町田そのこのレビュー一覧

  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。故人の最期に触れ残された人々は自分の人生を生きる決意を得るが、そこに至るには様々な葛藤も···。
    出てくる男や年長者たちの男女観が古すぎて恐ろしい。一方でそれを間違いだと否定できない自分もいる。長年の慣習は倫理観とは関係なく、ある意味合理的であることもある。ただ問題なのは自分にとっての「そんなもの」が相手にとって同じではないということ。
    「一緒に生きていくために大切なのは『しあわせな瞬間』だけではなくて、『相手のしあわせを考える時間』も大事なんだよ」

    0
    2026年02月07日
  • 宙ごはん

    Posted by ブクログ

    何度も泣きそうになりながら読んだ。
    家族が呪いになることもあるし、救われることもある。
    出てくる子供たちが、みんなしっかりしすぎてる…

    0
    2026年02月06日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんの原点にして新境地のファンタジー。ということで、全くファンタジーのイメージがなかっただけに、少し心配しながら手に取った。

    かつて神に嫁した王妃の伝説が残り、繁栄を極める王国ハヤディール。類稀なる「力」を宿す巫女エスタと騎士団長レルファンは、許されぬと知りながら惹かれ合っていたが、エスタが新たに神に嫁す神妃に選ばれたことから、互いに身を引いた。しかし神妃祭の最中、エスタは何者かに攫われてしまう。一方王宮では、第一王女が毒殺され…

    現在進行形のエスタ誘拐や王女毒殺事件のミステリパートと、エスタとレルファンが出会ってから愛を育む恋愛パートが交互に展開していく。

    恋愛パートについて

    0
    2026年02月06日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    今回はホラー⁉️そんな展開ある?と1人ごとを言いたくなるような出だしでしたが、読み進めるといつものテンダネスワールドが広がって行く安心な世界線。またもや一気読みでした。
    もう、店長はケンティーにしか思えなくなって来ました。

    0
    2026年02月06日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    あれもこれもぎゅう詰めで読み応えはあるものの、テンポ良く、夢中で一夜、一気読み。
    なだけに後半、軸をミステリーからヒューマンドラマに移行して失速するあたりからは、やや冗長気味に感じられてしまった。

    「歪みをどこまで拒めるかが自分自身の力」
    確かにそうだけど、それは自立した大人にだけ言えることで。拒み方も上手な逃げ方も知らずその手だてもなく、歪みを歪みとして認知することすらできない頃、子供たちは一体どうするのが正解だったのだろう。どうなっていたら、自分を認め大切にできる大人になれたのだろう。
    どんなに酷い仕打ちを受けても子は母を庇う不思議。本能的なそれは、神様のバグよなといつも思う。 バグに甘

    0
    2026年02月05日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ


    とても読みやすい文章で2日で読めた。
    どのお話も最初の一文が素敵で引き込まれる。
    連作短編集初心者のわたしは他のお話の登場人物が出てくることに集中しすぎてしまって、なんだか勿体無い読み方になってしまった、、

    0
    2026年02月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    これからどうなっていくのか?
    町田先生の印象って現実問題や人の至らなさ、葛藤をガッツリ書くイメージなんやけど、とりあえず上巻では王道ファンタジー!で、めちゃくちゃ読みやすかった。

    0
    2026年02月05日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    コンビニ兄弟5作目。
    今回は店長の過去が明らかになる回。

    川瀬くんの話は、兄弟が生まれることへの自分の居場所が変わってしまうことへの不安と、兄にならなきゃという葛藤がいじらしく、泣けた。受け止められる大人がいてよかった。

    そこからの店長の話は、さすがの町田そのこさん。上がったり下がったりのまさかの展開で、簡単なハッピーエンドではない。でもやっぱり温かく終わるんだよなあ。

    ライトなようで実は全然ライトじゃないこのシリーズ。次のお話も楽しみです。

    0
    2026年02月03日
  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    私70代なんですよ
    で、この本に70代の人達が出てくるんですが、私の周りの人達よりずーと年寄りっぽいのね
    周りからはこんな風に見えているんだと認識したので、ボケ老人にならないよう頑張ろうと思いました
    まあ私の母は70手前でぼけたなあと、本題からは遠い感想が浮かびました

    相変わらず出てくる人に嫌な奴がいない
    私の年代は、はっきりとものを言わないことが良いことだとも思っていたので、すれ違っていってもしょうがないとも思ってたなあ

