結城真一郎のレビュー一覧

  • 救国ゲーム(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ドローンの性能が今どんなもんかわからんけど、
    無差別テロとか実際有り得るよな。
    結局間に合ったんだけど、この物語の中では。
    猶予なんて設けないよなーとか考えてしまう。
    そんなこと言ったらミステリーは成立しないよなーとか。で、考えてたら一気読みできなかった。

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    2025年01月25日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ◎かわうそをかぶる / 浅倉秋成
    いわゆる隠キャオタクがVtuberとして有名になり、リア充を蔑む自分と、恋人がいない現状に苦しむ自分との相反する感情に苦しむ話。
    どんなに有名で満たされてても欠けたピースはあるし、それをアイデンティティとしてたらその狭間で苦しむよなあ…
    イサナはどうなったの?誰か考察求む。

    ◎まぶしさと悪意 / 大前粟生 (アオ)
    架空のSNSで人気になった女子高生と教師について。
    うーん、何エンドになるんだろう。

    ◎霊感インテグレーション / 新名智
    心霊系アプリの不具合を調査する奇妙な運命の主人公について。
    ホラーとも違う世にも奇妙な話のような世界観。後味はよい。

    ◎ヤリモク / 結城真一郎
    #真相をお話しします に入っていたマッチングアプリの話。見たことあったのでつまんで読んだ。
    何段階かのどんでん返しで面白いんだけど、こっちの本の方が刊行が後なのにそれに旧作を入れるか、うーん…というところ。

    ◎あなたに見合う神さまを / 佐原ひかり
    推しに一直線で浮いているクラスメイトと学校外でだけ仲良くしているけど…な話。
    思春期ってそういうのあるよね。
    周りの目を気にして友人としても付き合う人選んだり、友達に合わせたり。

    ◎タイムシートを吹かせ / 石田夏穂
    機械に弱いが経歴のあるレジェンドと、そのレジェンドのアカウントで残業を水増ししている私の話。
    これは何というかジャンルだろうか。
    ハラハラしながら面白おかしく読めた。

    ◎君がため春の野に / 杉井光
    世界でいちばん透きとおった物語のスピンオフ。亡くなった小説家のSNSを通した謎。
    その本は読んでないからしっかりは楽しめなかったけど、プチミステリーとして。


    浅倉秋成さん目当てで、まさかアンソロジーとは知らず。
    たまにはミステリー以外を読むのもいいね。
    とは思うけど、やはり私はミステリーが好きだ。

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    2025年01月23日
  • やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生

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    83点
    ミステリーと算数の文章題をうまく融合していて児童文学としてとても上手く仕上がっている。キャラクターがとても魅力的で、続編も出たら読みたい。

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    2024年12月31日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    おもしろいし後半の伏線回収の勢いがすごい
    設定がゆるいような気する
    結局店の人が助ける
    ハッピーエンドな感じ
    土佐弁下手かよ
    高知に関する話

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    2024年12月26日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    Vtuber、動画投稿、SNS、アプリなど今どきお題満載。
    タイムシートを吹かせ、が面白かった。PCを使えない古稀越えレジェンド上司の相手をする代わりに残業代のデータを細工し、毎月食費だけを、上乗せして怒りを収める女性。
    上司ほどではなくても、パソコンをうまく使いこなせるわけではない私は、とっくに時代遅れ。
    なので他の作品は十分に理解できず流し読みも。

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    2024年12月01日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家」新川帆立



    「大代行時代」結城真一郎
    最近の話題で面白い。さすが『#真相をお話しします』の作者。


    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
    すごくいたたまれない気持ちだった。近年になって受け入れられつつあるとはいえ、田舎の閉じられた世界でなんの支援にも繋がっていない10代の子ども。



    「供米」米澤穂信
    近代文学界の当事者であろう主人公とその友人と。美しいラストだった。感動した。(文ストの横溝正史を重ねました)


    「ハングマンー雛鵜ー」中山七里
    シリーズもののひとつのよう。復讐代行。


    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
    コテコテの時刻表ミステリ読みたくなった。それにプロットを考える作家さんの思考回路ってこんなかんじなんだって大御所作家の指南を読んでいて思いました。



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    2024年11月24日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    CL 2024.11.13-2024.11.14
    若手作家によるアンソロジー。
    嘘があふれた世界=SNSにあふれるネット社会、ということなのかな。
    SNSを肯定的には捉えていない作品が多かった中で「あなたに見合う神さまを」が爽やかでよかった。

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    2024年11月14日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネット社会がテーマのアンソロジー。
    浅倉秋成さんの「かわうそをかぶる」はVtuberの動画をよく見るので、裏側がこんな感じなのかなーとリアルに感じた。
    佐原ひかりさんの「あなたに見合う神さまを」も好き。

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    2024年11月09日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    先日遠出の時に本を持って行くのを忘れるという凡ミス。時間を持て余してBOOKOFFで購入してみたのがこの本。言わずと知れた「#真相をお話します」の結城真一郎さん著。人工的に明晰夢を見るようにし、現実でのことは知らない7人のドリーマーで共有することができる世界、それがユメトピア。その極秘人体実験がタイトルのプロジェクト・インソムニアだった。ユメトピアで人が死ぬことはない、そう聞かされていたのだが次々と消えていく被験者たち。なるほど、色んなヒントや伏線を後から教えてくれる。そしてラストも衝撃を受けた。

