町田そのこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
町田そのこさんって、こんなホラーも書くんだ…。ホラーの部分はちょっと怖かったけど、ベースは女子高生の友情の物語。怪しい部分、不信なところなど何を説明しても受け入れず、親が新興宗教にハマる怖さと、言葉巧みに勧誘する団体の怖さがあった。
人ならざる力を持ってしまった律と絢音姫も大人に翻弄され、時がたっても私利私欲にまみれた人間に利用され、悲しいかな、何人もの命を奪ってしまう…。
祀りごと、祠、霊など、信じている、というよりは、昔からの言い伝えや祭事ごとは目に見えなくても、ないとは言えないよなーと思う。
最後は町田さんらしく、希望の持てる終わり方。美央と凛音と初花、三人で笑顔で会える未来があるといい -
Posted by ブクログ
ネタバレ『お母さんが小さい頃たくさん怒っていたから、私は人の顔色を気にして生きている』『容姿のことをあれこれ言われたのを忘れられなくてずっと自信がない』
そうやって、お母さんのせいにしてきたこと、
私もあるなと思った。
そうだとしても、大人になったら、自分の責任でコンプレックスを乗り越えないといけない。
と思う一方で、自分が親として、息子に対しては、息子の意見を尊重したいと思う一方で、しらずしらずのうちに自分の価値観を【ふつう】として押し付けてしまっていることもあるだろう。
親子関係や家族ってなんだろうと
考えるきっかけになる一冊でした。
-
Posted by ブクログ
コンビニって多いですよね
いまやそこかしこにあります
うちの近くにもローソンがあります
ちょっと離れたところにはファミマもあります
そこからちょっと離れたところにはまたローソンがあります
職場の近くにはセブンがあり、道路を挟んだ向かい側には新しくセブンができました
近っ!
そのセブン必要か!?
っていう感じでとにかくコンビニ多っ!
そんなコンビニは、お客様がいま必要だと思うものを揃えてナンボ
あったかいメシ、居場所、ごめんなさいのきっかけだって置いている
ここにくればなんだってある
それが理想のコンビニ、テンダネスだ!
もちろんテンダネスには切なくも温かい物語もあります -
Posted by ブクログ
門司港はちょうど今年観光したので、門司港舞台のこの作品はタイムリーで嬉しかった!
この本を読む前にドラマ『コンビニ兄弟』を何話か観ていて、「キャラが濃い……原作も本当にこのようなキャラなの?」と思っていたのですが、実際この原作を読んでみると、ドラマ通りの個性豊かなキャラクターが描かれていて驚きました。笑
ドラマのキャストは原作のイメージにピッタリでした。この原作を読んでからドラマを観て、キャラのイメージの忠実さに驚くことも面白そうだと思いましたが…笑
コンビニの店長らしからぬフェロモンを漂わせる主人公は、一見「胡散臭く」も見えますが、真面目でコンビニとその客思いなところにとても好感を -
Posted by ブクログ
『姉ちゃん』青山美智子
有名俳優になった"姉ちゃん"との話。青山美智子さんらしい言葉と、優しい雰囲気が素敵な話。
「あの頃の私を知っていて、愛してくれた人って、すごく特別なポジションなんだよね。」
『三月なんて前世』一木けい
「人生をあらすじにされるって厭なものだね」
元カレが、自分をきっかけに米粉パン職人になったことを知る。自分との出会いをプラスの経験に変えられるの嫌だなと思った。出会わなければ良かったと思われている方がいい。いい経験にするなよ。
『すべてはカーテンの中』町田そのこ
「恋人って、カーテンの中の関係なんだよね。」
本当にそうだと思う。周りは好きなように解 -
Posted by ブクログ
町田そのこさんらしい、どこか悲哀を帯びながらも最後には深い傷にやさしい光があたるような繊細なストーリーです。
幼少期にまっとうに愛されなかった子どもたちが大人になり、愛を渇望した果てに手を染めてしまった犯罪。
その真相を追いかけるライターのみちる。彼女もまた過去の傷を抱えています。
いじめ、独居老人の孤独、トランスジェンダー、風俗‥‥様々な事柄を幾重にも織り交ぜながら作者の町田さんは「目をそらさないで読んでね。絵空事ではなくこれが現実だから」と伝えているような気がしました。
会話の多くが九州弁なので、方言の持つ温かみがあって良かったです。
-
Posted by ブクログ
なるほどな〜って終始なった本でした。
Q、読む人を意識しすぎて書けなくなります。
Q、書きたい想いが溢れて長文になってしまう……
などなど、確かになあってなった。
私は端的にまとめて話すのが苦手。逆を言えばいろんなエピソードを混ぜこみながら話すのは、好き。
作家ですら、読む人を意識しすぎて書けなくなることがあるんだったら、一般人の私なんてそれ普通なんだなってちょっと勇気づけられた。
感想を書く前に、みんなの感想を読んだり、評価を先に見て、自分の評価を合わせに行く、私の悪い癖というか臆病なところ。自分だけ違う思いなのが怖いからそれを避けたいというかなんというか……
自分が書きたいこと、伝え