町田そのこのレビュー一覧

  • 星を掬う

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    読み終えたあとも気持ちが長く残り続ける作品だった。
    登場人物の抱える痛みや孤独が生々しく、簡単に割り切れない関係性の中にかすかな救いを見出そうとする姿が印象に残る。

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    2026年04月04日
  • 宙ごはん

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    料理か出てくるストーリーが好きで、寺地はるなさんの作品からたまたま巡り会った一冊。
    タイトルからほのぼのとした日常の話かと思いきや、、、母娘の変わった関係性から始まり、様々な出来事を経て家族や親子の在り方、愛する愛されるとはどの様なことか、を考えさせてくれる。出てくる登場人物が皆葛藤や悩みも抱えつつ、それでも人と人との繋がりを大切にする、心が暖まるストーリー。物語の後半は前半の話を思い出すとまた涙が止まらなくなりましたが、ひとつの区切りをつけて一歩踏み出す主人公の姿に、今の自分もまだまだ成長できると感じさせてくれる、素晴らしい読後感のある作品です。
    著者の方の別の作品もぜひ読んでみたいと感じま

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    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    大好きな町田そのこさんの新ジャンル

    愛し合う2人の甘酸っぱい過去パートにドキドキさせられました

    現代パートは、謎→謎→…で「こ…ここからどうなるんだ…」と心配な気持ちとワクワクな気持ちでいっぱいです

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    2026年03月09日
  • 星を掬う

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    母に捨てられたと思っていた女性が、大人になって元夫のDVから逃れるため、母達が暮らす家で同居するお話

    お金にだらしない元夫の金の無心とDVのため極貧の生活を送る29歳の千鶴
    彼女には小学一年生の頃に母と二人で一ヶ月間の気ままな車旅をした事と、その後に一緒に帰るはずだった母に捨てられた記憶を持っている
    ある日、ラジオのコーナーにその出来事のメールを送った事で母のと暮らしているという知人と接触する事になり
    また、元夫のDVから逃れる為に母達の住む家で同居する事になる
    自分の人生がうまく行っていないのは、母から捨てられたせいだと恨み続けてきた千鶴は母と対面するが、母は認知症だという
    そんな母や、千

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    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    表紙はラノベでタイトルもなんか…
    と思いながらも町田そのこ!流石にあっという間に没入!笑
    新境地のファンタジーとのことで初めはどうなるかと思ったが、所々に出てくるイケメンさやキャーと言われる男前、的な男性像が『コンビニ兄弟』と被り、ふふっと笑える。
    王国ハヤディールの巫女エスタと惹かれあったのが騎士団長のレルファン、エスタが神に嫁す神妃に選ばれ、互いに求めたものの別れる決意をした翌日の式典中、エスタが誰かに攫われてしまう。また王属の騎兵隊副隊長ハインツが見守る王宮で第一王女が毒殺…
     
    ファンタジーさ150%でカタカナが多いが、どこかやはり町田氏でクスッと笑えてほんわかする感じが読んでいて楽し

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    2026年03月09日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    生と死をすごく考えるいい機会になりました。また、身近な方が亡くなった後や、想いなど様々な考え価値観があるのことを知れました。
    亡くなった後に遺された人たちがどういった想いで過ごしていくのか、どういった生き方をしていくのか
    見所が多い作品です。
    改めて死について考えられます。

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    2026年03月08日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    中国の宮廷ドラマみたいなのが好きで、ファンタジーではあるけど、町田そのこさんの作品は、他にも読んだことがあって面白かったので読んでみた!

    攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。
    その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。摑んでは消える解決への糸口。
    やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。

    ハッピーエンドを想像していたけど、壮絶な最後に感動

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    2026年03月08日
  • わたしの知る花

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    一人の孤独死した老人の過去が色々な語り手を通して明らかになっていく。人間の心情を描くのがうまくて面白い。自己犠牲がすごくて感動。

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    2026年03月07日
  • 星を掬う

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    52ヘルツ後の第一作。否が応でも期待は高まったが、その期待をも超える作品。自分の人生のマイナスを誰かのせいにしてしまう。自分のせいだと考えればわかることを、考えを停止して逃げ込む。こんな、自分自身にもあることを突き付けられた。だけど妙に爽やかな気持ちになれたのは、町田さんの優しさと筆力なのかなあ。

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    2026年03月06日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    当たり前の日常を維持する場所
    私にもあるなぁ〜
    コンビニもその一つに入れても良いかもなぁ〜と思いました

