結城真一郎のレビュー一覧

  • どうせ世界は終わるけど

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    『100年後に世界が終わります』と
    宣言され『未来のバトンを渡すのか』と問われても答えは『渡しません』今の自分の生活を淡々と過ごすのみと思ってしまう
    間違いなのだろうか?
    世界が終わるはずはない、きっとなんとか
    回避できる方法があるから、未来へのバトンはしっかり渡すべきそう考えるべきなのか?最後まで葛藤しながら読んでいたが
    結局いつかは自分の世界は終わるのだから自由に生きる自然に生きるって事に尽きる気がした。
    何が起きようと、今を生きている事が大事なんじゃないかと

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    2025年10月31日
  • どうせ世界は終わるけど

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    ネタバレ

    世界が100年後に終わると分かった時、人はどう生きるのか。
    刻々と迫る終末の刻。どうせ、と投げやりになるのか、どうにかならないのかと足掻くのか、自分のやりたい事を突き詰めるのか。
    私ならどうするだろうか。時間の経過とともに短編が次々と描く立場の違う人々のいろいろな考え方や行動に我が身も振り返ってしまう。
    最後の作品では、いくつかの作品に出てきた人たちが関わる。つい見返してしまう。
    読み返したくなる良い作品だった。

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    2025年10月31日
  • どうせ世界は終わるけど

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    百年後に人類が滅亡する…
    自分に置き換えたらその頃にはもうこの世にはいないからあんまり関係ないかなって一瞬思ってしまったけどそんなことはなかった!バタフライエフェクトのように小さな変化が、小さな関わりが、小さな言動が、小さな繋がりが世界を変えていく。それが良くなるか悪くなるかはわからないけどとにかく今、目の前にあることに真剣に向き合って生きていくしかないんじゃないかと思った。
    どうせ世界は終わるけど…今、信じた道を生きていく。

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    2025年10月28日
  • どうせ世界は終わるけど

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    なかなか面白い観点。6編にいろいろな関係もあり、よく考えられてると思う。すげえって云うほどでもないが、まあ面白かった

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    2025年10月22日
  • 難問の多い料理店

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    ★4.5
    むかしむかしあるところ…ばりに、様式美にこだわって謎解きを進める安心感と驚きあり。
    それが一転するのが4作目。5作目で安心感を与えた後で訪れる終章の華麗なる大団円。
    メンバー入れ替え、これを超える次作も執筆を期待してしまう。

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    2025年10月20日
  • 難問の多い料理店

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    オムニバス形式ではあるものの、単調にならず起伏を持たせて話が描かれており、楽しく読めました。

    オーナーはCV津田健二郎で読みました!

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    2025年10月12日
  • 難問の多い料理店

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    怒涛の伏線回収劇であっという間
    短編というのも読みやすい
    ちょっと重たい作品の後におススメ

    ちょっと最後がう~ん…
    抑揚があまりなくてオーナーのキャラ守がある?もしくは
    続編然り…?

    連ドラにするにはいっこいっこが短くて難しいんじゃ…ていうほど
    謎!→解決編!がまあ早すぎるやつ

    「#真相…」よりこっちのほうが私は好きかも

    ソイカウボーイの「陽バイト」ネタ見てみた過ぎるんだけど(笑)

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    2025年10月09日
  • 難問の多い料理店

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    映画化した「#真相をお話しします」があまりに面白くて、原作の小説を読みました。これが結城真一郎さんを知ったきっかけです。原作の小説も面白くて、他の作品も読んで見たいと思い、検索したら「難問の多い料理店」がヒット。早速読むことにしました。

    ミステリー小説やミステリー漫画など、ミステリーを好んで読んできましたが、今回読んだ作品は今までとはスタンスが違って新鮮でした。
    名探偵コナンの名台詞「真実はいつもひとつ!」にもあるように、ミステリーって真実を解明するのが醍醐味の1つだと私は思ってたんですが、この作品はそうじゃない。あくまで「レストラン」。依頼人である客が望む解答を提供する。真実じゃなくて解釈

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    2025年10月07日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    日常のちょっとした謎解きミステリーは読むけど、レベルアップしたいな、という時に丁度いい一冊ではないでしょうか。
    表題をわかりやすく言い換えるとしたら
    「ヒントをばらまくので、推理してみて下さい。
    真相は最後にお話しします」
    といったところ。

    今どきの話の短編集。
    程よくドキドキ。
    程よくビックリ。
    それぞれのタイトルが絶妙でした。

    見た目は好みじゃないと思ったのですが、意外にも楽しめました。(ダブルで失礼ですが)
    長編やシリーズ化してるとなかなか手を出しにくいので、こういうミステリーがあるといいですね。



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    2025年09月23日
  • どうせ世界は終わるけど

