結城真一郎のレビュー一覧

  • どうせ世界は終わるけど

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    世界が終わると急に言われたら…どんな精神状態になるんだろうなんて改めて空想してみました。
    そんな重いテーマだけど、おしゃれな作品でした!

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    2026年05月23日
  • 禁断の罠

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    有名なミステリー作家さんたちの短編集。
    さすがにどの作品もおもしろかった!
    個人的には迷惑行為による炎上の裏側を書いた「妻貝朋希を誰も知らない」が良かった

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    2026年05月16日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の短編目当て。やっぱりよねぽらしくて余韻が残る。
    他の作品もどれも良かった。
    『大代行時代』は時代を風刺していて好き。許される代行とそうでない代行の線引きって、確かになんだろうなとは思った。
    ある人にとってはどうしてもやりたくないこと…それを請け負うのがビジネスになる世の中かぁ

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    2026年05月08日
  • どうせ世界は終わるけど

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    緩やかに破滅に向かう世界での連作短編集。100年後の隕石か、たしかに他人事に思える。
    でもまだ生きている可能性がある当事者は?と考えると諦めて生きるのも頷ける。
    各篇においても微妙な心理が描かれるが、未来のことよりもやはり今の現実に生きる事がヒシヒシと伝わってきた。

    友よ逃げるぞどこまでも
    最後に明かされたおっさんと北斗の関係が何とも辛い。ここでもホープに人生を乱されたドラマがあるのだが、それよりも偏った教育が起こした事件だ。
    逃げることも戦いだ。中々理解に難しい考えかもだが批判はしない。人それぞれの環境の中での生き方と解釈しよう。

    どうせ世界は終わるけど
    未来の言葉に今まで読んできた自分の思いと一致した。ホープが来ても来なくても好きに生きたらいいじゃない。滅亡を言い訳にしなくてもいいやんか。
    いつかは人類も滅びるし、自分もいつ死ぬか分からない。
    そんときゃそんとき。と悲観的に考えずに暮らしたい。

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    2026年05月04日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    小5の娘に勧められて読んだ本。
    読んでる途中の娘との会話で「人はいつから必ず死ぬんだけど、『◯年後に人類が滅亡する』というカウントダウンがあるからこそ、意識するお話なんだろうね。いつか死ぬことには変わらないんだけどね。」という話をした。
    結末がまさにそれだったわけだけど、『いつか死ぬからこそ、好きなように生きる』『逃げるという戦い方もある』ということは覚えておきたいと思う。

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    2026年05月02日
  • どうせ世界は終わるけど

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    伊坂幸太郎の終末のフールを思い出したのは自分だけかな。終末が現実的になって一応一騒ぎがあった後の、市井の人たちの生活と生き様が、時系列に収斂していく様子は、やっぱり伊坂作品に近いものを感じる。他人に決められる人生なんて寂しい限り。小説くらい自分で決めるお話しを読みたいよね。

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    2026年04月30日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    「どんでん返しの五連撃」と謳う、5編からなるミステリ短篇集(映画化されているので長編と思い込んでいた。)短編集としてのタイトルなので表題作というのはなく、それぞれの話は独立している。映画はいったいどんな構成なんだろう…

    短編ということもあって出てくる情報は限られているため推理がしやすく、思考を巡らせながら楽しく読み進められる。的中したり裏をかかれたりで1勝3敗1分。心地良いボリュームと難易度だった。

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    2026年10月12日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    夢の中が他人と共有できるという世界線のいわゆる特殊設定ミステリ。が、それらの群を抜いて、「そんなもん言うたもん勝ちやろ」の作者勝ち感のない、読者目線に寄り添えた練りに練られた(寝られた?)作品。
    ちゅうことで、「おやすみなさい」。。

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    2026年04月25日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    特殊設定ミステリー
    各所の伏線が適度に引っかかって良い感じに散りばめられてる
    恭平のミナエに対する欲望に凄い謎があるかと思ったら特になくて、一般的なやつかー
    表紙のミナエとモミジを逆に捉えてた

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    2026年03月13日
  • どうせ世界は終わるけど

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    小惑星衝突による、ありがちな滅亡モノかと思いきや、100年後にという新しい設定。短編の各章は衝突まであと◯◯年と若干時代が進み、世代毎に捉え方が変わってくる上手い構成で、その空気感が良く伝わる。最終章の「回収パート」は欲を言えばもう少しかな。1章の「私」をここで持ってくる、本作のストーリーテラー的人物にしては半生が急に雑で、なんだか駆け足感がしちゃったのが残念だけど、個人的には「#真相をお話します」より面白かった

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    2026年03月08日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    面白かったのは、各作家が描く殺人鬼たちが、それぞれ**自分の信念や“筋”**を持っているところ。
    ただそれは立派な「ルール」というより、自分を正当化するための言い訳にも見えて、その危うさが怖かった。
    怪物になりきれないからこそ、言葉で理屈を作って“人間の形”を保とうとする――でもその理屈が、狂気を長持ちさせてしまう感じがある。
    そして何より、怪物がふと見せる人間性を感じた瞬間に、「これは特別な誰かの話じゃなく、誰でもなり得るのかもしれない」と思ってしまう。その距離の近さがいちばん恐ろしかった。
    改めて、シリアルキラーという題材はアンソロジーとの親和性が高いと思った。怖さの種類が作家ごとに変わるぶん、“闇の食べ比べ”みたいに読めてしまう。
    さらにタイトルの『人殺し日和』がまた怖い。殺人が特別な出来事じゃなく、天気のいい日常にすっと紛れ込むような感触があって、読後にじわじわ効いてくる。
    短編で楽しんだ後、じっくり各作家さんの作品も読んでみたくなる一冊だった。

