結城真一郎のレビュー一覧
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ネタバレ【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖
いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。
「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要 -
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極秘人体実験”プロジェクト・インソムニア”で
被験者たちは脳内にチップを埋め込み
願望を自由に具現化、クリエイトできる理想郷
”ユメトピア”にて同じ夢を90日間共有する。
自分の望む世界を創造できるユメトピアに
被験者達はどんどんのめり込んでいく。
夢だと分かっているから何をしても良い。
法も秩序も無い。
そんな世界で各々が自分の欲・願望の為、好き勝手な行動を取るとユメトピアは少しずつ無法地帯になる。
そんな中、夢の中で殺人が起こり
次々と被験者が消えていく。
被験者の中に殺人鬼がいる、、?!
「聞いたことないか?夢の中で死ぬと、現実でも死ぬって都市伝説」
殺されるという死の淵に立っ -
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ネタバレ【収録作品】「ある部屋にて」 今村昌弘/「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」 結城真一郎/「二〇XX年の手記」 潮谷験/「血腐れ」 矢樹純/「同好のSHE」 荒木あかね/「モーティリアンの手首」 白井智之/「ハリガネムシ」 道尾秀介
「ある部屋にて」 倒叙形式に一ひねり。
「転んでも……」 「ゴーストレストラン」を舞台にしたブラックな安楽椅子探偵もの。シリーズの1編。燃えさかるアパートに、「女」はなぜ勇んで飛び込んでいったのか。
「二〇XX年……」 近未来の独裁国家のある特別な人間を集めた集落で起きた事件を描く。
「血腐れ」 ホラーミステリ。
「同好の……」 夜行バスで出会った二 -
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特殊睡眠導入剤の開発社、ソムニウム社。そこで行われる睡眠時の人体実験。それが、プロジェクト・インソムニア。
被験者達は、それぞれ現実社会で人生に問題を抱えている。だからこその実験参加なのですが。
すっごく凝っている。よーく考えられている。
若い、賢い、すすどい。
エピローグまで、丁寧に練っている。
本当にいろんな設定が世間に出回ってしまって、作家さん達過酷な状況ですよね。
なんだけど、夢なんですよね。複数の人間が同時に同じ夢を見るという構想は、きっとそのうち現実化するだろうと思うけど、夢の中のルールは底なしになっちゃうだろうなとか。ゲーム内みたいな感覚かな。夢と現実の交錯を曖昧にしたり、実験後