町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    九州にあるご当地コンビニでの物語。
    5人兄妹のうちの3人は定番で登場しているが、最後の最後に長男の話が。
    次の話も早く読みたくなる…!
    ちなみに、今回の話は大きく分けて2つです。
    1つ目の、旦那と別れて新しい道を歩み出す女性の話。
    コンビニでスイーツやらお酒やら、ちょっぴりオトナな楽しみ方をしたくなっちゃう。

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    2026年03月22日
  • 宙ごはん

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    こんなにも1冊の本に泣かされるとは…!!!

    宙の成長だけでなく、カノさんをはじめとした周りの大人たちの成長もうまく描かれていて、とても気持ちいい読後感だった!

    そして料理の描写✨️
    あたかも今自分の目の前にその料理が出てきて、熱々でよい香りをさせているような感覚にさせてくれるのは、本当に魔法のよう!!
    パンケーキもボロネーゼも炒飯も、それはそれはとても美味しそう!!

    最初幼い宙が出てきたので、ずっとそのまま進むのかと思ったら、章立てでどんどん大きくなっていくから、考え方や関係性が少しずつ変わる感じも面白かった!

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    2026年03月21日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    愛情深いと思っていたママが束縛と感情の起伏の激しい女性であった、とか冷淡だと思っていたお母さんが宙のことを愛そうとしていたりとか、宙の同級生の子が、相手が思い通りの人でなかったらショックだと言っていたり、人にはいろんな面があるのにそのときの自分にとって都合のいいバイアスで相手を判断してしまうことに注意を促しているように感じた。

    家族なのに(家族だから?)みんな不器用で言葉が足らなくて、でもそれぞれに愛情だったりはあって、すごくリアルだなと感じた。

    ママとお母さんか登場するけどどちらの母親も何かがあって何かが足りない。普通のお母さんがよかった、というセリフが何度か登場する。母親になる人物も1

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    2026年03月18日
  • 宙ごはん

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    主人公の宙を中心に家族の在り方をテーマに展開されるストーリー。

    自分とは全くちがう境遇の登場人物たちなのに、とても共感できるところが多く、引き込まれる。
    ・いかに私たちは他者に対して表面的な情報だけで偏った見方をしがちか
    ・謝罪や贖罪は自分が許されるための行為で相手にとっては暴力になりうる
    ・美味しいものは人の心を癒すことができる
    ・何歳になっても人は変われる
    そんなことが印象に残った。

    重い話題のパートもあるけれど、するすると読めてしまって章の終わりにはほっこりできる、なのに次の章に移ると状況が変わっていてびっくり…という展開で最後まで飽きることなく展開される。
    全章通して、皆の成長と変

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    2026年03月17日
  • 宙ごはん

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    読みながら母親目線で宙ちゃんがこれ以上傷つかない様にと思いながら、あぁこれは昔の私だと思いながら読みました。
    母親に愛されたい、こういう事をしてほしい、こういう言葉をかけてほしいと思う主人公と最後にはしっかりと向き合おうとする母親。
    心から「良かったね。」という気持ちになりました。

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    2026年03月17日
  • あなたはここにいなくとも

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    おばあちゃんの生き方が学べる短編集。あとがきエッセイにもある様な粋なおばあちゃん達が登場する。
    ブラックなものもあったが、やはり
    先を生くひと
    が一番良かったかな。文面も軽妙で読みやすかったし、澪さんがとても魅力的だ。もちろん強さはあるがふと見せるかぼそさなど積み重ねたものを感じた。
    そして加代達を受け止めれる懐の深さ。こんな風に歳を重ねたい。と思うがいい歳になっても加代と同様にまだまだ憂いてばかりの自分。
    まだお迎えには早いけどその日を後悔なく迎える様になっていたいものだ。

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    2026年03月16日
  • 宙ごはん

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    小学校に上がるまで叔母をママと認識して育てられた娘が、小学校からは産んだ母の元で暮らし始めるお話
    小学一年生、六年生、中学から高校へと成長していく各時期が描かれている


