町田そのこのレビュー一覧

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    どの章も惹き込まれるストーリーだった。
    登場人物は特に晴子と芙美が好きだったな。
    晴子はおばあちゃんが自分の元にいなくなっても自立していこうという姿勢が感じられて応援したくなった。自分をいじめてきた奴に馬乗りになって殴るなんてかっこよすぎる!
    そして魚のチョコレートグラミーに例えるなんて、なんてロマンチックなんだろう。
    芙美は口が悪い時はあれど、あんなに優しい嘘をつけるなんて。誰にでも出来ることではない。あの人柄はおおらかを超越していた。

    連作短編小説、いいなぁ。
    章と章が少しずつ、ゆるやかに繋がってる。
    個人的に晴子のその後がちょっとだけでも知れて満足!
    町田そのこさんの作品、もっともっと

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    2026年08月12日
  • 星を掬う

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    『星を掬う』を読んで、親と子の関係について改めて考えさせられた。

    親から見えている世界と、子どもから見えている世界はきっと違う。同じ出来事を経験していても、そのときに何を感じ、どんな意味を持つのかはそれぞれ違うのだと思う。

    親の不器用な愛情と、それを素直に受け取ることのできない子ども。育ってきた環境や親との関係が、その後の子どもの性格や生き方にまで影響していくこと。そして、親子だからこそ近すぎて分かり合えないこともあるのだと感じた。それでもやはり、母という存在は大きい。母は偉大だと改めて思った。

    そして、若年性認知症という病気の恐ろしさも強く心に残った。

    大切な人の中から、自分との思い

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    2026年08月11日
  • 星を掬う

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    親の離婚後人生がうまくいかなくなった主人公、前半は発想の幼さがまるで自分を見ているようで苛々モヤモヤ我慢が続いたけれど、その分後半が胸に響いた。町田先生の書く物語は本当に厳しくて暖かいなと思う。自分の人生は自分のものと、自分にとっての正しい生き方は自分で見つけるしかないと、本心から向き合えるようになるタイミングは人によって違うけれど、この本を読み終わった時が人によってはその時なのかもしれない。

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    2026年08月09日
  • 月とアマリリス

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    知らないうちに人傷つけていることもある。傷つけられたことだけ覚えて、まっすぐ生きてきたような顔をしているかもしれない。
    子供のうちに受け取る愛を気づけないことがどれだけ幸せか。親の呪い。
    思い込みは、相手だけじゃなく自分も傷つける。自分の希望が、何より自分を苦しめる。

    周りが見えなくなってしまう時もあるけれど、自分を思ってくれている人はどこかにいるのかもしれない。私は誰かにとってのその1人になりたい。

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    2026年08月09日
  • 宙ごはん

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    Audible聴了!
    泣かせる。ウォーキング中に聴いていたが、思わず何度も泣きそうになる。宙がだんだん大きくなって、色々な人生(特にお母さんとママと)を目の当たりにして成長していく。佐伯のやっちゃんが最後まで泣かせる!!
    「コンビニ兄弟」シリーズのほのぼのさと比べてちょっと重いけど、でもホントに心に響く良い作品。凪良ゆうさんといい、女性小説家の感性に脱帽!

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    2026年08月09日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    町田その子の初サスペンスらしい。どこからどこまでがサスペンスなのかはさておき、殺人事件を追う雑誌記者、事件自体と記者自身の緊張感をしっかりと描きつつ、登場人物の内面や人間ドラマもしっかり含有させていて、きちんと「町田その子」小説だったのが良かった。

    とんでもないクズ男が1名出てきて、そいつのせいで人生狂わされる人々が不憫で仕方なかった。現実世界でもこういうヤツがまぁまぁの数潜んでいるんだろうな、繁華街の人混みの中に数十人はいたりするんだろうなと考えると、自分のことはともかくも、家族や知っている子供たちが全く知らない間にクズの毒牙にかかることまで連想して心が苦しくなる。「人は人で歪む」

    序盤

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    2026年08月08日
  • 宙ごはん

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    52ヘルツのクジラたちがとても好きで読んでみた。
    苦しい部分と心があたたまるとこがいい具合に出てきて揺さぶられる感じがすごく好き。
    辛くて泣きそうになったり、登場人物の言葉があたたかくて泣きそうになる。
    あとパンケーキが食べたくなるワ

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    2026年08月08日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    読みやすく面白かった。
    ホラーというジャンルでありつつも、友情模様が丁寧に描かれていた。

    ゾッとするようなシーンもあれば、切ないようなシーンもあり、どこか温かい印象のお話。

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    2026年08月06日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    『環境』という名の『水槽』の中で、上手く泳げなかったり、迷子になったりと生きづらさを抱えた女性達を描いた連作短編集。

    趣向を凝らした最初の一行。
    登場人物を魚になぞらえたり、差し歯がとれた、フルーツガム、孵化した、椅子に座っていられないなど印象的な言い回しにガッチリと心を掴まれる。

