町田そのこのレビュー一覧

  • 宙ごはん

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    何かの琴線に触れ続け、涙が止まりませんでした。感動なのか共感なのか理解なのかよく分かりませんが、素晴らしい作品に出会えて、良かったです。

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    2026年02月28日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    良かった!切なくて温かくて、時間をかけてじっくり読み進めた。「平」という人物が各章で深掘りされていく構成で、関わり方が違えば見え方が変わる。各視点の話を読んだ上で最終章に入ると胸がギュッと締め付けられて、すれ違いばかりで「なんで!」って思いでいっぱいだった。でも最後にはちゃんと前進できていたことが分かって、とてもいいラストだった。安珠と奏斗の成長も印象的で、読み終えて改めて町田そのこさんの本が好きだなとしみじみ思う一冊だった。

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    2026年02月26日
  • 星を掬う

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    前半は読んでいて苦しくなる内容だった。
    母と娘には特別な関係性があるのだなと思った。
    薄れていく記憶を溢れる星と表現していた部分が良かった。

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    2026年02月24日
  • 宙ごはん

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    私の周りにいる人も、はたまた街で通り過がるだけの人も、私が見えている面だけでは計り知れないような背景が、ストーリーが、たくさんあるのだと思った。
    この世界は人の感情でパンクしてしまうくらい、感情が行き交い、巡り巡っているんだなと。

    そして自分の苦しさも誰かに共有したくなる本だった。
    プラスに捉えることが難しい過去があっても、この本を読むと前向きになって救われる人もいるかもしれないと思った。

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    2026年02月22日
  • 夜明けのはざま

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    短編集なんだけど、一つ一つがずっしり。いろんな人の人生がギュッと詰まってた。人生は選択の連続で、全部を掴むことなんてできないし、その時は気付けないことだって山ほどある。でも掴めなかったとしても、その掴めなかったという経験から得た感情や苦しみが何かに繋がることがあるし、誰が繋げてくれることだってある。特に好きなお話は、やっぱり真奈なつめ楓子の話かなぁ。死んだ人はもう話さないから何が本当の気持ちかは分からないけど、思い出は変わらないし、心の中に席を残すことはできる。人を理解したいって気持ち、向き合い続ける気持ちは絶対に喪っちゃだめ。悪しき風習があるなら、先を行く女になる。

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    2026年02月22日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    はぁ町田そのこさん大好き…
    個人的に第2話(家族離散)、第3話(トラブル抱えて同居する高校の同級生たち)、第4話(不妊治療をする夫婦)が好み

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    2026年02月21日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    物語の後半、涙が止まらなかった。

    私は感謝を言葉にするのが照れ臭くて少し苦手な方である。だからこそ、この本を読みながら「ありがとうを伝えなきゃ」と頭に浮かんだ人をたくさん見つけることができた。
    周りにいる大切な人を改めて大事にしようと思わせてくれる一冊であり、「ありがとう」「ごめんなさい」の気持ちは後回しにせず、思った時に素直に伝えようと背中を押してくれる物語だった。

    朱鷺と華子が、大切な人との死別を乗り越えたみんなが笑顔で生活を送れていますように。

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    2026年02月21日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    不穏な話なのかなと思いつつ読み始めたらとてもよかった!うつくしが丘にある一軒家にまつわる連作短編集。表面だけでは見えないいろんな物語が詰まってるのは現実の家庭も同じ。凝縮された旨味が詰まってる感じで、万人におすすめしたい。

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    2026年02月20日
  • 宙ごはん

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    子どもが成長する過程で親の影響が大きいことを改めて感じました。それどころか良くも悪くも大きく人生を変えてしまう。
    時間はかかるかもしれないけれど、何歳になってもやり直せるし、成長できる。ただそれには周りの人の支えも必要だと感じます。そして、困難にぶつかった時に支えになってくれた人への感謝の気持ちは、一生忘れないものだなと改めて思います。
    宙と二人の母親との関係が明らかになっていく話もそういうことかと最後に分かってよかったです。
    謝ることが暴力になってしまう、難しいなと思いました。自分がどうしたいかではなく、相手の気持ちを考えるということだと思いますが、やはり難しい。

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    2026年02月18日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人繋がりすぎだろと突っ込みながら、でも泣いた。死は生と地続きで死の瞬間が全てではない。死にゆく人も見送る人も一対一の世界ではない。それぞれがいろんな所とつながっている。そう思うと、どこか肩の力を抜くことができるのかも。
    たとえ孤独に死んでも、ぎょらんのような記憶やモノをどこかに遺しているのだろうと思う。いい本を読んだなという気持ちになった。
    解説は空気感が違うので、個人的には一度本を閉じ、落ち着いてから読むのをおすすめしたい。

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    2026年02月15日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    大切な人の死後、後悔や罪悪感に縛られてしまうのは勿体ないと思いつつ、葛藤に苦しむ気持ちも想像できて泣けるシーンもありました。周りの人と一緒に居られる時間を大切に、後悔のないよう丁寧に向き合う努力をしていきたいと思いました。

