町田そのこのレビュー一覧

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「52ヘルツのクジラたち」の小魚短編集みたいな作品でした。

    「チョコレートグラミー」という魚を知らなかったので、タイトルから内容が全く連想できない状態で読み始めましたが、「泳ぐ(生きる)場所」で繋がった作品達は、水槽から始まって最終的には大海に行き着くように広がっていくようなお話で、素敵な構成でした。

    「溺れるスイミー」の“息がしやすい所を探せばいいよ”というメッセージに気が付いたら涙していました。

    町田そのこさんは、「どこか歪みがある」「不器用に生きてる」「欠落してる所がある」ような人物達の中にある『尊さ』をとっても綺麗に表現されるので、読んでいて心地が良いです。

    良い本と出会えて嬉

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    2026年07月22日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    3話どれも良かった。
    推しに夢中になる中尾光莉はオタク感出てて楽しそうでいいし、じゅえるは友達も出来てやりたい事が見つかるといいな。二彦の元カノとの過去も興味津々だった。

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    2026年07月20日
  • 蛍たちの祈り

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    人を救うには苦しみを知らないと救えないのだろうか。
    苦しみの種類は違えど苦しみを知っているからこそ、相手のために動けるのかもしれない。
    またその行動は過去の自分を救うための行動でもあるのか。
    苦しみの連鎖は一人では断ち切れなくて、他者との出会いが必要なのだと思う。
    最後はハッピーエンド?で終われて良かった。

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    2026年07月20日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    皆それぞれに罪悪感や劣等感を固く握りしめて生きていた。
    決意や愛情として前向きに握りしめてる人もいたけど、基本的には主観でしかない。
    朱鷺のように苦しむことから得られるものもあるだろうけど、身動きとれないほどしんどいなら手放す方向でもがいてみるのが良いのかも。

    どんなに近しい間柄でも、生きてるうちに関わる人ってそれぞれの世界がたまたま重なっているだけなのご縁なんだな。
    相手の主観(見ている世界)を尊重しつつお互いの利害を調整していくバウンダリーの話として読んでも面白かった。

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    2026年07月20日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    私はどうやって生きれるかな、どうやって生きたいかなと考えられる本だった。丁度祖父が亡くなって家族をより一層大事にしたくて手に取った本

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    2026年07月19日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    町田そのこ感のない物語だったという印象。
    登場人物の台詞回しにちょっと違和感があったけど、概ね楽しめた。
    外伝とかあっても面白いかも笑

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    2026年07月19日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    主要登場人物をざっくり頭に入れてから読み始めたのでルイーダの3人目の子供の性別が先に分かってしまった。次からは本文から入ろうと思う。

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    2026年07月18日
  • 蛍たちの祈り

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    短編連作品5編
    親ガチャ毒親など数々の物語があるけれど…
    まさか、その方法しか選べない子供
    選んだことで、その問題は解決するけど、違う問題を抱えて生きることになる
    隆之が血のつながりがない正道を育てるため、紅実子と3人で暮らした時間が良かった
    そんな家族があってもいい
    ルーツを知ることは大切なことですが、過去は変えられない…
    『大事な人生をクソみたいな親に費やすな!』
    と、土下座懺悔おっさんが言ってました

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    2026年07月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    いわゆる不幸の家、枇杷の木、荒木さんと、その隣に越してきた人達の立体的な描写が楽しかった
    あと、解説がとても分かりやすく整理されています

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    2026年07月18日
  • 星を掬う

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    なんとも言えない気持ちになった。

    親子関係、あと何度自分の親に会えるか分からない選択をしてるんだから、1回1回大事にしないとな、と思った。

    どう大切にすればいいかも分からないけど、突っぱねるのはやめよう。

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    2026年07月18日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ヒーローになりたい男がテンダネスの着ぐるみを着る事になった。本物のヒーローになれるのか。
    店長志波には、何かが取り憑いていた。

