結城真一郎のレビュー一覧

  • どうせ世界は終わるけど

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    約100年後に隕石が99%の確率で地球に衝突する世界の話が6話分あり、1〜5話が文芸誌で連載されたもの、6話が書き下ろし。

    各話の設定的に隕石衝突まであと80〜100年辺りの年代の話なので、しっちゃかめっちゃかな混沌とした世界にはまだなっていない、だけども諦め感の漂う時代で生きる人たちの身の回りの出来事が、妙に納得感のあるというか、滅亡すると分かっている世界でもしっかりと生活が続いていくことに変な安心感があり面白かったです。

    あと6話目の着地点が良かったです。
    小さい頃に「死んだらどうなるか」を考えていった結果、50億年後には太陽の膨張で地球が飲み込まれて確実に地球が無くなることを知って、

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    2026年05月31日
  • やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生

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    主人公と謎の転校生の算数バトル、一生懸命計算をするはずが実は国語を解かされる二重構造。最後はまさに「出題者の気持ちを考えなさい」。ターゲットたる高学年に刺さる構成がニクい。

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    2026年05月29日
  • やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生

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    5年1組東雲数斗のクラスに見とれるくらいかわいいナイトウカンナが転校してきた。しかし、彼女は皆の質問に全て「内緒」とつれなく、皆ナイトウさんを遠巻きにした。しかし友人の新城航平は彼女が気になり、しかも彼女が怪盗ランマの仲間だと言い出す。諦めずに2人で質問し続けていると、ナイトウさんは数学で勝負を持ちかけてきた。実は数斗は算数オリンピックで金メダル撮る天才なのだ。しかし、ナイトウさんの問題は解けるのに正解しないやつで…。
    問題は全部で6つ、大人にとっては算数の正解は難しくても、正答は瞬殺で答えられる問題でした。難しい方の答の導き方はマンガですごく分かりやすく図説してあり、その完成度に感心しました

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    2026年05月23日
  • どうせ世界は終わるけど

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    6話からなる連作短編集
    2話目までは、なんだかつまんないなぁと
    この人の本ってこんなにつまんなかったっけ?
    とか思いながらなんとか読んだのだけど。
    3話目からすごく面白くなってきた。
    それはその話が面白いというだけでなくて、
    1話2話でこの世界の前提条件がしっかり認識できたからなんだなと思った。
    1話進むごとに、人類滅亡までの時間が減っていってきて、なんだか臨場感が増していくのだ。

    そして最終話、すべての話が繋がって、
    1話の主人公が決意する。
    『ただただ、そうしたい。だから、その想いに忠実に生きていきたい』
    どうせ世界は終わるけど。
    どうせ終わる世界だとしても。
    最後の1秒まで。

    なんだ

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    2026年05月06日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    映画化される前から気になってた作品で、映画になるくらいだから長編だと思ってたらまさかの短編集。
    テーマも精子提供、マチアプP活、YouTuberと最近の話でサクサク読めて面白かったです︎^_^

    散りばめられてる伏線の感じから先を予想できる話もあったけど、その予想からさらにどんでん返しされる話もあって面白かった⋈ *。

    伏線拾ってく系とか最後点と点が繋がる系が好きな人にはオススメჱ̒ ー̀֊ー́
    個人的には「#拡散希望」が1番驚かされたし予想できなかったから好きでした!

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    2026年05月05日
  • どうせ世界は終わるけど

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    以前読んだ本に、装丁や物語の設定が似ているな、と思って手に取った。
    100年後に地球に隕石が衝突し、滅亡へのカウントダウンが始まった世界。
    絶望的な状況。
    どうせ世界は終わる。
    だけど。
    一話ごとに、たくさんの希望が散りばめられた連作短編集。
    読むと勇気が出てくるような一冊だった。
    ラストのみっくんのセリフが胸に響く。

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    2026年04月23日
  • どうせ世界は終わるけど

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    2026.4.22
    100年後に隕石が落ちて地球が滅亡するという事実を知ったあとの人々たちの話。
    どうせ世界は終わるから諦めるのか、どうせ世界が終わるから好きなことをするのか、多様な選択肢全てが肯定されていたように思う。
    短編集、どれもいい話で登場人物が繋がっていてとっても面白かった。

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    2026年04月22日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    100年後に隕石で地球が滅ぶことがわかった状態の世界線。境遇の全く異なる6人の主人公それぞれが、遠い先の滅亡を知りつつ、どのように生きていくのかの個別短編集。彼らが、ホントに身近にいるリアリティある存在で、その思考もトレースできる。その筆致も素晴らしいのに加え、6章目でまさかの大団円。それがまた素晴らしい。人生観揺さぶられた!

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    2026年03月29日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    伏線回収が綺麗な短編集。
    YouTuberやリモート、マッチングアプリと今どきの題材というのもワクワクした。
    文庫で258ページ。自分の平均ペースだと3、4日かかるボリュームだが、のめり込んで1日で読んでしまった。

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    2026年03月28日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    好きな役者さんがこの作品の朗読劇に出演すると聞いて、観劇前に読み終えたくて手にとりました。
    短編ミステリで、伏線が繋がる瞬間にとても夢中になりながら読みました。とっても読みやすくて好きでした( *´꒳`* ) 朗読劇もみるのがとても楽しみ。

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    2026年03月18日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5編全て怖い!誰が誰を
    まじで!もうやだよ!最後の一行まで
    目が離せない
    後味悪さが最高の恐怖の一冊
    どの作家が好き?

