町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレある町のコンビニをとりまく人びとのドラマを描いた作品。
こんな地域思いのコンビニがあったらいいなと思った。
ほのぼの日常ドラマ系が好きな人にはおすすめだと思う。
一番好きだったのは、「愛と恋のアドベントカレンダークッキー」のエピソード。
高校生の男の子が主人公で、家庭では反抗期真っ只中、学校では親しい友人とのかけあいや気になるあの子への気持ちなどが絶妙な塩梅で描かれる。
高校生というのは本当に視野が狭くて、親の気持ちとか全然わからない。
親を馬鹿にし、反抗しているけれど、最終的に自分の今の友人関係や恋愛関係の悩みが、親の夫婦愛を知ることで解決される様子は、なんかいいなぁと思った。
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Posted by ブクログ
誰かのせいにして自分を省みず思考を停止させる。不幸に浸るのって自作自演というか自傷行為みたいなものだよな、と。一種のドラッグみたいな。その時は満たされるけど、ふと現実に戻った時に何も変われてない現状にどんどん苦しさが増していって、また不幸に浸っていたくなる。不幸に依存してる。対症療法でしかないから、同じ苦しみを繰り返す。時間が経てば薄れていく不幸を、自らしがみつくように掻き集める。惨めな姿を晒していることに気がつけない。
他責思考が染み付いていると、自分の意思がわからなくなる。それすらも他人のせいにして負のループ。でも気持ちはわかってしまう。不幸をなかったことにはされたくないよね。でも慰め -
Posted by ブクログ
町田そのこさんのハートウォーミングストーリーですね。
『テンダネス門司港こがね村店』シリーズの三冊目です。
シリーズも三冊目になると、キャラクターがほぼ面白い動きを始めるが、まさに町田そのこさんの力量は凄さを増してきています。
ミツ、ツギ、樹恵琉の兄二人妹の兄妹たちがそれぞれに持ち味を出している。
今回は、店のアルバイト店員の廣瀬太郎が、騒動に巻き込まれて、大活躍するのが、ユーモラスで辛辣な物言いと、ミツの人の良さに感化されたのか、ついついトラブラーの誘いに乗ってしまう。
前作で出てきた、魔性の女神崎に太郎は翻弄される。男性アイドルグループの一員が、なぜかミツに惹かれて店に出入りするな -
Posted by ブクログ
新興宗教の施設に閉じ込められた子ども達。
自分の意志とは関係なく親に全ての行動を制限される。
そういった物語だと思い込んで読み始めた本書。すぐに違和感を感じ始め‥‥いや、実はこうだった‥‥という展開だろうと想像して読み進めたものの、やはりこうではなく、そうだったとは!
町田そのこさんが、こんなお話を書くとは!新鮮な驚きでした。
この意外性と違和感で続きが気になって気になって一気読みでした。
映像化するならアニメかな?ターゲットは中高生かな?なんて思いながら読みつつも、彼女達の友情に何度も泣かされてしまった(T ^ T)
大事な友が苦しむくらいなら自分が苦しんだ方がいい‥‥本当に穢れのない純粋な