町田そのこのレビュー一覧

  • 夜明けのはざま

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    人生の途中で立ち止まったとき、ふと見える誰かの痛みや孤独。
    葬儀という「別れの場」を通して、それぞれの人生と向き合う人たちの姿が描かれていた。
    大きな出来事だけじゃなく、何気ない言葉や小さな優しさが、誰かをそっと救うことがある。
    夜明け前の暗闇に、小さな灯りをひとつずつともしていくような物語だった。

    今回はSNS応援メンバーとして読ませて頂きました。

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    2026年09月07日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    あらすじがぼっち気質の私にぶっ刺さり、読む前から楽しみな一冊だった。

    「孤独を求める」と「温もりが欲しい」という思いは両立する。
    主人公・貴瑚が猫を飼おうかと考えたり、52(愛)に愛おしさを感じる描写にものすごく共感してしまった。

    52ヘルツのクジラは誰にも声が届かない孤独な人の象徴だけではなく、虐待で孤立している子供など様々な社会問題に絡めて語られている。
    貴瑚や52(愛)の声が届いた時は心底良かったと思えたし、やがて貰う側から与える側へと変化していくストーリーも美しく着地も完璧だった。

    星を一つ減らしたのは、重い社会問題を取り扱う物語は良い人が多すぎても悪い人が多すぎても違和感や読み

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    2026年09月08日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟2作目というだけあって、また1巻のような話と思いきや、店長とツギはかなりサブキャラなのが良い意味で裏切られた!

    その章ごとの主人公が良い味だしてる。

    美月と太郎の話がむちゃ良かった。

    太郎の話はすごく主人公が魅力的だった。
    バイクが好きで、料理ができて、店長にものが言えて笑
    自分をちゃんと持っている。最後の展開がすごく良かった。

    美月の話が、1話からの続編で梓が出てくるのかなと思って、面白かった。

    続きがスゴイ気になる!

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    2026年09月07日
  • 夜明けのはざま

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    すごく良い話だったけど、あれ…また葬儀会社の話なのか?と気付いてからは『ぎょらん』と比較してしまい、『ぎょらん』の朱鷺に比べて、今回の主人公(真奈)はキャラクターの印象が薄かったので★4。

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    家族葬専門葬儀社 芥子実庵(けしみあん)で働く人々、関係者の話。
    町田さんの作品は読むのが2作目なのですが、葬儀関係の話ばかり書くのは何か意味があるのか。身近に関係者がいるのか気になった。

    ただ細かい心情の変化や、死の捉え方、伝え方は好きだなと思った。
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    ●良いなと思った文章

    ・自分

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    2026年09月07日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    「ぎょらん」からいっきにファンになった町田そのこさん。今回も死がテーマ?父の事、母の事を重ねながら読んだ。
    例え亡くなったとしても私の中で生き続ける。。そう頭じゃなく心で分かった本でした

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    2026年09月07日
  • 宙ごはん

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    あたたかい気持ちになった。みんな優しい。それぞれ辛い境遇だけど、大切な人に愛を与えてる。不器用だけど。佐伯があっさり死んでしまったのが悲しい。でもその優しさがみんなに伝わってどんどん広がっていくのは素敵だった。美味しいご飯、つくって大切な人とたくさん食べよう。

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    2026年09月07日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    途中までは★5だけど、弥一と岡崎が出てきたことでショックすぎて★4にしました。電車の中でちょっと泣きました。
    登場人物それぞれ糸が絡み合ってる状態を、ちゃんと時間をかけて話してやっと誤解が解けていく。でもそこまでがなかなかプライドとか気持ちとか色んな事が交差して難しくて、上手くいかなかったりもする。リアルでなかなか苦しい物語でした。
    美保はやる事も発言も幼稚すぎてイライラしたし、彩子さんも言えないならいっそ美保を追い出しなよと思ったりもして、あれだけ皆に失礼な態度取っておいて散々振り回しといて甘えたいとか何を言っているの?自業自得だよねと腹立たしさも感じたり⋯。
    聖子が最後子供たちを守る姿も本

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    2026年09月07日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    最後は救われてよかった。
    あまりにもつらい出来事が重なり、キナコは愛と出会う。なんとかこの子を救いたい一心。
    友達もみんなキナコを助けたくなる。
    酷い虐待を受けていた愛を、酷い虐待を受けて育ったキナコが救う。
    ラストは救われた。

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    2026年09月07日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    とにかく心が温まる。
    みんなが一度は体験したことのあるような
    心の傷をコンビニを通して交わった関係性で
    暖かく次の一歩を踏み出していく。

    個人的に好きなのは、過去に出てきた人物が
    別の話で噂程度で出てくる時。
    「あの後も仲良くやってるのかぁ〜」と
    節々から感じられて一緒に生活をしている気分になれた。
    これがあと4冊続編があるのは嬉しすぎる。

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    2026年09月06日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    解説を読んで初めて、タイトルの意味をしみじみと感じた。「あなた」が指すものはどれだったんだろうな、と特定の人物を探そうとしていたけれど、解説に気付かされ、この本が完成したようにも感じた。
    あなたはここにいなくとも、私の人生にはあなたがいた記憶があり、これからもあなたは居続ける。

