町田そのこのレビュー一覧

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    短編集のような感じですが、それぞれに微妙な繋がりがあり、同じ作者の漫画に過去作の主人公が出てきたようなワクワクがありました。どれも良いお話だったけど、宇崎と唯子は幸せになって欲しかったなぁ。
    「52ヘルツ〜」のアンさんもそうだけど、町田さんの作品には包容力のある、両方の性の魅力を持つ人物が出てくるものなのかなぁと思ったり。芙美さんが好きでした。

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    2026年04月11日
  • 宙ごはん

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    こんなに尊い物語があるだろうか。最低に感じる母親、優しすぎて心配になるやっちゃん、一途であると信じたかった彼氏、全ての登場人物の印象がガラッと変わった。優しさは、強いものなのだ。間違った優しさは、人を傷つけるものになるが、そこをしっかり区別できるやっちゃんが私も大好きになった。宙のごはんを私も食べたい。どんな未来でも、「大丈夫」って思えるように生きていきたい。

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    2026年04月10日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    解説にある通りどの作品も最初の1文から完璧で一気に物語に引き込まれました。 特に最後のお話の「今日は誕生日でとても良い天気だから死にたいと思う」なんてすごく続きが気になるじゃないですか

    どの作品も「生きる」ことをテーマにしているのにそれぞれの生き方や正解のようなものが違って面白かったです!

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    2026年04月09日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    5巻も読みごたえありました。泣いて笑って、感動して。絶対次もあるよね。元気がないときに読むと、エネルギー貰えて復活できるので、続きが出版されることを望んでいます。

    今回は、ミツの過去を通して、自分の居場所ということについて、考えさせられました。果たして私の居場所は、あるのだろうか? これも自分のイメージに決めつけが無いかどうか、また、居場所まで自分で歩いていくということ、心に響きました。

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    2026年04月09日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人の死が関わり、遺された人たちの立場より
    心情や視点をえがくのが多い人なのかなと素直な感想。

    みんなそりゃあ自分に甘くて優しいから、ああしとけばよかったの後悔が誰かにきっとある。
    その罪悪感は相手がいなくなった時ほんとうに出てきても、どうしようもないことなのだと実感される。伝えられるのだ。

    家族や大事な友人を今、大切に今、相手のためにできることを考えていこうと思う。

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    2026年04月08日
  • 星を掬う

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    わたしたちが見ている相手は、相手の1つの側面でしかない。それぞれが過去を抱えながら生きているということの描き方がとても上手で引き込まれた。人間関係を構築する上で、若い頃から読みたかったとも思う。

    客観的にみているから感情移入できないところも多々あったけど、「家族」の中にいる当事者になると、自分中心になってしまうこともあるのだろうな。だからこそ、終盤の母の言葉には心に残るものがあった。タイトルの由来も良かった。

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    2026年04月07日
  • 星を掬う

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    泣いた。
    母親との関係は誰にとっても自分の根源であるし、それに執着して卑屈になったり、自分の今を自分で苦しめてしまうということは大人にっても結構心当たって、結城の言葉にドキリとする人は多いのではないかと思う。
    でも今も未来も自分の人生っては自分のもの。辛いことの多い思い出も掬い上げれば、一片の救われる穏やかな出来事だってあるはず。そういうことを胸に抱いて生きていきたい。

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    誘拐された神巫女を探すのは、騎士団長の恋人。
    私の大好きなコバルト文庫の香り…これぞロマンタジー!と思いながら手に取ったけど、めちゃくちゃミステリーでさらに大喜び。世界観がファンタジーなだけで、完全にミステリーです。

    ハウダニットにホワイダニット。
    上巻を読み終えたところでは、巫女が攫われた理由も、どうやって攫われたのかもわからない。

    エスタ、いまどこにいるんや。
    無事でいてくれ。
    ということで、あっというまに下巻へ。

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    2026年04月05日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    引き込まれて、3日で読んでしまった。
    ほんとはゆっくり読みたい所だけど、ホラーもあり先が気になり完読です。
    友情あり宗教にホラーおすすめします

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    今月からドラマが始まる『コンビニ兄弟』の作者が手掛ける王宮ロマンスファンタジーです。

    わたしはカタカナが苦手なので、冒頭の「主要登場人物一覧」に20人以上のカタカナの名前が一斉に並んでいるのを見たときは、正直に言うと覚えられる自信が全くなく、どうしようかと思いました( ̄◇ ̄;)

    しかし最初から一気に20人登場する訳ではなく、少しずつ増えていく感じになっているので、頻繁に登場するキャラクターについては難なく覚えられました。
    一つ引っかかったのが、第一章の最初に登場するキャラクター達は誰も「主要登場人物一覧」に載っていないし、その後にも登場していないので重要じゃない…のかな?(゚ω゚)
    どのキ

