町田そのこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
町田そのこさんの人情ストーリーですね。
町田そのこさんのデビュー作品です。
とにかく新人のデビュー作品とは思えない、バイタリティーと筆圧、構成力で読み手を圧倒します。
町田そのこさんは1980年生まれですから、まだ若く綺麗な人です。
そんな人が、連作短編とは言え、女性の情念を深く描かれているのに驚きました。
どちらか言うと、私はこの手の作品は、苦手なのですが、読むうちにぐいぐい惹き込まれました。
また、男性の幼稚さを垣間見れる、世事に長けた物語構成には、脱帽です。
『コンビニ兄弟』から、町田そのこさんを読み始めたので、そのギャップに困惑しましたが、これが町田そのこさんそのものの作品なのですね。 -
Posted by ブクログ
彼女の家に行ってこの本が置いてあるのを彼氏が見たらどきり。とするんじゃないか..!?って妄想を膨らませながら発売を楽しみにしていました。
がしかし、一木先生のお話を読んでいる時に私自身彼氏と別れ話になり(嘘みたいですがまさかなんです。こんなにタイムリーなの私だけか..!?ネタ風に書いてますが、実はしっかり落ち込んでたりします。あとちょっと恥ずかしくてこのことを書くか迷いました。)本当に4人の先生に救われました。
元カレの名前なんて忘れたくても忘れられないもんだと思います。忘れたと自分に言い聞かせて、たくさん散らばってる思い出をそっと置いて、少しずつで良いんだと思えました。
青山先生らしさのあ -
Posted by ブクログ
ネタバレ4人中3人好きな作家さん(青山美智子、町田そのこ、山内マリコ)いるから買いだ!!と思って買った。
が、結論、この本の中で一番好きだったのは初見の一木けいの「三月なんて前世」だった。(すいません全員敬称略)
なんで浮気しといて、米粉はボソボソする〜とか言っといて、米粉パン作って商売やってんだ、、?
元カノから米粉の構想得て、これで行ってみよう!ってやったらヒットして、元カノの話美談として語ってるんだよな?!うぜえ〜的な感じでした笑
なんかこう付き合ってた時はお互いがお互いのこと好きなんだな、なくてはならない存在なんだな、って思えた文章だったけど、それはあくまで女性目線で、実は男は同じくらいのめ -
Posted by ブクログ
あおい落葉
個人的にこれが1番良かった。。
小紅のなくした歯車を小紅が自主的に取り戻す過程に、人間らしい葛藤、自責、自問があって、背景が浮かんできた気がした‥
何より、葉子!!!葉子の手紙、うるうるした。
本当の愛情は経験と時間を重ねないと分からないから、中学生の成熟してない人間性じゃまだ愛って何か分からなかったんだなあ。葉子は葉子なりに小紅を愛していて、小紅も葉子を特別な存在だと思って期待していたから、その分怒ったり泣いたりできたんだと思う。。 葉子の宝石は小紅だったんだねー、悲しい。
ぎょらんが本当にあっても、なくても、
生きてる人が死者を想う瞬間はかけがえのない時間だと思う。死者はもう -
Posted by ブクログ
久しぶりに町田そのこさんの本を読んだ。
私が思う町田そのこさんらしさが詰まった本。
途中、クジラ型のクッキーが登場する。
クッキーの種類は52種類。町田さんファンならクスッとするギミックだ。
人生は自分自身のものであって、他人に委ねるべきではないし、他人の人生に過干渉すべきではない。
さざなみハイツの住人を通して人と人との関わり方を綺麗に表現していて沁み入った。
加害者が救われようとしてはいけない。求められてもいないのに赦しを乞うのは暴力。
これも大事だなぁ。。
末尾の認知症に対する見解も非常に腑に落ちた。
自分の感情や記憶を海に沈めるのが認知症。その海から、ときたま感情や記憶の星を掬い上