結城真一郎のレビュー一覧

  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    映画から知った小説なので、映画との相違点を楽しむことができた。ミステリー小説としても短編で読みやすく、現代的なテーマを元にどれもが意外な”真相”を迎えてワクワクした。

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    2025年09月16日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    短いながらにまとまってて、そういうことね〜!と楽しめながら読めた。推理小説というよりはクイズとかパズルに近い感じの印象かな?長い重苦しい本に疲れたなってときはいいかも。

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    2025年09月14日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    まだミステリーあまり読んだことない方などにオススメ。

    既に結構ミステリー読んでるような方だと割とトリックがわかってしまうような気がした。

    個人的にはリモート飲み会のやつがいちばん面白かった。

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    2025年09月10日
  • 東大に名探偵はいない

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    泣きたくなるほどみじめな推理:市川憂人
    アスアサ五ジ ジシンアル:伊与原新
    東大生のウンコを見たいか?:新川帆立
    片面の恋:辻堂ゆめ
    いちおう東大です:結城真一郎
    テミスノ の逡巡:浅野皓生

    東大出身という共通項が作品に表れるのかどうか??
    舞台は東大なんだけど、言葉や雰囲気に共通するものがある気がする。
    もっとも先に 六人の東大出身作家 と言われてたらそう思うのも仕方ないか……

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    2025年09月10日
  • 禁断の罠

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    面白かった。禁断の罠ってタイトルにあるけど、あんまり禁断の雰囲気も、罠の感触も伝わらなかった。どちらかといえば「遠回しな表現」とか、「婉曲技巧集」と言った感じ。

    中山七里さんの「ハングマン〜雛鵜〜」がおもしろかった!短編ながらもしっかり殺人事件を解決してた。長編の「祝祭のハングマン」も読みたい。
    米澤穂信さん目当てで読んだのだけど、ラストがいい感じだし、この時代の日本鉄道旅が風情があってよき。一際毛色が違うので、この短編集に含めるのがよかったのかどうかは、やや疑問。
    「妻貝朋希を誰も知らない」と「大代行時代」も楽しく読めた。

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    2025年08月28日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    タイトルがキャッチーで上手。故に期待して読んだけど、各話、最初の数ページで早々に展開が予想できて微妙だった。特に「#拡散希望」は、出だしの4行でトゥルーマン・ショーの展開だ!とわかった。。

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    2025年08月25日
  • #真相をお話しします 1巻

    匿名

    無料版購入済み

    闇だよね。こういうのがもっともっと拡散されてひろまればよいのにな〜なんて注意喚起の意味も込めて思いました。

    #ダーク

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    2025年08月20日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    最近はこう言うミステリ本当に多いなぁ。と思い、読み進めていくと、最後はおぞましい結末?と思いきや前言撤回。しかも、真実と解釈の話でお茶を濁され、モヤモヤ感半端なし。

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    2025年08月15日
  • やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生

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    結城真一郎さん初の児童向け読みもの。算数クイズ的なものに、ちょっとしたミステリー要素が加わっている。ちょっと謎めいた転校生の女の子。小学生高学年向きの内容なのかな。

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    2025年08月11日
  • 難問の多い料理店

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    求められているのは真実ではなく解釈である。
    シェフと配達員という謎解きコンビとは思えない組み合わせの時点で他には無い物語で上手いところをつついたなぁと思いました。
    しかもといた謎は「真実」なのか「解釈」なのか。答えを1つに絞れないけれども、依頼者からは満足を得られるというアングラな感じが面白かったです。
    ただ毎回、この店がどんなものなのかという物語のスタートが同じな分ちょっとだれる時もありましたが、その繰り返しが最後にこんなに効いてくるんだなと思うと必要なくだりですね。
    私もたまにウーバーイーツ頼むのでちょっとゾッとするような事件もあって題材が現代的なところは「#真相をお話しします。」と通ずる

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    2025年08月05日
  • 難問の多い料理店

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    途中まで「またしても巧みなフォーマットを生み出したな、この作者」と完全に気軽なミステリとして読んでいたけど、ラストは予想外のぶった斬り方。ある意味読者にも突き付けられているし、続編作る気もサラサラ無さそう。関係ないけど、森東に許可取ったのかな。

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    2025年08月03日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    ビーバーイーツ配達員として働く大学生は注文を受けて向かった先で美貌の店主に出会う。報酬一万円であるものを届けてほしいと言われ、店の秘密を知ることに…。特定の組み合わせの注文を受けると、事件の店主が謎を解く。関わった配達員は高額な報酬を得られる代わりに告げられる。「口外したら、命はない」

