町田そのこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
なんて、優しい人たちなんだろう。絶対に悪で満ちていると思っていた人にも、過去の辿ってきた軌跡はあって、傷ついていて、それを乗り越えようとしてもがいている。こんなに、全てを失ったかのような状況で優しい選択を取れるものなのかと、涙が止まらなかった。今までの中で一番優しい人だと思った。行動も、その意味も、全て自分ではない、まわりや大切な人のため。こんな誰でもできるわけじゃないことをするのは、並大抵の精神力と想いではできないんじゃないか。感動を超えていて、適切な言葉が見つからないけど、心が津波のように大きく波打つほどその優しさに痛くもなったし感謝もした。私の、人間としての生きる目標のようなものを与えて
-
Posted by ブクログ
大人たちが抱える呪縛。それは子供たちにも伝染していく。
そんななか、たくさんの人に支えられ成長してく宙は、様々な苦難に対して、守られる立場から守そうとする存在へ、どうしたらよいのだろうと苦難を受け止め悩みながらも向き合う。
そこには、やっちゃんとやっちゃんの料理の存在が大きい。
宙のまっすぐな姿勢は、周りをも幸せにしていく。
読後、様々な感情があふれて何をどう伝えたらよいかわからない。
次々とおとずれる苦難、これでもかと読みながらも心が削られ揺さぶられ、涙が止まらなかった。泣きながら読んだ。
読んでいて苦しいのに読むのをやめることができず、最後、明るい兆しが見えたことに本当に救われた。
読 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全編通して好きな物語でした!
おつやのよる
絵葉書を描くなんて素敵なおばあちゃん。そんなおばあちゃんの行動でみんなが変わっていく、動かされるお話。私が好きだったのはえなちゃんの旦那さんが迎えに来たシーン、おばあちゃんが旦那さんに日常を動画に撮って送っていた。妊婦ながら2人の息子をワンオペで面倒見て卵焼きとったとってない、じゃあもう一回焼いてあげる。怖い夢見て起きちゃった、大好きだよ明日また遊ぼうねって優しく宥めてくれる。なんて優しいお母さんなんだろう。理想としてはそうした方がいいって思いながらもこの行動を取れるのはすごいよなあ。息子ちゃんはこんな愛されて幸せだろうな、おばあちゃんはこういう -
Posted by ブクログ
自分のおばあちゃん、おじいちゃんがいなくなったら。ということを想像して最初は読み始めた。
自分が残りでできることはなんだろうと考えているうちに想像して涙が出ることもあった。もちろん悲しいけれど、ひとりひとりが残してくれた人生や考えを受け取って私はこれからも生きていく。それな気付けるように、意識できるようにしたいし、もっともっと残してくれたものに目を向けていきたいと思った。
そうすれば、きっとその人の人生も報われるし、自分も思い出やその人の人生を忘れずに生き続けられる気がする。いつかは忘れてしまうのかもしれないし忘れるのはこわいけれど、心の中で事実としてしまっておきたい。そして、自分が終わり