結城真一郎のレビュー一覧
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『#真相をお話しします』の著者、結城真一郎氏の作品。
睡眠障害『ナルコレプシー』を罹患した【蝶野恭平】が主人公の特殊設定ミステリ。
夢の中を主な舞台とした、クローズドサークル系の本作。
夢をコントロールする技術とそれを活用した人体実験など、SFチックな世界観を背景としている部分は、個人的には好きなテイストでした。
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睡眠障害(ナルコレプシー)のせいで失業した蝶野は、極秘人体実験「プロジェクト・インソムニア」の被験者となる。極小チップを脳内に埋め込み、夢を90日間共有する――。願望を自在に具現化できる理想郷(ユメトピア)は、ある悪意の出現によって恐怖と猜疑に満ちた悪夢へと一変 -
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画面の
向こうに
隠された
秘密と嘘
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仕事帰りの書店で見つけて購入しました。
「世界でいちばん透きとおった物語」のスピンオフがあるということで。
7作品中、6作品が平成生まれの作家さん。
時代感じます。笑
昭和生まれの私…おののきました。笑
「かわうそをかぶる/朝倉秋成」
人気VTuberへ楽曲を提供していた音楽クリエイターが殺された。
犯人は、VTuberの熱心なファン。
自分はあてがわれた役を演じてるだけなのか。
「まぶしさと悪意/大前粟生」
Tipshotというショート動画SN -
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ネタバレ⚫︎感想
エンタメの短編集。全体を通して面白かった。
石田夏穂さんの作品全部読みたい!という動機で読んだため、最初に読んだのは石田さんの「タイムシートを吹かせ」。石田ワールド全開、しかもちょっといい話で終わっていて良かった。レジェンドはレジェンドたる歴史を持っていた。
「かわうそをかぶる」浅倉秋成さん。「六人の嘘つきな大学生」以来。若者を描くのが上手いんだな〜と思ったし、今作は女の子のVtuberが主人公なので器用さを感じた。本音と建前と本当の自分ってどこ?…怖くて、でも、こんな世界もあるのかなぁと思える、漫画みたいに画像が浮かんでくる作品だった。
「まぶしさと悪意」大前粟生さん。TikTok -
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ネタバレ浅倉秋成さん かわうそをかぶる
人気音楽クリエイターが殺された。その犯行動機は『VTuberを守るため』だった。主人公の女性に共感できる部分も沢山あり親近感が湧いた。
最後の展開に驚き、見返す面白さがあった。
大前栗生さん まぶしさと悪魔
動画がバズり、カリスマとなった女子高生の海荷は神と呼ばれ学校外からも人気があった。
しかしそんな海荷がいきなり動画を撮るのをやめてしまった。やめた理由を問うために教師が動いた。動画の中のキャラづくりや誹謗中傷に疲れたためであった。しかしその原因を作った人が意外な人であった。
新名智さん 霊感インテグレーション
「幽霊からプッシュ通知が届く」 -
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注目作家のアンソロジー作品
SNS、Vtuber、SNSによるバズり、マッチングアプリ、若手社員と再雇用者のネットリテラシーの差異
今の自分達にとっては馴染み深いテーマでとても読みやすい作品だった
もちろんアンソロジー作品なので好き嫌いは多少なりとも出てしまった。
かわうそをかぶる
どうしてこれほど心が壊れた少女を描けるのか読んでいて不思議な気持ちになる
物語の展開がとても綺麗で短編と思えない読み応えがある
ラストで伏線回収があるのもなんとも秋山先生らしい
ヤリモク
40代男性のマッチングアプリ事情
妻子持ちの彼がやっている理由とは…
こちらも伏線回収ものだが、一番個人的には -
Posted by ブクログ
ネタバレ嘘がテーマのアンソロジーであり、各作品で何が嘘に当たるのか?を考えながら面白く読めた。1つ目の『カワウソをかぶる』がインパクト強すぎる。あーこっちの人やったんかい!ただのASD(解離はあるかも?)かと思わせといて自分が気持ち良くなるためならどんな事でもやっちゃうサイコパス人格の居る解離性障害やったんかい!が痛快で(書き方が上手くてミスリードさせるからズルい!)、思わず最後の数ページを何度も読み返した。途中何度もあれ?って思わせつつ上手く気付かせないようにするのが作者の狙い通りやとすると凄いなと。その次の話がなんか面白くなくて途中やめそうになったけど、『ヤリモク』が途中早めにネタバレしたけど面白