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    2024年10月13日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    設定や背景は近未来的で斬新
    途中まではグイグイ引き込まれた
    ストーリー展開は楽しめたが、自分好みの心理描写が浅めだったのが残念

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    2024年10月03日
  • 禁断の罠

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    名だたる作家さんたちの短編集。読みやすい。サクッとサラッと。斜線堂有紀の短編(所謂バカッターの話)が今まで読んだ著者の長編と雰囲気がずいぶん違い皮肉が効いててとっても良かった。

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    2024年09月29日
  • 本格王2024

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    読んだことのない作家さんの作品ばかりだったので新鮮だった。
    人魚裁判(青崎有吾さん)が一番好きかな。
    これを機に色んな作家さんの作品に触れてみたい。

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    2024年08月29日
  • 本格王2024

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「じゃあ、これは殺人ってことで」東川篤哉
    「悪霊退散手羽元サムゲタン風スープ事件」結城真一郎
    「未完成月光 Unfinished moonshine」北山猛邦
    「人魚裁判」 青崎有吾
    「答え合わせ」 荒木あかね
    「最後のひと仕事」宮内悠介

    東川篤哉の作品はノリが苦手だが、このダイイングメッセージはうまいと思う。
    「未完成月光」は、雰囲気あり。
    「人魚裁判」は『アンデッドガール・マーダーファルス』シリーズの一篇。らしくて好き。
    「悪霊退散……」は、ゴーストレストランを題材とした連作の一つ。動機が持って回っている感じ。
    「答え合わせ」は、語り手のひねくれ息子と犯人が不快。
    「最後のひと仕事」は天才の奇人ぶりを示す。

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    2024年08月24日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ※
    浅倉秋成 かわうそをかぶる
    大前粟生 まぶしさと悪意
    新名 智 霊感インテグレーション
    結城真一郎 ヤリモク
    佐原ひかり あなたに見合う神さまを
    石田夏穂 タイムシートを吹かせて
    杉井 光 君がため春の野に


    インターネットやSNSが当たり前の時代に、
    画面の向こう側で営まれる様々な種類の嘘。

    ゾッとする話や優しい気持ちになる話、
    価値観に首を傾げたくなる話など。

    あちら界隈の虚像と嘘が織り合わされた物語。

    個人的には、杉井光『君がため春の野に』
    読後感が好みでした。

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    2024年08月24日
  • 結城真一郎最新刊『難問の多い料理店』刊行記念小冊子

    購入済み

    ミステリーの味付けが「料理店」

    ミステリー 謎解きだけでは、面白みもなく間が持てないので、味付け飾り付けとして「料理店」を持ってきたという作品である。ミステリーとしての本格度 難易度はまあまあ普通 というレベルである。レストランのシェフ と配達員 という人員構成もやや無理筋で面白みに乏しい。

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    2024年08月03日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    若々しいアンソロジーだった。「霊感インテグレーション」は連作短編の一つのような設定だったけどどうなんだろう。気になる。

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    2024年07月30日
  • 禁断の罠

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    斜線堂さんは現代の病理を描くのが上手いなぁ。本人ですら本当の自分の姿を知り得ないこともある。米澤さんの作品はミステリーとしても読み応えがあり、淡々と続く語り口なのに人情にあふれ、感嘆。とても好きだった。

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    2024年07月28日
  • 本格王2023

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    好きな作者さんばっかり。短編が故にまだ足りない、もっとこの人の書く話を読ませて!となるので販促効果は絶大。

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    2024年07月04日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    夢の世界での初めての殺人からが手が止まらなかった。

    犯人は誰なのか、動機はなんなのか、

    この二つを気にしながら読んでいたが、夢と現実の切り替えが多く混乱してしまいそうにる場面があった。

    登場人物も多いので何度かページを戻して読んで理解する時間もあった。

    それぞれの登場人物の背景にも迫っているため内容は濃い。

    読み進めていくと犯人がなんとなく分かってくるが、着地は面白かったと思う。

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    2024年06月15日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    設定が特殊なので最初の方はぼんやり読んでいたけど、事件が起こってからはグイグイ引き込まれていっきに読んでしまった。
    その特殊な設定が入りにくさを感じさせてしまうかもしれないけど、あとがきにもあったように特殊な設定のもとでのミステリーはこの本にはじまったものではないし、設定がちゃんとしていてそれを踏まえたうえでの陰謀があり騙し討ちがある。ミステリーに欠かせない「そういうことだったのか!」はきちんと味わえるのでむしろ全然アリなのだ。

    そもそも現代社会を舞台にしたミステリーって書きにくくなったんじゃないかと思う。SNSありDNA鑑定あり監視カメラありの世界で、見えない部分なんてなかなかないし。
    そこへ来て特殊設定はいい。
    DNAも監視カメラも無いと言ったら無いのです、殺されると思い込んだら殺せます、ゴリラを具現化して増やします!なんでもアリの世界にできる。
    逆転裁判シリーズが舞台をネオ現代からファンタジー世界、明治時代あたりにシフトしたのもむべなるかなである。
    ミステリーという長い歴史のなかの、新しいページに進んでいっている途中をみている気がする。

    好きなシーンは、
    「魚と思しきキャラクターが描かれているが、錆びているせいでよくわからない。あまりにいたたまれないので、スマホで写真に収めてあげた程だった。」のところ。
    人の善意のかたちっていろいろあるよね。

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    2024年06月15日