町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    たくさん読みたい本がある中で、ようやく次はこれにしよう!と手に取ったコンビニ兄弟。
    6話の連作短編集です。テンダネス門司港こがね村店のやたら色気がある店長(現実にいるならマジみてみたい)と、そんな店長を密かに漫画にしているパートの光莉、なんでも野郎の髭もじゃの男など出てくる人たちとみな個性豊か。
    ストーリーはじんわりくる話が多かったです。ミツ店長のお客様への接客は確かにあらぬ誤解を与えてしまうかも…ですが、この店に来てくれてありがとうという気持ちは私も普段接客しながら思っているので共感はできました。6話目で美少女の妹も登場して、ますます賑やかなコンビニになりそうですね。

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    2026年05月01日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    喧嘩した友達の美央が親の信仰する新興宗教の施設に入れられ学校を辞めた。美央に会って話したい一心で凛音はその宗教施設を訪ねていくのだったが警備員に阻止されて中に入れなかった。その頃町では十代二十代の若い男女が次々と変死する怪事件が起きていた。その不可思議な事件には両目が失われるという共通点があった。
    この事件と美央の入れられた宗教団体NI求会にはどうやら関連があるらしい。その謎を追うホラーミステリー。凛音は無事美央を救い出せるのか?気になって夢中になって読んでしまいました。強欲な権力者のために若い命が弄ばれる構図は、まさに現実世界にあるあるではないか…!と、このごろの世相を振り返りつつ思ってしま

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    2026年05月01日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ネタバレ

    町田そのこさんの作品は、いつもページを読み進める手が止まらなくなるほど中毒感がある。
    今回は宗教が題材となっていることにも惹かれ読んでみました。
    きっとやばい面白さがある、楽しめる本だと思いました。
    自分たちの私利私欲を満たすためにまわりくどい嘘をついて入会させる幹部たちに、世の中の宗教もこんな感じなのかな...と不気味さを感じた。
    町で恐れられている得体の知れないバケモノの正体は、実は孤独で純真な少女だった
    その少女もまた幹部たちに利用されていた
    目が見えず、においを頼りに、ただ姉を助けたい一心で動いていただけなのに誤解されてしまってたんだな

    いくつかこれはどうしてだろうと言った疑問点があ

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    2026年04月30日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    大好きなコンビニシリーズ

    親の過干渉から、自分に自信がなかった百合が、離婚し一人暮らしを始める物語。勇気を持って、新たなスタートを歩み出す姿にエールを送るとともに、自分も勇気をもらった。

    ヒーローになりたかった青年と友情の物語。ヒーローは、スマートに敵を倒すというより、時には自分を守るために行動を起こして助けてくれる それが自分のヒーローなんだろうなぁ。
    舞人くん、カッコいいよ!困ってる人のためにここまで一生懸命になれるのは、みんなのヒーローだよ。

    読んでいて、クスクス笑えたり、ほっこりしたり、心がとってもあたたまるステキなお話です。

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    2026年04月30日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「コンビニ兄弟5」が今までの作品の中で1番好き♪志波店長や志波ファミリーの過去から現在を知ることができて、さらにこのシリーズが好きになった!!

    第一話、第二話は志波店長の若かりし頃や初恋にも触れられていた。初恋相手との大冒険。その初恋があまりにも素敵な初恋…なのに悲しい結末を迎えてしまって、、読んでいてショックだった。
    色んなことがあったけれど、今も初恋相手を思う志波の姿は純粋だなぁーと心にしみたなぁ〜。告白の返事がまだだから、いつかまた現れるかもしれない…その一心で門司港でテンダネスで頑張っているんだろうなぁ。
    そしてそんな志波を心配するツギの気持ちもわかる気がする。家族なら気になってしま

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    2026年04月30日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    物語の締めくくりがかっこよく、そして切なかったです。まさしく戀記でした。

    終盤に差しかかり、あと数ページしかないのにどうなるのだろうかとハラハラしました。

    ファンタジー要素のあるミステリーと、それらが次々と明かされていく展開が面白かったです。

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    2026年04月29日
  • 宙ごはん

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    これぐらいの距離感がちょうどいいのかもしれない。
    読み終え、そんなことを思った。

    宙は小学校に上がるのを機に育ての母・風海(ママ)のもとを離れ、
    産みの母・花野(お母さん)と暮らし始める。
    家事をせず、イラストレーターの仕事を最優先にする花野との生活を
    支えてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯と家政婦の田本だった。
    花野への不満を募らせて家を飛び出した宙に、
    佐伯はパンケーキを作ってくれた。
    その日から、宙は佐伯から料理を教わり、レシピをノートに書き続けていく。

    もう宙がいい子すぎるかつ達観しすぎていて、
    だからこそ前半は宙に降りかかる苦難が辛すぎて読むのがしんどかった。
    町田作品特有

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    2026年05月03日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    今作も面白かった!
    ヒーローの秋吉くん、カッコ良かった!真のヒーローだよ。テンダネスのゆるキャラ「アル・パカッションくん」はまた登場するのかな?今後の活躍にも期待。ウクレレくんの過去も明らかになったけど、店長や赤じいや長男も謎が多いから、まだまだ楽しめる〜。早く5巻が読みたい!

