町田そのこのレビュー一覧

  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    最後の方まで、ツラくてたまりませんでした。でも主人公の貴瑚が幸せになって欲しい一心で読み進めました。
    誰しもが愛されたいと思っている。でも叶わない。孤独。

    海やクジラの描写が神秘的な感じがして好きでした。

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    2026年08月31日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった!
    特に過去編。
    初見で、女の人と少年が海辺の街で暮らす話と聞いて、私は爽やかな小説だと思ったが、実際はめちゃくちゃドロドロで壮絶だった。
    特に過去編がやばすぎた。とにかくえぐってくる。家族の話も主税の話もアンさんの話も。そこら辺は特に夢中で読んでしまった。
    町田先生の作品は初めて読んだので、他の作品については知らないが、恋愛の書き方が重くて、ドロドロしてて面白いなって思った。町田先生が恋愛をテーマにした本があったら読んでみたい。

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    2026年08月30日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    短編集1つ1つの完成度はさることながら、悩みながらも自分らしく選択する人間らしさ全開のキャラクターたち、またそれが交差する構成。完璧。

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    2026年08月30日
  • 宙ごはん

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    とても良かった。家族の形や人と人を繋ぐ縁が料理で表現されていて人間模様は心に来るものがあった。宙の成長談としても良いし、人は表面的な断片だけで必ずしも推し量れないと改めて感じた傑作だった。

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    2026年08月30日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    読み終わって閉じるときに、フワッと爽やかな感じがする本が好きです。この本はまさにそんな感じ!
    歳をとるのが、少し怖くなくなったかも。
    歳をとるのが怖くなったら、また開いてみよう。

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    2026年08月30日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    いずれも好きな作家さんのオンパレード。中でもウッドパッカー荘事件と真実のトランクは楽しめた。書き下ろしの1冊はお得過ぎてまさに夏のプレゼントだった。

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    2026年08月29日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    なかなかに面白いシリーズ発見!
    第二話、塾講師桐山良朗、夢は漫画家。
    第三話、村井美月にそそのかされ桐山に印籠を渡した梓は、父の介護で学校を休んでた那由多と親友になり美月と別の高校に
    第四話、リタイア後の移住大塚多喜二と純子夫妻と仮の孫ヒカル
    第五話、コンビニリーダー中尾光莉の息子恒星が母の不倫をうたがう。
    第六話、妹、樹恵琉登場

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    2026年08月29日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    「夏」をテーマにした、小説が好きな人へ贈るプレゼント、というテーマのアンソロジー。好きな作家さん、江國香織さんと米澤穂信さんが入っているので買いました。町田そのこさんは最近コンビニ兄弟で知り、興味をもっている作家さんなのですが、初めて読みました。
    短い短編が7つ入っているのですが、すべて短編なのにぐっと読みごたえがあり、素晴らしかったです。
    SFかホラー?みたいな物語もあったけど、設定も面白かった。伊坂幸太郎さんの「ウッドペッカー荘事件」の中に出てくる皮肉な登場人物が、「穴があったら入りたい」っていうけど、出てくるときはどうするの?恥ずかしいから穴があったら入りたいんだろうけど、出てくるときの

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    2026年08月28日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    涙が溢れて溢れて泣きまくった。
    私はこれまで生きてきて、お葬式やお通夜といったものには一度しか出たことがなく、幸か不幸か、死と向き合ったことがほとんどない。
    身近な大切な人を亡くした方々は、どう立ち直っているのか、故人への後悔やこれからの未来とどう向き合っているのか、この物語を自分ごとに置き換えることで、少しだけ理解できたと思う。
    大切な友人や家族が亡くなってしまった時、あの時こうしていれば良かったと後悔の念に押し潰されないよう、笑顔の思い出をたくさん思い返せるよう、大切に生きていきたいと思った。

    コロナ禍当時の、感染して入院先で亡くなった方々のお見送りについては初めて知った。感染のリスクが

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    2026年08月28日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんの作品読んだ「真実のトランク」
    その前に江國香織のも読んでて、かなり癖が強いザ小説家みたいな描写をしていたから、それに比べてすごい私にとってスッと内容が入ってくるような感じの作家さんでした。
    読み終わった時に思わず「えー、、、」と声出してしまって読後に物語を思い返して考え直したくなるような作品でした。考えさせられるの大好きかもしれん。謎深いから読んだ人と考察を言いあいたくなるような、行間?っていうんかな、全てを書き切らない美徳みたいなものを感じました!!66歳らしい。やから価値観とか合わへんのかなとか思ったけど全くそんなことなくて、不思議です。本って。

    他の人に勧めるとしたら、

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    2026年08月29日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    一部作品を除いて、物語の根底にある優しさが好きだ。
    苦境に立たされている主人公達を追い込むでもなく、更生させるわけでもなく、今よりちょっといい未来を示して送り出すラストがすごく良い。