    0
    2026年02月03日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    サスペンスやホラーなど、近年はいろいろなジャンルに挑戦している印象のある作者だが、最新作はまさかのファンタジー。個人的には、ここ最近はあまりフィットしない作品が続いていたこともあり、正直こわごわ読み始めた。――が、その不安は良い意味で裏切られることになる。

    そもそもファンタジー小説をそれほど多く読んでいるわけではなく、最近の読書経験で思い浮かぶのは『レーエンデ国物語』シリーズくらい。本作は「戀記」というタイトルどおり、恋愛に重きを置いたファンタジー小説だが、これが実に面白い。むしろ、こういうジャンルを書きたくて小説を書いてきたのではないかと思わせるほど、完成度が高い。

    ファンタジーにおいて

    0
    2026年02月03日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

    Posted by ブクログ

    パステルピンクの可愛い装丁からは想像できなかった恐ろしさ。読んでいる間、気がつけば目の奥が痛くて…ただの眼精疲労でありますように。

    伊坂幸太郎さんの「楽園の楽園」からインスピレーションを得て書かれた物語のようだけど、内容をほぼ忘れてしまった私でも全く問題なし。
    青春×新興宗教に言い伝えも絡むホラーで、いい意味で町田そのこさんっぽくなく、新鮮な気分で読めた。
    ラストは、もうちょっとリアリティのある感じでまとまるのかと思っていたけれど…

    0
    2026年02月03日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    登場人物がみんな愛すべきキャラ。
    本物のヒーローになれた舞人氏。元々ヒーロー気質な彼は、なるべくしてなったんだなと思います。まだまだ続いてほしいコンビニ兄弟シリーズ。癒しの読書時間です。

    0
    2026年02月03日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    自分の人生を人のせいにするな、加害者は救われようとするな。
    いい年の大人になっても、つい忘れてしまうことがあるけど、しっかりと覚えておかなきゃ。

    0
    2026年02月02日
  • うつくしが丘の不幸の家

    Posted by ブクログ

    びわの木のある家は不幸?
    びわの木は縁起が悪い?

    私が小さい時友達の家にびわの木があったけど友達は今も幸せだぞ!と思いながら読み進めた

    良き本

    0
    2026年02月02日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    毎回同じ登場人物のプロローグにハマってきた。今回はエピローグにも繋がりがあって卓逸だった

    言ってもいいと思う言葉が相手のトゲになり、言うべきことを言わないでいると後悔が発火して自分が傷つく。
    一旦の壊れた友情も、こうやって修復できるんだ、と、誰にでもある不甲斐ない別れにそっと寄り添ってもらえるいいストーリーだった。

    0
    2026年02月02日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    こんなミステリーも書ける作家さんだったなんて…。ストーリーの展開もいいし、人の描写もうまい、最後のまとめ方も非常によく文句なし。

    0
    2026年02月02日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    コンビニ兄弟が主役の話もあれば、テンダネスを取り巻く人たちの人生に触れたりと、話の展開、バランスがよい。
    言わなくていいこと、知らないふりをするとが、実はその人の優しさだったり、思いやりだったり。

    シリーズ三作目を読み終わって、今1番シリーズ発刊が楽しみな作品に昇華しました。

    0
    2026年02月02日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    家族葬専門の葬儀屋で働く女性の話。
    出てくる男がことごとく胸糞だった。
    なくてはならない仕事だし、人々の行き着く先なのに、やっぱり職業に対しての軽蔑だったり、拒絶反応があるのもわかる。

    0
    2026年02月02日
  • 宙ごはん

    Posted by ブクログ

    波乱万丈な人生で感情を保つのが大変そうだったが、美味しそうな料理描写で緩和されていたため読みやすかった。
    いろいろあるけど、とりあえず美味しいもの食べて気持ちを吐き出しましょう。少しは楽になるから。
    そう教えられたお話でした。

    0
    2026年02月02日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    後味は悪いけど、面白くてページを捲る手が止まらなかった。
    全てを家庭環境の影響と一括りにしてしまうのは雑すぎるけれど、家庭環境は人格を形成するうえで全く影響しないと言い切れない。
    その中でどんな人と出会うのか、何と向き合うのかが人生の大きな分かれ道なんだと思う。
    片親だとか貧困だとかはひとつのきっかけにすぎなくて、両親健在であっても、表立った問題がなかったとしても、何かがひとつズレれば、この本に出てきた人たちのようになる可能性はあり得る。
    非現実的のようだけれど、人ごとと思うのは危険な気がする。

    0
    2026年02月01日