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    2026年09月15日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    店長の過去をフューチャーした回。先にドラマを観てしまったので大筋は知っていたが、こちらを先に読みたかったな。
    みんなそれぞれ日々を直向きに生きているので、私も頑張らなきゃな!という気持ちにさせてくれる。

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    2026年09月06日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    亡くなった人が残す赤い小さい卵を食べると、その人の最期の想いがわかるという逸話を持つ「ぎょらん」。ぎょらんとぎょらんに囚われてしまった引きこもりの青年朱鷺を通じて、過去に様々な理由で負った傷を消化できず抱えながら生きている人たちが、その傷に違う方向から向き合って、少し救われていく物語。登場人物の抱えているものがなかなかみんなヘビィなんだけど、それ故なのか、なにか引き込まれて一気に読めてしまう力のある小説でした。

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    2026年09月06日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    七十八で生き甲斐を見つけオシャレを始めた満江。
    孫の高校生、詩乃は失恋をしたばかり。

    何の取り柄もないと思う大学生の太郎。このコンビニでバイトをしているが、ある日、志波兄弟からご飯に誘われる。

    中学の時カースト上位で女王だった美月。大事な親友と別れ、高校生となったが上辺だけの友人関係でモヤモヤした毎日。あるキッカケで中学の時と逆にいじめられる立場になった。そんな時に手を差し伸べてくれたのがクラスで浮いた存在の志摩。

    少し非現実でリアリティに欠ける所もありますがそれが素敵な世界を演出して個人的にはありだと思っています。

    特に前作では嫌な奴だった美月が逆の立場で登場したのは良かった。ラスト

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    2026年09月06日
  • 夜明けのはざま

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    死と向き合う小説を読んで
    誰かの為にも自分の為にも
    もっと大事に生きていこうと思いました。

    それにしてもこの小説
    なんてダメな男が多いのだろう…!

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    2026年09月06日
  • わたしの知る花

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    こんなに泣くとは思わなかった。
    町田さんの書くお話が好きで内容も調べないまま手に取りました。
    一章の途中で「これ最後まで読めるかな・・・?」とテンションの高さに驚きながら、話が進むに連れ早く先が知りたくり最後まで一気に読み進めました。
    人それぞれにいろんな人生や悩みがあるし、ひとによって傷つけられたりするけど、救われることや背中を押されることもありますよね。翠ちゃんのおじいちゃんと奏斗のシーンが好きです。

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    2026年09月06日
  • 月とアマリリス

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    おしゃべりする仲間がいる事が、いかに大切なことか。子守唄を聴くことができるのは、なんと清らかなことか。ひとりぼっちだと思ったら、それは自分勝手な思い込みだと気づけるようでありたい。

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    2026年09月05日
  • 蛍たちの祈り

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    章ごとに違う人物の話に移り変わりながら、物語が進んでいく。視点は違っても、色々な部分で繋がりがあって、面白かった。
    さすがにみんなすぐ人殺しすぎじゃない?この町殺人事件(未遂も含め)起こりすぎじゃない?とは思うけど、どの人物もそれぞれの苦悩を抱えていて、殺人を肯定はできないけど同情はする、複雑な気持ち。

    あとは町全体として事件起こりすぎなので、噂話してるだけじゃなくて、ふつーに組織的に対策すべきでは?と現実的に考えてしまったw
    環境の改善とか、助けを求める人が手を伸ばせる機関を用意すべきだなと思った。
    それを個人で実行した正道はすごい。(可憐を救ったこと、NPOに就職したこと)

    隆之と正道

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    2026年09月05日
  • 蛍たちの祈り

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    毒親満載。

    そんな中で
    正道と優人の名前が尊いし、
    意味や愛を込めて付けた親の気持ちも尊い。


    幸恵は幸せと名前に入ってるのに
    辛い人生だったけど、
    幸恵から生まれた正道がどんな人生を送っていったかが、章ごとにいろいろな人の視点で繋がっていくのが楽しかった。



    俺がこうしたかったからだよ
    人を殺そうとした正道が、
    してほしかったことをカレンにしてあげる優しさ。


    自分の力ではどうにもできない
    あんなに辛い思いをしたしょうけんは
    俺って言うくらい大人になったんだ
    なんて思ったり。

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    2026年09月06日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    九州地元アイドル、采原或る
    大分の動物病院に嫁いだ井上佳織23、テンテン引越しセンター運送スタッフ榎本宝22、樹恵琉と友達に。
    神崎華、、、
    志波薄めでも面白かった

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    2026年09月05日
  • 宙ごはん

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    一話完結
    最初はダメな大人が多くて、子どもがそれを肝要に受け止めていて、モヤモヤした。でも大人も親も完璧じゃない、親子も家族もいろいろな形が合ってよいということを心温まるレシピとともに表現されていて心に残る小説となった。
    寺地はるなさんの解説がよい。

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    2026年09月05日