結城真一郎のレビュー一覧

  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    “殺人鬼”つながりでこの一冊。

    阿津川辰海さん
    木爾チレンさん
    櫛木理宇さん
    くわがきあゆさん
    結城真一郎さん

    という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
    流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。

    この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』

    古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。

    あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。

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    2026年02月02日
  • やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生

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    ネタバレ

    【収録作品】
    1 奴隷とライオンのつるかめ算
    2 逃亡者と警察の旅人算
    3 老婆と少年の年齢算
    4 列車とボートの流水算
    5 別れと思い出のニュートン算
    6 最後の暗号
    エピローグ

    ミステリ入門書。算数の問題が丁寧に図示されている。二重の意味でのミステリ本。

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    2026年02月02日
  • 難問の多い料理店

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    ゴーストレストランに注文される「お困り事」を、ビーバーイーツ配達員が情報収集をし、シェフが解明する、連作短編集。

    編ごとに違う配達員が対応し、最終編で全員がまた出てくるという作りは好き。

    レストランに依頼されるお困り事も、不思議なものばかりで、シェフが提示する「真相」もフィクションならではで楽しく読めた。

    人間の「知りたい」という欲、見たいものしか見ない傲慢さがあるからこそ成り立つ店というのが皮肉で面白い。

    オーナーシェフの素性が謎のまま残ったのも、シャレていて良かった。

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    2026年02月01日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーと一言で言っても色んなタイプの人がいる。そう思えるくらいどの作品の主人公たちも個性的で自分なりのルールを持っていて楽しめました。阿津川さんのお話が一番好きだったかな。

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    2026年01月25日
  • 難問の多い料理店

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    連作短編でドラマにできそうな内容だった。読むまでそういう話しなのかと驚きもあったけど、おもしろい設定だと思った。ストーリーの中にはこんな真相のために高額なお金を払うのかと疑問に思う内容もあり、なんとなく結末や真相が弱い印象。読みやすいミステリー作品ではある。星3.5

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    2026年01月17日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    ゴーストレストランのオーナーシェフはビーバーイーツの配達員を複数使い、事件を解明する。
    配達員に対して、ちょっとした頼まれごとや宿題に多額の報酬がでる。ただし、「もし、口外したら命はない」

    事件ごとにビーバーイーツの配達員が変わり、それぞれの配達員の背景も絡んでいて、面白かった。
    真実よりも、依頼主が希望し望む形での回答を。というのも、なるほど〜シェフの矜持だよね〜と感じた ────が、
    結局、それが真相ってことでいいのかな!?
    依頼者はその後どうなったのかな!?
    最後に、配達員達で疑問を話し合ってって、これは口外したってことにならないのか!?

    私の読み込みが甘いのか?
    気になる〜。

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    2026年01月13日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川さんのと櫛木さんの話が面白かったかなー。
    シリアルキラーって普通に世の中に紛れていそうで怖い。

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    2026年01月08日
  • 難問の多い料理店

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    読みやすく、面白かったです。
    ですが、毎回全く同じお店とオーナーの紹介があったり、解決の際も同じような流れだったのでちょっとくらい変えてもいいのになと思いました。
    あと、少し真相が無理やりすぎる感じがしました。

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    2026年01月04日
  • 難問の多い料理店

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    ビーバーイーツ!!!
    『#真相をお話します』を読んだことがあったので
    なんとなくめちゃ期待していたんですが、
    ここは…?あれ、これは…?と伏線ぽいのがそうでなかったり動機が微妙だったり気になる部分がいくつかあったためこの評価で…!

    でも連作集だったので読みやすかったです!

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    2026年01月04日
  • 難問の多い料理店

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    短編集でとても読みやすかった!
    ビーバーイーツの配達員がゴーストレストランの探偵業を手伝う設定が面白かったし、それぞれの話が謎過ぎてありえないんだけど、ネタバレを聞くと、えっ?そんな理由で?ってちょっと理解に苦しむ内容が多かった。特に指輪の話など、、
    華麗に謎解きをしてしまうオーナーシェフが一貫して謎めいた人物であったのも魅力的だった。
    空き部屋にひたすら食べ物が届けられる話は、不気味すぎたけれど、でも今の現代に実際にありそうだなあって思った。
    最終話は各エピソードで登場した配達員たちが、オーナーの謎を解こうとする回
    やっぱりオーナーは只者ではなかったけれど、ちょっとやり過ぎな感じもした

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    2025年12月23日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーアンソロジーとは冒険したなあ。
    まあ見かけた瞬間、即買いした人間だけども。
    一人の例外もなく狂っててゾワゾワした。
    『脳JILL』の樹莉だけはまだ理解できそうなところにいるものの、他の方々はもうお手上げです。
    共感できる部分なんて1ミリも無いけど、ストーリーとしては面白いんだよねえ。
    その一方で、登場人物達に対する嫌悪感も湧き上がる。
    でもそれさえも良いと思えるから流石です。

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    2025年12月13日
  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    『#真相をお話しします』が代表作となった結城真一郎さん著『救国ゲーム』の概要と感想になります。

    概要です。
    動画投稿サイトに「若女」の能面を被って登場した『パトリシア』と名乗る謎の人物は、この日本の終わりを示唆しつつ、救済の道を国民に言い渡す。
    誰もが悪いイタズラだと思っていたが、ある事件によって、全国民は身の危険が迫っていることを思い知る。
    この難事件を期限までに解決できるのは、はたして誰なのか?

