結城真一郎のレビュー一覧

  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    構成がしっかりしていて、伏線回収もすごく、最後は一気読み。

    設定があり得なすぎて、なかなか想像するのが難しかった。
    『ナイト』はきっとそうなんだろうなーと思っていたけれど、想像以上の繋がり。
    『ナイト』の意味は予想だにせず、関心しながら笑ってしまった。

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    2021年11月28日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    自分が自分であることを証明するのは「記憶」。

    わたしは、その人が何であるか決定付けるのは、他人からの評価なのかな?と思ってた。でも、確かに経験が自分を表してるかも?と、この作品で気付かされた。

    作品の内容自体は興味深かったけど、描かれる視点や時間がコロコロ変わるところが少し読みにくさもあった。

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    2021年11月09日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    うーん、面白くないわけではないけど、微妙。ちょっと消化不良気味になるかな。

    ジャンル的には、ミステリーとSFの間というか、ミックスというか。
    大きなテーマ「記憶の取引」については、これが可能という大前提を受け入れないと読めないので、そこでつまづいたり、最後までその仕組みの説明がないことにフラストレーション感じる人は、読まない方が良い。
    その意味では、よりSFに近いかもしれない、

    何か引っかかると思うところはだいたい伏線で、あとで納得がいくんだけど、肝心の、ナイトとひとみがそここまで切実に相手を思い、叶わないなら記憶を捨ててもいいまでに思い詰める気持ちが、ピンと来ない。
    そのせいもあってか、

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    2021年10月31日
  • 本格王2020

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    結城真一郎「惨者面談」★★★☆☆
    凡そ結末の予想はついたけれど、文体が好き。

    伊吹亜門「囚われ師光」★★★☆☆
    「刀と傘」「雨と短銃」に続いて。
    この方の作品、個人的にとても好きなのだが、短編だと淡々とした印象がより強いかも。ただ母校の新島襄を出してくるところが強いな。

    中島京子「ベンジャミン」★★★☆☆
    お母さんのセリフと動物園であらかた予想はついたけれど最後まで読めた。
    アメリカの小説を読んでる印象があった。
     
    櫛木理宇「夜に落ちる」★★★☆☆
    掲示板のまとめを読んだときに感じる胸糞感があって、とりあえず私は外食しているときに隣のテーブルにこのご家庭が座ったら、脳内早食い選手権を開催

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    2021年06月17日
  • 本格王2020

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    【収録作品】「惨者面談」結城真一郎/「アリバイのある容疑者たち」東川篤哉/「囚われ師光」伊吹亜門/「効き目の遅い薬」福田和代/「ベンジャミン」中島京子/「夜に落ちる」櫛木里宇/「時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ」大山誠一郎

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    2021年01月02日
  • #真相をお話しします 1巻

    匿名

    ネタバレ

    オチでガッカリ・・・

    別居でも変装でもないのに、お互いに相手が自分の家族だと最後まで気づかない、そんな事ありえないのでは

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    2025年09月08日
  • #真相をお話しします 1巻

    ネタバレ 無料版購入済み

    ミステリー物で違和感

    ミステリーとしては面白いと思う。
    ただし時々違和感を感じてしまって物語に集中できなかった。
    1話は、父親は化粧をした娘に気が付かなかったとしても、娘はなぜ父親だと気が付かない?
    2話は、花瓶の破片で人を服の上から刺すことができる?
    他の演出はよくできていると感じたので少し残念。

    #ダーク #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2024年08月09日