    火事現場に入っていった女。事故死した夫の欠損した薬指。嵌められたと呟いた空き巣犯。何度も訪れる配達員と混入したマフラー。住人不在の部屋に届く置き配。マンションから消えた男。6つの謎を解く店主と配達員たちの物語。

    怪しげな美貌の店主。いかにも、だ。デリバリーの配達員を使って聴取し謎を解いて報告も配達員に持って

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    2025年08月03日
  • 難問の多い料理店

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    オーディブルで。「ざまあみろ」と言いながら、ごうごうと燃え上がるアパートの外階段を上ってゆく女。のちにそれは、火元となった部屋の住人の元カノであり、そして部屋からその焼死体が出てきたことが、ビーバーイーツ配達員の口から語られる。話している相手は、ゴーストレストランのシェフ。シェフは、店にいながらにして依頼を受け、謎を解決する探偵であり、依頼人との仲介に、フードデリバリーシステムの配達員を利用しているのである。

    最初の話の配達員は、輝かしい生活を夢見て東京で一人暮らしを始めたものの、現実は地味で退屈な毎日であると気づいた、何者でもない大学生。依頼人は、火事の火元となった部屋の住人の、ずいぶん前

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    2025年07月29日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    7名の若き作家たちのSNS系など令和の時代のアンソロジー。目玉は杉井さんだろうか。「世界でいちばん~」の続編?のような短編で唯一の書き下ろし。他は小説新潮で特集された作品と結城さんの「#真相を~」から1編。目玉の杉井さんが一番のキャリアというのがうむうむ、というところか。全体的にシニカルな作品が多くやはり令和を切り取ることになるとこういった作風が増えるのだろうか。その中で佐原さんの作品は純粋?な青春もので良かった。

    浅倉秋成 かわうそをかぶる
    Vチューバーを題材にした作品。一番怖かった作品かも。タイトルの良さと2重人格?のような造りがよかった。
    大前粟生 まぶしさと悪意
    文藝出身ながらエンタ

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    2025年07月28日
  • #真相をお話しします 無料お試し版

    よかった

    とても面白かったです。序盤だけでも次に何が起きるんだろうとドキドキさせられました。新しい作品も楽しみですね。

    #深い

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    2025年07月26日
  • 難問の多い料理店

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    面白い設定で2話目くらいまでは楽しめて読めていたが、語りが同じような感じで単調に思え、ちょっと飽きてしまった。
    まぁ何となくそうなんだろうなと思っていた結末だった。

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    2025年07月17日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    デリバリーサービスを利用した「足」の使い方、シェフとして料理を振る舞う傍ら探偵業(本文では毎度否定されているが敢えてこの表現を使う)も営む怪しく魅力的な男、一つ一つの要素は現代ミステリらしく好奇心を惹くのだが、正直そのラベルを剥がすとまあこんなものか、という感じだった。それ自体がおそらく作者の、シェフの狙いであるというのは承知しているのだが、それにしても……『解答例』がちょっと無理あるのにも説明は付けられていたが、それで納得出来るかと言われると首を傾げざるを得ない。斬新な立て付けではあると思う。
    章ごとに語り手が代わるので、彼らは逐一不可思議な店について説明をしてくれる(初出が雑誌の連載なので

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    2025年07月12日
  • 難問の多い料理店

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ビーバーイーツ配達員を調査員にして探偵をする連作短編集。サクッと読めて話もまあまあかな。ラストは好みが分かれると思う。

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    2025年07月02日
  • 難問の多い料理店

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    ♯真相をお話ししますと同じテイストで、事実を積み上げた結果の真実の解釈は如何様にもできるという話。
    ビーバーイーツの配達員達が受けるのは、食べ物だけでなく、謎解き依頼とその解決も。
    連作短編なので、最後には謎に関わってきた配達員達がシェフが怪しいと疑い出す。そして、失踪事件の解決を怪しいシェフ自身に依頼する。シェフ自身の言葉を信じると、全てが身悶える恐怖の結末だが、信じるもの信じないものあなた次第です。

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    2025年07月01日
  • 難問の多い料理店

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    短編集が一つの物語を形成するという最近よくある形の作品。一つ一つの作品も丁寧に書かれており、読みやすい。決して悪いところがあるわけではないが、まぁそんなものかなぁという感想。中くらいかな。

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    2025年06月13日