結城真一郎のレビュー一覧

  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    個人的に響いたのは、最後の子供をおいて出て行った母親が どうせ滅びる世界でただの母親として一生を、終えたくないと思いました 
    って書き置きをして蒸発したエピソードあるんだけど
    おいてかれた息子が最低だよねあの人っていうシーン。
    性マイノリティで自殺してしまった友人
    トガっていた少年が就活先で、元バイト先の学校のマドンナと再開して自分の高校での実績を、就活先で語るストーリー
    目の前で妻子を殺され犯人を殺し 服役も後1日で釈放で逃げた犯人と、犯人の実の兄との無人島での同居生活
    同級生と家出した小学生
    娘に嘘をついたパパが本当に宇宙操縦士を目指す話

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    2025年12月04日
  • どうせ世界は終わるけど

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    自分の命の終わりさえ分からないのに、人類の滅亡、地球が終わるその日のことは、ほぼ正確に計算できてしまうという、やるせなさ。
    科学の進化を賞賛すべきか、生命の神秘に隠された残酷さを憐れむべきか。

    Xデーが約100年後、という設定がなんとも良い。

    これ以上近くなると、おそらくどの国でも"出産禁止"の議論がなされ、世界は少子化に向かうと思う。
    そうなると、必然的に科学や文明もとんでもなく縮小されていき、小惑星撃墜というミッションが絶望的となる。
    今が、人類が"詰む"か"詰まない"かのギリギリライン。


    そんな世界で生きる者たちの、人生

    0
    2025年12月03日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に世界滅亡すると言われたらあなたはどうしますか?
    「100年後」というのが、絶妙な設定で、自分が生きている間に地球が滅亡することはないけど、確実に人類が滅亡する未来が見えている。そんな世界で、あなたはどう生きますか?と問われている作品でした。

    連作短編で、色々な登場人物の視点で話が進みます。各章ごとに、時間も少しずつ経過していき(世界滅亡に近づいていき)、世の中も変化していく様が面白かったです。

    個人的には「友よ逃げるぞどこまでも」がお気に入りです

    0
    2025年11月29日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    読みやすい短編小説集

    個人的に好きだったのは、
    【ヤリモク】
    【#拡散希望】

    【ヤリモク】
    愛し方ががとっ散らかっている
    お父さんの話。

    【#拡散希望】
    長編でも良さそうな内容
    おもしほいエンタメ小説

    ぽろぽろと落ちている伏線を
    拾いながら推理して読むのが
    おすすめです。

    0
    2025年11月28日
  • どうせ世界は終わるけど

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    百年と九十三日後に直径二十二キロの小惑星が地球に衝突し、人類が滅亡するかもしれない

    という状況の日本が舞台。
    百年後なので、今生きている人は、ほぼ生きてはいない。
    でも、二十年後、三十年後に生まれてくる子どもたちには、現実味がある。
    そんな日本の中で起きた六つの物語。 


    もし自分が同じ状況になったとしたら
    「どうせ世界は終わるけど」と言って下を向くのか
    「どうせ世界は終わるけど」と言って上を向くのか

    希望を持って、前を向いて進むことができる後者でありたいと思いました。


    また第六話で小学生が放つ言葉。
    「『どうせ世界は終わるから、好きに生きた方がいい』みたいなやつ。もし滅びないなら、

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    2025年11月27日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に小惑星が地球に衝突して人類は滅びる。
    同じような設定は1年後や8年後で読んだことがありますが、滅びるのは次の世代である100年という設定が良くも悪くも特徴的。
    終盤の言葉にはハッとさせられる一方、時間による技術の進歩が気になるところ。

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    2025年11月26日
  • 難問の多い料理店

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    ネタバレ

    ビーバーイーツの配達員をしている男女は、配達業の傍ら、とあるレストランから発注される高額の依頼をこなしている。USBを届けるという簡単なものから、依頼主から話を聞くというものまで、その内容は様々。
    じつは探偵業をしている! という明るい序盤から、とうとう人が死に、だんだん不穏になっていく終盤。どの事件も納得のいく形で解決するし、とてもおもしろい切り口だと思います。お店のコンセプトもいいですね。真実よりも依頼者の求めるものを提供するという、レストランである意義がしっかりと読み取れます。が、意外性はなかったかな。
    まさに世にも奇妙な物語みたいな作品です。

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    2025年11月20日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    オンライン飲み会やYouTuberに憧れる小学生など、様々なシチュエーションで起きる短編ミステリ集。
    絶対にあり得ないとは言い切れない、絶妙な世界観がいいですね。
    個人的には家庭教師の話がお気に入りです。
    でもこれどうやって映画化したんだろ?

