結城真一郎のレビュー一覧

  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    極秘で実施されるプロジェクトインソムニアでは、被験者の脳の中にチップを埋め込み夢の中で90日間夢を共有させる。そんな理想郷とも言える夢の中で殺人が続けに起きてしまう。夢の世界特有のルールをもとに犯人を見つけていく。現実世界で悩みを抱える被験者が夢の中ではなりたい自分になれて一時的に解放される、夢が自分にとってかけがえのない居場所になるのなら素敵だなと思う反面、法律もない何でもありの世界で人間の理性に頼って成立するのかは疑問です。皆の理想郷に一滴でも悪意が混じれば世界が簡単に崩壊してしまう。故に起きた連続殺人だったんだなと思いました。

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    2024年05月23日
  • 禁断の罠

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    ネタバレ

    【収録作品】「ヤツデの一家」 新川帆立/「大代行時代」 結城真一郎/「妻貝朋希を誰も知らない」 斜線堂有紀/「供米」 米澤穂信/「ハングマン -雛鵜-」 中山七里/「ミステリ作家とその弟子」 有栖川有栖

    いずれも2022年~2023年に雑誌に掲載されたもの。世相を反映しているものが多い。

    「ヤツデの一家」 父親の後継者として政治家になった娘の、後妻の連れ子である兄と実妹への執着を描く。
    「大代行時代」 代行業者の話。新入社員の一人は退職代行を依頼。もう一人が依頼したことは。
    「妻貝朋希を……」 迷惑動画で炎上した男について、記者の取材に周囲の人間が答える形で事情が説明される。ファンタジー要

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    2024年04月19日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家/新川帆立」
    「大代行時代/結城真一郎」
    「妻貝朋希を誰も知らない/斜線堂有紀」
    「供米/米澤穂信」
    「ハングマン/中山七里」
    「ミステリ作家とその弟子/有栖川有栖」
    6話収録の短編集。

    一番インパクトがあったのは新川作品。
    不器量な長女と美男美女の兄妹が織り成す歪な三角関係が描かれる。
    長女の視点で進行しイヤミス感満載。
    完璧だと思っていた計画は崩れ落ち、悲哀を感じるラスト。

    結城作品も良かった。
    伏線に全く気付かずしてやられた。

    斜線堂作品は実際に起きた炎上を下敷きに描いたドラマ。
    タイトルが絶妙にマッチしていた。

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    2024年04月18日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    「かわうそをかぶる/浅倉秋成」
    「まぶしさと悪意/大前粟生」
    「霊感インテグレーション/新名智」
    「ヤリモク/結城真一郎」
    「あなたに見合う神さまを/佐原ひかり」
    「タイムシートを吹かせ/石田夏穂」
    「君がため春の野に/杉井光」

    嘘をテーマに描いた7話収録の短編集。

    杉井光さん以外は皆さん平成生まれという事もあってか、VTuberや動画配信、マッチングアプリ、ユーチューバーなど今時のコンテンツが目白押しで、文章に勢いを感じた。

    どの短編も個性的で楽しめたが、お気に入りは浅倉秋成さんの「かわうそをかぶる」。
    痛快で愉快で強烈。

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    2024年04月16日
  • 禁断の罠

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    ー禁断の罠ー
    ヤツデの一家  新川帆立
    大代行時代   結城真一郎
    妻貝朋望を誰も知らない 斜線堂有紀
    供米  米澤穂信
    ハングマンー雛鵜ー  中山七里
    ミステリ作家とその弟子  有栖川有栖


    ボリューム不要、濃度に魅せられる
    読み応え十分の短編集。

    個人的に
    後味の良さなら、『大代行時代』『ハングマン』
    ひねりを求めるなら、『ミステリ作家とその弟子』
    物悲しさと悲哀なら、『ヤツデの一家』『供米』
    やるせなさと憐憫なら『妻貝朋希を誰も知らない』

     

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    2024年04月09日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    極秘人体実験”プロジェクト・インソムニア”で
    被験者たちは脳内にチップを埋め込み
    願望を自由に具現化、クリエイトできる理想郷
    ”ユメトピア”にて同じ夢を90日間共有する。

    自分の望む世界を創造できるユメトピアに
    被験者達はどんどんのめり込んでいく。

    夢だと分かっているから何をしても良い。
    法も秩序も無い。
    そんな世界で各々が自分の欲・願望の為、好き勝手な行動を取るとユメトピアは少しずつ無法地帯になる。

    そんな中、夢の中で殺人が起こり
    次々と被験者が消えていく。
    被験者の中に殺人鬼がいる、、?!

