結城真一郎のレビュー一覧
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ネタバレ個人的に響いたのは、最後の子供をおいて出て行った母親が どうせ滅びる世界でただの母親として一生を、終えたくないと思いました
って書き置きをして蒸発したエピソードあるんだけど
おいてかれた息子が最低だよねあの人っていうシーン。
性マイノリティで自殺してしまった友人
トガっていた少年が就活先で、元バイト先の学校のマドンナと再開して自分の高校での実績を、就活先で語るストーリー
目の前で妻子を殺され犯人を殺し 服役も後1日で釈放で逃げた犯人と、犯人の実の兄との無人島での同居生活
同級生と家出した小学生
娘に嘘をついたパパが本当に宇宙操縦士を目指す話
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百年と九十三日後に直径二十二キロの小惑星が地球に衝突し、人類が滅亡するかもしれない
という状況の日本が舞台。
百年後なので、今生きている人は、ほぼ生きてはいない。
でも、二十年後、三十年後に生まれてくる子どもたちには、現実味がある。
そんな日本の中で起きた六つの物語。
もし自分が同じ状況になったとしたら
「どうせ世界は終わるけど」と言って下を向くのか
「どうせ世界は終わるけど」と言って上を向くのか
希望を持って、前を向いて進むことができる後者でありたいと思いました。
また第六話で小学生が放つ言葉。
「『どうせ世界は終わるから、好きに生きた方がいい』みたいなやつ。もし滅びないなら、 -
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ネタバレビーバーイーツの配達員をしている男女は、配達業の傍ら、とあるレストランから発注される高額の依頼をこなしている。USBを届けるという簡単なものから、依頼主から話を聞くというものまで、その内容は様々。
じつは探偵業をしている! という明るい序盤から、とうとう人が死に、だんだん不穏になっていく終盤。どの事件も納得のいく形で解決するし、とてもおもしろい切り口だと思います。お店のコンセプトもいいですね。真実よりも依頼者の求めるものを提供するという、レストランである意義がしっかりと読み取れます。が、意外性はなかったかな。
まさに世にも奇妙な物語みたいな作品です。 -
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100年後に隕石衝突により人類が滅びることになった世界の短編集。
隕石衝突による人類滅亡小説3作目にして、猶予期間が長過ぎて…。
最初は、「人はいつまで子どもを産むんだろう」ということが気になった。
あと40年とかそれ以降とかだと、子どもを産むことは無責任なのでは?などの葛藤が生まれそう。
だとすると、隕石衝突寸前には中高年以降の人類しかいないのか?
でも、きっとそれはないだろう。
いつの世でも、子どもを産む人は産むんだろうな。
結局のところ、隕石を言い訳にするなってことなんだろうけど、どうせ世界が終わるなら、カウントダウンされるより突然が良いなぁと思った。 -
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1編15分、世界がくるりと裏返る。
ミステリのプロが厳選した、2024年を代表する本格アンソロジー。
本格ミステリ作家クラブ選・編の、2023年発表の作品から厳選された本格ミステリアンソロジー。
倒叙からダイイングメッセージ、日常の謎まで内容もバラエティに富んでいて面白いです。
個人的によく読む、という作家さんも少なかったため、新鮮に楽しめました。
以下、個別の感想を少しだけ。
東川篤哉『じゃあ、これは殺人ってことで』……ドタバタした倒叙ミステリ。どんどん話がややこしくなっていく様に思わずくすっとしてしまいます。以前読んだときも思ったのですが、コメディ強めのノリについていけるかは好みが分 -
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全6編の豪華書き下ろしアンソロジー。
「ヤツデの一家」新川帆立
疑心暗鬼が仕掛ける見えない罠。短編でも冴える描きぶり。
「大代行時代」結城真一郎
Z世代の生き様を描く。いっそ清々しいほどの割り切りが印象的。
「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
他人の本質は最後まで掴みきれない。果たして誰の罪だったのか。
「供米」米澤穂信
直木賞受賞後の小品ながら、丁寧に紡がれた物語。亡き夫の罠にかかりにいった妻。
「ハングマン」中山七里
副題の雛鵜は、無知ゆえ罪に落ちる若者の象徴か。操られた末の強盗事件。
「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
弟子は師匠作家の教えを実行する。作品と現実が重なる趣