【感想・ネタバレ】やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生のレビュー

あらすじ

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謎の転校生と算数の天才少年が繰り広げる算数問題対決。予想を裏切る展開の連続にぐんぐん引き込まれ、算数が好きになる!

いまもっとも注目を集める新進気鋭のミステリ作家・結城真一郎の、初めての“子どものためのミステリ小説”。

あなたは、この問題がとけますか? ―謎だらけの転校生が出題する、5つの算数問題。
あっと驚くどんでん返しの連続に、本が好きな子もそうでもない子も夢中になること間違いなし。
楽しく読みながら算数力も読解力も鍛えられる、子どもも大人もとりこにするミステリー!

【あらすじ】
舞台は小学校。5年1組にかわいいけど謎めいた女の子・ナイトウさんが転校してきた。自分のことを何も語らない彼女について、“ある疑惑”が持ち上がる……彼女の秘密を探る数斗に、ナイトウさんが「この問題が解けたら質問に答えてあげる」と出題してきた。それは一見ふつうの算数問題。算数が大得意な数斗は余裕で解いてみせる。ところが問題には実は“ワナ”が仕込まれており、数斗はまんまと裏をかかれてしまう! 数斗は果たして彼女の秘密を明かせるのか? そして彼女の正体は……!?

ナイトウさんの出す問題は、公式や解法に当てはめただけでは正解は出せない。最後まで読んで「そうだったのか……!!」とゾッとしたり、びっくりしたり。謎を解く鍵は「よく読む」こと。頭を柔らかくしてしっかり読めば、むずかしい公式なんて必要なし。あなたはナイトウさんの問題が解けるか? そして彼女の秘密を明かすことができるか?

【目次】
1問目 奴隷とライオンのつるかめ算
2問目 逃亡者と警察の旅人算
3問目 老婆と少年の年齢算
4問目 列車とボートの流水算
5問目 別れと思い出のニュートン算
6問目 最後の暗号


結城 真一郎(ユウキシンイチロウ):1991年生まれ。神奈川県出身。開成中学・高校を経て東京大学法学部を卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し2019年デビュー。2021年「#拡散希望」が日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、同作を収めた短編集『#真相をお話しします』(2022年)は20万部を越えるヒット作となる。ほかに『プロジェクト・インソムニア』『救国ゲーム』『難問の多い料理店』など。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

算数の鶴亀算などのいろいろな算数のやり方がわかった。算数のお話の内容からナイトウ カンナが怪盗ランマで魔女ばぁが怪盗ランマの仲間だということはわかっていたけれど最後のエピローグでナイトウ カンナが怪盗ランマだということは完璧にわかった。

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2025年01月04日

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2023年 本屋大賞10位『#真相をお話しします』の作家初の児童書。
小学四年生の子供が激ハマりしました。漫画より面白いと何度も読み返しています。
中学受験にでてくる特殊算が5つでてきます。文章と漫画でわかりやすく教えてくれるので、算数が苦手な人でも楽しめます。
謎解き要素が強く、ストーリーも面白いのでオススメです。

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2024年12月09日

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小学生高学年向け。楽しく読み解きながら少し難しい算数問題の解法も身につく、学習エンタメ本。

松原秀行作の「パスワード」シリーズに大ハマりしている、小6の我が子用に。算数の計算も文章題も得意な方なので、学習教材としてではなく謎解き系のエンタメとして与えてみました。

新しい物には割と抵抗感を示す子なのですが、読み始めたら止まらない模様。
早速、はじめの対決に負けて「こんなの分かるかー。算数の問題の時はそんな事は起きないんだよー」とご機嫌で怒ってました。

