町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    どの話も読みやすくて面白い!町田さんの描写する人の心の機微が大好き。クスッと笑えてほっこりする中にもその丁寧な心情描写があってとても良かった。町田さんは、どうしてあんなに小学生女子の気持ちが分かるんだろう。リーダー格の女子を持ち上げる雰囲気のように言葉にするのが難しい、日常で感じるもやっとしたものを上手く掬いとってくれて過去の自分が救われた気持ちになる。小関くんの話がとても好きで、いつか町田さんの描いた同性愛作品も読んでみたいと思った。1時間半くらい?で読み終わってしょんぼりしてたら続刊が沢山あって嬉しい!読む!ウキウキ

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    2026年01月14日
  • 蛍たちの祈り

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    一気読みでした。
    冒頭からクズ男が現れ、毒親も現れ、少し辟易したものの、最後は温かいものを残してくれるんだろうな、と読み進めるとなんとも後味の悪い方向に‥‥
    今作はミステリー要素多めの連作短編集になっていて、この後味の悪さが町田そのこ作品を読んでいるというより、ミステリーの短編を読んでいる面白さになっていて、どんどんページを捲ってしまいました。
    でも、やっぱり町田そのこさん。最後には温かい涙が‥‥。
    今作では、クズ男、毒親はもちろんのこと、全く無関係であるはずの第三者の目や言葉がいかに人を傷つけるか、ということがズシンときました。
    何よりも深く肯いてしまったのは、居酒屋のトイレに貼られた格言に

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    2026年01月13日
  • 星を掬う

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    登場人物の不器用で素直になれないところや、それぞれの家庭環境の複雑さに心が苦しくなった。
    自分の人生なんだから、逃げてばかりでなく乗り越えて生きろ。と喝を入れられた感じ。
    セリフ一つとっても、リアル。良い作品でした。

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    2026年01月12日
  • 月とアマリリス

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    一気に読んでしまった

    犯罪者の内情に深く入り込み、犯罪者になっていく過程を追体験していく感じだった。

    本当に、どこから狂ってしまったのか分からないしどうしたら良かったのかも分からない。
    ただ自分に同じ事が起こってもおかしくなかったと感じるだけだ。

    自分だけ家族写真に入れてもらえなかった美散。自分が殺されかけてるのに美散に逃げろと言った茂美(乃愛)。茂美の世話を無理やり役目として大人から押し付けられた宇部真麻。全部辛い内容だった。

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    2026年01月12日
  • わたしの知る花

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    最後の章は、涙が止まらなかった。
    ひとりの男性の一生を、色々な人の視点から
    物語と、こんなにも深みがでるのかと感じた。

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    2026年01月12日
  • 月とアマリリス

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    自らの贖罪を秘めた女性記者が主人公。
    追いかける事件が明らかになる中で、加害者になってしまった人たちの心情も丁寧に描かれる。男尊女卑が残る地方の様子は読んでいてうんざりした。ジェンダーや共依存、親ガチャなどの要素もありミステリーではあるが深い作品だった。
    犯罪に関わった女性たちの心のつながりには涙。重い中にも希望がある終わり方はとても良かった。

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    2026年01月12日
  • 月とアマリリス

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    カハラのクズさ加減に立腹した
    また、みちるの記者として成長著しさに感動
    でてくるひとたちが金言をサラッと言う
    自分もこんなこと言ってみたいと思ったヨ

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    2026年01月12日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    廃校が決まった学校に縁のある人々のそれぞれの人生。狭い集落の中で暮らす若い母親達の生きづらさには理解できるだけに、ときに胸苦しさをおぼえた。
    軽い認知症の田中先生の言葉はグッときた。こんなお婆さんになりたいものだ。

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    2026年01月12日
  • 月とアマリリス

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    町田さんの初ミステリーとのことで興味深く読んだ。
    最初に事件が起こり犯人輪郭は分かる。
    山中で白骨死体が見つかった。以前書いた記事で人を傷つけてしまい、仕事を辞めて実家に逃げ帰ったみちるが探っていくなかで被害者、加害者の事件までの経緯が分かってくる。
    これだけ見るとミステリーだけど、町田さんらしい人それぞれの闇の部分が明らかになっていき、私はミステリーというより成長の物語のような気がする。

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    2026年01月11日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ⭐︎4.5