    各話の主役は異なるが、前話の登場人物との意外な繋がりが判明したりと、設定がサプライズ的に明かされる仕組みには思わずにやり。
    どんでん返し的な演出も、アンニュイな世界観に華を添えている。

    迷える主人公達の側にいる数少ない理解者達。
    彼らとの交流の中で一縷の希望が生まれる流れが大変美しく、特に前述のどんでん返しを

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    2026年08月09日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    えぇ〜!これがデビュー作!?
    衝撃…そして、納得。

    私がこれまで読んできた町田そのこさんの作品、その原点がここにあるような気がした。

    どの物語にも、人の温かさがある。
    人生は、思い描いたようには進まない。
    みんな、迷ったり、傷ついたり、時には道を外れたりしながら進んでいく。
    だから、どの物語にも人間らしさを感じるし、自分が悩んだり苦しんだりしてることも受け入れられる。
    そして、前に進める気がしてくる。
    デビュー作なのに、すでに私が知ってる「町田そのこさん」そのものだった。

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    2026年08月05日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    繊細でありながら、小説に惹き込ませる力がすごい!これがデビュー作だなんて、すごい!
    人それぞれに事情があって、お互いが生きていることで、優しさを分け合うことで、人を救うことができるんだと思わせてくれる連作短編集。

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    2026年08月05日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ホラーだった!
    町田そのこの本は今まで何冊か読んだけど、まさかのホラーで少しびっくりした。
    ホラーだけど、毒親あり、不吉な宗教だったりと、ホラーだけでない要素も入ってて面白かった!

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    2026年08月04日
  • 夜明けのはざま

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    最近新しく本を読むことがなかったから
    チャッピーにおすすめを聞いて教えてもらった本
    とっても読みやすい
    5章に分かれていて
    どうしようもない苦しい話もあったり
    自分の中の気づかなかった偏見や
    幸せって結局なんなの?とか
    家族との距離感とか
    ざっくりと『ちゃんとしないとなあ』と考えしまう内容
    わたしは本を読むときに頭の中で映像化するんだけど
    主人公の佐久間のイメージは松岡茉優さんでした!
    数日かけて読むからメモとかしとかないと
    話忘れちゃうなあ

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    2026年08月04日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ネタバレ

    面白かった。まさかの怨霊もの。
    作中に何度も出てきた文献が、参考文献に伊坂幸太郎の 「楽園の楽園」と書いてあってそちらも読んでみたい。

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    2026年08月02日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今作も個性豊かなキャラ達がそれぞれの悩みを抱えながらも、優しさに包まれて前に進む姿が描かれていました。
    失恋や友情の葛藤を通じて、登場人物達は思いがけない「味方」との出会いを経て、自分自身を見つめ直し成長する姿に感動‎(?ʚ̴̶̷̷̥ ⩊ ɞ̴̶̷?)

    続編への期待が高まります!

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    2026年08月02日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    本当に大事な人を大事にすべきだし、今あるこの時間を大切にしなきゃだなって思う。
    いつ死んじゃうか分かんないんだもんね。
    でも、本当にぎょらんみたいなものがあったら奇跡的な出来事なんだけど、本当に存在してたらいいなぁと思ったな
    スタバでポロポロ泣いてしまったら
    人が亡くなる瞬間の話とか
    亡くなった後のお話だから
    泣けてくるよね
    大事にしなきゃなぁとも思うし、大事に出来る時に大事にするべきだし
    伝えたいことも伝えておくべきなんだろうなぁと何だか、思った本だなぁ
    こういう本に出会えると読んでよかったな
    って思うよね

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    2026年08月01日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    全5章の物語。

    過疎化が進んで田舎の町の廃校になる小学校が共通の舞台。
    そしてそこで昔から暮らすそれぞれの家族の物語。

    同じ出来事もそれぞれの立場から見えていたもの、なんとなく違っていたり、事情があったり。

    そして廃校が決まった町上げての最後の小学校のお祭り。
    世代が代わって、この町で結婚して子育てをしている人。
    町を出て行って、生活をしている人。

    この年で読むからこそ、色んなことが分かって、それぞれの事情が分かって…

    苦い嫌な思い出も良い思い出も全てがあったからこそ、今、ここに辿り着けている!!
    そこに深く、深く共感しました。

    そうそう今でも実家に帰ると季節に合わせてドヴォルザー

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    2026年08月02日
  • 蛍たちの祈り

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    毒親から連鎖する物語。出会う人次第で子どもは変わっていく。人に優しくすれば、周りも自分に優しくしてくれる。

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    2026年08月01日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    終わってしまった…
    悲しいけど
    さすがです町田先生‼︎
    一生ついていきます‼︎
    ドラマ化、映画化待ってます♪

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    2026年07月31日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    どれもすごく良かった!
    初めて読む作家さんもいたので、
    嬉しい発見。
    アンソロジーはこういう出会いがあるから
    大好きなんだよねぇ

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    2026年07月31日