    H

    購入済み

    100年後に地球に巨大隕石が衝突し人類滅亡とのニュースが流れてから、衝突まで68年となった時点までの6つの短編です。あとの短編が以前の短編に関係することで、色々と生き方を考えさせてくれる作品と思います。
    書名は、内容を表してはいるのですが、内容の半分だけのようで、次へのイメージを出す書名が良かったと思います。

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    2025年09月22日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    短編集。
    どの話も「ちょっとした違和感」がじわじわ広がり、
    最後にゾクっとさせられる構成。

    ◆ 惨者面談
    中学受験を控える親子へ、
    家庭教師の営業バイトをしている片桐。
    今日もアポイント先の親子のもとを訪れるが、
    この親子にはどこか違和感が・・・。

    ◆ ヤリモク
    妻子持ちの男性が出会い系サイトで
    知り合った女性をお持ち帰りしようとする。
    食事も雰囲気も順調で、
    このまま上手くいきそうだが、やはり違和感が・・・。

    ◆ パンドラ
    テレビから流れたのは、15年前に起きた
    「連続幼女誘拐●人事件」の新証拠が見つかり、
    裁判がやり直しになるかもしれないというニュース。
    そして数時間後、「母から事情

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    2025年09月20日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    映画を先に見たが、違う物語もあって、それぞれが短編集になっていた。読み進めると、思わぬ真相が明らかになり、面白かった。

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    2025年09月15日
  • 東大に名探偵はいない

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    東大出身の小説家6人によるアンソロジー。
    どれも短編でサクサク読めちゃうライトミステリー。
    どうやら、東大ならではのエピソードを盛り込んでくれって依頼されて書いたんだろう内容です。
    面白い。
    新川帆立さんのふざけ具合も楽しいし、
    伊与原新さんの地震予知の話も興味深く読めた。
    その2人以外は初読み作家さんでしたが、
    どれも良かった。
    特にラストの浅野皓生さんの弁護士から医者になった人の話は二転三転していて考えさせられた。

    アンソロジーは新しい作家さんとの出会いがあって良いですね〜

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    2025年09月14日
  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    2025/09/03〜2025/09/13

    仮説が組み上がってく過程もそれが崩れ去るのもめちゃくちゃおもしろかった。
    映像化したらいろいろ分かりやすくなってもっと面白いと思うからやってほしい。
    できれば連ドラ1シーズン使って欲しいなぁ。
    映画だと時間足りなそう。

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    2025年09月14日
  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    いろいろな意味で社会派ミステリでありミステリの醍醐味み味わえる、贅沢な作品です。

    3009冊
    今年237冊目

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    2025年09月11日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    誰も死なないはずの明晰夢の中で、なぜか人が死んでしまう。設定がもう面白い。
    ヒントがたくさん散りばめられていて、完全に真相に辿り着けないとしても違和感をいくつも感じられるように作られている、フェアなミステリーだと感じる。といっても、私の推理力じゃ足りなかったけど。

    メタバースの開発がどんどん進んでいって、現実と仮想空間との境界がどんどん曖昧になって行った先に、この本で起きていることが実際に起きてしまうんじゃないか、とちょっと思った。

    登場人物も少なく分かりやすい、読みやすい、テンポもいいのであっという間。楽しかった。




    でも帯にどんでん返しって書くのはやっぱりどうなんだろう。というか

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    2025年09月07日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    元々映画化前から話題になっていた本書。
    そのときは読む時間がなくて読めなかった…!

    映画で有名になって今は漫画も文庫もあり、読みたくなったので読んでみました。

    5つの短編で構成されており、どれもイマドキのパパ活やリモート飲み会、YouTuberなどをモチーフにした内容になっています。

    読書が苦手な人でも1つの話を30分くらいで読めると思います。ミステリーを読まない人でも、もしかしたら結末がよめるかもくらい分かりやすい話もありました。個人的には1回読めば理解できるので読みやすくて好きでした。

    この著者の別の作品も読んでみたくなりました。

    映画も本当は映画館で観たかったなあ。
    まだ観れて

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    2025年08月28日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    単行本が発売されてから話題の本であったので気にはなり、映画化もされ、もっと気にはなり、それでもあとで読めばいいかなと思い、つい最近購入して読んだが、あっという間に読み終えてしまった。
    短編集で読みやすいことはあるが、若い世代が想像しやすいテーマかつ次の展開が気になってしょうがないと思わせる書きぶりのため、一度本を開き、読みだすと、最後まで読まないと気がすまない。
    どの物語も面白くなるほどなと思わせるトリックであった。本の内容と映画の内容は、違うとのことなので、次は映画を観てみようと思う。

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    2025年08月27日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    映像化されるとの帯を見て購入しました。各章とも最初の伏線がどんどんつながっていく構成がとても読んでいて気持ちよかったです。また今の時代にあったThemaだなと思いました。

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    2025年08月25日
  • #真相をお話しします(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ちょうどさくっと読める短編集
    胸が痛む話もあったが
    ラスト #拡散希望 主人公が淡々と配信を通し真実を伝えていく様は痛快でした

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    2025年08月23日