    町田そのこは私からどれだけの涙を搾り取ろうとしているのか
    一話毎に泣けるシーンがある
    その涙を促した感情は悲しさだけではなく、救い、赦し、癒やしの要素を含む
    母と娘の関係を描くという意味では過去の本屋大賞ノミネート作と同じテーマではあるけど、今作は寄り添ってくれる人の存在に特に救われる


    世の中には、育ててくれている「ママ」と、産んでくれた「お母さん」という二人の母がいるものと思っていた宙
    厳しいところもあったが愛情込めて

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    2026年03月16日
  • 星を掬う

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    私は片親とかではないですがあまり裕福な家に生まれなく、学費を払ってもらってる子や車を買ってもらっている子を妬んでいました。
    小学生の頃には「なんでそんなにお金のことを気にするの?やりたいことをやったらいいじゃん」と同級生に言われたことがあります。
    学費、車の支払いをしている今、お金の余裕がなく精神的にも余裕がないです。
    そんな自分を取り巻く環境を、「この家に生まれたせいだ」などと思っていましたが結城さんの言葉が刺さり、こんな考えではいけないと自分を見直すことができました。
    人生は自分のもの、だからこそ環境を受止め、自分なりに頑張って生きようと思います。

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    2026年03月16日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人の死というものは、冷たくて悲しいイメージがある。
    確かにその通りだと思うけれど、ただそれだけではない、ということを考えさせられたし、思い改めさせられました。

    きっとこれからもたくさん経験するであろう、人の死に対して、その時は悲しみや絶望に囚われてしまうと思うけれど、その人との楽しかった幸せな思い出を思い出して、最後のお別れができるといいな。そうありたいな。

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    2026年03月14日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    「しあわせは誰かの手から貰うんじゃなんて、自分の手で掴んで離さない」
    うわー、そうだよね、そうなのよー

    小学校の学区内の小さな世界の中で、それぞれが思い悩むことがある
    狭い世界だからこそ、我慢することも

    でも、うーんと伸びをして、幸せを掴みに行こう

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    2026年03月14日
  • 星を掬う

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    私はひとり親家庭で、進路とか親の勧めでやってる事が多いから、時々親のせいにしないか不安になる。

    周りは海外旅行とか行って、大学も上京もしてるのにどこからそのお金が出てくるんだろうって羨ましくなるし、それも親のせいにしたくなる。

    でもこの本を読んで、親のせいにしていいのは未成年の間だけ、という言葉が心に刺さりました。

    ここまで育ててきてくれたことに感謝をしてるのに、親のせいにしようとする自分の未熟さを感じました。

    これからも家族を大切にしようと思えました。

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    2026年03月13日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ


    うつくしが丘に建つ"不幸の家"にまつわるお話。

    この家に住んだ人々の物語一つ一つが、とても大切な思い出として語られています。

    この家と枇杷の木が繋ぐ住人たちの話は決して綺麗なものばかりじゃないですが、住人たちの新しい旅立ちを毎度嬉しく思えるストーリーで、読んでいて楽しいです。

    「髪工房つむぐ」の譲がユズくんだったんだ〜と最後にやっと気づいた私。
    惣一くんとの再会おめでとう。

    ものごとの捉え方次第で見方が変わる、っていうとても大切なことを教えてもらえる作品でした。

    私も信子さんのような隣人と巡り合いたくなりました。

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    2026年03月13日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    亡くなってしまった人には一方通行の思いを伝えることしかできなくなる。その人が何を思って生きていたのか、何を願って、恨んで死んだのか知り得ない。だからこそ今を大切に生きるしかない。

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    2026年03月12日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    中国の宮廷ドラマみたいなのが好きで、ファンタジーではあるけど、町田そのこさんの作品は、他にも読んだことがあって面白かったので読んでみた!

    攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。
    その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。摑んでは消える解決への糸口。
    やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。

    ついつい、一気読みした作品。これは、下巻も即読まなきゃ!!

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    2026年03月11日
  • 星を掬う

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    星を掬うは、本当の意味での「救い」を描いた作品である。読み進める中で印象に残るのは、相手に安心を与えることだけが思いやりではない、という視点だ。
    本作では、あえて距離を取ったり、相手を突き放すような関わり方が描かれる。それは冷たさではなく、相手の抱える問題や依存に正面から向き合わせるための選択だと思った。
    相手の痛みに共感し、理解したつもりになることは、本当の「救い」にはならない。その意味で、過剰な寄り添いは暴力性を帯びうるという示唆が、本作には含まれている。
    本作における「救い」とは、状況を穏やかに解決することではなく、不完全なままでも他者とどう関わり続けるかという選択の中に見出されるものだ

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    2026年04月04日
  • 宙ごはん

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    料理か出てくるストーリーが好きで、寺地はるなさんの作品からたまたま巡り会った一冊。
    タイトルからほのぼのとした日常の話かと思いきや、、、母娘の変わった関係性から始まり、様々な出来事を経て家族や親子の在り方、愛する愛されるとはどの様なことか、を考えさせてくれる。出てくる登場人物が皆葛藤や悩みも抱えつつ、それでも人と人との繋がりを大切にする、心が暖まるストーリー。物語の後半は前半の話を思い出すとまた涙が止まらなくなりましたが、ひとつの区切りをつけて一歩踏み出す主人公の姿に、今の自分もまだまだ成長できると感じさせてくれる、素晴らしい読後感のある作品です。
    著者の方の別の作品もぜひ読んでみたいと感じま

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    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    大好きな町田そのこさんの新ジャンル

    愛し合う2人の甘酸っぱい過去パートにドキドキさせられました

    現代パートは、謎→謎→…で「こ…ここからどうなるんだ…」と心配な気持ちとワクワクな気持ちでいっぱいです

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    2026年03月09日
  • 星を掬う

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    母に捨てられたと思っていた女性が、大人になって元夫のDVから逃れるため、母達が暮らす家で同居するお話

    お金にだらしない元夫の金の無心とDVのため極貧の生活を送る29歳の千鶴
    彼女には小学一年生の頃に母と二人で一ヶ月間の気ままな車旅をした事と、その後に一緒に帰るはずだった母に捨てられた記憶を持っている
    ある日、ラジオのコーナーにその出来事のメールを送った事で母のと暮らしているという知人と接触する事になり
    また、元夫のDVから逃れる為に母達の住む家で同居する事になる
    自分の人生がうまく行っていないのは、母から捨てられたせいだと恨み続けてきた千鶴は母と対面するが、母は認知症だという
    そんな母や、千

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    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    表紙はラノベでタイトルもなんか…
    と思いながらも町田そのこ!流石にあっという間に没入!笑
    新境地のファンタジーとのことで初めはどうなるかと思ったが、所々に出てくるイケメンさやキャーと言われる男前、的な男性像が『コンビニ兄弟』と被り、ふふっと笑える。
    王国ハヤディールの巫女エスタと惹かれあったのが騎士団長のレルファン、エスタが神に嫁す神妃に選ばれ、互いに求めたものの別れる決意をした翌日の式典中、エスタが誰かに攫われてしまう。また王属の騎兵隊副隊長ハインツが見守る王宮で第一王女が毒殺…
     
    ファンタジーさ150%でカタカナが多いが、どこかやはり町田氏でクスッと笑えてほんわかする感じが読んでいて楽し

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    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    中国の宮廷ドラマみたいなのが好きで、ファンタジーではあるけど、町田そのこさんの作品は、他にも読んだことがあって面白かったので読んでみた!

    攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。
    その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。摑んでは消える解決への糸口。
    やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。

    ハッピーエンドを想像していたけど、壮絶な最後に感動

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    2026年03月08日