高額の依頼をこなしている。USBを届けるという簡単なものから、依頼主から話を聞くというものまで、その内容は様々。
じつは探偵業をしている! という明るい序盤から、とうとう人が死に、だんだん不穏になっていく終盤。どの事件も納得のいく形で解決するし、とてもおもしろい切り口だと思います。お店のコンセプトもいいですね。真実よりも依頼者の求めるものを提供するという、レストランである意義がしっかりと読み取れます。が、意外性はなかったかな。
まさに世にも奇妙な物語みたいな作品です。