    お気に入りは、ばばあのマーチ。
    外で食器を叩いてオーケストラを開催している、危ない人にしか見えないばばあの真意は温かさに満ち満ちていた。

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    2026年08月30日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    ネタバレ

    短編集。

    どれも面白い。全部元カレの名前が書いてあって話が進んでいく。

    どの話も好きだけど、町田その子さんのすべてはカーテンの中と山内マリコさんの2つ年上がよかった。

    すべてはカーテンの中は浜崎あゆみのappearsの歌詞みたいなことを話しているところが印象に残った。どんなにオープンなカップルでもそういうカーテンをしてるだけっていう表現。たしかにそう。結局付き合ってる者同士にしかわからんことばかりだもんね。

    2つ年上は恋愛の話なんだけど無職の私に刺さった。失敗なんてしたくない、最短ルートで進みたい。これって恋愛だけじゃなく人生の全てに通じるから。でも、無理なんだよね。最短ルートでは進め

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    2026年08月26日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    「先を生くひと」何もかもがこれからの加代と
    辛い思いもたくさん経験してきた澪さん。
    わたしは加代よりずっと大人だけど、
    澪さんの言葉を自分に言い聞かせながら
    これから色んな経験していきたいなと思った。
    短編でこんなに泣くと思わなかったー
    どれも面白かったし「くろい穴」も好きだったけど
    個人的にはこのお話に全部持って行かれた感ある。

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    2026年08月25日
  • わたしの知る花

    購入済み

    とある町に現れた平という奇妙な老人の過去をたどりながら物語が描かれます。人生思うようにいかないこともあるけれど、平と平の紡いできた物語に救われた人間がたくさんいました。愛してるが故に一緒にいない選択をする強さに涙が出ました。

    #泣ける #切ない #感動する

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    2026年08月25日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    面白っ!恋愛小説の楽しさも、ミステリー、ファンタジーの良さも全部詰め込まれてる!
    いつまでも見つからないエスタや謎がどんどん出てくるけど、過去が明かされることも多く引き摺り込まれる。
    下巻に行く直前にまた新たな事件が起きるので、混乱しながらもワクワクする。

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    2026年08月25日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    匿名

    購入済み

    今回も、すごく面白かったです!
    泣いて、笑って、感動して、感情がいい意味でぐちゃぐちゃになりました。
    それぞれ当時人物に深い物語があり、その背景を知っているから、より深く愛せます。みんな大好きです!
    今回、店長さんの深い所まで知れて驚きと悲しみを同時に味わいました。ニセさんや彼女にもどうかもう一度と願っています。

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    2026年08月24日
  • 星を掬う

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    まず初めに記しておきたい。泣いた。笑ってしまうほど泣いた。
    母と娘という関係を中心に展開される本作には、複雑な背景が絡み合いながらも少しづつ光を探ってゆくような暗い部分も多くあった。正直その場面でも涙ぐみそうになるが、ゆっくりと見えてくる光が感動の涙を呼んだ。
    町田そのこさんの美しい文体で滑らかに読むことはできるものの、前半や途中に挟まる辛い描写には目を背けたくなるものがあった。前半にのめり込んで読むと、千鶴の他責にこちらまで縛られてしまいそうになるが、まとめて叱りつけて、縛り付けてくる重いものを取り払ってくれるような登場人物たちが本当に良かった。
    やはり、母と娘という女親子だからこその苦悩や

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    2026年08月23日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    町田その子さんの本を読みたくて、蛍たちの祈り、宙ごはんに続いて読みました
    前の毒親家族の2冊とは違い、朗らかな印象です
    でも各章の登場人物にはそれなりの事情が各々あって、それは家庭問題を書くのが上手な町田その子さんですので、面白かったです

    家庭に入ると、雰囲気で上手く言っている家族かどうかがわかる、と言った女子高生に共感
    私も訪問の仕事をしていて、家庭に入った途端、温かな空気が流れているかどうかがわかりました

    お金があるとか、いい会社で働いているとか、子どもの学歴がとかより、この雰囲気が家庭で一番大切

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    2026年08月23日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    読んでいて心が沈んでしまうような場面も多々あったけど、じんわりと温まるような話だった。
    キナコと愛が一緒に住むことになり丸く収まりました、じゃなくて昌子さんの現実的な指摘があることで違和感なく読み終わることができた。


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    2026年08月23日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    死んだ人が残す思いの玉。大概恨みつらみでは?というのが最初の考えたこと。老衰で死ねたらいいよなぁと思いながら、病気とか事故で人はだいたい死ぬし、何かしら後悔が多いよなと思った。
    この作品最大の盛り上がり所はやはり主人公の母親が亡くなるところではあると思うのですが、その一節のこの手を離すときが来た。という1文には涙が止まらなかった。いつか別れるし、いつか会えなくなるとわかっていても、いざその時までは実感できないのは人の性を上手く表現していると感じた。

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    2026年08月23日