町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    個人的には、母校の名前が登場したのでとても嬉しい。現実的には、下関市立大学の下宿生が門司港でバイトをすることは少なそうではあるが、友人が短気でめかりパーキングエリアで働いていたのでないこともない。
    あとは、一巻で登場した美月をここで持ってくるとは。しかも立場がまったく変わってしまった状態で。人間というのは一寸先は闇だけど、闇の中で拾う光もあるというところだろうか。

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    2026年04月08日
  • わたしの知る花

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    安珠という女の子の物語と思いきや、おじいさんのお話だった。人生の中の重要なタイミングについて考えさせられた。

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    上巻の冒頭でのあのシーンに、ここが繋がるのか!と感嘆した。血みどろの王位継承権を奪い合う争いや葬り去られた歴史、それらにより深まる謎と徐々に明かされる真実。人の儚いながらも真っ直ぐな想いを沢山感じた。
    後日談もあったらいいな

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    王宮ファンタジー×ミステリー×恋物語。登場人物一人一人の個性がとても魅力的で話が進むたびに深まる謎とも相まり、一気に読んでしまった。
    ファンタジー要素は軽めでミステリー寄り。キャラが多く、覚えるのに苦労したけど世界観が好きです。

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    2026年04月05日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    来春に閉校が決まっている、田舎の小学校の秋祭りが舞台の5つの物語。小学校時代に現場を目撃してしまった類、類の夫の悟志と浮気の末、中絶した過去を持つ千紗、夫が自分を「女」としてみない事に苦しむ佳代子、離婚した母の元で暮らす事になる小学生の麦とシングルマザーの三好…そして帰っては来なかったけど、群先生。町田さん独特の目線で「女性」を描いた作品。

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    2026年04月05日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    シリーズ3作目もとても良かった!!!!
    今回の3話めに2作目のエピローグの続きがあって、ツギの過去にも触れられていたけれど、華もツギもそれぞれの立場で、過去に苦しい葛藤があったんだなと思った…。
    華も「悪女」って思われてしまうような話の始まりではあったけれど、決してそんなことはない…華にこそ幸せになってほしいな!
    そして!華に対しての思いに気づいた太郎のその後がめちゃめちゃ気になる♪笑
    続きのシリーズで、続きを読むことができたら嬉しいなぁー。そしてやっぱり私はこの作品に関しては太郎推しだなぁーと思いながら読んでいる♪

    樹恵琉にも友達ができ、視野が広がりそうだし、光莉の推しがお店に普通に来店す

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    2026年04月04日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    最初の方は、宙が全然こどもらしくなくて、こんなに子供の時からこどもらしい振る舞いができない環境で育ったら、後からめちゃ荒れるに違いない、なんて思っていたんですけど。これはファンタジーだな、なんて。後から廻の、本に関する考えが出てきたときに、それそれ、その感じわたしもこの本に待ってる!と思いました。でも、最後の最後まで宙はいい子でした。これだけなら「ふーん」で終わる話なんだけど、数々のエピソードに胸がふみつぶされそうになり、最後の方は声が漏れるほど泣きました。謝罪は時に自分のためのものになってしまう、なんと重い言葉なんだろう。覚えておかないといけないなと思いました。
    あとテッタが普通にサラッと浮

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    2026年04月04日
  • わたしの知る花

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    街に突然現れた謎の絵描きおじいさん。安珠は彼が気になって仕方がない。…安珠と幼馴染の奏斗が、そのおじいさん平さんと知り合い、彼の人となりを知って行く中で、2人も成長して行く、という話。平さんの波瀾万丈の人生が紐解かれるうちに、もしかして、と思っていたら、悦子さんの話で、なるほどの結果に。時系列がバラバラになっているので、多少の混乱はあったが、見事に回収され、長く哀しい愛の物語だったと理解した。最後に2人が約束の日に再び会えていたらと思ったが、悦子さんはそれをも乗り越えた。悦子さんのカッコ良さに脱帽。

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    2026年04月03日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    それぞれが少し考えを変えて成長するだけでなく、自分の考え方などを肯定できるようになるような展開も多くて良かった。

