町田そのこのレビュー一覧
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章ごとに語り手も主人公も入れ替わっていく、ちょっと凝った構成の作品。
登場人物たちは、昭和・平成・令和に思春期を迎えた祖父母世代・父母世代・子世代に分かれている。
当然、育ってきた環境や価値観は大きく異なるのだが、多くの人物が現在進行形でパートナーとの関係などに悩みや問題を抱えている。
もちろん、もう取り返しがつかないことや、手遅れになってしまったこともある。
それでも、世代を超えた交流を通じて、それぞれの価値観や人間関係が少しずつ変わっていく。
その過程で登場人物たちが前を向こうとする姿が印象的で、読んでいてうれしくなった。
交流の中心になるのは、秘密を抱えた「絵描きジジイ」こと平と、彼 -
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「不器用な若者の物語」という予感を抱いて読み始めた本作は、いい意味でその期待を裏切るものでした。描かれていたのは、あまりに苦しく、切実な痛み。文体そのものは柔らかく読みやすいのに、そこに含まれる言葉一つひとつが、鋭い刃物のように心に突き刺さってきました。
物語の序盤から中盤にかけては、まるで重苦しい曇り空の下をただ一人で歩き続けているような感覚だった。しかし、物語が後半へ向かうにつれ、その空は一気に晴れ渡り、鮮やかな青空が広がる。この劇的な転換に、私は強く心を掴まれました。
タイトルにある「52ヘルツのクジラ」とは、誰にも届かない声を上げ続ける孤独な魂の比喩なんですね。作中の人物たちが抱 -
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直接は関係ないけど、とある町のりゅうちゃんとさっちゃん、彼らにどこかで接点がある人々を含めた5つの物語からなる短編集。
町田そのこさんは、はじまりを大切にされる作家さんとのことで、いずれの物語も最初の一文にぎゅっと中身が詰まっています。
自分が生きている世界(今)を水槽に見立て、そこから海に出て生きていくのか、はたまた水槽から出ることなく生きていくのか、それぞれの恋愛と選択、そして結末に想いを馳せる作品です。
個人的には波間に浮かぶイエローが一番好きです。てっきり自分にとってのハナヒゲウツボなのかと思っていたけど、実は他人のためのハナヒゲウツボだったのか、と話の構成に感動しました。
また、町田 -
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ネタバレ急に、重たくなりましたね。これまで、かるーい感じだったけれど。
そっかぁ。ニセコは、にせこうきさん。だったのね。(漢字忘れちゃった)
ずっと、ツギかと思っていました。二が付くからというだけなんだけど。そのうち、
よんちゃんが、ニセコ?とかおもうようになったりして。北海道のニセコに住んでるのかな?とか。
でも、テンダネスは、九州だけだったかな?とか。
そっかぁ。ニセコうき。さん。だったかぁ。
って。にせこうきさんは、5から出てきたんだったね。とは言いつつも、にせこうきというお名前見ても、ニセコとつながらなかったんだけどね。
コンビニ強盗の事件を知って、もしかして、あの彼が???と思ったんだけど -
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主人公が、章ごとに変わる、短篇集。
私が愛したかった男、については、主人公の考え方がだいぶ自分に近くて、その考え方を分析された気分だった。
芥子(ケシ)の実、に関しては、不器用な母の、不器用なりに、一所懸命だった子育てに、なんか涙がでた。ふと、「お金がない」などというフィルターをはずしたら、めちゃくちゃ楽しかった、なんてことにいまさら、気付いてしまう主人公。
全体的に、かなり男女格差を意識した内容だと思いました。今の時代、ナイナイ、なんて、表面的に見えないだけで、実はまだ、薄くしっかりある。
でも、結婚と仕事を天秤にかけるのは、ちょっと古いかな、とおもいました。 -
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通勤時間で読んでたから、ちょこちょこ読み
しかできなくて、、、
一気に読んだらもっと楽しめたんだろうなって
すごく思った。
また、時間明けてから再読しようって
決めた本だったな、
ここ最近は、読書に夢中になれなくって
休みの日は出かけることが多かったけど
今日は台風が来るって言うから家で
引きこもって本を読もう!って
途中から一気に読んだけどすごく良かった、、、
息がしにくいこの世の中だし、
本当に色んなことがあるけど些細なきっかけで
変わることもやっぱり多いし
人との縁というか出逢いって本当に
すごい力を持ってるなって
思わせてくれるような、そんな素敵な
本でした。