町田そのこのレビュー一覧
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町田その子さんが、Q&A方式で答えていく内容であり、言語化に関する57の悩みに答えている。
“言語化のコツとは基本に徹すること”、そういう印象を受けた。著者の才能もあるのだろうが、とりわけすごいことをやっている印象もなく、コツコツと積み上げられたものが形(町田その子さんの場合は小説)になっていると感じる。
私の場合は紙に箇条書きで書き下して、AIに丸投げしてまとめてもらうなどしているが、これはこれで案外頭の中がスッキリすることもある。言語化するのはAIの方が上手なのは癪なのだが(笑)、自分ではなく異なる視点で見てもらえると良いかもしれない。
いずれにせよコツコツと積み上げていくしかなさそ -
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ネタバレ禁断の恋×ミステリー(ヒロイン拉致)が主軸の群像劇ファンタジー。
「恋愛パート」「拉致後の謎解きパート」が織り交ぜられた時間軸になっており、ストーリーが非常に面白い。ただし軸になるのは恋愛パートだと感じた。
・(超個人的な感想)ワケあり男装女子リルの健気さと忠誠心が見所の一つ。
リルにとってレルファンは命の恩人であり幼少期の心の支えになった人であり決して許されない恋心を抱く相手であり仕える主人でもある。忠誠心に従い従者としての仕事を全うしてはいるが、叶わぬ恋心が時折顔を出して心中では揺れている。
恋心を自覚しており「職務に私情を持ち込まない誠実な従者」は彼女自身の望みでもある。従者ゆえに髪を -
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無条件に愛されたかった。
多分、ほとんどそれなんだと思う。
元週刊誌記者のみちるは自分の書いたある事件の記事が原因で、記者の仕事から逃げるようにして地元北九州へ帰ってきた。そんな時、地元である事件と出会い、深く関わっていく中で、みちるは事件と向き合うことを決めて取材をすすめていく。
ある人にとっては日常なのかもしれない。だけどあまりにも凄惨なことが当たり前に起こっているという現実。考え続ける、繋がろうとし続けることが必要なんじゃないかな、と思う。
ミステリーというより、よい意味で私はいつもの町田その子さんの作品という感じに思いました。
井口さんが言う、人生の幕が下りる時に、祝福の拍手をも -
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Audibleで聴了。5よりの4。
町田そのこさんの小説は、宙ごはんに続いて2作目。(52ヘルツのクジラたちを途中で挫折。) 宙ごはんは読んでいて辛いエピソードがたくさんあってあまり好みではなかったけれど、この作品はもっと気楽に読める(聴ける)ストーリーで今の私の気分に合っていてよかったです。
カリスマが出てくる連作短編集は色々と読んできたけれど、それらの中でもこの作品は好きな方。舞台の門司港は何年か前に行ったので、街並みを想像できるのもよかった。
物語にはイケメンは必要だけれど、一般人なのにファンクラブもできるくらいのイケメンは実在するのでしょうか?コンビニはあまりいかないけれど、フェ -
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周りの大切な人たちの死を見送るくらいなら、自分が先に死にたいと、ずっと思っていた。そうしたら悲しみも辛さもない。
中学1年生の夏に亡くなった祖父の、青黒く変色した肌と頬のコケたゾンビのようなの姿が、ずっと脳裏に焼き付いている。
祖父とは正月に会ったきりだったし、母から「おじいちゃんが亡くなったので、明日明後日は学校を休んでね」と言われたときはおじいちゃん亡くなったのかぁ、とぼんやり反芻した。祖父は複雑な事情で血が繋がっていなかったので、私は血の繋がらないおじいちゃんは果たしておじいちゃんだったのか、と思春期の私は涙が出なかった。腐敗が進んだ青黒い姿を見たのはそんな後だった。
通夜を終えた -
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章ごとに語り手も主人公も入れ替わっていく、ちょっと凝った構成の作品。
登場人物たちは、昭和・平成・令和に思春期を迎えた祖父母世代・父母世代・子世代に分かれている。
当然、育ってきた環境や価値観は大きく異なるのだが、多くの人物が現在進行形でパートナーとの関係などに悩みや問題を抱えている。
もちろん、もう取り返しがつかないことや、手遅れになってしまったこともある。
それでも、世代を超えた交流を通じて、それぞれの価値観や人間関係が少しずつ変わっていく。
その過程で登場人物たちが前を向こうとする姿が印象的で、読んでいてうれしくなった。
交流の中心になるのは、秘密を抱えた「絵描きジジイ」こと平と、彼 -
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ネタバレ急に、重たくなりましたね。これまで、かるーい感じだったけれど。
そっかぁ。ニセコは、にせこうきさん。だったのね。(漢字忘れちゃった)
ずっと、ツギかと思っていました。二が付くからというだけなんだけど。そのうち、
よんちゃんが、ニセコ?とかおもうようになったりして。北海道のニセコに住んでるのかな?とか。
でも、テンダネスは、九州だけだったかな?とか。
そっかぁ。ニセコうき。さん。だったかぁ。
って。にせこうきさんは、5から出てきたんだったね。とは言いつつも、にせこうきというお名前見ても、ニセコとつながらなかったんだけどね。
コンビニ強盗の事件を知って、もしかして、あの彼が???と思ったんだけど -
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主人公が、章ごとに変わる、短篇集。
私が愛したかった男、については、主人公の考え方がだいぶ自分に近くて、その考え方を分析された気分だった。
芥子(ケシ)の実、に関しては、不器用な母の、不器用なりに、一所懸命だった子育てに、なんか涙がでた。ふと、「お金がない」などというフィルターをはずしたら、めちゃくちゃ楽しかった、なんてことにいまさら、気付いてしまう主人公。
全体的に、かなり男女格差を意識した内容だと思いました。今の時代、ナイナイ、なんて、表面的に見えないだけで、実はまだ、薄くしっかりある。
でも、結婚と仕事を天秤にかけるのは、ちょっと古いかな、とおもいました。