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    2026年04月03日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    葬儀社を取り巻く、人々の生きざま、死にざま。ある章では端役だった人が次の章では主役になったりと、あざやかにつながりながら、ぎょらんについても考察されてゆく。朱鷺の言葉「ひとは負い目があると悲しい記憶や辛い記憶、罪の意識なんかを思い出します。でも、幸福だった記憶を思い出してください。楽しく笑いあったこととか、くだらないことで盛り上がったこと」。私自身も両親を亡くし、「もっとああすれば、こうすれば…」との思いは尽きないが、医療・介護・葬祭に関わるいろんな方に「いい看取りやったね」「いいお式やったね」と声をかけてもらい、どれだけ励まされたことか。人々とのこういったつながりや、死者?生者?の心の内が昇

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    2026年04月02日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    登場人物全員のキャラが立っていて読んでいて楽しい
    一つのコンビニを通して、みんなが繋がって前向きに生きて行くところが好き

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    2026年04月01日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    今年初の町田 そのこ作品
    4月からテレビドラマも始まるので、その前までに読み終わりたくて、手に取りました❗️

    幼少期なら性別を問わず誰もが一度はヒーローへの憧れを抱いたことはあるのではないでしょうか⁉️

    もしもそんなヒーローへの憧れを、青年になっても持ち続けている人がいたら、貴方は引きますか⁉️

    本書を読んで感じたことは、過去は変えられないけれども、未来は変えられるということ。秋吉 舞人、結構イイ奴でした❗️
    好きな話しは、『第三話 後編 ぼくたちの友情と、ヒーロー』です。

    それにしても、志波兄弟恐るべし❗️

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    2026年04月01日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    短編3作だけど、主人公はバツイチほやほやの百合とヒーローになりたかった舞人の2人。いやあ、高木君含めてみんなええわ。頑張れって小説の中の人物に声掛けてしますわ ^_^

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    2026年03月31日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    辛いエピソードと明るいキャラクターの塩梅が見事なシリーズだと思っているけど

    今回は死にネタと言う事で、最大級に辛い話を、ちょっと特殊な生まれ変わりを信じる事で、救いのある展開に

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    2026年06月15日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    全ての話が繋がっていて、みんなが最後は幸せになれてよかった。
    誰一人不幸の家ではなく、幸せに暮らすきっかけとなった家になってよかった。

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    2026年03月30日
  • 宙ごはん

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    複雑な環境で育った宙(そら)とそこに取り巻く人々のお話
    それぞれが色々な辛い悲しみがあって、そこに寄り添ってくれる人がいて、美味しそうな食べ物がたくさん出てきて…

    最後の花野さんの行動には、わたしはちょっと複雑な気持ちが…わたしならできないな
    読み応えあります!

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    2026年03月29日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1巻から続く人間模様が面白かった。また泣いた。自分の尊厳を自分で守るって大事だけど難しいよな〜。
    最後のツギのくだりはどうなのかな。吉と出るか凶と出るか。3巻で失速しないでほしい

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    2026年03月25日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    前作の52ヘルツのクジラから続けて読みました。
    個人的には前作よりも好みでした。

    前作の琴美視点で書いてみたのが今作らしいですが、今回の作品も、世間から弾かれた人・自分の価値をゼロにしてしまってる人を掬うような内容で良かったです。結末や構成は普通ですが、そこに至るまでの感情の出し方などが上手くてとても読みやすかった。


    被害者だけでなく加害者の背景や心情も重要であることに気付かされました。また、辛いことに自分が被害者であっても、そこから自立しなければいけないのは自分であることも痛感させられました。

    被害者に対して多くの人は慰めや可哀想な目を向けますが、それこそその人を傷つける行為になるか

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    2026年03月25日
  • 宙ごはん

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    宙、花野、風海、マリ-、鉄太、鉄太の姉と家族関係の問題を抱えている登場人物が次々と登場し、気持ちが沈みそうになった。しかし、作品の中には入り込み易く、短時間で読んでしまった。人は誰かに見守られる事で変わっていけるという展開は予想通りだった。

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    2026年03月25日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    新たに訪れてくる人たちだけでなく、コンビニの人たちも少しずつ変わっていくのが、それぞれの話に更に深みを与えていて面白かった。

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    2026年03月23日