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    2026年01月21日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    題名に惹かれて購入。
    サイコパスが必ず物語に登場する短編集。どのサイコパスも新たな欲求に目覚めるきっかけだったり数字へのこだわりみたいなのが強く出ていて共感は出来ないがきっかけは突然起こることもあるんだなと思い、誰にでもきっかけはあると思うと怖かった。
    どれもそれぞれの著者の良さがあり良かったが、木爾チレンさんとくわがきあゆさんの短編集が良かった。
    ⭐︎木爾チレンさん 『脳JILL』より
    「欲求というものは、一度、上を知ってしまうと、もうそれ以下では満足できなくなるんです。」
    →本当にそうだなと共感。上を求めればキリがないないし終わりがないなと思った。
    ⭐︎くわがきあゆさん 『私の伴侶』より
    →人を救おうとする老人と人を掬う男性を掛けているのが上手いなと思い良かった。

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    2026年01月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    「小説推理」に掲載された4編と結城真一郎氏の書き下ろし。
    人気作家の人殺し(*☻-☻*)

    「シリアルキラー vs 殺し屋」阿津川辰海
    派手な対決ものに見えるのに、
    「技術」と「倫理」の差だったり。
    やっぱりプロはプロ。といったところでしょうか。

    「脳JILL」 木爾 チレン
    チレンさんぽさを安心して味わえる“人殺し”
    という感じがします。
    この文体の軽妙さと心理の深さの
    高低差が魅力。

    「テキストブックキラー」櫛木理宇
    短編なのにハッとしてグッとくるなあと思ったら 櫛木さんでした。
    “殺人”書いたら際立つものがあります。

    「私の伴侶」くわがきあゆ
    自殺の名所の崖の上。
    止められぬなら落としてしまおうか。
    落ちてしまったご遺体を拾うもあり。

    「ご乗車の際は」結城真一郎
    女郎蜘蛛を愛でる男は、殺す条件を常備するタクシードライバーとなる。巣を張ったつもりが同種の人間に乗り込まれる。
    なんとなく 最初の数ページが道尾さんに似ている気がした。

    技術的な殺人、殺人の思考、殺人との関係性
    殺人者の反転と 皆さん殺人へのアプローチを変え楽しませていただきました。

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    2026年01月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    好きな作家さんが多かったので手に取ったけど、読んだことなかった阿津川辰海さんの話がとても面白かったので他の作品も読んでみたいなと思った。比較的全ての作品面白かった

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    2025年12月17日
  • どうせ世界は終わるけど

    H

    購入済み

    100年後に地球に巨大隕石が衝突し人類滅亡とのニュースが流れてから、衝突まで68年となった時点までの6つの短編です。あとの短編が以前の短編に関係することで、色々と生き方を考えさせてくれる作品と思います。
    書名は、内容を表してはいるのですが、内容の半分だけのようで、次へのイメージを出す書名が良かったと思います。

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    2025年09月22日
  • 東大に名探偵はいない

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    東大出身の小説家6人によるアンソロジー。
    どれも短編でサクサク読めちゃうライトミステリー。
    どうやら、東大ならではのエピソードを盛り込んでくれって依頼されて書いたんだろう内容です。
    面白い。
    新川帆立さんのふざけ具合も楽しいし、
    伊与原新さんの地震予知の話も興味深く読めた。
    その2人以外は初読み作家さんでしたが、
    どれも良かった。
    特にラストの浅野皓生さんの弁護士から医者になった人の話は二転三転していて考えさせられた。

    アンソロジーは新しい作家さんとの出会いがあって良いですね〜

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    2025年09月14日
  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    2025/09/03〜2025/09/13

    仮説が組み上がってく過程もそれが崩れ去るのもめちゃくちゃおもしろかった。
    映像化したらいろいろ分かりやすくなってもっと面白いと思うからやってほしい。
    できれば連ドラ1シーズン使って欲しいなぁ。
    映画だと時間足りなそう。

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    2025年09月14日
  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    いろいろな意味で社会派ミステリでありミステリの醍醐味み味わえる、贅沢な作品です。

    3009冊
    今年237冊目

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    2025年09月11日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    誰も死なないはずの明晰夢の中で、なぜか人が死んでしまう。設定がもう面白い。
    ヒントがたくさん散りばめられていて、完全に真相に辿り着けないとしても違和感をいくつも感じられるように作られている、フェアなミステリーだと感じる。といっても、私の推理力じゃ足りなかったけど。

    メタバースの開発がどんどん進んでいって、現実と仮想空間との境界がどんどん曖昧になって行った先に、この本で起きていることが実際に起きてしまうんじゃないか、とちょっと思った。

    登場人物も少なく分かりやすい、読みやすい、テンポもいいのであっという間。楽しかった。




    でも帯にどんでん返しって書くのはやっぱりどうなんだろう。というかこの小説ってどんでん返し…なのかな?

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    2025年09月07日
  • 東大に名探偵はいない

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    伊与原新さんの作品が掲載されているとのことで拝読。

    なんだかんだ学歴社会の世の中において、東大という看板はやはり魅力的ですね。

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    2025年08月13日