町田そのこのレビュー一覧
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ネタバレ遺された人が故人に対してどうその死に向き合うのかを書いた短編集。
母の死に対して向き合うために読んだ一冊。
母がもしぎょらんを遺していたのなら、何を伝えていたのだろう。
母は朱鷺の母と同じ頃に同じように癌で亡くなった。
最期は意識が朦朧としている状態が長く続いていたため母自身も自分が亡くなることに気づかずにこの世を去った。当時高校二年生だった僕は馬鹿で、命が消えかかっている母に対して向き合おうとせず、ろくに見舞いにも行かず、後悔しか残っていない。もっと話がしたかったし、もっと安心した姿を見せたかった。祖母が去年亡くなる前に僕に「安心だ」と言ってくれたことが救いだ。母も同じように今の僕を見たら -
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古民家をリノベして、囲炉裏のある遺族控室で、家族葬専門の斎場。暖かな炎を囲んで故人を偲んでもらえる、こんな斎場で俺もおくられたいなぁ。
そうだ、もし、俺より先に妻が逝ったら、焼き上がったばかりの妻のお骨をひとつ、そっと掴んで口に入れて、気がふれるまで哭こうと決めた。
古い価値観を脱ぎ捨てられずにいる登場人物に地団駄を踏みながら、こいつわからんやっちゃなぁ、と読み進めたが、俺もその中のひとりで、今を生きていることを言い当てられているようで情けなく、読後は撃沈感も。
もがいて、先が見えず答えなくても前に歩き出していいという、励ましも貰えたかな。
刺さった一文
▪時分の満足する枠のなかに相手を -
Posted by ブクログ
下巻は、巫女のエスタが見つかるまでに様々な伏線が回収されていく流れだったかと。
エスタを狙った犯人の意図の中には『エスタの血』を飲んだことで、得られる価値を見出したいのだろうか?
よくある「不老不死」などというような、人間は無限に生きられるようなそういうもの。
そこまでして欲しい理由、それはただただ自分に「ないものねだり」をしているだけのように感じる。
得たところで神が振り向き、神に崇められたい承認欲求があると気づく。
その反面実際にそういう力を持ってる人にとっては、
そういう能力を持つ人に妬まれること、持ってることへ神に崇められるという葛藤。
エスタやその『血』を持つ人たちの言葉にも示され -
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町田そのこさんのハートウォーミングストーリーですね。
人気シリーズの二冊です。
一冊目からキャラクターの面白さに惹かれて、このシリーズを読み続けようと思いましたが、積ん読で暫く置いていたら、なんと五冊目が出てしまいました。
さすが、町田そのこさん、ほのぼのとしたユーモアを醸し出しながら、人生の辛さ苦さを描き出し、自分探しの心温まるストーリーにほろりとしますね。
とんでもない美男子と美少女の兄弟妹と、個性豊かな客たちのドタバタも物語を引き立てて、笑いと涙の人情ドラマに引き込まれます。
目次
プロローグ
第一話 恋の考察をグランマと
第二話 廣瀬太郎の憂鬱
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Posted by ブクログ
昨今、新しいジャンルに挑戦している、町田そのこさん。
前回は学園×ホラー。今回はファンタジー…個人的には『恋愛ファンタジー』といった方がいいかと思った。
巫女が攫われ、王宮内での殺人事件も起こる。度重なる事件に見舞われて、騎士団長のレルフィンは翻弄されてしまっている。
殺人事件が起きるなんて、目眩まし?なんて思っていたけど、調べていくうちに何処かで伏線回収があるのかもしれないというゾクッとくるような感覚を覚えた。
ミステリーだけでなくラブ・ロマンスもあり、エスタとレルファンの愛も描かれていた。
お互いに身分違う禁断の恋は、純愛だと思った。
なんで彼女らは同じ世界にいるので立場が変わると手が