町田そのこのレビュー一覧

  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    嶋津輝「漂泊の道」
    葬式の時にしか会わない遠い親戚との話。自分の母親の兄の奥さんの妹の娘、遠すぎてものすごく考えた…その親戚、カナさんと4回顔を合わせ、その後、父親の後妻になっていた、そんな複雑でもあり得そうな話。何度登場してもカナさんはステキで、自分に対してもハッキリ物申す人で憧れていたのに、いつか違う感情を抱くようになっていた。薄く長いスパンの付き合いの親戚ならではの動きのあるストーリーだと思った。

    町田そのこ「六年目の弔い」
    哀しみを共有してくれる人がいて必要と思えば手を差し出し触れ合える、それがありがたかった
    というところ、が身にしみる。
    亡くなった人は、思い出の中でしか生きられない

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    2024年11月06日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地さんの作品を、何作か読んでいますが、初めて爆笑しながら読んだ。ほんとに寺地さんのだよね こんな面もあるんだーと、楽しくなりました。それから、勝手に騙されてしまった。ネタバレしちゃうので、詳しくは書きませんけど。

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    2024年09月28日
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版

    匿名

    購入済み

    おばあちゃん…

    まだ生きている祖母に、何ができるだろうと考えました。

    お別れは突然やってくるかもしれないし、どうしたっで後悔は残るかもしれないけれど、今は会える時間を大切にしようと思います。


    町田そのこさんの作品は2冊目なんですが、登場人物が等身大で、町ですれ違ってそうだなと思うほど親近感を感じます。

    だからこそ、一緒に苦しくなったり恥ずかしくなったりするけど、最後はあたたかい気持ちになれて楽しかったです!

    #切ない #スカッとする #感動する

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    2024年09月09日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたオムニバス。冠が成人式を、祭が先祖の霊をまつる祭事を指すとは分かってなかった。
    飛鳥井千砂、寺地はるな、雪舟えま、嶋津輝、畠山羽根子、町田そのこのうち3人は初読み。飛鳥井千砂と町田そのこの作品が良かった。

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    2024年08月12日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地はるなさんと町田そのこさんの短編が読みたくて。
    お二人の短編は安定の面白さ。特に町田そのこさんのお話は号泣。登場人物の二人と一緒に、ゆっくり時間をかけながらいろんな感情を落とし込んで読み終えた感じ。ラストは切な過ぎる。

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    2024年07月03日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    どの登場人物もそれぞれ違う痛みと生きづらさを抱えていて、少しの希望とか、思い出とか、優しさとか、そういうものを頼りに生きていこうとする様が人間らしくて美しかった。ストーリーの組み立て方が上手で、すぐにでも読み返したくなる。わたしが生きる小さな世界にも、希望ってあるのだろうか。もう出会っているのか、これからなのか。

    0
    2026年01月30日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    立て続けに読んじゃいました 続編があるのは分かっていたのですが、間に1冊も挟まずに続けて2巻に手を伸ばしました。いつもなら間に異なった作品を読むのですが、勢いで2巻も読むことができました。1巻に続き楽しませてもらいました。次は3巻ですね。楽しみです。

    キャラの立ち過ぎてるメンツに、さらに濃いメンツが次から次へと出てくる、面白おかしい小説です。

    作中のコンビニは架空の店ですが、元にしたコンビニはあるようです。調べてしまいました(笑)

    まだ登場していない長兄や、末弟、両親などなど、次回以降も楽しみな作品です。

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    2025年12月03日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ものの見方 物の見方を考えさせられました。自分が良いと思ったものは誰が貶そうと良いもので、自分が悪いと思ったことは誰が褒めようが悪いもの。良いも悪いも自分次第だから、傾きすぎるのはいただけない、そんな気持ちを感じさせてくれた小説です。

    どうしても0か1か、良いか悪いか、2極論で考えがちですが、良いも悪いもない、あるのは経験だけという達観した気持ちを、歳を重ねて手に入れたいと思います。

    52ヘルツのクジラたちもそうでしたが、子どもの心境や描写が町田そのこさんは本当に上手いと思います。子どもは大切な存在だと何度も感じさせてもらいました。

    薬缶、やかん!ハッとしたと同時に、出版業界とかに勤めて

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    2025年12月03日
  • 夜明けのはざま

    匿名

    購入済み

    葬儀屋さんの仕事のより深いところまで知る事ができました。想像以上に大変な仕事なんだとわかりました。

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    2024年04月27日
  • ぎょらん(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    ぎょらん、本当にありそうな気がしてきます。
    ひとの最後の時に思いを馳せた物語なので読んでいて苦しくなったりもしました。身近にある事なのに怖くてあまり考えないようにしていたました。まだ怖くて深く考えられないですが、後悔しないよう人を大事にしていきたいと思いました。

