町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    読んでる方が多いのでずっと気になっていてついに手に取った。
    コンビニに勤める方々や、その周りの方々の話。

    幼なじみの女の子に支配されつつある子の話が1番印象的だった。
    こういう、みんなが右向いてる時に「向かない」という選択肢もあるのに、「おかしい」になってしまう雰囲気が懐かしくもあり、思い出したくなかった気持ちにもなった。

    色んな世代がいて、色んな考え方があって。
    コンビニというどこにでもある場所なのにそれぞれ色んなことを抱えてて。
    そんなのを垣間見れて楽しかった。

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    2026年05月01日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一編ごとに想像もしなかったような展開があり、そして最後の「海になる」でこれまでの物語が全て結びつく、その構成力に圧巻された。
    「夜空を泳ぐチョコレートグラミー」で、啓太が母親の大阪行きのために新聞配達を始めたという真意を知ったとき、たった1人の母親への真っ直ぐな愛を感じた。また、烈子おばさんの晴子に向けて言った「晴子のチョコレートグラミーになってあげるからね」に込められた深い愛情に心が温かくなった。そして、自分にとってどんな環境でも必死に自分で泳いでいこうとする啓太や晴子の姿に勇気を貰った。
    「溺れるスイミー」では、自分の置かれた場所での生き方、息の仕方を見つけることの大事さを感じた。私も唯と

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    2026年05月01日
  • 月とアマリリス

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    町田さんははじめましての作家さん。
    なんとなく自分には縁遠い気がしてた、本屋大賞だし。だけど、事件を追う記者の話ということで読んでみようかなと。

    でもこれは、半分過ぎる位までずっと辛かった。
    女性はかくあるべしと言われれば言われる程、そういうのは苦手だなって思ってた。
    だけど、実際に何があったかわかってくると辛いだけじゃない、誰もが前を向ける希望みたいなのが見えた気がして安心した。

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    2026年04月30日
  • 蛍たちの祈り

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    登場人物はみんな蛍のように現れては消えていく。
    その光は美しくて優しいけれど、同時に何かを取り込んでしまう怖さも持っている。
    物語は「本当にそうなのか」と問い続け、答えは与えられない。
    それでも、明けの明星のように、いちばん暗いところに小さな光があると感じられる作品だった。

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    2026年04月30日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    切ないけど、最後に報われた気がした。
    あんじゅと平さんが実は家族だったなんて、
    血の繋がりはすごい。全て分かった上でもう一度読み返したら、生きていたときの平さんの言動の意味が深く理解できそう

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    2026年04月30日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一つ目の話を読んだ時は、ただのオカルト系短編集かと思った。2話目以降を読んでいくと大きく印象が変わった。
    ぎょらんは死んだ人の思いが残されたもの、口にするとその思いを知ることができる、とされているが、人によって呼び方も違い、その本質の捉え方も違う。存在を信じる人もいれば信じない人もいる。ぎょらんによってその後の人生を立ち直れなかった人もいれば、前向きに生きれた人もいた。
    故人に対して生前に悔いが100%ないと言い切れる付き合いができることはほぼないと思う。日々生じる誤解を全て解くこともできないし、ちょっとした諍いだってあるはず。突然その相手が亡くなってしまったら、こうしておけば良かったという後

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    2026年04月30日
  • 蛍たちの祈り

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    虐げられて、虐げられての不幸なお話しと思いきやあっと驚く展開でした。独立した短編集と思ってましたが、次なる連作の展開にまたびっくり。コンビニ兄弟と同じ作家とは思えない。ミステリー作家でもあったんですね。

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    2026年04月29日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    “多くの人が「自分の言葉」に不安を持っている”

    この一文に、ドキッとした。

    ーーーーーー

    ✾『わたしの日々が、言葉になるまで
    小説家に学ぶ言語化のコツ』
    ✾町田そのこ+NHK「わたしの日々が、言葉になるまで」制作班
    ✾祥伝社

    ーーーーーー

    『52ヘルツのクジラたち』や
    『星を掬う』で心を揺さぶられた人なら、
    きっと気になる一冊。

    町田さんが教えてくれるのは、
    “言語化のセンス”じゃない。
    言葉にするための「考え方」だった。

    ・自分は何を表現したいのか
    ・何をもって「できた」とするのか
    ・誰に、どんな自分を伝えたいのか

    書く前に、ここまで考える。

    だから町田さんの作品は、
    あそ

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    2026年04月30日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    ★4.5
    繊細な人間の心模様を間接的に描くの上手すぎる…
    直接的に、こう感じた、と表現せずに、その人の表情の微妙な変化とか姿勢とかで表現してくるから生々しくストレートに心に響く気がします。
    震えた

