町田そのこのレビュー一覧
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ネタバレ一編ごとに想像もしなかったような展開があり、そして最後の「海になる」でこれまでの物語が全て結びつく、その構成力に圧巻された。
「夜空を泳ぐチョコレートグラミー」で、啓太が母親の大阪行きのために新聞配達を始めたという真意を知ったとき、たった1人の母親への真っ直ぐな愛を感じた。また、烈子おばさんの晴子に向けて言った「晴子のチョコレートグラミーになってあげるからね」に込められた深い愛情に心が温かくなった。そして、自分にとってどんな環境でも必死に自分で泳いでいこうとする啓太や晴子の姿に勇気を貰った。
「溺れるスイミー」では、自分の置かれた場所での生き方、息の仕方を見つけることの大事さを感じた。私も唯と -
Posted by ブクログ
ネタバレ一つ目の話を読んだ時は、ただのオカルト系短編集かと思った。2話目以降を読んでいくと大きく印象が変わった。
ぎょらんは死んだ人の思いが残されたもの、口にするとその思いを知ることができる、とされているが、人によって呼び方も違い、その本質の捉え方も違う。存在を信じる人もいれば信じない人もいる。ぎょらんによってその後の人生を立ち直れなかった人もいれば、前向きに生きれた人もいた。
故人に対して生前に悔いが100%ないと言い切れる付き合いができることはほぼないと思う。日々生じる誤解を全て解くこともできないし、ちょっとした諍いだってあるはず。突然その相手が亡くなってしまったら、こうしておけば良かったという後 -
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“多くの人が「自分の言葉」に不安を持っている”
この一文に、ドキッとした。
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✾『わたしの日々が、言葉になるまで
小説家に学ぶ言語化のコツ』
✾町田そのこ+NHK「わたしの日々が、言葉になるまで」制作班
✾祥伝社
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『52ヘルツのクジラたち』や
『星を掬う』で心を揺さぶられた人なら、
きっと気になる一冊。
町田さんが教えてくれるのは、
“言語化のセンス”じゃない。
言葉にするための「考え方」だった。
・自分は何を表現したいのか
・何をもって「できた」とするのか
・誰に、どんな自分を伝えたいのか
書く前に、ここまで考える。
だから町田さんの作品は、
あそ