    感想です。
    各章の構成や本格ミステリを感じさせる謎掛けは、読者を飽きさせない工夫とわかるのですが、ちょっとテンポが悪いと感じる長さでした。

    作中の時間感覚も実際にあり得るのかな?と疑問を抱く

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    2025年12月05日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    ビーバーイーツの配達員をしている男女は、配達業の傍ら、とあるレストランから発注される高額の依頼をこなしている。USBを届けるという簡単なものから、依頼主から話を聞くというものまで、その内容は様々。
    じつは探偵業をしている! という明るい序盤から、とうとう人が死に、だんだん不穏になっていく終盤。どの事件も納得のいく形で解決するし、とてもおもしろい切り口だと思います。お店のコンセプトもいいですね。真実よりも依頼者の求めるものを提供するという、レストランである意義がしっかりと読み取れます。が、意外性はなかったかな。
    まさに世にも奇妙な物語みたいな作品です。

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    2025年11月20日
  • 難問の多い料理店

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    裏メニューで難問を「解釈」するシェフのもとに訪れるビーバーイーツの配達員たち。配達員たちがなんとなく注文者の境遇と似ているために、物語の落ち着くところが良き。
    1作目を別のアンソロジーで読んだことがあったので、気になって読んだけど面白かった。実写にしても面白そう。

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    2025年11月12日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    トリを飾る杉井光さんのほかは皆平成生まれの
    若手作家陣によるSNSをテーマにしたアンソロジー。

    石田夏穂さんの「タイムシートを吹かせ」が
    とにかく面白くて、ちょっとほかの内容が記憶から薄らいだ。

    今推しの作家さん、新名智さんの「霊感インテグレーション」は
    同名の単行本も出ていて、
    内容としてもまだまだ膨らみそうな話。

    佐原ひかりさんの作品は
    少し歪んだ人間関係から
    何らかの神髄を引きずり出してくるような物語が読みどころ。
    今回は「あなたに見合う神様を」
    推しと自分の関係値について。

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    2025年11月06日
  • 本格王2024

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    1編15分、世界がくるりと裏返る。
    ミステリのプロが厳選した、2024年を代表する本格アンソロジー。


    本格ミステリ作家クラブ選・編の、2023年発表の作品から厳選された本格ミステリアンソロジー。
    倒叙からダイイングメッセージ、日常の謎まで内容もバラエティに富んでいて面白いです。
    個人的によく読む、という作家さんも少なかったため、新鮮に楽しめました。

    以下、個別の感想を少しだけ。
    東川篤哉『じゃあ、これは殺人ってことで』……ドタバタした倒叙ミステリ。どんどん話がややこしくなっていく様に思わずくすっとしてしまいます。以前読んだときも思ったのですが、コメディ強めのノリについていけるかは好みが分

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    2025年10月30日
  • 禁断の罠

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    全6編の豪華書き下ろしアンソロジー。
    「ヤツデの一家」新川帆立
     疑心暗鬼が仕掛ける見えない罠。短編でも冴える描きぶり。
    「大代行時代」結城真一郎
     Z世代の生き様を描く。いっそ清々しいほどの割り切りが印象的。
    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
     他人の本質は最後まで掴みきれない。果たして誰の罪だったのか。
    「供米」米澤穂信
     直木賞受賞後の小品ながら、丁寧に紡がれた物語。亡き夫の罠にかかりにいった妻。
    「ハングマン」中山七里
     副題の雛鵜は、無知ゆえ罪に落ちる若者の象徴か。操られた末の強盗事件。
    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
     弟子は師匠作家の教えを実行する。作品と現実が重なる趣

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    2025年10月20日
  • 難問の多い料理店

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    「真相をお話しします」が面白かった為、次作はどうなのかと思って購入。

    料理屋に複数の事件の依頼が来て毎回変わるウーバーイーツの主人公がその事件解決の為の手伝いをするストーリー。

    ちゃんと伏線回収がされていて章の最後では事件の真相が明らかにされていて(シェフの見解)スッキリしたと思いきや、ややこれはまさかみたいなとこもあって面白かった。あとは各章のタイトルがストーリや見るだけでお腹が空きそうな料理名にちなんでおりそこも見どころかなと思う。

    結局、人は筋が通っていて自身が納得する答えがあればそれが実際の真実ではなくともそれを正解だと認めてしまいたくなるのだなと…。自分も都合の良く解釈している

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    2025年10月05日
  • 難問の多い料理店

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    ありそうな設定で面白かった。
    短編のときは良かったけど、一冊にまとめると、皆さんの感想にあるように、繰り返しのフレーズに飽きを感じる。
    それぞれの登場人物や事件が最後にまとまるのは好みだし、全体的に読みやすく、面白かった。

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    2025年09月28日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    日常のちょっとした謎解きミステリーは読むけど、レベルアップしたいな、という時に丁度いい一冊ではないでしょうか。
    表題をわかりやすく言い換えるとしたら
    「ヒントをばらまくので、推理してみて下さい。
    真相は最後にお話しします」
    といったところ。

    今どきの話の短編集。
    程よくドキドキ。
    程よくビックリ。
    それぞれのタイトルが絶妙でした。

    見た目は好みじゃないと思ったのですが、意外にも楽しめました。(ダブルで失礼ですが)
    長編やシリーズ化してるとなかなか手を出しにくいので、こういうミステリーがあるといいですね。



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    2026年02月03日