結城真一郎のレビュー一覧

  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後の隕石衝突で滅亡が確定した人類。普通に生きる人々が何を思いどう生きるかの物語。
    隕石衝突がなくても個々人の上に死という滅亡は約束されているので…どう生きるかという問いはいまさらであって私の求めるものとは違っていたが、最初に置かれたルターの言葉、そして最後に置かれた解釈。これがまさに、という感じで良い読後感だった。
    終末に社会が政治がどうなるか、そして人類が何を考えどう対立するか…次はそんな物語を読みたい。

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    2026年09月17日
  • #真相をお話しします 無料お試し版

    匿名

    購入済み

    タイトル

    表紙絵とタイトルだけでも既にこれはぜったいにおもしろいとわかる作品なので読んでみたら期待どおりでした。

    #アガる

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    2026年09月17日
  • 難問の多い料理店

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    最初の方は良く言えばわかりやすい。
    悪く言えば単調でミステリーを読み慣れている人からしたらトリックがわかりやすすぎるというか...

    でも少し他の作品と違うと思ったのは、考えようによっては答えは一つではないような答えを導き出しているところ。

    六本木で配達員をしている人のスマホに注文が入る。受け取り先は六本木にあるゴーストレストラン(?)であり、そこには日々様々な謎が持ちかけられている不思議なレストランであった。
    美青年と思われる年齢不詳のオーナーは、その謎を配達員を使って根拠を集め、解決していく。

    1話完結型の話でとても読みやすいが、正直刺激が欲しいミステリーマニアには少々物足りないように感じた。

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    2026年09月09日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    100年後に、地球に小惑星が衝突し、人類は滅亡する…そんな世界線の、全6話の連作短編集。
    第1話、第2話…と、話が進むにつれて、そのタイムリミットがじわじわと近づいていくのが、薄らとした恐怖を感じた。
    第1話では自分の世代には関係ないなぁという感じなのに、第5話〜第6話になると、自分の子どもたちが「人類滅亡」という危機に直面するかもしれない…という現実味を帯びてくる。

    世間は「どうせ世界は終わるし」と諦めきった雰囲気だけど、その中にも希望を持ち続ける人がいる。
    第6話には、それまでの話で登場した人たちらしき人物やエピソードが再登場して、胸が熱くなる。
    どんな時でも、希望や未来は確実にある。それがどんなに小さなカケラでも、見つけて、大事にできる人がいる。大事にしたいと思える人がいるように。

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    2026年09月07日
  • どうせ世界は終わるけど

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    隕石の直撃で地球が滅亡する、自分はその場には立ち会わないけれども100年後に。ヤケを起こしたり、やる気をなくしたりする人々とその周囲の人々について語った連作短編でした。不条理に対して市井の人々が深く考え行動する様子が丁寧に描かれているように感じました。
    星3つの評価といたしました。

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    2026年09月03日
  • 難問の多い料理店

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    オーナーが説明してくれるまで全くわからない謎もあれば、慣れてくると探偵気取って考察できるものもあって楽しかった!「まこと」のくせに、超納得がいくくせに、"真実"ではなく"解釈"とオーナーから釘を刺されているせいでもやもやが残ってる(笑)
    商業脳なので1章2〜3話くらいの1クールアニメにできそうだなと思った

    メモ
    転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ
    (家が火事、元カノ焼死体)
    おしどり夫婦のガリバタチキンスープ
    (死体に指がない)
    ままならぬ世のオニオントマトスープ
    (キラキラインフルエンサー)
    異常値レベルの具だくさんユッケジャンスープ
    (同じ配達員、オーナーを尾行)
    悪霊退散手羽先サムゲタン風スープ
    (空き部屋に配達)
    知らぬが仏のワンタンコチュジャンスープ
    (失踪、過去の配達員大集合)
    今度こそ許すまじ春野菜といんげん豆の冷製スープ
    (浮気調査)

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    2026年08月27日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    カジュアルに読める短編サスペンス。サラッと読めるし、面白くないわけでもないんだけど、何となく物語の展開が読めてしまうところもあり、もうワンパンチ欲しい感じでした。

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    2026年08月26日
  • 難問の多い料理店

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    探偵役がゴーストレストランのシェフで、ビーバーイーツの宅配員が手足となって動く助手役、という変わった設定。同著者の『#真相をお話しします』同様、現代風のミステリだなと思う。
    単にシェフが謎解きをして、注文という体で依頼された謎を解き、解決編を合言葉をつけてメニューに載せ、依頼者に伝える…大まかなストーリーの中に、実は怖い約束事があったり、配達員の人生があったりして、面白かった。そしてちょっと、怖いところも。
    連作短編なので読みやすく、この文庫版にはオリジナルのストーリーがひとつ追加されているので、これから読まれる方は、文庫版をおすすめします。

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    2026年08月22日
  • 難問の多い料理店

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    シェフオーナー料理を配達人々。事件?謎解き!そしてキーワードを!仕組みが読みやすく、お決まりのパターンを構築!映像化だね

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    2026年08月18日
  • どうせ世界は終わるけど

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    人類滅亡 ただし100年後。
    『#真相をお話しします』の著者が描く、隕石が地球にぶつかり地球は滅亡するとわかっている世界。

    正直、人に薦められなければ東大卒作家の奇をてらった話だと思って読まなかったかも。

    でも予想は良い意味で外れたので感想を書くことにしました。

    連作短編集で滅亡までの時間が少し進む。未来がないことがわかっている『みとり世代』たち。
    もっと直近の衝突が発表されるならパニック映画のように暴徒と化すのだろうけど、人々はゆるやかにあきらめている。『どうせ世界は終わる』