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    2026年02月15日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズ第2弾、3話だけなのが物足りなく感じるほど、どれも良かった。なかでも第1話のおばあちゃんの言葉には、孫を想う温かさがあって一番心に響いた。

    「ひとを好きになる、っていうのはいいことよ。それはほんとうに、いいこと。
    いくつになっても、ひとを好きになっていい。そのときには相手だけでなく、そのひとを好きな自分までも好きになれたらいいと思う。相手を大事にして、同じくらい自分を大事にする。大事な相手に見合う自分でいよう、そういう「好き」に巡り合えたら、きっとしあわせ。」

    早く3巻目をゲットして、早く続きを読みたい!

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    2026年02月15日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    九州の片田舎の閉鎖的な町「かなた町」
    そこの柳垣小学校は廃校が決まり最後のお祭り「柳垣秋祭り」の日を迎える
    その舞台で起こった閉鎖的な町の女たちの5つの短いお話
    第1話 ドヴォルザーク檻より
    第2話 いつかのあの子
    第3話 クロコンドルの集落で
    第4話 サンクチュアリの終わりの日
    第5話 私たちの祭り

    ただ5つのお話はそれぞれで完結すること無く
    複雑に交錯し様々な出来事を様々な面から捉えて
    納得感がある形で染み込んでくる
    そして夕日がきれいな校庭に
    「遠き山に日は落ちて。。。♪」
    ドボルザークの家路が流れて全ての伏線が回収される

    とっても読みやすく面白かったです

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    2026年02月14日
  • あなたはここにいなくとも

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    おつやのよるはこんな彼氏がいいなーと思った。そしてこのおばあちゃんのように誰かの力になれるそんなおばあちゃんになりたいと思った。
    ばばあのマーチは思わずホロリと泣けた。自分には何もないと思っていてもどこかの場面でふとした時に誰かの役に立てている、誰かの支えになれている、そんな人間でありたいと思った。
    入道雲が生まれるころは2人がまた幸せにやり直せることを祈りたいと思った。
    最後の話はとても切なかったけど、でも勇気をもらえた気がした。
    やっぱり町田その子さんの話は切なくてやさしくて好きだなーと思った。

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    2026年02月14日
  • あなたはここにいなくとも

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    おつやのよると、先を生くひとが良かった。
    おつやのよるの、鶏肉のすき焼きの思い出が切なすぎる。
    子どもには、どんなことでも、自分と人とが、その家庭のあり方が違ったとしても、『へぇそうなんだ』と受け止めて欲しいと強く思った。
    でも、大人でもすぐ言ってしまいがち。変わってるねって。でもそれぞれみんな変だし、変だと思うことも違う。杓子定規にはなりたくないなぁと思う。

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    2026年02月09日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟3を読み終え、だいぶ経ってからの4の読み始めとなりました。
    登場人物達は覚えていたので、すんなりと物語に入っていけました。
    このシリーズは変わらず読みやすく、ストーリーもしっかりと描かれているので、どんどん読み進められます。
    コンビニ兄弟5も買ってるので、一気読みしたいと思います。

    ドラマ化されるので、そちらも楽しみです!!

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    2026年02月08日
  • 宙ごはん

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    評価が良いだけあってさすがの内容です。ネタバレになるので詳細は書きませんが、様々な経験をすることで、何歳になっても人は成長していくし、より人間らしく生きれていけるのだと感じました。

    人に勧めたい一冊です。

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    2026年02月04日
  • 夜明けのはざま

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     『わたしたちは、何かを手に入れて、何かを失う。己の手の中に残ったものと失ったものを数えて、嘆いたりする。でも、大事なのはそこから得た喜び、得られなかった哀しみ、葛藤やもがきこそが大切なのだ。それらは、誰かに繋がれていく。』というフレーズが心に響きました。
     この物語は芥子実庵という葬儀屋が舞台となり、関係する人々の日常や葛藤、それぞれの苦しみや気付きが描かれています。
     人は誰しも取り返しのつかない後悔や、得られなかったことへの執着など、さまざまな痛みをもっているんだということを実感しました。
     私はそのような気持ちを解決したり昇華したりできないことを苦しい、と感じていました。
     ですが、解

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    2026年02月01日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    一人ひとりの人生での気づきが、私の人生の気づきに繋がっていく感覚。
    流されるのも大事。
    正論をぶつけすぎて、傷つけてしまうくらいなら見えないままにしておくのもあり。
    でも、自分の中のここぞ、というとき
    そのときだけは、自分がどうしたいか、ちゃんと向き合って考え、会ったり伝えたりしなきゃいけないんだと学べた。

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    2026年01月31日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    舞人氏と高木くんの学生時代の回にウルッとしました
    あの時の舞人氏は誰の目から観ても確かにヒーローだったと思います

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    2026年01月30日