町田そのこのレビュー一覧

  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

          被害妄想ってしちゃうよね
    してるつもりなくてもさ。
    「私の悪口をいっている」とか「私を見て笑ってきた」とかそういうのじゃなくて

    例えば「あの子はアイドルが好きだから話しかけたらめんどくさい」とか。

     偏見 とも言うのかな?
    でもそれって相手のことを考えていっているのかもしれない。
    「あの子はアイドルが好きだから私と喋ると気まずそう」とかね。
    そういうのなくなったらいいのに。


    ==========================================
    月とアマリリスは一瞬で読み終わるくらい面白くて、何日間も読み続けていたような脳に響く本だったと感じています。
    ぜひ読

    0
    2025年12月01日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    幼い頃に親をはじめとした周囲の人たちからの愛を十分に得られないと、大人になったときに自分は必要ないのでないかという感覚や、自信の喪失に繋がってしまう。

    作中の登場人物たちのように、自分の人生なのだから過去に左右されずに、自分の意思で切り拓いていくのだということを早いうちに自覚できればよいが、そう簡単にいくものではないと思う。特に思春期には素直になれないことも多い。本作のように、周囲の人たちからのメッセージによってその自覚をできるだけ早く持つことによって救われる人生も多くあると思う。

    0
    2025年12月01日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    待ちに待ってた5巻。そして6巻がもう待ち遠しい。

    "居場所"の話とてもよかったです。小学6年生だもん、まだまだ自分の気持ちに整理つけるなんて難しいよねー。なのにそれができてる同級生がいたらもっとこう気持ちがぐずぐずになっちゃうよね。

    実体験からのミツさんの言葉がじんわりと心に染みます。

    でもまさかそこからミツさんの過去につながる話になるとは……
    初恋拗らせてるミツさんがしんどいですわ
    一途すぎるよ

    みほろさん早く会いにきてあげてほしいけど、現れるのはきっとあの人の所なんだろうなと思うとしょんぼりしてしまう

    そこへきてじゅえるの初恋?まで終わってしまって、志波兄弟ツ

    0
    2025年12月01日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    登場人物みんな素敵。
    優しさに溢れていて心温まる一冊です。
    電車で読んでて思わず笑ってしまいました。
    こんな素敵なコンビニが近くにあったらいいな。

    0
    2025年11月30日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不幸の連鎖で目を覆うような展開だったけど、最後は感動の涙だった。

    ひどい人もたくさんいたけど、助けてくれる人もいたね。
    中でも、隆之の存在に正道と一緒に私も救われた。

    毒親という存在、
    子供の人生を搾取する親、
    私の親の事も思い出し、
    また、親としての今の自分の事も考えた。


    最後の終わり方、よかった。
    やっと正道が普通の若者のようになった瞬間。
    正道のこれからのますますの幸せを祈ってる。

    この作品はぜひとも映画化して欲しい。

    0
    2025年11月30日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    ヒューマン小説 
    主に女性に焦点を当てた物語であった。北九州市が舞台となっており、方言や実際の土地や建物がより一層リアリティを増していた。 
    男尊女卑、発達障害、虐待、共依存など、さまざまな問題が浮き彫りになっており、残虐な事件が多い現代の課題提唱をしている物語であった。
    家庭の形、愛情表現は様々であるが、やはり歪んだ価値観の犠牲になるのは子ども。そして循環してしまう現実。その歪みに、一声かけられる周囲との繋がりがいかに大事であるかをひしひしと感じた。 人との関わることは必ずしも素敵なことばかりでなく、傷付け、傷つかれ、しんどい事もあるけど、結局救うのも人。

    0
    2025年11月29日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おおよそ、同じ町を舞台とする5編の短編小説であり、登場人物それぞれが生々しい苦しみを抱いている。
    それは過去の悔やみであるものもあれば、生来のもので向き合っていくしかない苦しみもあり、それぞれの渦中で巻き起こっていく。

    恥ずかしながら、読んでいくうちに『この物語はどういうふうに他の短編と繋がりがあるのだろう』という好奇心を抑えられないで読む自分がいた。
    しかし、最後の短編『海になる』でそれを悔やんだ。
    というのも、話の最後に『うみのいりぐち』という助産院が登場し、「この中では世界中の哀しみや苦しみから逃げられる」と言われる。これを受けて、それまで狭まっていた視界が大きく、大海を見下ろすように

    0
    2025年11月29日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
     
    いや、、やばい、、カフェで読んでいて、ポーロ、ポーロと涙が流れてしまいました。登場人物たちがとにかくカッコよく、その姿にじわっと感動が込みあげてきます。
    特に初登場のテンダネス会長・堀之内が最高で、感動と衝撃のスタートでした。

    発売日をたまたま知れたおかげで発売日に購入でき、文庫の手頃さにも嬉しさがありました。今回も和歌、牧男の流れからスタートし、物語世界に一気に引き込まれます。

    今年、門司港に行き、海底トンネルを歩いて山口まで行った経験があったので、物語の舞台が深くイメージでき、より物語に没入できました。本に出てきた場所に行

    0
    2025年11月29日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    ド直球の町田そのこだった。
    救いようがない環境、救われようがない人たち、でも、それでも生きて命を繋いだ先にある希望。
    一気に物語の世界に引き入れられて、一気にその世界の住人になって、読み終わって現実に戻ったらたまらない充足感におそわれる。「またこの人のいいものを読ませてもらった」という満足感でいっぱいになった。

