町田そのこのレビュー一覧

  • 月とアマリリス

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    凄惨な事件とその後が描かれおり、人生そのものを考える内容でした。
    事件解決以降の展開については、想定外でもあり、本書の特徴でもあります。
    人の欲望、表と裏、後悔などなど、登場人物もそれぞれが抱える背景がやや多過ぎて、ちょいついていけない所もありました。が、後悔は次のステップであり、失敗は取り返せると希望を感じさせる内容でした。

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    2026年03月12日
  • 月とアマリリス

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    罪を犯すことそれ自体はきちんと裁かれるべきだとは思うが、加害者側にもそれに至る背景がある。そしてそうなる前になにか手を差し伸べることはできるのではないか、というメッセージ性のある作品だった。

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    2026年03月12日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    町田そのこがファンタジー!と思って読んでみると、あれれ?ファンタジーというより特殊設定ミステリー(私見)。神の力が強い世界で巫女エスタと禁断の恋愛をしているレルファンは身分は高いが実力で騎士団長をしている。エスタは神に嫁ぐことになり2人は断腸の思いで別れを選択するのだが、そのエスタがなんと式当日に何者かにさらわれる。誰が、なんの目的でエスタをさらったのか?あの時2人でこの国から逃げていればと後悔しながらわずかなてがかりを探すレルファン。彼はエスタ捜索の中で、この国の皇族、ひいては初代巫女に伝わる大いなる謎に気づいていく。同じ時、なぜか王の血を引く子どもたちが狙われる事件が起こる。
    ファンタジー

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    2026年03月12日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    胸糞悪いけど面白かった。
    ただ、事切れ方が呆気ない。どうせなら悪者は苦しんで死んで欲しい。
    悪役でも美学があったりするならまだしも、完全に思考が子供なだけなので、けちょんけちょんにしてほしかったなぁ。

    毒に弱いなら、毒矢とか、刃先に毒を塗るとか色々あるやろ…と、思ってしまった。

    そしてやっぱりハッピーエンドの方が好きなので、もやもや。
    終わり方はすごく綺麗だった。

    余談だけど、クルムト表記のはずが、クリムトとなっているところがあった。校正もれたな。

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    2026年03月11日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    探し求めるエスタがいつレルファンと再会できるのか…。次々と起こる事件の真相も気になり読む手が止まらなかった。

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    2026年03月11日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    コンビニってただただ便利な場所なだけだと思ってたけど、店員さんやそこに関わる人たちが違うだけでこんなに素敵な場所になるんだなと思った。
    すごく気になるところで終わったー!
    ニセコの正体、気になるー!!

    光莉さんの漫画を読んでみたい!

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    2026年03月11日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ちゃんと完了
    ハヤディール王国は滅亡し、バヌムス大神殿も存在しない、最後の数行でぎゅっと続刊なしと。
    それはそれで良い、下巻の勢いが後半にどどどっとあり終わってしまった感が淋しい…
    面白かった!
    幸せなようで幸せにはなれなかった2人、多分リルを連れて姿を消す騎士団長、
    血が熟すなんて、想像もしなかった展開、
    エスタと最後会えたことは良かったがだいぶ悲しい…

    そして悪者はやはりな、人。
    元王が王家の継承を剥奪した理由もやばい、
    悪者がしっかり悪いからファンタジーとして成り立っている。
    上下巻サクッと読むには十二分の満足感

    次はどんな作品が出るのか楽しみ!

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    2026年03月11日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    誰かを恨むとき、人は知らぬうちに自分の人生へ呪いをかけている。
    些細な親の言動が、いつしか見えない鎖となって心に絡みつく。
    それでも——自分の人生の責任は、自分が引き受けなければならない。

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    2026年03月11日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    三波店長がコンビニを始めた理由や
    自分自身も誰かの「居場所」になってるんだと思ったら泣けました。
    前回までのクスッと笑いがなかったのが少しガッカリ
    続編も楽しみにしてます(*^^*)

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    2026年03月10日
  • わたしの知る花

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    儚さの中に静かな美しさがある物語だった。
    平の不器用さや優しさが印象的で、うまく言葉にできない感情を抱えながらも誰かを想い続ける姿に惹かれた。
    強く主張するわけではないのに、じわじわと心に残る人物だった。

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    2026年04月01日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    亡くなった時に思いの強さから生まれるというぎょらん。そんな都市伝説のような噂を通じて、生死と向き合う人たちの物語。

    人は亡くなると思いは一方通行にしか流れないから、故人がどんな人生を送っていたか、どんなことを思いながら亡くなったのか、それは残された人たちそれぞれが解釈するしか他ない。

    故人が自分を憎み妬んでいると思うのは、生きている者の後悔を晴らしたいから、というのは納得した。
    だから後悔したくなければ、生きている間に逃げずに向き合う覚悟を持って会話をしなくてはいけないんだなと、、