    「聞いたことないか?夢の中で死ぬと、現実でも死ぬって都市伝説」

    殺されるという死の淵に立っ

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    2024年04月08日
  • 禁断の罠

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    6人のトップ作家さん達によるアンソロジー。これはどれも面白かった。特に結城真一郎さんは初読みでしたが、いかにもありそうな・・・。

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    2024年03月20日
  • 本格王2023

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    ネタバレ

    【収録作品】「ある部屋にて」 今村昌弘/「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」 結城真一郎/「二〇XX年の手記」 潮谷験/「血腐れ」 矢樹純/「同好のSHE」 荒木あかね/「モーティリアンの手首」 白井智之/「ハリガネムシ」 道尾秀介

    「ある部屋にて」 倒叙形式に一ひねり。
    「転んでも……」 「ゴーストレストラン」を舞台にしたブラックな安楽椅子探偵もの。シリーズの1編。燃えさかるアパートに、「女」はなぜ勇んで飛び込んでいったのか。
    「二〇XX年……」 近未来の独裁国家のある特別な人間を集めた集落で起きた事件を描く。
    「血腐れ」 ホラーミステリ。
    「同好の……」 夜行バスで出会った二

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    2023年09月13日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    被験者として参加した、夢世界を複数人で
    共有して過ごすプロジェクト。

    現実世界のさまざまなしがらみから逃れて
    なんでも思い通りになる理想の時間を
    過ごすはずが、一人また一人と殺される。

    現実世界でも命が奪われてることが判明し、
    プロジェクトへの疑念と不安が高まっていく。

    夢の中の殺人鬼は誰か、現実と夢はどう
    連動してるのか。

    夢と現実の境界線が限りなく薄れて、
    混迷の中手探りで真実を解明していく物語。

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    2023年08月10日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    全て読み切りましたが、
    なかなか難しい内容というか、
    別の方も書いていましたが、
    なかなか入り込めなかったです。

    読み切った今も、ん?
    っと思ってしまった。

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    2023年08月10日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あんまり読んだことのないジャンル!
    最初の方、突然戦闘シーンとか出てきて戸惑った笑
    夢の中のルールが多すぎて読み進めるのに少し苦労したけど、結末は割と好きだったかな〜

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    2023年08月06日
  • 本格王2023

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    どれも面白かったけど
    結城真一郎さんの「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」と道尾秀介さんの「ハリガネムシ」が好き!
    特に道尾さんの音声を聞くと「事実」が分かるっていう趣向がすごく面白かった!!

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    2023年07月11日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    特殊睡眠導入剤の開発社、ソムニウム社。そこで行われる睡眠時の人体実験。それが、プロジェクト・インソムニア。
    被験者達は、それぞれ現実社会で人生に問題を抱えている。だからこその実験参加なのですが。
    すっごく凝っている。よーく考えられている。
    若い、賢い、すすどい。
    エピローグまで、丁寧に練っている。
    本当にいろんな設定が世間に出回ってしまって、作家さん達過酷な状況ですよね。
    なんだけど、夢なんですよね。複数の人間が同時に同じ夢を見るという構想は、きっとそのうち現実化するだろうと思うけど、夢の中のルールは底なしになっちゃうだろうなとか。ゲーム内みたいな感覚かな。夢と現実の交錯を曖昧にしたり、実験後

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    2023年06月28日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    夢は個人の脳内で閉じているもの。一方で、現実は、認識は個人がするものだが、その舞台背景はすべての人間にとって共通で同期しているもの(であるはず)。・・という前提を変えてみることで、こういうミステリーが構築できる。

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    2023年06月17日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    特殊設定なため場面が行ったり来たりするのが読み解きにくかったですが、記憶の売買を取り扱ったテーマはとても興味深いものでした。

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    2023年06月09日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    カジュアルなインセプション(映画)かな?結論ありきだったのかもしれないが、若干無理やり気味に思えても細かい設定は、よく作ったなと思う。設定を活かして混乱させにくるし、さすがにコロコロ舞台を変えられるとまんまと訳がわからなくなる。オチも伏線回収もしっかりしていたが、ややこしい設定で時間を割くことになっちゃったし、設定が伏線の脚を引っ張っちゃってるかも。実写化されると映える気がする。

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    2023年06月04日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    プロジェクトインソムニアに参加した主人公は夢を見ながら、非現実的な殺人事件に巻き込まれる。仮想空間の出来事なのに本当のようでとても恐ろしい。こんな映画があった気がする。

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    2023年05月28日
  • #真相をお話しします 1巻

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    最近の文化を見事にサスペンスにし短編集です。YouTuber、リモート飲み会などなど。高齢者にとってはついていけない話題満載ですよね。
    でもこういう世界が生み出される可能性も否定できないなぁと納得しましたね。
    面白かったです。こういう展開もアリだなと思いましたね。
    これで、長いのも読んでみたくなりましたね。

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    2023年05月21日
  • 名もなき星の哀歌(新潮文庫)

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    記憶の売買が出来る店にスカウトされた銀行員と漫画家の話。裏稼業として他人の記憶を売買しながら3年間で1000万円の利益を上げなければならない。中々面白いストーリーであった。

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    2023年05月14日
  • プロジェクト・インソムニア(新潮文庫)

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    夢の中を他人と90日共有する実験「プロジェクト・インソムニア」に参加した蝶野。しかしその参加者が次々と消えていき…。
    夢の中で死ぬと現実でも死ぬのか??

    設定はすごく面白かった!ちょっと途中で夢の世界の仕組みに混乱しかけたけど、その仕組みの仕掛けがすごくうまくできてると。
    犯人の秘密?は結構早い段階でなんとなく気付けたかなー。

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    2023年05月03日