町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    とても心温まるお話!
    一気に読み終わった。
    このコンビニと関わった人達は、みんな成長していってひと皮もふた皮も剥けて素敵な人間になるな〜といつも思う。
    私もテンダネス行ってみたい!!

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    2025年09月22日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「テンダネス」というコンビニの「門司港こがね村店」には老若男女問わず人々を魅了してしまうフェロモン店長がいる。コンビニを舞台にした心温まるお仕事小説。

    タイトルからコンビニに兄弟で働いてるのかな?と思ったけど別にそういう訳ではなかった笑
    私はあんまりそんなフェロモン出しすぎな店長が実際いたら避けてしまうかも:( ;´꒳`;)笑

    第三話の「メランコリックないちごパフェ」良かった(;;)女子って怖い(•ᴗ•; )そして最後泣きそうになった。梓は美月と離れることが出来て大事なことに気付くことが出来たし前を向いて頑張ってる姿はかっこいい!那由多さんともまた会えて良かった!

    第四話(略)も最初はお

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    2025年09月19日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    何も考えずにただただ、ほんわりと温かく気持ちよく読み終えられる。
    ドラマになったら、、と役者を想像してしまう時間もちょっと面白い。

    今回は色々な目線から、そして違う角度から勇気をもらえました。

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    2025年09月19日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    妙なフェロモンを発する店長のいるコンビニでの出来事。1人ひとりのキャラが個性的で、愛くるしい。脳内でこんな人なんだろうなって想像しやすい描写だった。各お話の人物が、少しずつ繋がっていく感じが好き。多喜ニと奥さんの話が1番好き。

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    2025年09月16日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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     かつてこんなに冒頭がインパクトのある小説があっただろうか。

     【担任の先生のセックスを見たことがある。】

     ですよ!?その言葉にもびっくりですが、想像すると、もっとびっくりですよねΣ(・□・;)
     だって小学生がそんなのを見た日にはとんでもない衝撃ですよね!

     そんな冒頭で始まる物語はめちゃくちゃ優しい物語でした。

     その担任の先生のセックスを見た少年少女が大人になってからの物語。

     小学校が来年廃校になるということで、秋祭りが舞台となって、それぞれの人物の物語が始まります。

     そういえば、私の母校の小学校も、三世代ふれあいとかいって、小学生は劇をやったり歌を歌ったり、そして保護

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    2025年09月16日
  • 星を掬う

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    話の展開は分かっているにも関わらず、丁寧な描写や登場人物たちの魅力で、ラストは思わず涙してしまった。

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    2025年09月15日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    安定に引き込まれる面白さ。
    辛い思いが沢山あって、でも最後には温かい気持ちにさせてくれる物語は、本当に幸せな気持ちになりますね。
    つぎさんの過去、、えっ!って思ったけど、やはりつぎさんだった。素敵です。

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    2025年09月15日
  • 夜明けのはざま

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    家族葬専門で、1日1組のみ施行する
    葬儀社「芥子実庵」
    人の死と向き合うお仕事をする主人公と、関係する人々を描いた、以下5つの短編集

    一章 見送る背中
    二章 私が愛したかった男
    三章 芥子の実
    四章 あなたのための椅子
    五章 一握の砂

    どのお話も、人が生きていく上でぶつかる葛藤や後悔、不安や希望を真っ向から描いていて、とても趣深い作品だった。

    特に私は、「芥子の実」と「あなたのための椅子」が印象的で、何度も目頭が熱くなった。
    お仕事小説的な意味で、葬儀社で働くことに真摯に向き合った「見送る背中」と「一握の砂」には、熱く通じるものがあった。

    人の死と直面し、対峙するお話が続くので、生半可

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    2025年09月14日
  • あなたはここにいなくとも

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    町田その子さんの小説好きだなぁ
    切なくて暖かくて、前を向ける光が差す短編集。
    先を生くひとがやっぱり1番好きかなぁ
    別離の痛みが辛い時に読んでじぃん、とするお話だと思う。
    おうちにお薬的に置いておいて読み返したい作品。

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    2025年09月12日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    そうですか、お兄さんですか。
    今回も温かい気持ちにさせていただきました。辛いとき苦しいときもあるけど、良いことがあると報われる。良かったね。

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    2025年09月08日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    北九州市のとあるコンビニを舞台に、コンビニを訪れる地域の人たち、それぞれの視点で語られて物語は進みます。登場人物同士がお互いを励まして励まされていく様子に、時には笑いもありつつ、心がほんのりと温かくなりました。
    名物コンビニ店長と店員さん、店長ファンクラブの面々など、個性的なキャラもまた良きです。