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    2026年03月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーアンソロジー。なんとまあ危険な本です。そしてとても楽しい本。
    お気に入りは阿津川辰海「シリアルキラーVS殺し屋」。どっちもどっちな、とんでもなくスリリングで息詰まる対決です。ふたりの間で命を懸けて繰り広げられるゲームとその顛末には、ぞくぞくわくわくしっぱなしでした。
    木爾チレン「脳JILL」は、恐ろしくも悲哀を感じてしまった物語です。シリアルキラーには間違いないけれど、そういう言葉で片づけてしまうのはなんとも……やりきれない思いが残りました。
    櫛木理宇「テキストブック・キラー」、くわがきあゆ「私の伴侶」、結城真一郎「ご乗車の際は」と、どれもこれも傑作。とにかくやばい人物が多すぎる

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    2026年03月10日
  • どうせ世界は終わるけど

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    どうせと
    諦めというか
    切り捨てる気持ちと言うのは

    世界が終わらなくても
    あると思う

    読んで良かった

    出てくる子供達が立派で
    泣けた

    毎日が早く過ぎ去りすぎて

    年を取ると?

    どうせと
    思っていた

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    2026年03月06日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    タイトルだけ見て、「厨二病的な話だったらどうしよう」と思ったが良い意味で裏切られた。
    推理要素、ヒューマンドラマ、家族、などの様々なくくりがあったり、殺人鬼の一人称で読めるものや「いやお前が殺人鬼なんかーい」とどんでん返しがあったり。盛りだくさんで楽しめた。
    全部良かったけど、個人的に面白かったのは「脳JILL」かな〜。趣味コスメ集めからの、クレーンゲームからの、人が落ちるところ鑑賞からの、最後は自分が…の流れが見てて切ない。

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    2026年03月04日
  • 難問の多い料理店

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    この本でゴーストレストランと言う単語を初めて知った。テイクアウト専門の料理店だが、いくつもの看板を掲げているが、実際にはシェフが一人しかいない。注文は全て自転車によるデリバリシステムを通して行われる。この店が特殊なのはそれだけじゃない。隠しコマンドで依頼が届けば、謎解きも行う。安楽椅子探偵型で、実際の調査はデリバリシステムの配達員たちの聞き込み。設定が凝っていて、謎解きも面白い。6つの話が入っているが、一番の謎は、この店のシェフの正体。何しろ、配達員たちが口を揃えて、美形だけど目が虚無をうつしているようだと言うのだもの。

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    2026年02月28日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に小惑星が衝突して人類滅亡の危機を迎える。パンデミック系かと思ったら100年という猶予期間があるため、小惑星の破壊や軌道の変更を試みる作戦をたてる時間も十分ある。登場人物たちの運命も、小惑星の軌道を変えるみたいに、もしあの時少しだけ何かが変わっていたら、今とは少し何かが違ったのだろうか?登場人物たちが、小惑星と同じ名前の希望を、残りの人生の中で見い出し前向きになる、ちょっと私も背中を押された気持ちになった

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    2026年02月16日
  • どうせ世界は終わるけど

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    これまた以前、王様のブランチで紹介され、結城真一郎さんといえば『#真相をお話しします』が面白かったので期待。

    人類滅亡の危機がやってくる。直径二十二キロの小惑星が地球に衝突する。それも百年後に。世界を駆け巡った衝撃ニュースだったが、「終末」を思わせるには、小惑星衝突までの猶予が長かった。徐々に社会に厭世感が広まっていく中で、どこか希望を感じさせる6話からなる連作短編集。

    全体を通してそこはかとない虚無感が漂う中、人との関わりを通して希望を感じさせるような物語で、どの話も面白く読後感が良かった。

    特に第三話『友よ逃げるぞどこまでも』はミステリとしても面白く、しっかり驚かされた。

    後半の第

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    2026年02月15日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    凄く良かった!!
    めちゃくちゃ好みの短編集で、最後まで飽きることなく一気読み出来ました。
    タイトルと作者陣から即買いしましたが、期待を裏切ることのないものばかりでしたね!
    タイトルから多少グロいのかと予想してたけど、そんなことはなく、適度なゾワッと感と少しのミステリー要素がちゃんとあって、ホラーではないし、読みやすかったです。さすがでした✨

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    2026年02月07日
  • どうせ世界は終わるけど

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    私は、すきだな、と思える作品。終わりがあるのは誰でも一緒。それが数値化されていようがいまいが、その人の心根次第で変化する。だから、思う。私は、生きるぞ。と。

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    2026年02月04日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    私が想像しているシリアルキラーとはまったく違うタイプの殺人者が出てきて、新鮮だった。
    どの作者さんの文章も情景が想像しやすく、引き込まれたので、長編を読んでみたくなった。

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    2026年01月29日