    そうなると、将来のためと子供に教育を押し付けなくなったり、厭世感の中にも緩やかな変化がおこる。

    この視点が本当に新鮮でした。特別優れた人でなくても宇宙作業員になれる世界。これは良いんじゃないかと思えてきて。
    新しい読書体験が出来ました。面白かったです。

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    2026年08月15日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    ネタバレ

    特殊設定ミステリという比較的新しいジャンルのミステリーらしい。著者は同年代の平成生まれだとか。所謂有名ミステリー作品とは違った楽しみ方ができた、十分に読み応えはあった。ただ、巻末の解説まで呼んだ上で分からない点が……少しネタバレ、まとめサイトを漁ってみようと思う。

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    2026年08月15日
  • どうせ世界は終わるけど

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    どうせ世界は終わるけど、小惑星が衝突しなくても世界は終わるし、何はともあれみんな好きに生きたらいいんじゃないかな、と言うお話しだと思った。
    大きなわかりやすい敵がいるときっと全てそれに原因を持っていけるからきっとそれはそれでいいこともあるんだよね。
    それが書きたいわけじゃないだろうけど、100年待った上で、最後にどんな行動を取るのか、みたい気もしたけど別にみる必要はない気がした。

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    2026年08月14日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    ちょっと重い小説が続いたので良い息抜きに。星新一を彷彿とさせる。短編で読みやすく楽めた。ただ、ライトなだけ印象もあまり残らず。
    四つめのラストはやりすぎだろ。。協力者全員、同罪になるで。

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    2026年08月08日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    【良かった点】
    3話目は、真相が分かった瞬間に、それまでの状況が一変する感覚があり、ゾッとした。5話目も素直に「やられた」と思える展開で、印象に残った。

    【気になった点】
    結末が途中で何となく分かってしまう話が多く、驚きはやや弱かった。3話目の題材は個人的には辛く、好きにはなれなかった。

    【おすすめ度】★★★☆☆
    【ミステリーとしての意外性】★★★☆☆

    仕掛け自体は悪くなく、巧さも感じる。ただ、全体としては「普通」という印象で、強くハマるほどではなかった。

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    2026年08月08日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    先に映画を観て、ハラハラする展開で面白かったので読んでみた。
    映画版では、「パンドラ」以外はほぼ忠実な感じ。さらに、新たに枠組みを追加し、元々バラバラの話をうまく一つにまとめていて見事だった。

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    2026年08月07日
  • 難問の多い料理店

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    淡々と事件を解決してて話の流れはほぼほぼ同じだったでもだんだん不穏な空気感になるのも面白かった結果オーナーの素性は分からなかったけど軽く読めた3.6!

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    2026年08月02日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    マッチングアプリ、YouTuber、リモート飲み会、精子提供、パパ活、中学受験、など現代社会を舞台にしたミステリ短編集。読みやすくて面白い!

    こういう「今の時代」を切り口にした小説を
    10年後に読んだら、
    どんな感想を持つんだろう?

    結城真一郎さんは初読みだったので
    長編も読んでみたいな。

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    2026年07月29日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    様々な書き手のシリアルキラー。特に好きだったのは櫛木理宇さんのお話でした。どこかバタードウーマンのような彼女の口角の上がる様を想像すると、ゾクリとしました。最後のタクシー運転手のお話も楽しく読めましたが、やや不完全燃焼でした。

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    2026年07月25日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    気になっていたけど読めてなかって本
    新潮文庫の100冊に入っていたので読みました

    短編だしサラサラ読める
    現実感がありそうでない設定だと思った

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    2026年07月13日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    私が好きな作家さんばっかり…!
    個人的にかなーり豪華なアンソロジーだったので、とても楽しく読むことができた。
    「かわうそをかぶる」「あなたに見合う神さまを」が特に好きだったかなぁ。


    「かわうそをかぶる」 浅倉秋成
    ゆゆはイサナだったってことだよね?
    犯人を仕掛けたのはゆゆだったってことだよね?
    きゅーきゅー言っててこわ。

    「まぶしさと悪意」 大前粟生
    悪口コメントのミームってすごい発想。

    「霊感インテグレーション」 新名智
    ややムズ。シンプルにシステム理解が追いつかないだけっていう。
    デマに踊らされた人間が、嘘を信じて人を殺しちゃうの、現代でもありそうで怖いね。

    「ヤリモク」 結城真一郎
    殺害目的がやばい。
    そして最後の1文もやばい。
    真意がわかったときに、そういうことかーーーとなる。どんでん返し系。おもしろい。

    「あなたに見合う神さまを」 佐原ひかり
    一番好きだったお話。
    権藤さん、とてもいいキャラ!!!大好きだ。
    途中で出てきたるりちゃんと若尾の話とか、父親の話はなんなんだろうと思ったけど、人を支配したり幸福を妨げるという暴力を、いろいろな形でとってくる奴らだったんだろうか。
    それに対して自分の好きなものを好きという、自分が信じるもの・拠り所にするものを自由に決める権藤さんはかっこよく映っただろうなぁ。
    嘘がちらばる世界のなかで、対照的に真実が光る。

    「タイムシートを吹かせ」 石田夏穂
    やっちゃダメだけどレジェンドがうざすぎてもはや良いと思う。
    最後のオチが気持ちよくて好き。

    「君がため春の野に」 杉井光
    『世界でいちばん透きとおった物語』のスピンオフ!
    ほろりとする結末がステキ。

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    2026年07月12日