町田そのこのレビュー一覧

  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    ハヤディール国の神妃エスタが何者かに連れ去られた。彼女を慕う国家騎士団長のレルファンが捜査するが何も出てきていない。エスタとともにいなくなった二人の巫女は既に死体になっていて、とにかくみつからない。

    ハヤディール国第一王子と第二王子の母は別々で、それも王国の混乱に拍車をかけかけている。そこに第二王子の姉が毒飴で殺された。

    入り組む王家の事情。神殿の状態も落ち着かない。次巻へ。

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    2026年01月21日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    湊かなえ『暁星』に続き、まさかの新興宗教2世の話

    舞台は九州…
    喧嘩別れした親友が突然退学…
    地元の山に真っ白な建物を造った新興宗教のNI求会に入会したのだ
    友人を救い出そうと奔走する凛音!
    そして町では眼球のない連続不審死が…

    「目をくださいませ〜」
    確かにグロい描写はあるが、ホラーというほどでもなく、先が気になって一気読みした
    途中、あの「テンダネス」の文字に「あっ!町田そのこさんだった…」と改めて確認…(笑)胸熱よ…

    新興宗教が悪用する伝説と凛音たちの友情が絡み合うのが素晴らしい
    また伊坂幸太郎『楽園の楽園』が新興宗教の教本という設定もおもしろかった!

    これは町田そのこさんが描く

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    2026年01月24日
  • 蛍たちの祈り

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    つらい過去を背負いながらも懸命に生きる人々の姿を描いた物語に引き込まれました。
    子どもにとって親は絶対。
    それだけに育ってきた環境は大きい。
    親は子どものしあわせを一番に考えないとと、改めて感じました。
    それから、たとえ育ててくれたのが親でなくとも、家族のかたちはそれぞれで、そこから希望がうまれるならとても素敵な事だと思います。
    生き直す力を信じて、誰かから奪う人生出なくて、誰かに寄り添える人生であるために、色々な経験を積んで、私も成長していきたいです。

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    2026年01月20日
  • わたしの知る花

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    青春群像劇のようなはじまりだった。

    群像劇ではあるものの、
    社会的マイノリティ・家族問題・
    強盗傷害、各話題に切り込んでいる。

    そして出来事の側には
    いつも意味を持つ花がある。

    読み進めると、はじまりの印象とは違い
    濃密な普遍的恋愛小説へと変化していく。
    読後感が素晴らしく気持ち良かった。

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    2026年01月20日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    兄弟が生まれて居場所がなくなると不安になる子供の気持ちの描写がとてもわかりやすかった。
    店長の過去の話はとても切ない。

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    2026年01月20日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこさんの群像劇小説
    死に触れて苦しみつつも、生きようと、変えようとする人たち
    町田さんは海洋生物や海が近い街のお話が多い気がする お好きなのかしら
    どの短編も一文目で引き込まれる
    急足で読んだから再読しよう

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    2026年01月19日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    導入から、主人公・千鶴が連鎖のように散々な目にあっており、読むのが苦しいと共にもはや笑うしかない。
    後半に登場する美保のありえない発言態度の数々に恵真と共に苛立ったものの、そこに千鶴は自分の姿を重ね合わせ、その視点は予想外だったので素直に千鶴の凄さを感じた。

    導入も酷かったが、終盤もいかにも話のクライマックスという感じで酷いものだった。悪人はとことん、悪人で終わる。庇ってくれた母親の男気が強すぎて、身体は弱すぎて、なんともいえない終わり方となったが、結果的にはこれはこれでハッピーエンドなのだろうか。
    そのクライマックスにしても、美保が反省する姿にしても、できすぎ感は否めないが話として面白かっ

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    2026年01月19日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    いつの間にか漫画化されていて、さらにドラマ化するですって…!
    映像化してほしいと思っていた作品なので、わくわくする!
    5巻の内容は店長の過去と樹恵琉ちゃんの旅立ちについての物語。

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    2026年01月19日
  • わたしの知る花

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    表紙に惹かれてジャケ買いしたものの、一人称「あたし」に気分が乗らず、放置していた1冊。もっと早く読めば良かった。
    人と人との繋がり、変わりゆく環境、変わらない想い、大切にしたいもの、実はどうでも良いもの、後悔、交錯、タイミング。
    自分の人生に当てはめながら、様々なことを考えさせられた。反省もしつつ、なんだかすっきり、前向きで優しい気持ちに。
    周りの一人ひとりとの関係を大切にしていきたいと、あらためて思う。


    「わたしはわたしひとりで、しあわせになれる力のある女だった。ならば、わたしがあなたをしあわせにすると言えばよかった。それだけでよかったのに」p.334

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    2026年01月19日
  • わたしの知る花

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    読み進めるうちに、登場人物たちの人生が交差して行く様子が面白かった。
    自分の想いを素直に相手に伝えていれば、また違った未来が待っていただろうに…

    タイミングを間違えた人それぞれの愛し方が切ない

    哀しくて温かい物語だつた。

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    2026年01月19日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこさんの、デビュー作?を含む短編集。
    最初のお話の登場人物が、後半別のお話に出てきたりもするけど、連作小説というほどではない。

