町田そのこのレビュー一覧
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町田そのこさんの本は2冊目。
今回もとにかく深く刺さり、毎話大号泣。
所々咽び泣きました。笑
いびつな家族を繋ぐ「ごはん」
「ごはん」は味や匂いと共に
しっかりと思い出として残りそこに花を添える。
私も友人といつも美味しいものを共有して
仲を深めて来たので、食事をするって大事なこと。
それを共有することで仲を深めることが出来るという
思いに激しく共感しました。
人は人と関わることで常に変化し、成長していく。
自分は他人に助けられて生きている。
また人は誰しも完璧でないからこそ
助け合って生きていく。
という至極当たり前な幸せに気付かせてくれる
優しさ溢れる作品です。
町田そのこさんの作品に -
Posted by ブクログ
深夜のコンビニで出会う、一番リアルな優しさ。町田そのこさんの『コンビニ兄弟』を読み終えた後、まるで深夜に温かいホットコーヒーを飲んだかのように、心がポカポカと温まりました。
物語の舞台は、九州・門司港にあるローカルコンビニ「テンダネス」。ここには世界を救うスーパーヒーローはいません。いるのは、無自覚にフェロモンを撒き散らして老若男女を魅了するイケメン店長・志波三彦と、個性豊かなごく普通の客たちだけ。ガラスのドアを押し開けてこの店に入る人々は皆、失恋の痛みや職場の疲労、未来への迷いなど、何かしらの重荷を背負っています。しかし、鍋から出したばかりのほかほかのおでんや、香りの良いコーヒー、あるいは -
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ネタバレ不穏な終わり方をしていた上巻の更に上をいく漆黒シリアス展開であり、終盤までエスタの行方が知れず……というミステリー色が強めのストーリーだった。
ミステリーの観点から言うと、サブタイトル「神々の食前酒」の真実がエスタ誘拐に関わるものであり、終盤でようやく明らかになるエスタの決意が悲壮で涙なしには読めない。
個人的な推しである男装女子リルが最後まで活躍してくれて嬉しかった!
レルファンに対して抱く気持ちの変化が尊すぎる。
上巻では恋心として描かれていた気持ちが、下巻のエスタ救出作戦前ではかなり昇華されて「好いた人の幸せのために戦えるのが自分の幸せ」と思っている。その手前の市場に出かけるシーンで -
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九州のコンビニ「テンダネス」門司港こがね村店を舞台に、名物店長と店員、常連客たちの人生が交差していく連作短編集。
読み終えて最初に浮かんだのは、「近くにある安心」だった。
この作品に漂う温かさは、ネオンや投光器のような眩しい明るさではない。夜中の暗闇に、見慣れたコンビニの看板を見つけた時のような、「開いてて良かった」と肩の力が抜ける温かさだ。
人は、思いが伝わることよりも、伝わらないことの方が多い。だからこそ悩み、立ち止まり、時には挫折する。それでも、相手を思う気持ちが届いた時には、何ものにも代えがたい力が生まれる。
登場人物たちは、みんな少しおせっかいだ。でも、その踏み込み方が絶妙だ -
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数ヶ月前に、祖父を亡くした。
92歳。親戚は大往生だと口々に言っていた。
田舎で暮らしていた祖父は、体調を崩して都市部の病院に入院し、その後そのまま施設に入った。
施設に来てからは家に帰りたいと言っていたそうだ。
そして、その願いが叶うことなく亡くなった。
祖父は本当に幸せだったのだろうか。
私自身、仕事も忙しく、幼い子供もいるため、なかなか見舞いに行くことができなかった。
両親と明日見舞いに行こうと約束をした。その朝に亡くなった。死に目には会えなかった。
祖父のために、自分にできたことがもっとあったんじゃないか。ずっと考えていた。
生きていると、日々後悔をする。
よく「やらずに後悔す -
購入済み
『愛を注ぎ注がれるような、たったひとりの魂の番のようなひとときっと出会える』と期待し諦めながら誰にも聞こえない声で歌う52ヘルツのクジラ達の物語に涙し、最後には温かい余韻に心包まれました。