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    2026年04月04日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    なかなかにハードな展開。
    血が苦手な身にとっては結構キツイ展開もありつつ、でもどうなっていくのだろう…とドキドキしながら読み進めた。
    凜音も初花も美央も、それぞれ自分の弱さをきちんと認め、真っ直ぐに向き合えて、友情を大事にできて、とっても素敵。そして彼女たちの姿と一連の事件がこうリンクするのか…!と驚かされました。

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    2026年04月04日
  • わたしの知る花

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    読後こんなに胸がいっぱいになった作品はない。

    そして、沢山の素敵な、記憶に刻み込んでおきたい言葉が綴られていた。

    親しい人ほど、大切な人ほど嫌われたくないから言葉を選ぶ。
    そして視野が狭くなる。
    その結果、ズレが生じることになる。
    自分の醜いところも全部曝け出して本音で話すって凄く怖くて難しいことだと思う。
    ただ、お互い深く理解せず後悔するよりはマシだ。
    自分自身のことさえ理解できていないのに人を理解ふるなんて、どれだけ話し合っても難しいことだよな。
    ただ、それを諦めてしまったら終わりだよな。

    凄く色々考えさせられる作品。

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    2026年04月02日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    読みやすい1冊でした。いつもは小説の作り手としての町田そのこさんが覗ける1冊でした。「町田そのこさんってどんな人なんだろ?」と思いながら読み進めていきました。

    語彙を高め、トライアンドエラーで進んでいくコミュニケーションや言葉選びを学ぶことができました。

    言葉を口から出すと取り返しがつかない恐怖もありますが、少し肩の力を抜きながら町田そのこさんの考えを学ぶことができます。

    その場にあった言葉よりも自分の選ぶ言葉に自信が持てるようになる1冊でした。

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    2026年04月02日
  • わたしの知る花

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    平さんを巡る連作短編集。
    安寿、奏斗。悦子と平。それぞれが思い合いながら過ごしていて、平さんの詩集や物語が一途すぎて優しかった。

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    2026年03月31日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    町田そのこさんの本をこれで全部読みました。(多分)

    『ぎょらん』って何となく生々しい感じがして読むのが一番最後になってしまったのですが全然そんなことなかったですね。『イクラ』のイメージがそうさせたのかしら?

    読んでみたら…色んな死にまつわる話しで一つ一つがとても切なく悲しくそして温かく感じました。

    中には壮絶な死に方に立ち合ってしまい長年苦しんできた人もいました。
    でも、もがきながら周りの人に支えられながら前に進んでいく姿に思わず応援したくなる。

    このお話し、町田さんのお話しの中で一番好きになりました。

    (Word)
    ・救い救われて生きていけ

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    2026年03月30日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    町田そのこ先生初のファンタジー小説。 すごく、良かった。前半は神妃となった巫女、エスタと騎士団長レルフの恋、そして攫われたエスタを探すうちに起きる別の毒殺事件。ミステリ色の強い作品で面白く、特に下巻からは一気読みだった。 私の推しはレルファンの従者リル。すごく健気で、可愛くて、応援したくなる。幸せになってほしい。ハッピーエンドと言えるかは微妙な結末だけど、納得のラスト。外伝とか出ないかな。

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    2026年03月28日
  • 宙ごはん

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    育つ環境によって形成される人格が決まるのは本当にそうだなと思った、子どもも大人も同じように苦しむけど、苦しみの形も違って、普通に生きるって難しいんだなぁ、、と。子どもは親を選べないし、選べなかったが故にそのまま大人になるの繰り返し。
    生きるって難しいよねえ、と大人になればなるほど考えてしまう作品だった。

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    2026年03月27日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    長編小説だが、短編小説のように視点が変わり1話1話読みごたえがあり、けれどどのお話も巧妙に繋がりを持たせてあり、とても楽しめた。
    自分にもいつか必ず訪れる、大切な人の死。その時自分は、何を考えるのだろう。
    この小説でいろんな登場人物の想いに触れ、人との関係性や人生というものについて、大切なことを教えてもらったように思う。
    いつかその時が来たら、自分は素敵なぎょらんを受け取れるほど、満足できる関係性で人生を歩んでいくことはできるだろうか。
    日々の積み重ねをもっと大切に過ごしていこうと思えた作品。
    町田その子さんの小説はいつも爽やかな読後感で大好き。

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    2026年03月27日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    人とのつながりで成長していく話。
    不器用ながら相手を思って行動できる人、素敵やなぁ。人に優しくなりたいと思えるは時間をくれたなぁ。

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    2026年03月26日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    誰かの死と向き合う人たちと亡くなった人の残すぎょらんを巡る物語。ところどころ涙が溢れて。後で後悔しても遅いから、大切な人にはその想いを日頃から伝えていかないとなと思った。

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    2026年03月25日