    260111

    読んでいるときに胸が詰まるような作品だった。
    それぞれ抱えているものが大きくて、それをどうしてこんなに暗く美しく描けるのかと思った。

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    2026年01月11日
  • 蛍たちの祈り

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    どうしようもない生い立ちから罪を犯してしまった人達。明かせぬ秘密をかかえながら誰かのささやかな光になって生きていく隆之はとても魅力的で、重い物語だけど最後まで一息に読めました。

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    2026年01月11日
  • 月とアマリリス

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    ゆっくりと自分の書いた過去の記事と向き合っていくみちると、少しずつ全容がはっきりしてくる美散の事件と…
    その2本が同時にゆっくりと進んでいくのが深く、とても面白かった。

    美散の境遇はつらすぎるものがあるけれど、そんな中でスミさんとの時間が温かいのが切なくて…
    本当に色んな気持ちを感じさせてくれる本でした。

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    2026年01月11日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    悲恋が伝説として昇華されていく、という余韻にふわふわ浸れる読後感でした。
    「リルの駆けていく後ろ姿がエスタに見えた」という描写が、なんとなくリルにもエスタにも失礼では?と思ってしまった(解釈はいろいろあると思う)笑

    最後の緊迫した急展開、一気読みしました!
    瀕死のレルフとエスタはまるでロミジュリのよう…悲しいけど美しかったです。

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    2026年01月11日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    大好きな町田そのこ先生のファンタジー物語。

    ミステリー×恋愛×ファンタジー

    下巻に入りとんどん展開が進んでいくにつれて、ページを捲る手が止まらず、面白かったです。
    ですが後半数十ページで駆け足で進んでいき、呆気なく終わってしまった印象、、、

    2人が幸せに笑い合う姿見たさに読み進めていったので、結末は残念でした、、、ハッピーエンドで終わって欲しかったです。。

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    2026年01月10日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    女子高生 アツイ友情のお話

    町での不審な事件、目が奪われている
    新しくできた宗教団体
    伊坂幸太郎『楽園の楽園』が聖書
    喧嘩したまま友だちが宗教に入信し学校辞めることに会いに行ことするが、、、

    大事なことは受け継がれていく

    町田さん新境地ホラーということで少し構えて読んでしまったが普通に面白かった
    (たくさん人は死んでしまったが)

    滾る 
    忌憚なく
    検める

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    2026年01月08日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    ファンタジー初心者ですが、流石町田そのこさんというか、読みやすい。

    2人の馴れ初めはテンプレ的ではありましたが、緊迫する現在と過去を行き来する構成なので、飽きずに楽しめました。登場人物それぞれの個性も分かりやすくて親しみがわきます。

    個人的にはファンタジーとはいえ、あまり設定がぶっ飛びすぎないのもよいです。中世の物語という感じ。

    色々と気になる謎が散りばめられつつ、下巻に続きます。

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    2026年01月08日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    タイトルのように綺麗な部分と、人間のドロっとしてるところもあるのが人生だなーって感じで好き。共感できたり、勇気をもらったりする言葉も多く出てきた。登場人物にも繋がりがあって面白い!どの話も好きだなあ〜。

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    2026年01月08日
  • わたしの知る花

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    なんだか前半モタモタした感じで、「うーむ」と思ったけれど最終章は出色でした。
    町田そのこさんはこうじゃなくちゃ!と思わせる気持ちの描写の細やかさ。切なさ、愛しさ、やるせなさ・・。最終章でグイグイ読まされたので星4つでございます。

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    2026年01月08日
  • 月とアマリリス

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    お?なんかいつもと感じが違う、と思ったら町田その子さん初のサスペンスだったのかな?
    テンポよく進み、グッと引き込まれていったけど、やっぱり最後はここに落ち着くのか、となった。いつもの感じ。
    恵まれない環境で育った子が犠牲者として描かれる。いまだ無くならない男尊女卑など。
    重いけど、他者との関わりをもって生きていく大切さは共感できた。

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    2026年01月07日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    町田そのこさんの小説を初めて読んだ。読みやすくて、するする頭に入ってくる。物語にひきこまれて、小説で久しぶりに泣いた。
    「メランコリックないちごパフェ」の話が好き。あと「偏屈じじいのやわらか玉子雑炊」も。
    心がほっこりして、読み終わった後幸せな気持ちになれました。

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    2026年01月07日