町田そのこのレビュー一覧

  • 宙ごはん

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    複雑に絡まり合った糸を少しずつ少しずつ解いていくように物語が進みます。
    それぞれ直面している問題がありますが、料理を通して問題に向き合うこと、悲観的ではなく前向きにさせてくれます。
    料理を作る過程・食べ方の表現がとても食欲を掻き立ててきますし、なによりその料理を作ってみたいと思いました。同じ体験とまでは行きませんが、そのほっこりした気持ちを、シーンを一緒に味わってみたいと感じました!

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    2026年10月08日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    めっちゃ切ない。読み終わってから、チャッピーとアンさんについて語り合った。愛があまりにも大きすぎて、アンさんは自分の秘密を打ち明けることができなかった。アンさんにキナコ以外の居場所がなかったから、キナコに万が一拒絶されてしまえば、自分が崩壊するほどにキナコを愛していたから、次第に追い詰められていった。キナコへの愛と、キナコから拒絶される恐怖、キナコを手に入れたいという欲望がアンさんを追い詰めてしまう。自分がアンさんの立場だったらどうしただろうと思ってもたぶんどうもできなくて、アンさんと同じようになってしまうのかもしれない。アンさんについて考えると胸が痛くなる。

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    2026年10月08日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    文章で感想を書くと、この気持ちが薄れてしまう気がする。
    悲しい。でも、温かい。
    明日、誰かに優しい言葉をかけたくなる。
    またこれがデビュー作という衝撃。

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    2026年10月06日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    AIが私に合う本と紹介してくれたので、久しぶりに紙の本を買って読んだ。最初から終わりまでスムーズに読めた。愛着問題を抱えている人にはわかりやすい描写が多い。
    「魂の番」なんて大それた物はない。裏切られた経験がある人なら幻想は持たない。期待しない。
    自分も「ソールメイト」なんて言われて信じてたら他の人にも似たようなことを言われていた。言葉が気持ちよりも軽い人はリアルに多い。傷を抱えてる人間は何度でも同じ傷を抉られる。「あ〜またか」そんな感覚を何度も繰り返してきた人に読んで欲しい。
    大袈裟ではなくて、、自分の努力では人生は好転しないと諦めている人、孤独で眠れない夜を過ごしてる人、誰にも理解してもらえないと愛情に枯渇してる人、「あ〜本だけは私の友達だ」と思える。

    この本は買って所有することを勧める。

    大丈夫、誰もいなくなっても「キナコ」が心の中に居るから。今日から「キナコ」をイマジナリーフレンドにしよう!

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    2026年10月06日
  • 月とアマリリス

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    読み進めるのが辛くなり、間に原田ひ香さんの定食屋「雑」を読み切り、また戻ってきた。

    町田そのこにしては暗い空気がずっと続き、最後までほとんど変わらなかった。

    殺人、詐欺、虐待、いじめ

    ミステリーを解くわくわくはない。

    重すぎたので、再読はできないというメモ。

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    2026年10月06日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今まで読んだ連作短編集の中でかなり上位に入る小説。
    みんな個性的でどのお話も惹きつけられた。
    サキコさん啓太くん親子、晴子ちゃんとおばあちゃん
    芙美さん、そしておばあちゃんの夫になった清音さん
    みんな不器用だったり優しかったり心に残るキャラクターだった。唯ちゃんと宇崎くんは不思議な設定だった。
    こんな生き難いひともいるのかな…

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    2026年10月06日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    孤独な人の声に耳を傾けてあげられるような存在になりたいと思った。この本のタイトルの意味がわかった時感動した。

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    2026年10月05日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    有名な作家さんのお話を一冊で読めるすごくお得な本だった。プレゼントにまつわる話かなと思ったら作家さんたちが今書きたいものを書いた作品で、どの話も特徴があっておもしろかった。お気に入りは伊坂幸太郎の「ウッドペッカー荘事件」と町田そのこの「きっとあの日の光と同じ」と米澤穂信の「無明」の3作品で読みやすかった。

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    2026年10月05日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    認知症は、記憶や感情を自分の中の深い海に沈めるものかあ。そんでもって、それを水面から意図したものを掬い上げることはできない。
    なんか、認知症とかに関係なく、歳をとって思い返した時に掬い上げてくる記憶や感情がきらきらしたものでありたいなと漠然とながら思いました。

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    2026年10月05日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    著名な人のデビュー作ってなんだか儚い気持ちになることが多いけど、町田そのこさんは違いましたね。
    とても素晴らしい作品でした。