    けっこう泣いたな〜。
    波間に浮かぶイエローは、星5です。
    芙美さんの長年の思いを利用してるいるような環さんに、主人公の沙世はいらっとしてたけど。わたしは環さんの気持ちもわかってしまう。
    わたしも、わがままで、傲慢な人間なのでしょう。
    この世にわたしのことを思って好いてくれてる人がいるって、それがせめてもの救いと誇りだったんだと、どうしようもなくわかってしまう。
    それくらい、人からの愛って、大きくて重いんです。
    そして、ラストで本当のことがわかることによって、

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    2026年01月18日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    ファンタジーも書けるなんてー。町田そのこさんって本当に多彩!!かなりな超大作感に打ちのめされながらも、サラッと読めました。すぐに下巻に取り掛かろうと思います。

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    2026年01月18日
  • 星を掬う

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    家族に「捨てられた側」と「捨てた側」、そして居場所を失った人たちが、同じ屋根の下で暮らす物語です。

    母に捨てられた記憶を抱え、DV被害によって追い詰められていた主人公・千鶴。失踪していた母との再会をきっかけに、血縁だけでは測れない「家族の距離」と向き合っていきます。

    それぞれに傷や過去を抱えた女性たちが、衝突を繰り返しながらも、少しずつ関係を築いていく姿が胸に迫ります。読後感は決して軽くはありませんが、人と人が会話を重ね、互いを受け入れることの大切さを強く考えさせられる一冊でした。

    でもDV夫だけは絶対ゆるさんけどな!w

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    2026年01月18日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    待ち焦がれていた『コンビニ兄弟シリーズ』第五弾。

    「一度だけのボーイミーツガール」
    「二度目もまた出会う」
    「別れは再会のためにある」
    三話収録。

    北九州・門司港にある、小さなコンビニに集う人達の温かさに癒される本作だが、今回は全話通して切なくて何度も涙腺が緩んだ。

    今でこそ魔性のフェロモンを放つ店長・ミツだが、過去の出来事を知り胸が締め付けられる。
    こんな悲しい初恋があるなんて。

    そんなミツを優しく見守って来た兄のツギ様。
    私の推しだけあって人間性に惚れ惚れする。

    別れはいつも寂しいけれど、いつか皆の願いが叶いますように。

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    2026年01月18日
  • わたしの知る花

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    町田そのこさんの本は、読む前に少し構えてしまう。
    1人の男性の生涯が描かれているが、こんなにも重いものなのか。
    家族や友達、恋人、彼を取り巻く人たちの目を通して語られていく。
    不幸なことが続くが、それでも精一杯生きていく姿に心を打たれた。
    タイミングというものは本当に大事で、人生を狂わせることもある。
    最後にもう一度会いたかっただろうな。
    でも会えなかったから、もっと心に残る。
    一人ひとりに物語がある。
    読み終わった時、とても優しい気持ちになれた。

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    2026年01月18日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    さらっと読める作品だった。
    登場人物たちがみんな個性的なキャラクターなので、漫画やアニメになるとより楽しめそう。こんなコンビニあったらいいなという思いと、近くにあったらなるべく近寄らないようにするかも…という思いが混在する。

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    2026年01月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ

    一つの家(建物)に住んだ色んな人々の物語。
    どんどん過去に遡っていくことで、不幸の家と呼ばれた家のルーツが解き明かされて行き、また各章に前の住人について出てくるため、章は分かれているが一つの物語として楽しむことができた。
    物語を通して、周りから見える姿と当人たちの気持ちには大きな乖離があり、自分が幸せと感じるなら、周りの目を気にする必要も周りからの評価も関係ないんだなと感じました。
    1章に出てきた譲と最終章のゆずくんが繋がっているのに、伏線としてとても感激しました。
    不幸の家なのに過去の住人が笑顔で帰ってくるわけがない。もし自分が笑顔で過去を振り返れるなら自分は幸せものなんだなと思いました。

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    2026年01月18日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    廃校が決まった小学校の最後に計画された秋祭り
    在校生や過去の卒業生のそれぞれが
    描写される

    小学校時代に起きた教師の駆け落ち
    事件
    その地域を出ることなく同級生同士で
    結婚した夫婦
    同級生の父親と不倫している母親の
    成長期の子どもの感情
    義理の親との関係

    息苦しい環境から出たい願望
    でもそこには安心安定がある
    声に出して
    変化を求める勇気が必要

    自分が必要とする物は自分の力で
    手に入れる
    そう生きようとすると嫌な事いっぱい
    あるけど
    ある母親の言葉
    印象的だった

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    2026年01月18日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ミツさんは容姿も人柄もキレイすぎて、今ひとつ生々しい感情をもつであろう登場「人物」としてしっくりこなかったんだけど、今作は違いました。つらい過去、妹との別れ、いろんな感情が露呈し、入り混じり、苦しかったです。ミツさんをぎゅっとして慰めたくなりましたが、ファンクラブのおばさまたちに刺されそうだね。
    和歌、マキオの言葉遣いやテンションの高さが依然として苦手であること、ツギさんや赤じいら、スタートからいる人の扱いの薄さがマイナス要因。

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    2026年01月18日
  • 蛍たちの祈り

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    こんなに救いのない中にこんなに救いがあるのか
    ないものの中にあるを気づく。
    でもあるに固執せず苦しみはくちにだしていい。
    希望って大切だなーと。
    総じて隆之の懐の深さたるや!

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    2026年01月18日