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    2025年11月19日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    世界が終わるまでの100年間を描くわけではなく思った感じの本とは違いましたが、現実味のある物語でした。

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    2025年11月17日
  • どうせ世界は終わるけど

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    人性を振り返ったりこの先を想像する時、一本の途切れない道を歩いていくイメージをしがちだけど、実際は瞬間瞬間が積み重なって道になり、生活の一瞬一瞬に感じる気持ちや相手とのやり取りが連なって続いていくんだなと、そんなことを考えた
    未来のために生きるんじゃなくて、今の自分のために日々を生きて、それが未来になる

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    2025年11月16日
  • どうせ世界は終わるけど

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    人類が数十年先に滅ぶと知った場合、私の生き方は変わっていただろうか。人類の期限を知った時、どのような変化が現れるのかも少し知ることができたような気がする。
    それを見た上で、人類が滅びるから、滅びる前にとかではなく、「自由に生きる」こと、大切だなぁと思った。
    私も人生後半に突入しているが、人生を諦めずにもう少し自由に生きていきたいと思った。

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    2025年11月15日
  • 難問の多い料理店

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    裏メニューで難問を「解釈」するシェフのもとに訪れるビーバーイーツの配達員たち。配達員たちがなんとなく注文者の境遇と似ているために、物語の落ち着くところが良き。
    1作目を別のアンソロジーで読んだことがあったので、気になって読んだけど面白かった。実写にしても面白そう。

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    2025年11月12日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に隕石衝突により人類が滅びることになった世界の短編集。

    隕石衝突による人類滅亡小説3作目にして、猶予期間が長過ぎて…。

    最初は、「人はいつまで子どもを産むんだろう」ということが気になった。
    あと40年とかそれ以降とかだと、子どもを産むことは無責任なのでは?などの葛藤が生まれそう。
    だとすると、隕石衝突寸前には中高年以降の人類しかいないのか?
    でも、きっとそれはないだろう。
    いつの世でも、子どもを産む人は産むんだろうな。

    結局のところ、隕石を言い訳にするなってことなんだろうけど、どうせ世界が終わるなら、カウントダウンされるより突然が良いなぁと思った。

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    2025年11月12日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    殺人事件の短編集。
    殺人の動機に全く共感が出来ないサイコパス性を感じつつも、随所に散りばめられた伏線回収は没入感があり、あっという間に完読。
    共感性がなさすぎて、終盤までストーリーがどこに向かっているか見当もつかないのも面白みの一つ。
    読み物としてよく出来てるなという面白さはあるものの、どの時間の動機も人の命が軽んじられているように感じてしまい、個人的には好きにはなれなかった。

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    2025年11月09日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    トリを飾る杉井光さんのほかは皆平成生まれの
    若手作家陣によるSNSをテーマにしたアンソロジー。

    石田夏穂さんの「タイムシートを吹かせ」が
    とにかく面白くて、ちょっとほかの内容が記憶から薄らいだ。

    今推しの作家さん、新名智さんの「霊感インテグレーション」は
    同名の単行本も出ていて、
    内容としてもまだまだ膨らみそうな話。

    佐原ひかりさんの作品は
    少し歪んだ人間関係から
    何らかの神髄を引きずり出してくるような物語が読みどころ。
    今回は「あなたに見合う神様を」
    推しと自分の関係値について。

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    2025年11月06日
  • どうせ世界は終わるけど

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    100年後に小惑星が地球に衝突するという、人類滅亡の危機の中生きる人々を描いた連絡短編集。
    話題作を発表してきた著者だけに、なにか仕掛けがあるのでは?と思ったけど、終末へ向かう中で、人々はどういった生き方を選ぶのかという、まじめに、落胆から希望へとを描いた小説でした。表紙はその象徴ともいえるかもしれない。
    どこか既視感があると思ったら、「週末のフール」でした。
    「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」はいまだに忘れないセリフです。そして、今を生きろというところに着地するのは、変わらないテーマなんでしょうね。

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    2025年11月04日
  • 本格王2024

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    1編15分、世界がくるりと裏返る。
    ミステリのプロが厳選した、2024年を代表する本格アンソロジー。


    本格ミステリ作家クラブ選・編の、2023年発表の作品から厳選された本格ミステリアンソロジー。
    倒叙からダイイングメッセージ、日常の謎まで内容もバラエティに富んでいて面白いです。
    個人的によく読む、という作家さんも少なかったため、新鮮に楽しめました。

    以下、個別の感想を少しだけ。
    東川篤哉『じゃあ、これは殺人ってことで』……ドタバタした倒叙ミステリ。どんどん話がややこしくなっていく様に思わずくすっとしてしまいます。以前読んだときも思ったのですが、コメディ強めのノリについていけるかは好みが分

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    2025年10月30日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    良くも悪くも伏線がわかり易い。

    最初の家庭教師のやつで、成程こういう感じかじゃあ最初から行動や物事を注意して読み進めれば最後に答え合わせ出来るなと読んでみたら全部同じ感じだった。

    詰め込み過ぎとも取れるし、良く考えてるともとれる。そんな現代ミステリ短編でした。

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    2025年10月25日
  • 禁断の罠

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    全6編の豪華書き下ろしアンソロジー。
    「ヤツデの一家」新川帆立
     疑心暗鬼が仕掛ける見えない罠。短編でも冴える描きぶり。
    「大代行時代」結城真一郎
     Z世代の生き様を描く。いっそ清々しいほどの割り切りが印象的。
    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
     他人の本質は最後まで掴みきれない。果たして誰の罪だったのか。
    「供米」米澤穂信
     直木賞受賞後の小品ながら、丁寧に紡がれた物語。亡き夫の罠にかかりにいった妻。
    「ハングマン」中山七里
     副題の雛鵜は、無知ゆえ罪に落ちる若者の象徴か。操られた末の強盗事件。
    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
     弟子は師匠作家の教えを実行する。作品と現実が重なる趣

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    2025年10月20日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    途中に伏線を散りばめ、最後に回収して、スッキリとする流れでした。短編の集まりということもあり、まさかと驚くようなどんでん返しはなく、それを求めていると少し物足りない気もする。文量としては読みやすいので好みによって評価は変わるかなと思います。

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    2025年10月16日