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    2026年10月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    つらい部分が多かったけど、救われて本当に良かった
    後日談はなくても2年後間違いなく2人は一緒に居るだろうなと思えた

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    2026年10月05日
  • 夜明けのはざま

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    家族葬で働く人を取り巻いた物語なので
    内容は軽くない。なんなら重い。ずっしりと。
    でも心が温かくなり前向きな気持ちにもなる。

    町田そのこさんの作品は
    母と娘関係で起こる葛藤や
    自分への期待と失望の揺れ動き等…
    曖昧さの解像度が高く
    読んでいると胸がえぐられる。
    でもそれを個人の弱さ帰属するだけでなく
    貧困や社会階級、「性役割」など社会に
    牙を向けてくれているから
    心強いのかもしれない。

    夜明け自体が夜と朝の間のに、そのはざまって…
    白黒ハッキリ付かないものばっかだなぁ。

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    2026年10月04日
  • 宙ごはん

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    素敵なストーリーでした。家族だから、その人が大事だから、色々な思いや悩みや葛藤があるんだと読んでいて思いました。こんなストーリーが書けるなんて本当に素晴らしいと読み終えてしみじみと感じました。

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    2026年10月04日
  • 夜明けのはざま

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    須田さんの話が一番印象に残った。親に恵まれなかったとしてもこんな素敵な同僚がいれば大丈夫。そしてどうしようもなく分かり合えない人たちとはこちらから捨てていい。そして佐久間さん、自分の仕事に誇り持って欲しい。葬儀場のお仕事大変ですが、本当に人に寄り添える大切なお仕事だと思う。

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    2026年10月04日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎
    ウッドペッカー荘事件
    号泣、「尊くん」がトリガーとして使われている、読み返しのキーワードになっているのが良すぎる
    白河ヨフネが最後に「いつか目を覚ますのかな」と泣きそうな笑顔で言うシーンが激刺さり、泣く。
    主人公がAI機械だから停電で停止してしまったのをトリックの仕掛けにするのが面白すぎる、正に天才
    やっぱり我らが伊坂幸太郎ほまに好きLove

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    2026年10月04日
  • 夜明けのはざま

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    みんな必ず最後は迎える「死」
    椅子を準備しておくって暖かい表現で良いなと思った。
    最後の繋ぐって意味が分かったような、
    けど説明できるほど分かってないような。
    わたしが主人公なら別の選択をしてたかもしれないけど、悩みぬいて自分に正直な決断をしたラストは素敵だった。

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    2026年10月03日
  • 夜明けのはざま

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    とってもとっても優しい気持ちになりストーリでした。弱さと向き合う。それは怖いことだけど、それで手に入る優しさもある暖かい世界がある。自分に優しくなれる。死というものを通して改めてそれに気が付きました。各章のどの主人公の方にも「幸あれ。」と心から想うほど感情移入しちゃいました。
    また明日からも自分を大切に大切な人との何気ない笑顔で大切にしていこう。そっと背中を押してくれる一冊でした。

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    2026年10月02日
  • 夜明けのはざま

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    めちゃくちゃ泣いた。第1章が一番泣いた。わたしも旧友を喪ったことがある。当時のわたしは高校3年生。18歳にとっては受け止めきれない事実で、当時のことが鮮明に蘇ってきて、とめどなく涙が溢れた。私も「死」というものがとても怖いのだ。できれば向き合いたくない、目を背けたい、見て見ぬ振りができたらどれだけ楽になれるだろうと。だが、それでも向き合わなければいけないときがくる。だからこそ、こうして身の回りに起きた死をときどき思い出して、故人に想いを馳せる時間が大切なのだと気づくことができた。間違いなく今出会えてよかった作品。

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    2026年10月01日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    なにこれ面白すぎ。笑
    コンビニ兄弟にますます興味が湧いたし、
    もっと知りたくなったので次巻も買います。
    ちなみに私は光莉さん推し!(え。)
    各話はライトからヘビーなテーマまで扱ってるけど、コンビニ兄弟のシリーズ数を考えると、誰かの悩みにこれだけの数触れられるのであれば結構学びにもなりそうだと思った。

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    2026年10月01日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    タイトルの兄弟自体の登場機会はそこまで多くないものの、店を訪れる人々が織りなす人間ドラマがとにかく魅力的で深く印象に残りました!
    温かい優しさに包まれる最高のストーリーで、大好きな作品です!

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    2026年10月01日