町田そのこのレビュー一覧
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喧嘩した友達の美央が親の信仰する新興宗教の施設に入れられ学校を辞めた。美央に会って話したい一心で凛音はその宗教施設を訪ねていくのだったが警備員に阻止されて中に入れなかった。その頃町では十代二十代の若い男女が次々と変死する怪事件が起きていた。その不可思議な事件には両目が失われるという共通点があった。
この事件と美央の入れられた宗教団体NI求会にはどうやら関連があるらしい。その謎を追うホラーミステリー。凛音は無事美央を救い出せるのか?気になって夢中になって読んでしまいました。強欲な権力者のために若い命が弄ばれる構図は、まさに現実世界にあるあるではないか…!と、このごろの世相を振り返りつつ思ってしま -
Posted by ブクログ
ネタバレ町田そのこさんの作品は、いつもページを読み進める手が止まらなくなるほど中毒感がある。
今回は宗教が題材となっていることにも惹かれ読んでみました。
きっとやばい面白さがある、楽しめる本だと思いました。
自分たちの私利私欲を満たすためにまわりくどい嘘をついて入会させる幹部たちに、世の中の宗教もこんな感じなのかな...と不気味さを感じた。
町で恐れられている得体の知れないバケモノの正体は、実は孤独で純真な少女だった
その少女もまた幹部たちに利用されていた
目が見えず、においを頼りに、ただ姉を助けたい一心で動いていただけなのに誤解されてしまってたんだな
いくつかこれはどうしてだろうと言った疑問点があ -
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ネタバレ「コンビニ兄弟5」が今までの作品の中で1番好き♪志波店長や志波ファミリーの過去から現在を知ることができて、さらにこのシリーズが好きになった!!
第一話、第二話は志波店長の若かりし頃や初恋にも触れられていた。初恋相手との大冒険。その初恋があまりにも素敵な初恋…なのに悲しい結末を迎えてしまって、、読んでいてショックだった。
色んなことがあったけれど、今も初恋相手を思う志波の姿は純粋だなぁーと心にしみたなぁ〜。告白の返事がまだだから、いつかまた現れるかもしれない…その一心で門司港でテンダネスで頑張っているんだろうなぁ。
そしてそんな志波を心配するツギの気持ちもわかる気がする。家族なら気になってしま -
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これぐらいの距離感がちょうどいいのかもしれない。
読み終え、そんなことを思った。
宙は小学校に上がるのを機に育ての母・風海(ママ)のもとを離れ、
産みの母・花野(お母さん)と暮らし始める。
家事をせず、イラストレーターの仕事を最優先にする花野との生活を
支えてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯と家政婦の田本だった。
花野への不満を募らせて家を飛び出した宙に、
佐伯はパンケーキを作ってくれた。
その日から、宙は佐伯から料理を教わり、レシピをノートに書き続けていく。
もう宙がいい子すぎるかつ達観しすぎていて、
だからこそ前半は宙に降りかかる苦難が辛すぎて読むのがしんどかった。
町田作品特有 -
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やはり町田そのこの描く短編は一級品だ。
人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」
噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。
地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は
ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。
「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。
死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。
短編なのだが、それぞれの物語の登場人物たちが繋がりを見せる連作短編。
大きなテーマとしては朱鷺という青年の再生への過程といったところか。
どのエピソードも感涙もの。
個人的には『冬越しのさくら』と『糸を渡す』の二篇は
もう読んでいて涙が止まらなかった。
葬儀社での朱