町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

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    章ごとに語り手も主人公も入れ替わっていく、ちょっと凝った構成の作品。

    登場人物たちは、昭和・平成・令和に思春期を迎えた祖父母世代・父母世代・子世代に分かれている。
    当然、育ってきた環境や価値観は大きく異なるのだが、多くの人物が現在進行形でパートナーとの関係などに悩みや問題を抱えている。
    もちろん、もう取り返しがつかないことや、手遅れになってしまったこともある。
    それでも、世代を超えた交流を通じて、それぞれの価値観や人間関係が少しずつ変わっていく。
    その過程で登場人物たちが前を向こうとする姿が印象的で、読んでいてうれしくなった。

    交流の中心になるのは、秘密を抱えた「絵描きジジイ」こと平と、彼

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    2026年07月06日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    読んでいてつらい場面もあったけど、やさしくて、あたたかかった。文章が心地よくて読みやすくて、抽象的なところとかこの登場人物はどこのあの人なのかとかわからなかったところ、終わった後にもう一度読みたいと思った。1番最後の「海になる」がよかった。

    海を通じて巡り巡る人の苦しみや優しさが、やがて誰かに辿り着き、救い、育む。

    海に対してきれいだけど怖いというイメージが強かったけど、この本によって印象が変わった。

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    2026年07月05日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    またテンダネスに帰ってきたな〜と思える2巻。
    1巻では悪者っぽい立ち位置になってしまったあの子の、その後が描かれていたのが良かったです。みんな色々と間違いながら、後悔しながら、それでも生きていくんだよなぁと思えるお話でした。

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    2026年07月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ​「不器用な若者の物語」という予感を抱いて読み始めた本作は、いい意味でその期待を裏切るものでした。描かれていたのは、あまりに苦しく、切実な痛み。文体そのものは柔らかく読みやすいのに、そこに含まれる言葉一つひとつが、鋭い刃物のように心に突き刺さってきました。
    ​物語の序盤から中盤にかけては、まるで重苦しい曇り空の下をただ一人で歩き続けているような感覚だった。しかし、物語が後半へ向かうにつれ、その空は一気に晴れ渡り、鮮やかな青空が広がる。この劇的な転換に、私は強く心を掴まれました。
    ​タイトルにある「52ヘルツのクジラ」とは、誰にも届かない声を上げ続ける孤独な魂の比喩なんですね。作中の人物たちが抱

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    2026年08月09日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1話で出てきたあの登場人物がまた出てきた。イジメは良くないのは当然で、その時気付けていなかったとしてもかな。結局それは自分に跳ね返ってきて周りは遠ざかってしまう。可哀想だったけど因果応報ということかな。反省して次に進もうとするならば、今回のように拾う神が現れてほしいとも思った。

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    2026年07月05日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    直接は関係ないけど、とある町のりゅうちゃんとさっちゃん、彼らにどこかで接点がある人々を含めた5つの物語からなる短編集。
    町田そのこさんは、はじまりを大切にされる作家さんとのことで、いずれの物語も最初の一文にぎゅっと中身が詰まっています。
    自分が生きている世界(今)を水槽に見立て、そこから海に出て生きていくのか、はたまた水槽から出ることなく生きていくのか、それぞれの恋愛と選択、そして結末に想いを馳せる作品です。
    個人的には波間に浮かぶイエローが一番好きです。てっきり自分にとってのハナヒゲウツボなのかと思っていたけど、実は他人のためのハナヒゲウツボだったのか、と話の構成に感動しました。
    また、町田

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    2026年07月04日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    2作目もジーンとくる場面もあって面白かった。
    特に3話目が良かった。読んで自分の学生時代の友人関係をいろいろ思い出してしまった。1作目に出てきた美月のその後も知れたし、同年代とは違ってツギや赤じいなど個性的な大人たちの友達もいるって楽しそう。

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    2026年07月03日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    またも感無量!店長が何故店長に
    そしてスタッフの成長。そして親愛なる…
    テレビドラマとはキャラクターの有無や
    扱いも違うのでアメプラで映像もチェック
    第六弾あるよね

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    2026年07月02日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    終始暗い雰囲気だった。
    ぎょらんとは何なのか私も知りたくなった。
    ぜひ見てみたい。
    生きている時にたくさん話してお互いを大切にしていきたい。

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    2026年07月02日
  • 月とアマリリス

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    クソ男の犯罪に巻き込まれた人々の事件を追う…
    記者さんの小説。

    まじクソ男‼️‼️
    いっぱいおるらしいねー。
    まあ、クソ女もいっぱいおるけど。
    (最近、裁判の結果がいろいろ出てる)

    芸能記事とか、加害者家族を執拗に追ったり、正直、記者さんに良い印象はないけど、

    凄惨な事件・事故が、繰り返されないように、真実を伝え広めて行くことを目的に、頑張ってもらえたら嬉しい…

    クソ男・クソ女、そして記者さんに読んで欲しい…と言ったら、なに目線かって怒られるかな?