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    2025年09月07日
  • 夜明けのはざま

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    家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」を舞台に、葬祭ディレクター、花屋、葬儀社の新人社員、主婦が、死を通して「自分らしく生きること」に葛藤し、やがて決意を固めていく群像劇。
    大事な人の死は誰にでも訪れるものであり、人によって長い間哀しみを抱え続けたり、受け止めきれず迷走したり、立ち向かおうとあがいたりする。
    章の主人公ではないが、井原さんの過去に号泣し、1番印象に残った。
    仕事差別、男女差別、いじめなどにも触れていて、そこからも乗り越えていく人の強さも描かれていた。

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    2025年09月06日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    イケメン店主とその兄弟(妹)が登場して北九州の魅力を伝えてくれるこのシリーズ、前回店長の兄がちらりと登場したものの、今回はそっちじゃなくて、バイトの高木くんと高校時代の親友、舞人(特殊能力持ち)の話メインでした。コンビニ兄弟シリーズは優しいお話がさらっと読めるのがとても良いです。店長やその弟妹はすっかり脇役になっていた巻でした。

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    2025年09月06日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    人の温かい部分を気持ちよく表現してくれていて、心が洗われます。
    そして、ちょっと醜い部分もうま〜く描かれていて自分にも潜んでいる嫌な部分にドキッと、そしてちょっと涙、、
    ちょろちょろ引き出されてくる1巻からの繋がりが、あ、あの話がここに、みたいな感じが面白い。同じ本を何度も読む事があまり無いのですが、再放送のドラマを見たくなるような感覚で、もう一度読み返してみたいと思ってしまいました。
    3巻への布石も打たれていて、、絶対読んじゃいますよね(^∇^)

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    2025年09月06日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    2巻の終わりは不穏な予感で終わったので何が起きてしまうのかと思ってたけど、このお話に出てくる人はやっぱりみんな優しくて最終話が特によかった。廣瀬くんの恋、応援したい!

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    2025年09月03日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    町田そのこさんの作品は5作目
    今回も家族がテーマだけど
    今まで読んだ作品に比べると、重く苦しい感じは少なく
    短編で読みやすかった
    けど、考えさせられることはたくさんあった

    自分の幸せは自分だけのもの。
    誰かに左右されるなんてもったいない。
    自分で自分の幸せを確かめながら前に進んでいきたいと思った。

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    2025年09月02日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    パートナーとの関係の悪化や、不妊治療、自分の人生に起こる可能性もあるいろんな辛いことに目を背けたくもなったけど、そう言った人生にも向き合う勇気をくれる本。
    思い通りにいかなくても、自分の人生を幸せにできるかは自分次第だし、幸せになる選択をするのも自分。

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    2025年09月02日
  • 夜明けのはざま

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    ネタバレ

    主人公が葬儀屋勤務の結婚に悩む女性なので、死について向き合うお仕事物語と、結婚について悩むけど結局結婚するみたいなよくある話かなと最初は読み進めていたが全然違った。
    良い意味で裏切られました。
    まず死の物語ではなく、生の物語でした。
    遺された人の受け止め方がどれも素敵で、こうやって自分も受け入れていけたらと思いました。
    そして主人公が最後に仕事を選ぶというのも、とてもよかった。女性にとっての幸せは結婚だけじゃない。自分を大事にする事って大切だなと肯定された気分で爽快でした。

    自分が弱い部分苦手な部分は誰かに繋いで、補って、助けて貰えばいいんだ。
    それが生きるということなんだと。
    終盤はそんな

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    2025年08月31日
  • あなたはここにいなくとも

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    どれも胸をうつ話だったけど、おばあちゃんが亡くなった後も家族を繋ぐ「おつやのよる」と、女性同士の友情と再生が描かれた「ばばあのマーチ」が特によかった。
    あたたかいだけでなく、不倫、失恋、病気、いじめなどビターな要素もあり、色んな思いや物、人を「捨てる」ことを通して主人公達がどう人生と向き合っていくか描かれていて、みんなすっきりした終わり方だった。
    捨てること、譲ることはただ手放すというだけでなく、自分の心に思い出をしまっていくという尊い作業なのだと感じた。

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    2025年08月31日
  • 月とアマリリス

    購入済み

    月はどこに

    「52ヘルツのクジラたち」もそうでしたが、人の痛みの輪郭をくっきりと見せて、そこに寄り添って進む物語に今回も引きごまれました。

    読みながら幼い頃の楽しかっこと、罪悪感…色々と思いだしました。

    間違ってもやり直せる。
    心から願うことで誰かと繋がることができる。
    そんな勇気をもらいました。

    #切ない #泣ける #ドロドロ

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    2025年08月30日