町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレコンビニ兄弟5巻め。
アル・パカッションの大暴れを期待していたが、そうでもなく、
店長のフェロモンが足りない、どころではなく、
店長の過去が、テンダネスを愛する理由が、
いやテンダネスを離れられない理由が語られていた。
店長が子供時代に、弟とさらに妹ができて、
自分の居場所を失ったように感じて家出をするお話。
病気の恋人のためにお参りに行こうとしていた女子高生に出会い、
一晩中一緒に歩き続けることに。
恋人の病は寛解するが、女子高生の方はコンビニでのバイト中、
強盗から子供を守って亡くなってしまう。
店長の告白を預かったまま。
天然のフェロモンをふりまきながら、
ふわふわと暮らしていると -
Posted by ブクログ
とても素敵なお話だった。短編ではあるけどそれぞれに繋がりがあって、そしてどの死にもちゃんと感動的な物語があった。最後まで読んで、やはり本当に「ぎょらん」が存在しているのかは分からない。だけど亡くなった人のその周りの人にはかけがえのない思い出がたくさんあって、残された側の幻だとしてもそれが「ぎょらん」を形作ってるのだなと思った。恨まれているとか憎まれている、と残された側が思っていたとしても、その背後にはきっと必ず温かい思い出も存在していると思う。
大切な人が急すぎる死や予想外な死に襲われることもあるかもしれないから大切な人を亡くして「遅すぎた」と後悔する前に普段からたくさんお話ししておくことが大 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても切なかった。
でも、タイミングで本当に好きなものを、人を、しっかり伝えていかないといけないなと思った。
若さゆえの愚かさが痛く感じて、読んでいて辛かった。安珠が平に悦子おばあちゃんの話をしなかったのもやっぱり人生のタイミングで、全てが上手くいくわけじゃなく、人間は後悔していく生き物だなと物語だけど、現実味を感じた。
とにかく悦子さんが強くてかっこいい。
香恵さんは若さゆえの人だし、平を傷つけていた人だけど、切なかったな。これこそタイミングで、平から乗り換えなければ、、とか、平が最期に安珠を選んでいたかな、、とか色々思う
自分の今の気持ちに正直に、運を手繰り寄せることが大切だと改めて学んだ