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    2026年04月28日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    短編集のような形で主人公が1章ごとに変わります。
    全部印象的で良いんだけど、特におじいちゃんと孫(風)のお話が沁みたかな。

    コンビニを中心に、主人公は毎回変わるけど登場人物全員個性が掴みやすく、引き込まれました。

    実写ドラマ楽しみなのと、2〜5巻も読みたいと思います。

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    2026年04月29日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今回、どの話も全部面白かった
    「華に嵐」は今までのエピソードの中で1番好き
    2人のその後がめちゃ気になる・・

    相も変わらず個性的な登場人物ばかりでw
    ただ今回はツギ関連多かった気がする。まぁ「華に嵐」が印象残ってるだけか

    本筋関係ないけど、カバ男みたいな男って確かに多いよな気をつけよ

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    2026年04月27日
  • 月とアマリリス

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    重たい物語でしたが、前向きな終わり方に希望がもてました。家族からの愛はかけがえのないものだと改めて気づかされました。そして、弱みにつけ込む人間に騙されないように気をつけて生きていきたいです。

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    2026年04月26日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    「美保ちゃんの苦しみは、彩子さんのせいじゃない。あなた自身の責任だよ。」
    わたしの不幸は、母に捨てられたことではない。他でもない、わたしのせいだ。

    抱えていた母への憎しみはただただ「愛されたかった」「寂しかった」とか、そういう気持ちが内側で腐ったり、歪んだりしたものなんだと思った。

    それに気づけた主人公は本当に良かったと思う。

    私もかつて親を憎しみ、恨んでいたからとても心に沁みたし、「私の人生は誰にも縛らせない!」って言葉も心にグッときた。

    内容がとても重たいけど、また再読したい本です。

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    2026年04月25日
  • 月とアマリリス

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    読んでいて心が痛くなる部分も多くて、しんどかった。
    でも町田さんの小説は心理描写が丁寧で、こうすればよかったのに、とかあそこでこう回避すれば、とか思ってしまうけど、なぜそうなってしまったのか理解できてしまう部分も多い。
    美散も母親が早くに亡くならなければ、まま母があの人じゃなければ、妹が病気にならなければ、乃愛(茂美)も彼女の特性を家族が理解してくれていたら、などいくつもの「あの時」がある。
    二人とも、ただ無条件に愛されたかっただけなのに。

    とても読み応えのある、いろいろな感情に揺さぶられる作品でした。
    やっぱり町田そのこさんの小説、大好きです。

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    2026年04月25日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今作も面白かった!登場がまた増えて行く〜。
    「華に嵐」は切なすぎた。みんな幸せになって欲しい。
    今作は廣瀬くん登場が多く、店長が少なめ。次作は店長成分が多めでよろしくお願いします。次作が楽しみ過ぎる〜。

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    2026年04月25日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    家族ごと、登場人物ごと、幸せになりたくて、もがいて、進んでいく。
    その過程を不幸と言う人がいたとしても。
    それでも幸せになりたくて、進んでいく。

    1話ずつはすぐに読めてしまうので、活字初心者でも読みやすい。
    読み切った先のエピローグで号泣した。

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    2026年04月24日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟シリーズ2冊目。今作もほっこり&ホロリてわ面白かった。お馴染みの登場人物がもう私の中では家族だよ(笑)。
    テンダネスに行きたい!兄弟だと私は断然ツギ派だけど、ミツももちろん好き。
    エピローグにまさかの新キャラ登場。続きが気になりすぎる〜。

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    2026年04月24日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    切なく悲しくも美しいお話だった。
    親と子供の関係性がその後の人生においてどれだけ重要なのかを思い知らされた。幼い頃に理不尽に傷つけられ「助けてほしかったのに誰も手を差し伸べてくれなかった」経験をしてしまったら立ち直るのは難しそうだ。正道が人助けをする理由が「自分が助けてもらいたかったから」というのがなんとも心を抉られる思いだった。子供の頃なんて親が全てなんだから親に感謝なんて言葉は本当に恵まれた環境にいた人間が抱ける感情であって、虐げられてきた人にとっては吐いて捨てるような言葉なんだろうなと思った。

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    2026年04月23日
  • わたしの知る花

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    タイトルから連想できない展開の深い話だった。
    登場人物の過去と現在が、絶妙に関わり合って、お話に深みを持たせていた。
    少しずつ、伏線が回収されていく感じ。
    人が生きていく意味、明確な目的が見えている必要はないんだと。
    探しながら日々を生きていくのだっていいんだというメッセージ。
    面白かった

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    2026年04月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    人と人とのつながりは一本の糸じゃない。いろんな縁が交差して絡み合って、独自の模様わ作りながら太くなっていく

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    2026年04月23日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    2作目。バイトの太郎君と女子高生の2話の話。あの頃の友情って軽い付き合いではなく後悔しない付き合い方をした方がいいんだ。町田さんって高校生の心もわかるってすごいな~。

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    2026年04月23日