町田そのこのレビュー一覧
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ネタバレとても切なかった。
でも、タイミングで本当に好きなものを、人を、しっかり伝えていかないといけないなと思った。
若さゆえの愚かさが痛く感じて、読んでいて辛かった。安珠が平に悦子おばあちゃんの話をしなかったのもやっぱり人生のタイミングで、全てが上手くいくわけじゃなく、人間は後悔していく生き物だなと物語だけど、現実味を感じた。
とにかく悦子さんが強くてかっこいい。
香恵さんは若さゆえの人だし、平を傷つけていた人だけど、切なかったな。これこそタイミングで、平から乗り換えなければ、、とか、平が最期に安珠を選んでいたかな、、とか色々思う
自分の今の気持ちに正直に、運を手繰り寄せることが大切だと改めて学んだ -
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ネタバレ興味のあった作家さんがファンタジーを書かれていたので読みました。
戀記とあるので恋愛ものかと思いきや、エスタが攫われたあたりから風向きが変わりました。
殺人や王家の絡む事件が始まり、思ったより壮大なミステリーに。後半は一気に読めました。
凝った設定があるわけでもないのに地に足のついた世界観を感じてよかったです。
キャラクターがいいなと思いました。
特に王様。御伽話のような表紙に反して、考え方が現代的で面白かったです。
エスタが攫われて半年も経って驚きました。
酷い目に遭っていませんように。
下巻で早くレルファンが迎えに来て幸せになれますように。 -
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町田そのこさんの作品だから読んでみたら、若干ホラーで、ホラーは苦手、むしろ嫌いなので、しまったなーーーと思いつつ、でも途中でやめるのも嫌なので読み続けたら、いい感じの友情もので、終わり方が爽やかで、面白かった。
宗教にハマる気持ちがわからないのだが、自分で考えるよりも与えられたことをこなし続けることに安心するというエピソードに、なるほどそういう人もいるのかと少し納得した。狭い場所に閉じ込められて色々剥奪されてそれでもそこで生活し続けるって神経のナゾが少し解けたような。
ホラー要素や殺されちゃった子たちは可哀想ではあったけど、やっぱり町田さんの作品は読後感がよくて好きだなー。 -
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オムニバス形式で進む、正道(まさみち)と彼を取り巻く人たちが親や世間体(社会)にもがき苦しみ生きていく。
正道の生き方は凄惨で人殺しの息子と揶揄されてしまう。子どもが何かをしたわけではないのに、大人は勝手にイメージとして刷り込ます。まったく勝手に言っちゃって…と思った瞬間、我ながらそういった『先入観』を作ってしまう大人なんだなと恥ずかしく思う。
特に印象深い、子どもは親を選べないのに、どうしようもない両親だったら、子どもはその場で生きることを諦めなければいけないのかという点。
両親の愛情をしっかりうけとった子どもならまだしも、ネグレクト・虐待を受けた子どもは愛されていないと認識をしてしまう -
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ネタバレ町田そのこは、弱く小さな人間を許す優しい人だと感じた。辛いことがあったとき、どうしても自分を許せないとき、読んでほしい小説だった。
本作は人の死をテーマとした小説。死んだ人のそばに、稀に「ぎょらん」と呼ばれる赤い球が現れる。過去、死んだ友人のぎょらんを食べたことで引きこもりになってしまった人が主人公。ぎょらんの謎を追い、友人の死を乗り越えようと奮闘する。
本作はたくさんの死を描いている。そして、その死のそばにはいつも少しの弱さと罪がある。我々のそばにもいつもあるような小さな過ちが、タイミングや運が悪く「死」につながってしまう。誰もが蓋をして見て見ぬふりをして生きている罪をまっすぐ描いて -
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ネタバレ
神に捧げられる巫女(神妃)候補のエスタと、騎士団長レルファンの戀記……なんですが!思ってたより(特に下巻)ミステリ色つよくて良かったです。
レルファンが攫われちゃった愛しのエスタをみつけだす話で、過去と現在を交互に行ったり来たりするんだけど、その構成がこの物語には超ハマってたと個人的にはおもいました(多分好み分かれる構成だけど)
でもね、戀記なのにその恋がしゃばかった。エスタとレルファンの最初で最後の!一世一代の!禁断の!恋物語!なのに!びっくりするくらいエスタ出てこないし(回想シーン&ラストちょみっとくらい。まあ、みつかったら話おわっちゃうからね)、二人がすげー惹かれあってるらしい -
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コンビニ兄弟第4作品目。
短編集なのでサクサクっと軽く読め、どれも安定の面白さ、安心感。誰にとっても共感が得られる内容が多いかも。
プロローグ&エピローグ物語が拡大され、和歌&マキオのコント劇場に思わず声を出して笑ってしまう。
第一話、毒親両親の支配からやっと独立を決意する〈日浦百合〉の話。
第二話、ヒーローになりたかった〈秋吉舞人(まいと)〉、着ぐるみヒーローになる話。
第三話、ヒーロー舞人とコンビニ店員〈高木恋斗〉の学生時代の友情の話。←泣ける
今回も店長ミツはメインで出てこなかったけど、悪霊に取り憑かれるって大役を果たしていたのでOKか。その流れで次回、志波兄弟の長兄 -
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ネタバレまさか筆者がホラーを書くとは、意外。でもその根底にあるのは、やはり人と人との関係性なんだな。筆者らしいと思う。
得体の知れない宗教施設って、中で何が行われているか全然分からなくて怖い。開かれている場所ならまだいいけど、隔離されていて通信手段もないなんてさらに怖い。そんな所に大切な友人が行ってしまったとなったら、普通は友人との再会は諦めるだろう。
本作では、友人を諦めかけていた凛音のもとに、ある人物が助けを求めに来たことから、話がぐっと進んでいく。
凛音の住む町で連続で眼球抉り取られ死体が見つかるという事件も発生しており、禍々しい呪いのようなものを感じた。早い段階で『めぇ、くださいませ』の存在