    ラストに救いがある系はあまり得意じゃないんだけど、(「ほら!めでたしでしょ!」と言われてるきがして)笑 町田その子さんのラストの救いには未来があるから、なんか余韻がすごい

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    2026年04月29日
  • 夜明けのはざま

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    「芥子実庵」という家族葬専門の葬儀社が舞台となっている。
    葬祭ディレクターという職業につく女性とその彼氏との関係などをメインに章ごとに死を目の当たりにしてからこそ見えてくる自分自身の生き方を模索していくところが読んでいて良かった。
    死は誰にでも訪れるからこそ怖さもあり、遺された人に大きな悲しみを与えるけれどそれをきっかけに新たな人生を歩んでいく起点となっていくところがいいなと思う。

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    2026年04月29日
  • 星を掬う

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    母娘のこんなにも苦しい関係性があるのか、と読みながら辛くなりました。
    「自分の人生を誰かに責任取らせようとしちゃだめだよ」が凄く心に響きました。自分の人生は自分だけのもの!

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    2026年04月29日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    本当いきなりこういういい話、というか泣かせにくるというか
    これまでのシリーズの積み重ねからいきなりぶっ込んできたので落差がね。。
    これどうなるんだろ、ちゃんと出会えるんだろうか・・出会えてほしいなぁ・・続きが気になる・・
    まじて描いてほしい

    この流れで恩田陸さんの『ライオンハート』思い出した。久しぶりに読もうかな
    1話2話好きな人は『ライオンハート』多分好きです

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    2026年04月29日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    涙が出てきてしまった。1話目「ぎょらん」、2話目「夜明けのはて」で「この先やばそうだな」と思ったら、3話目「冬越しのさくら」で涙が出て、その先の話でも時々ぐっと来た。
    ただ、「よかった」とは書けない。そういう言葉で結んでよい気がしない。ここは個人的な事情からの感情。話を知ってしまった自分がこの本を読むには、相当のパワーが必要。また読むことはないかも。

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    2026年04月28日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    短編だけど繋がりがある物語。
    私は関わったことのないタイプの人生の物語。そのせいか、この人の話もっと読みたかったな⋯と思ったところも。全く話が変わったなと思いながら読み進めていたら⋯!という流れがおもしろかった。でも、もう少しこの人の人生を読みたいと思うボリューム感⋯それが逆にいいのか。

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    2026年04月28日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今回も今回とて安定の面白い
    そしてこういうシリーズ物は1のその後とか相関関係とか考えると楽しい
    しかし門司港こんなクセ強の人ばっかりいないぞw

    テンダネスのデザート食べたい

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    2026年04月26日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    読みやすかった。内容としては王道のファンタジーでラノベっぽい感じだけど、重すぎず軽すぎず面白く読み進められた。ミステリー要素が下巻でどうまとまるのかが楽しみ。

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    2026年04月26日
  • あなたはここにいなくとも

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    短編集だが、人の生き方に触れられる良い本だった。
    抽象的だが、家族だけでなく、色々な人との関わりが新たな自分を作るんだろうなぁと実感。道ゆく人、旅路の人とたくさん話をしてみるみたいな経験がしたい。

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    2026年04月26日
  • 月とアマリリス

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    町田その子さんらしい、犯罪に関わった
    状況、環境、心情などを事細かに綴り、
    主人公の週刊誌の記者が、事件を調べて
    行く。普通なんだけど、ドロっとした
    話に引き込まれていく。

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    2026年04月26日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    最後のエピローグを読んだら、次巻読まないといけないよ〜って、いう伏線ありの上手い締めくくり。
    ツギがいたら、友達になりたい下心&廃品回収依頼をするだろうなぁ。
    シリーズ化になってるから、水戸黄門なみにエンドレスで続いてほしい、そして次巻に続く。。

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    2026年04月26日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1巻よりいっそうジュブナイル寄りになったかな。
    章ごとの主人公も高校生、大学生でテーマも友情、恋愛と若者向き。家族問題も1編あったけど。

    1巻の登場人物もまた出てきてうれしい。
    今後も店員さんはレギュラーになるのだろうな。

    知らなかったけど、この文庫はライトノベル的なものだったんだな。どおりで読み易い。

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    2026年04月25日