    お別れは辛いけど、残された人はこれからも人生を続けていくために、故人を想い、感情を露わにする時間が大切。お

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    2026年03月09日
  • 夜明けのはざま

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    斎場で勤務をしている主人公。 死生観、人生観、結婚や仕事に対しての価値観、考え方について身につまされるというか、、自分の考え方を振り替えさせられる本でした。読む前は私は間違ってない、と思ってた考え方を、ん?ちょっと待てよ、相手の尊重、、と落ちつけた気がする。日々の生活で自分の振る舞いや人間関係に悩む場面が多々あって、もっと楽観的に生きていけたらいいのに、と考えてたところだったから、考えさせられるいいタイミングで読めた。

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    2026年03月09日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリアスな印象が強い町田さんなんですけど、これすごく好きです。わたし自身元コンビニ店員ということもあって、物語がわたしに浸透しやすい。シリーズ追いかけます。

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    2026年03月08日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    なんと、どんどん面白くなっていくコンビニ兄弟。
    2巻目良いなと思ったが、3巻目もすごい良かった。

    店長はもう置いといてすぎて、なんならコンビニも出てこない回もある。

    2話目の別府の主婦と、配送業の派手女子の友情(サバサババッサリコメントが良い)。
    3話目の廣瀬くん主役のツギさんの元カノの妹、神崎華のお話は、ライトな小説の皮をかぶって大変心に迫って切実で悲しくて温かくて良い。
    みんなが、すべてを明らかにしないところも、慎ましやかな優しさと強さで泣けるのだ。

    続きも読みたくなり、また、映像がどうされるのかが楽しみで仕方ない。

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    2026年03月07日
  • 月とアマリリス

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    とても引き込まれる物語だった。
    記者である主人公を通して、色々な人との関わりやその人の背景が見えた。
    自分が絶対に正しいと思い込まず、他者とのラリーを通して相互理解していく大切さを改めて感じた。

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    2026年03月07日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    現代社会が抱える問題を心理描写を交えながら、死生観に想いを至らせる作風が気に入って何冊か読んでいる。

    死を通して生を見つめることで、亡くなった人の思いや残された人の心情が描かれており、死は終わりではなく、生きている人の心の中でその人が残り続けることなんだな。

    読後は、そうか、俺も「ぎょらん」を見つけたかったのかもしれないな、と。

    それにしても、男女関係の描写が生々しい場面もあり、しんどい。
    情報が溢れる現代では、際どい描写でないと、想像が絞れないのかもしれないな、と感じた。

    刺さった一文
    ▪人は、自分が耐えきれない負荷を感じた瞬間に感覚が麻痺してしまう。
    ▪幼い頃に、精神が強く刷り込ま

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    2026年03月07日
  • 星を掬う

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    意味深なタイトル。答えは最後にやっと分かる。若年性認知症の母芳野聖子が、消え行く記憶の海の中から、大事な大事なキラリと光る記憶を掬い上げて、図らずもそれを娘の芳野千鶴に見せることで、母娘の関係が再生する、という意味合いのよう。

    千鶴の夫弥一によるDVと認知症と介護の話がずっと続くので、読んでいて気持ちは凹むのだけど、救いはある。 千鶴の逃亡先に、弥一が執念で辿り着き、母聖子の前でDVに及んだ後、千鶴が覚醒し、弥一の顔面をビンタした上で、「わたしの人生はわたしのものだ」と叫ぶ場面は、「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」でいじめられっ子晴子(小6)が「孵化」する場面を思い出した。

    聖子が千鶴を捨

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    2026年03月08日
  • 月とアマリリス

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    町田そのこさん初のサスペンスという事ですが、続きが気になって一気に読みました!

    自分も不必要に人を傷つけないように、自分のものさしは必ずしも正しいと思わないように、相手とラリーをしていかないと…
    あと井口さんみたいな人が近くにいたらいいなぁと思いました!

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    2026年03月06日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    出て来る人たちに100%共感できる訳ではないけれど、ええ話やわ。それぞれ最後には感心する。いいシリーズやわ!

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    2026年03月06日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    シリーズ4までくると、謎だった志波兄弟の長男がついに…
    でもまだまだ匂わせ程度で、5巻にはガッツリ登場するのだろうかと期待が膨らむ。

    私は霊感も前世の記憶も全くないけれど、前世の記憶のある姉は、今繋がっている人は前世でも会ってる人達なのだと言う。

    志波兄弟の人並みではないパワーは、あり得ないレベル。でも、きっとどこかにこんな人達はいて、出会ったすべての人は縁のある人として助け合って生きているのだろう。

    ミツさんは、ちょっと人を助けすぎてるのかも。
    悪霊に取り憑かれない程度の人助けにしないとね。

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    2026年03月06日