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    2024年04月07日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    6人の作家からなる冠婚葬祭の短編集です。
    他の作品も読んだことがある作家さんの短編は流石だなと。
    普段短編集、それも作家さんが違うと話についていくのに少し戸惑いますがすぐにその世界に入る事が出来ます。
    そしてやっぱりその先も読んでみたくなります。
    人の弱さ、憎しみ、罪悪感、どうしようもないものを描くのが上手く伝わってきます。
    短編集なので時間をかけてゆっくりと読み終えられました。

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    2024年02月20日
  • 夜明けのはざま

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    「死」にまつわる仕事をしているうえでぶち当たる壁、世間体。死は誰にも平等なのに死はだれにも優しさを持つものじゃない。死に関わりながら生を考えぬく短編集

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    2025年12月11日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ

    うつくしが丘にある三階建ての大きな一軒家に移り住んだ5つの家族のそれぞれのお話。短編。自分の想像と逆の時系列で話が進んでいって、それぞれの話が繋がってる。不幸な話かなと思いきや、すべての話が前向きになれるような終わり方だった。

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    2026年02月06日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    飛鳥井千砂さんの作品が読める!ということでご本を見つけて即買いしました。
    飛鳥井千砂さんのお話もちろんサイコーだった!そしてほかの作家さんのお話も面白かった。

    飛鳥井千砂さんの書く主人公の女性がとっても好きで、今回のもうすぐ十八歳も夢中になりながら読んだ。
    後半の展開に、主人公の気持ちになってえ!?え!?となった。主人公に起こったことを知っているから、締め方に納得した。ぜひ読んでほしい!

    お話が進むにつれてページを捲る手が止まらなくなったのは雪舟えまさんの二人という旅。
    最初は設定の読み込みに苦戦したんだけれど、読み込めた後には、どうなるんだろう??どこにお話しが着くのだろう??と興味津々

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    2024年01月26日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    飛鳥井千砂さんのもうすぐ十八歳【冠】
    18歳で子供を持つという事

    寺地はるなさんのありふれた特別【冠】
    幼馴染のこどもと自らの成人式。予想外。

    雪舟えまさんの二人という旅【婚】
    宇宙ものはそもそも苦手なので、読み始めは理解できなかったが、途中から、どうなるのかなに変わった。読まず嫌いはいけない。
    二人とはシガとナガノの『旅』についてだと思っていたが、シガの発した一言で『二人』が別のものだと気付いた。
    「結婚生活も、人生そのものもー向き合うべきものを直視せずに時間だけ過ぎていくんじゃ、本質的には何も始まらないまま終わるってことさえ、あるのかもしれないね」

    嶋津輝さんの漂泊の道【葬】
    希和子

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    2024年01月25日
  • 夜明けのはざま

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    深く考えさせられる…
    町田そのこの描く風景は、
    どこにでもある、誰にでもある
    悩み、葛藤を切り取ったものだ。
    でもそれは、同時に、
    いつも見過ごしがちだったり、
    答えが分からなくて目を逸らしがちなもの、
    でもある。

    そこに目を向けさせてくれて、
    物語の登場人物と一緒になって考えさせられる。
    そして、大切なものに気づかせてくれる。
    気づいたような気になって、
    満足してるだけかもしれないけれど…笑

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    2025年12月06日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    購入済み

    良書

    魂の番とクジラの声
    一貫した作品の骨はとても良かった。
    ただ結末に向かって走りすぎた感は否めず、それだけに予定調和を感じる結果になってしまった。
    その部分で星一つ減らしたが、現代社会の問題をうつした力作であることは間違いないと思う。

    #感動する #深い #切ない

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    2023年11月08日
  • うつくしが丘の不幸の家

    匿名

    購入済み

    優しい気持ちに

    どのお話しも、最後はよかったー。
    と、思える素敵なお話しばかりでした。
    人にも自分にもら優しくなりたいと思わせてくれました。

    #ほのぼの #ハッピー

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    2023年04月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    トンネル

    「不幸」から「しあわせ」へのトンネルを担う家。
    誰も、特に前向きな努力をしているとは限らないところもいい。

    トンネルの中にいるあいだは、暗くて壁しか見えず、距離感もよくわからなくて疲れる。
    出口からの景色が見えて初めて、自分がどんなところにいたのか分かるものです。

    意図せず、そんな「トンネル」に住むことになった住人たちの、出口の世界を知ると
    読んでいて心が晴れる。

    わたしは小説から教訓や人生の指針を得ようとは思いません。
    それでも、私の人生にもトンネルはあるのかなと思ってしまいます。

    #癒やされる #エモい #切ない

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    2022年06月09日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    購入済み

    居場所を探して

    人との繋がりや家族の在り方に揺れながら小さな水槽の一匹だけのメダカと同じで孤独を感じながらも今とは違う自分の居場所を求め広い世界へ飛び出そうとする登場人物達の姿が大きな水槽でのびのびと泳ぐ熱帯魚達と重なりました。

    #深い #切ない

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    2021年08月22日