追記
表紙に「算数バトル編」とあるのを目ざとく見つけ、
「他にもあるの?」と。続編が読みたくなるくらいには気に入ったようです。

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2024年10月27日

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 まず、この本は結城真一郎が書いているが、完全な児童書だ。あらすじを説明すると、舞台はある小学校。全ての質問に「内緒。」と答える転校生のナイトウさんが数学オリンピック2連覇の主人公数斗に数学のクイズを出し、数斗がそれに答えるというものだ。問題の題材は中学受験で使う鶴亀算、旅人算、年齢算、流水算、ニュートン算で、話の構成としては、一章につき一問+まとめで、全6章となる。
 私の感想としてはやはり、物足りないの一言だ。それぞれの問題には、ひっかけがあり、ただ解けるだけでは正解できないというものなのだが、そのひっかけは簡単に見抜けてしまう。それを主人公の数斗が気付けずに奮闘している姿には、少しテンポの悪さを感じてしまう。
 しかし、児童書としては別だ。まず、登場人物が絞られているのがいい。小学生が本を読む時に障害となることの一つが名前覚えられない問題だ。その点、この話では登場人物がたったの5人で、その問題をクリアしている。また、私がダメな点として挙げた展開がわかりやすすぎるというのも、小学校高学年相手であれば、王道と呼べる。
 以上の点から、もし小学校高学年の子供がいるならば、この作品をぜひ読ませるべきだ。これを機に数学に興味を持つかもしれないし、塾に行くモチベーションになるかもしれない。私に子供ができたときには、必ず読ませようと思う。

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2024年07月28日

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転校生のナイトウさんが出すいろいろな算数の問題を海斗くんが解く話。だか、毎回ひっかけがあって‥。算数バトル編というからには続きが出るのかな?
楽しみ。

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2025年01月14日

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面白く謎解きもできる児童書ミステリー。

謎の転校生のナイトウカンナさん。
彼女は、何故か自分のことは話たがらない、内緒にすることで友だちとの距離がでてくるのだが…。

気になる算数の天才と言われる数斗は、いろいろ聞こうとするのだが、ナイトウカンナさんは、算数の問題に解けたら質問に答えてあげると言う
出される質問は、簡単そうだが…。

自己紹介のときから、何故かナイトウカンナと言うカタカナ名が気になっていたのだが、なるほどそういうことか…と。
算数の問題もナイトウさんに関わる身近なことで、手早く問題を出すところにも凄いな、と。

算数バトル編、なかなか普通に○をくれないところがいいじゃないか!と思ってしまう。
次こそは、…となる気持ちがわかる。
そう簡単にはいかないよ…が、超えてくる。

① 奴隷とライオンのつるかめ算
② 逃亡者と警察の旅人算
③ 老婆と少年の年齢算
④ 列車とボートの流水算
⑤ 別れと思い出のニュートン算
⑥ 最後の暗号



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2024年09月11日

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児童書。小学生におすすめだし、大人だからこそ懐かしい!っていうのもあるので、大人にもおすすめです。算数の文章問題とか、友だちとのほろ苦い別れとかね。最後、うるっとしました。
作者は2019年デビューの若いミステリー作家だそうです。児童書ではない作品も気になる。

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2024年08月31日

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「#真相をお話しします」の結城真一郎が書く、子どものためのミステリ小説。
そんなの、面白いに決まってる!
ということで、読んでみたら、やっぱり面白かった!
ミステリアスな転校生・ナイトウさんに、天才的に算数ができる主人公・数斗。
算数問題の裏に隠れたひっかけに、「なるほど!」と思わされる。算数とも国語とも言える問題に、小学生に戻った気分で、頭を使った。

ところどころにイラストや漫画があり、問題の解き方も理解しやすい。

算数好きにも国語好きにも、そしてミステリ好きにもオススメできる本です!

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2024年07月10日

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結城真一郎さん初の児童向け読みもの。算数クイズ的なものに、ちょっとしたミステリー要素が加わっている。ちょっと謎めいた転校生の女の子。小学生高学年向きの内容なのかな。

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2025年08月11日

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『#真相をお話しします』で著名な作者。児童文学は初めてなのかな?設定的にもタイトル的にも今後シリーズ化の予感。

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2025年03月03日

Posted by ブクログ

83点
ミステリーと算数の文章題をうまく融合していて児童文学としてとても上手く仕上がっている。キャラクターがとても魅力的で、続編も出たら読みたい。

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2024年12月31日

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