町田そのこのレビュー一覧
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感想
1巻が300何ページだったのに比べて、2巻は200ページくらいと短かった。1巻とのつながりもあって続きも気になる。
あらすじ
コンビニ門司港テンダネスのフェロモンばら撒き志波店長とその周囲にまつわる話。
1話目は幼馴染の男に別れを告げられた女子高生とそのおばあちゃんに関わる話。
2話目は、テンダネスのバイトの大学生廣瀬の元カノと志波兄弟を巡る話。
3話目、美月は高校生になってつまらない日を過ごしていた。自分がグループからいじめられる立場になって、中学までやってきたことを見返す。クラスで避けられていた栗原と仲良くなる。
ニヒコの昔の彼女?とジュエルは遭遇して激怒する。 -
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【登場人物】宙(娘)、ママ(育ての親)、カノさん(生みの親)、佐伯(花野さんの後輩でビストロ・佐伯のオーナーシェフ)
柘植(カノさんの愛人、既婚者)
第2章、
柘植が心筋梗塞で死亡。正気を失ったカノさんが柘植家族に反対されてにもかかわらず、通夜葬式に出席しようとする。
柘植の娘、桃子「あんたを絶対に許さない。母の夫を、私の父を奪った、あんたは絶対に許さない」
実は桃子の娘は、宙の同級生マリーだった。
まさかの伏線回収にびっくり。マリーは、画家を目指して挫折した桃子の期待を一身に背負わされて育ったが、絵が下手だった。
そして、桃子はマリーに関心を示さなくなる。
マリーも、そら同様、母の愛情に -
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5個の短編小説
最後の「先を生くひと」しか覚えてない。
忘れられない1ページがある。この言葉を大事にしたい。
あなたたちは、可能性に溢れているのよ。恋も、友情も、夢も、何もかもがこれからなの。そして、どんなことだってできる。最初から諦めなければいけないことなんてない。絶望しないといけない障害なんてない。だから何ひとつ、憂うことはない。後悔しないように、それだけを忘れなければいい。もちろん、大変なことがたくさんあるでしょう。頑張ったからって成果がでないこともある。でも、どんなに辛いことや哀しいことがあったとしても、大丈夫。やっぱり憂うことはないの。だって、きっといつか、何もかもを穏やかに眺め -
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1巻に続き安定の面白さと読みやすさ。1巻の登場人物たちが違う視点で描かれていてそれがまた楽しい。
①「恋の考察をグランマと」
・頑固ばあちゃんかと思いきや、話してみると意外に物分かりいい。ばあちゃんまでもが志波さんのトリコに笑。でもそれもまたよいね。孫の志乃との交流が胸熱。
②「廣瀬太郎の憂鬱」
・元カノ椿とのいざこざ。新たな一歩を踏み出そうとする廣瀬くん。樹恵琉とどうなるのかな。
③「クイーンの失脚」
・1番良かった。1巻でいじめる側だった村井美月が今度は逆の立場に。。複雑な家庭環境も相まって読んでて辛くて泣きそうになる。でも、志摩のように必ず味方してくれる人がいる。強く生きてほしい。
ラ -
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どこかで本の装丁を見た時に、何だか惹かれて読んでみました。
町田そのこさんの作品は今回が初めましてでした。
初めましてにしては、なかなか重めの作品だったかなと個人的に感じました。
ただ、内容はよく読むと重めなんだけど
文章はスッと入る文章で
ミステリー要素もあってで
続きが気になり、中盤から一気に読み終わりました。
あらすじは...
北九州の山中である日、老婆の白骨が発見される。
同じ北九州でグルメ情報紙の仕事をしていた、元事件記者のみちるはこの事件を追うことになる...
あらすじだけ読むと、普通の事件かなと思うけれども、途中から歪んだ「愛情」や「愛情」不足から起きた事件だということ -
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結構ミーハーなので、中島 健人さん主演でテレビドラマ化されると聞いて早速購入しました❗️レーベルとしては、中高生をターゲットにしたハートフルヒューマン・コメディです。
いつもの町田 そのこ作品に見られる、想像を絶するような過酷な運命や過激な描写は出てこないので、安心して読むことができます。
内容は結構ティーンエイジャー向けですが、どうしてどうして還暦近いオジサンでも感涙してしまうシーンがちらほら見られて、オススメのビタミン小説です❗️
好きな話しは、『第二話 廣瀬太郎の憂鬱』です。最後に不穏な空気が漂い、ツギの過去のことがとても気になるので、続けて3巻を読みます。 -
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ごはんってやっぱり偉大…。
心や体が壊れているときこそ、丁寧なごはんが必要なのに、壊れているときは自分ではそれがなかなかできなくて。手を差し伸べてくれる人に素直に頼ることすらできなくて。
頼ることができたとき、もう治りかけているのかもしれないなぁ。
ずっと前から気になっていたのに、本屋で何度も手に取ったのに、何となく読めずにいた一冊。
心身に余裕があった8月。某古本屋のセールにてようやく読めました。
読んでよかった…、本当に。
やっちゃんとごはんの思い出が、しゅわしゅわメレンゲのふわふわパンケーキのように儚くも力強い。始めのパンケーキの章があってこそなんだけれど、最後のパンケーキの章がとても -
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今の自分は、これまでの自分が積み重ねてきた決断の結果であると強く感じた。現状を他人や環境のせいにせず、責任を持つ。
未来の自分が、自身を好きでいられるような決断を選びながら生きていきたい。
主人公たちの境遇に完全に共感しきれない場面も多くあったけど、それは自分が家族や周囲の人々にいかに恵まれてきたかを再認識する機会となり、これまでの環境への感謝の気持ちが深まるきっかけになる本だった。
さらに物語を通じて、深く掘り下げなければ見えない、多様な人生や人々が存在することを改めて考えさせられ、他人の表面だけを見て決めつけることのないよう、常に相手の背景も想像する姿勢を心がけたい。
家族という最も -
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シリーズ2巻目。
舞台となっている門司港の簡単な地図がついているのが嬉しい。
でもこの地図だとテンダネスは老松公園の近くで、ここらへんは観光の中心地からちょっと離れているし、観光のついでにふらりと立ち寄るエリアじゃないような。
ばあちゃんと孫の第一話「恋の考察をグランマと」も良かったですが、第三話の「クイーンの失脚」が刺さりました!
1巻では悪者ポジションだった美月が主役。
クラスでハブにされて、一人だけ理解者が現れて友情が生まれて〜と、梓の物語とシンクロしています。
美月と梓が仲直りできる日もあるのでは?!
今後そんな展開があるといいなぁ。
心あたたまるお話ばかりのこのシリーズの中、エ