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    2026年07月18日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    町田さんまさかの異世界?!面白くて389P一気読み!堅苦しくないのでファンタジー免疫ない方も気軽に読めそう。分類は王宮ミステリーかな。捜索の合間に差し込まれる逢瀬の回想が甘々色鮮やかでとても切ない

    PHP文芸文庫15周年記念作品。いきなり文庫化。町田さんの新境地、とってもいいです。認識はロマンス<ミステリかな

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    2026年07月18日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    最初から結構重ためでした。
    町田そのこさんの作品は52ヘルツのクジラたちぶりの2作品目

    親から受け継ぐもの、それを望んでいなくても一生付き纏うもの。

    正道が生まれてきてくれて、友達も出来て、これからの人生にたくさんの幸せがありますように。

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    2026年07月17日
  • 月とアマリリス

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    町田その子さんの本は、気持ちをグラグラ揺らす。今回の本は、グラグラでなく、ぐわんぐわん。読み切るのしんどかった。だけど、主人公が目を逸らさずに向かい合っている姿を目にしたらきちんと読みあげなきゃと。著者からの挑戦状?

    愛ってなんだろ?そこにつきる。
    人の強さと弱さについて。人に寄り添うことについて。

    重たいメッセージが多くてしばらく動けません。

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    2026年07月16日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    悲しみが連鎖していく感じ…
    つい、ハッピーエンドなお話を期待してしまうけれど、生きていて誰もがハッピーエンドなわけじゃない。辛くても、生きていくためには折り合いをつけなければならない。そういったやるせなさを、教えてくれる小説だった。

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    2026年07月16日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    他の作家さんの「コンビニ人間」とタイトルが似ていたので、同じ系統なのかと勝手に思って読み進めたら、違いました!どちらも好きな作品ですが、こちらの「コンビニ兄弟」はクスッと笑える感じ。実写版があるとのことなので、見てみたいと思います。ちょっと非現実的だけど、ほのぼのとした日常生活を描いている作品は、良いですね。

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    2026年07月16日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    こういう怪異譚みたいなものも書くのだということを感じ、それが面白かった。
    冷静に考えたら、私は町田そのこの作品をこれを含め4冊しか読んでいないのだ。でもしょっちゅう本を目にするので勝手にもっと読んでた気になっていた。
    ホラーや怨念とか呪術要素と、瑞々しい主人公たちの真っ直ぐな気持ちや行動がアンバランスな気もするし、そういう存在こそが呪いを打ち消す光なんだろうなと思った。
    登場人物のキャラクター性であったり、とんとん拍子に捜査が進むところなどがエンタメ的でアニメや映画と相性良さそうだなと思う。
    表現方法は違えど現代においてアニメも小説も同じジャンルな気がする。文脈が同じというか。
    中高生に読んで

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    2026年07月15日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ヒーローになりたかった男性の話、テンダネスのオリジナルキャラクター・アルパカッションくんのお披露目会イベントの場面がよかった。今回もさくっとあっという間に読めた。

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    2026年07月15日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    これは優しくて心が癒される連作短編集です。町田そのこさんは「倒叙(とうじょ)」という手法を巧みに用い、「呪われた」家に住んだ5つの家族の、いわゆる「不幸」の真相を一層ずつ解き明かしていきます。

    世間の目には破綻や敗走に映るものも、実は彼らが人生の泥沼でもがき苦しんだ末に、自分に正直に生きようとした勇敢な選択だったのです。悲しみ、喪失、裏切りといった一見マイナスな経験も、すべてこの家で成長の糧へと変わっていきます。彼らが家を去るのは逃避ではなく、本当に自分に合った新しい生活へと踏み出すためなのです。

    「幸福に模範解答などない」――この本はそう気づかせてくれました。社会が求める完璧な期待に応え

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    2026年07月15日
  • 夜明けのはざま

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    葬儀屋なので内容は重めで読むのに少し時間がかかりました。譲れない事があって結婚できないきっかけや、離婚するきっかけは1つの譲れないことでもありうるよなと。いまの自分には考えさせられる話でした。

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    2026年07月15日