    0
    2025年11月28日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    わたしたちにはもう、孤独に歌う夜は来ない
    アンさんの優しさが痛いくらいに切なくて、苦しくて愛おしかった。52ヘルツのクジラたちの声は、ちゃんとわたしに届きました。

    0
    2025年11月27日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は少し短め。
    1巻で女王様だった美月のその後、まあ結局逆の立場に立たないと分からないとこあるよなー若いしというのもありつつ、正しさ、正論に固執するのは親の影響はあるだろうな…と同情した。生真面目な美月なのでいい出会いをきっかけに今後はもう少し柔軟な子になれそうでよかった。
    これは私の物覚えが悪いのが原因だけど登場人物がそれなりにいるので「この子は何の何の子だっけ?」とちょいちょいなる笑

    0
    2025年11月27日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んでいて一番印象に残ったのは、自分の「多分」で描くのは「ほんとう」を見失ってしまうという言葉だった。その言葉がこの小説の芯を食っているんじゃないかと思った。偏見や妄想は邪魔でしかない。
    人と関わる、人と向き合うと痛みを伴う瞬間がある。けれど誠実に向き合えば自分を人として成長させてくれる。前を向かせてくれる。あるいは深みのある人生を送ることができることを思い出させてくれた。

    0
    2025年11月29日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    「この店を選んで来てくれたあなたに、最大の愛を。」(店長視点のエピローグ、ラスト一文より。)
    こんな気持ちでコンビニ店員をやっているなんて本当にすてきなこと。読みやすい短編集で、店長の魅力を中心に様々な人物のドラマが描かれています。
    個人的には第3話の「メランコリックないちごパフェ」がとても感動しました。

    この本を読み終えて、店長のように感謝と愛情をもって笑顔で人と接したいと思えた。そのように実践しても一般の自分にはフェロモンがドバドバ出ないのは残念だけど(笑)でも、笑顔で温かく人に接しようと、自分の行動を変えてくれた本なので星5個とします!

    0
    2025年11月27日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    夜空に泳ぐチョコレートグラミー
    町田そのこ

    読ませる力が強い。
    残酷で、温かい物語たちが、緩やかに、密接につながっている。
    希望に満ちてるわけでは決してないけど、優しさはある。
    優しさがないと、絶望しか残らない。

    ひとから叩かれたら痛い。
    だけど同じことができる手のひらを、自分も持ってる。

    叩かれるのは、痛いのは嫌だ、だから、叩かないことを選びたい。

    0
    2025年11月27日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    推しが実写化の主演に決まったので予習も兼ねて。
    やたら色気があってファンサ(?)がすごい愛の人な店長は確かに推しのイメージ通りかもと脳内再生余裕でした。
    店長やコンビニを取り巻く群像劇なのですが、普段は群像劇はあまり読まないのでいい出会いでした。テンポも良くてほどほどに砕けた文体でとても読みやすかったです。
    理想的な街すぎて関東在住ですけどここに引っ越したいと思いました。門司港に行けば似たような場所あるのかな…笑
    光莉さんと同じでコンビニ兄弟の生態が謎に包まれているまま終わり、もう少し知りたい欲求を残しているので続刊を読むのも楽しみです。

    0
    2025年11月26日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    ページを閉じる瞬間まで胸にそっと置いておきたくなる言葉がいくつもあって読み終えるのが名残惜しかった(T_T) 誰かのせいにしてしまいそうな出来事も、根っこを辿れば自分の内側にある問題と向き合うことが必要なんだと気づかされた。だからこそ自分の足で前へ進もうとする登場人物たちの強さが沁みたし、私もそんなふうにありたいなと思えた!

    0
    2025年11月25日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    前からタイトルが気になっていて、ようやく読むことができた、町田 そのこさんのデビュー作品で、5編の連作短編集。

    『52ヘルツのクジラたち』や『宙ごはん』、『星を掬う』同様に心にズキズキと突き刺すような描写が多いけれども、決して嫌な読後感にならないのが、魅力の作家さんです❗️

    また『うつくしが丘の不幸の家』のように、少しずつ物語が繋がっていて、読後にはこう繋がっていたんだと、ちょっと驚いてしまうのも魅力のひとつではないでしょうか⁉️

    個人的に好きな話しは、『波間に浮かぶイエロー』と『溺れるスイミー』ですが、特に『波間に浮かぶイエロー』は群を抜いてお気に入りの作品です❗️

    時々読み返したい

    0
    2025年11月24日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    病院仲間に借りました。これも読みたかった本。
    ところどこれにマーカーが引かれてます。気になる文なんでしょうね。

    0
    2025年11月24日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    やっぱり町田さんの本はすらすら読める。
    溺れるスイミーが特にすきだった。なんとなく日頃感じてるモヤモヤを、宇崎くんが撫でてくれるような錯覚になる。終わりは切なかったけど、後味は不思議といい。
    読んでよかった。

    0
    2025年11月22日
  • 夜明けのはざま

    Posted by ブクログ

    人生のヒリヒリする日常が、葬儀会社の芥子実庵を中心に綴られています。

    嫌な人物や出来事を書くのがうまくて、人生って、生きるのって辛いなあ、それを読むのも辛いなあと思いました。

    嫌なヤツが最後にしっぺ返しに合うわけでもないし、起きてしまった辛い出来事は消えるわけでもない、そこからどう立ち上がったり立ち上がれなかったりするのか、すごくリアルでした。

    0
    2025年11月22日