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    2026年07月01日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    テンダネス(九州のコンビニ)を舞台に、店長兄弟と客たちの交流を描く物語。人情味あふれる展開に心が温まり、優しい気持ちになれた。

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    2026年06月30日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    凄いものを読んでしまった
    町田そのこという作家はこんな小説も書けるのか
    確かに主人公のみちるは最弱だし何度も間違えるけれど、記者として人として掘り下げ書き伝えることに真摯に向き合う人だ
    辛くて読むのが辛い場面も多かったけれど、読んで良かったと思える一冊だった

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    2026年06月30日
  • 月とアマリリス

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    記者として頑張って真実を求めて駆け回る。根気がいるため何度も足踏みをするところが、じれったかったが愉しめた。逃げたら殺されると分かっているから殺しを見過ごすのは仕方ないのだろうが、だんだん麻痺する感覚は怖いなとも思った。変な男に捕まってはいけない、本当に。

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    2026年06月29日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    急に、重たくなりましたね。これまで、かるーい感じだったけれど。

    そっかぁ。ニセコは、にせこうきさん。だったのね。(漢字忘れちゃった)
    ずっと、ツギかと思っていました。二が付くからというだけなんだけど。そのうち、
    よんちゃんが、ニセコ?とかおもうようになったりして。北海道のニセコに住んでるのかな?とか。
    でも、テンダネスは、九州だけだったかな?とか。
    そっかぁ。ニセコうき。さん。だったかぁ。
    って。にせこうきさんは、5から出てきたんだったね。とは言いつつも、にせこうきというお名前見ても、ニセコとつながらなかったんだけどね。
    コンビニ強盗の事件を知って、もしかして、あの彼が???と思ったんだけど

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    2026年06月29日
  • 夜明けのはざま

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    主人公が、章ごとに変わる、短篇集。

    私が愛したかった男、については、主人公の考え方がだいぶ自分に近くて、その考え方を分析された気分だった。
    芥子(ケシ)の実、に関しては、不器用な母の、不器用なりに、一所懸命だった子育てに、なんか涙がでた。ふと、「お金がない」などというフィルターをはずしたら、めちゃくちゃ楽しかった、なんてことにいまさら、気付いてしまう主人公。

    全体的に、かなり男女格差を意識した内容だと思いました。今の時代、ナイナイ、なんて、表面的に見えないだけで、実はまだ、薄くしっかりある。
    でも、結婚と仕事を天秤にかけるのは、ちょっと古いかな、とおもいました。

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    2026年06月28日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    一つ一つの作品に深みがあって、重みがあって
    印象に残る一冊だった。
    結構初めての感情になった。

    解説読むと尚更理解が深まるかも。

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    2026年06月28日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    引き続き人間関係の悩みや心情がすごくリアルに書かれているし、200ページ程しかないのでサクッと色んな話が読める。読後は温かい気持ちになれる。
    廣瀬が良い奴、店長やツギと違った魅力があるし元カノに対して大切な存在に出会って欲しい、自分を安売りするななんてなかなか言えないよ、、
    第1作目の美月ちゃん視点が書かれていて良かった。過ちをもう一度起こさないように一緒に乗り越えて行けばいいじゃないと寄り添ってくれる志摩と出会えて良かった。
    次もぜひ読みたい。

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    2026年06月28日
  • わたしの知る花

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    人生には大切な人とのすれ違いや、不運としかいいようのない流れの時もある。それは自分の生きてきた中でも実感してきた。でも、この物語は、それでも人生は、生きるということは美しいものだと示してくれていた。自分が諦めず動いたり、想い続ければ、そこに花が咲くこともあると信じされてくれた。

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    2026年06月28日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    2作品目の町田そのこさんの小説。

    町田そのこさんの小説って
    「ホラー」要素がチラッとあって
    個人的には夜に読みたくないな...
    と改めて感じさせてくれました・笑

    この小説のあらすじは、
    主人公である凛音が親友の美央を新興宗教施設から救い出す話。

    なんですけど、この新興宗教がしっかりホラーで。
    祟りの話だったりしたのでちょっと怖かったです。
    (ホラー苦手なので。)

    でも続きが気になって
    あっという間に読み終わるのだけど。
    あの施設から親友をどう救い出すのか...
    ドキドキする良い時間を過ごさせてもらいました。

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    2026年06月28日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    通勤時間で読んでたから、ちょこちょこ読み
    しかできなくて、、、
    一気に読んだらもっと楽しめたんだろうなって
    すごく思った。
    また、時間明けてから再読しようって
    決めた本だったな、

    ここ最近は、読書に夢中になれなくって
    休みの日は出かけることが多かったけど
    今日は台風が来るって言うから家で
    引きこもって本を読もう!って
    途中から一気に読んだけどすごく良かった、、、

    息がしにくいこの世の中だし、
    本当に色んなことがあるけど些細なきっかけで
    変わることもやっぱり多いし
    人との縁というか出逢いって本当に
    すごい力を持ってるなって
    思わせてくれるような、そんな素敵な
    本でした。

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    2026年06月27日