町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『52ヘルツのクジラたち』に続き、本作でも見事に打ちのめされてしまった。
読み終えた瞬間、優しく語りかけてくれるような文章がボディブローのようにじわじわと心に響いてきて、完全にノックアウトされました。
全5篇に共通して登場するのは、個性あふれるおばあちゃんたち。なかでも「オーケストラばばぁ」や「死神ばあさん」の存在感は強烈で最高だ。自分の人生をしっかり生き抜いてきた彼女たちの言葉は、格好良くて重みがあり、深く心に染み渡る。
特に私は『おつやのよる』がお気に入り。
作中のおばあちゃんの深い愛に、いつも私の味方をしてくれた亡き祖母の姿が重なり、鼻の奥がつんとしてしまった。主人公・清陽のように、 -
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7人の人気作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編アンソロジー。伊坂幸太郎のミステリ、江國香織の静かな恋、宮部みゆきの人生を照らす一編、町田そのこの青春、米澤穂信の社会派ミステリ、梨木香歩の幻想、恩田陸の記憶に残る夏――7人7色の物語が詰まっています。
直接的な夏の描写は多くない。それでも不思議とどの物語からも夏の気配が立ち上ってくる。陽炎のような読後感が、いつまでも心に残った。
輪郭は見えているのに、どこか揺らぎ、現実と夢の境界を行き来するような読書体験。作家が変わるたびに夏の景色も表情を変え、その移ろいを味わえるのも、このアンソロジーならではの読書の楽しみだった。
ぜひ、眠れない夏の夜 -
Posted by ブクログ
ネタバレ伊坂幸太郎の書き下ろしが載っているということもあり購入。
他の作家も名のある人ばかりで読み応えもあるだろうと思ったので。
肝心の伊坂作品はAI関連で途中まで何が何やらでネタバラシ後もイマイチすっきりせず。
風変わりな探偵とその相棒、という構図や白河ヨフネのキャラクターは伊坂作品ぽくて良いのですがストーリーは少し大味でした。
他の作品も全部面白く、あっという間に読み終わったのですが中でも「二つの宇宙」がお気に入りでした。人見知りのおばあちゃんというキャラクター、おばあちゃんと彼女の宇宙が重なり合うドキドキ感、大学生っぽい青春を感じました。
他にも「真実のトランク」の昭和感(バブル感)、「
き -
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ネタバレ急に、重たくなりましたね。これまで、かるーい感じだったけれど。
そっかぁ。ニセコは、にせこうきさん。だったのね。(漢字忘れちゃった)
ずっと、ツギかと思っていました。二が付くからというだけなんだけど。そのうち、
よんちゃんが、ニセコ?とかおもうようになったりして。北海道のニセコに住んでるのかな?とか。
でも、テンダネスは、九州だけだったかな?とか。
そっかぁ。ニセコうき。さん。だったかぁ。
って。にせこうきさんは、5から出てきたんだったね。とは言いつつも、にせこうきというお名前見ても、ニセコとつながらなかったんだけどね。
コンビニ強盗の事件を知って、もしかして、あの彼が???と思ったんだけど -
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主人公が、章ごとに変わる、短篇集。
私が愛したかった男、については、主人公の考え方がだいぶ自分に近くて、その考え方を分析された気分だった。
芥子(ケシ)の実、に関しては、不器用な母の、不器用なりに、一所懸命だった子育てに、なんか涙がでた。ふと、「お金がない」などというフィルターをはずしたら、めちゃくちゃ楽しかった、なんてことにいまさら、気付いてしまう主人公。
全体的に、かなり男女格差を意識した内容だと思いました。今の時代、ナイナイ、なんて、表面的に見えないだけで、実はまだ、薄くしっかりある。
でも、結婚と仕事を天秤にかけるのは、ちょっと古いかな、とおもいました。