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    2026年03月05日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    大好きなコンビニ兄弟。今回も心温まるお話でした。
    店長の過去が描かれていて、どうしてコンビニのテンダネス門司港店で働いているのか、、過去が深くて。涙涙で読みました。
    完璧と見えていた店長にもそんな過去があって今の胸の中のことを思うと、切ない気持ちにもなりました。
    5冊目で明かされたからか心に響くものがありました。
    登場している人物たちも大好きです!今後も続いてほしいな、コンビニ兄弟♡

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    2026年03月03日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    それぞれの家族の再出発の物語

    しあわせか不幸かは、本人が思うこと。
    新しい家を手放すことは決して不幸なのではなく、新たなスタートを踏み出す後押しをしてくれた気がする。

    タイトルに構えてしまったけど、希望を見つけた家族の物語だと思った。

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    2026年03月03日
  • 星を掬う

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    えまさん。彩子さん。
    幸せそうに見えるからって幸せな過去で溢れているわけじゃない。何かを乗り越えてきたんだよね。

    自分の人生は自分で支配する

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    2026年03月03日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    まっすぐに生きてきたひとは、いつか愛される。まっすぐに誰かを求めたひとは、いつかまっすぐに求められる。背中を、追ってくれるひとが現れる。

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    2026年03月02日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズ第3弾も納得の面白さ。

    とくに第三話。
    「誰かを引きずり落としたって、自分が救われるわけじゃないのよね。自分の位置は、変わらない。でも、あのときは何もせずに落ちていくことに納得できなかった。いまも、あのときの正解は分かんない」

    神崎華のしたことは決して正しくはない。けれど、そこにある人間の業と悲哀が、どうしようもなく切なかった。

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    2026年02月28日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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     繁栄を極める王国ハヤディールを舞台に、攫われた巫女とそれを追う騎士団長との許されぬ恋の行方を描く王宮ロマンス後編。

     上巻では、ミステリーとロマンスが交互に描かれていましたが、下巻では、王国の闇の歴史が徐々に明らかにされるという展開で、怖いもの見たさで次々とページをめくる自分がいました。

     そこには、ただの王道ファンタジーの世界観だけでなく、作者の真骨頂である重いテーマが隠されており、私の勝手なイメージから横溝正史の小説を彷彿とさせらるようでした。

     特に、サブタイトルの「神々の食前酒」の事実が判明した時は、かなり衝撃的でした。

     また、その他にも王位継承の人間模様、恋や友情、騎士道

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    2026年02月28日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    タイトルからはわからない、想像以上にホラー要素が強い作品だった。
    驚いたのが、参考文献が伊坂幸太郎さんの『楽園の楽園』であったことだ。本文中に出てくる楽園の説明が似てるなぁと思いながら読んでいたが、まさかだった。

    本作は、喧嘩別れになったままの親友がNI求会に家族で入会したことで、離れ離れになってしまう。NI求会に入会するとそこに住むこととなり、学校など世間から隔離される生活を送ることになり、親友は学校を辞めてしまう。
    その親友と仲直りするために会いに行く主人公の凛音。一方、街では連続殺人事件が勃発。全てに共通するのは”目”。一見関係のなさそな2つの出来事がだんだんと繋がり、物語は思わぬ展開

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    2026年02月28日
  • 宙ごはん

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    何かの琴線に触れ続け、涙が止まりませんでした。感動なのか共感なのか理解なのかよく分かりませんが、素晴らしい作品に出会えて、良かったです。

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    2026年02月28日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    これは子供用に買ったもので、そう、わたしは自分の読むものと子供へ与えるものを完全にわけていますが、渡す前に一応検閲というか査読というか、試しに読んでみるかぁと開いたわけです。泣いちゃいました。天才。天才の所業。これがデビュー作?ふざけんでください。
    連作短編集ということですが、あり得ないことに全部良い。この世に絶対ってないんですよ。常に己にも言い聞かせてきました。でも、ここに見つけました。見つけちゃった。あるじゃないですか、絶対。
    読んだ途端、一枚二枚と何かが剥がれ落ちていきました。強くいるために集めてきた鱗のようなものでした。鱗がないと俺は脆い。弱くなる、これ読むと。セラピーですか?本当の場

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    2026年02月26日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    良かった!切なくて温かくて、時間をかけてじっくり読み進めた。「平」という人物が各章で深掘りされていく構成で、関わり方が違えば見え方が変わる。各視点の話を読んだ上で最終章に入ると胸がギュッと締め付けられて、すれ違いばかりで「なんで!」って思いでいっぱいだった。でも最後にはちゃんと前進できていたことが分かって、とてもいいラストだった。安珠と奏斗の成長も印象的で、読み終えて改めて町田そのこさんの本が好きだなとしみじみ思う一冊だった。

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    2026年02月26日