町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これぐらいの距離感がちょうどいいのかもしれない。
読み終え、そんなことを思った。
宙は小学校に上がるのを機に育ての母・風海(ママ)のもとを離れ、
産みの母・花野(お母さん)と暮らし始める。
家事をせず、イラストレーターの仕事を最優先にする花野との生活を
支えてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯と家政婦の田本だった。
花野への不満を募らせて家を飛び出した宙に、
佐伯はパンケーキを作ってくれた。
その日から、宙は佐伯から料理を教わり、レシピをノートに書き続けていく。
もう宙がいい子すぎるかつ達観しすぎていて、
だからこそ前半は宙に降りかかる苦難が辛すぎて読むのがしんどかった。
町田作品特有 -
Posted by ブクログ
早くも今年読んだ中でナンバーワンかもしれない傑作。
海を見下ろす住宅地に建つ、築21年の三階建て一軒家を購入した美保理と譲。
一階を美容室に改装したその家で、夫婦の新しい日々が始まるはずだった。
だが開店二日前、近隣住民から
ここが「不幸の家」と呼ばれていると聞いてしまう。
「不幸の家」に居場所を求めた五つの家族の物語。
美保理たち夫婦の話を起点に、
順々にその前に住んでいた家族たちの話になる連作短編集。
不幸の家と呼ばれる不吉な事象も、
次の(その前に住んでいた)家族の物語に進むと
その謎が明らかになる仕組みになっており、
新たな発見と点が線になっていくサマが心地よかった。
最後の『しあ -
購入済み
死に触れて葛藤する様をそれぞれの視点で、時に苦しかったり恐ろしかったりホロリとしたり。でも最後には大きな営みを見守っているような暖かい気持ちになる事ができました。
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Posted by ブクログ
第2話のハローフレンズが良かった。
やりたいことが見付からないじゅえるに、かおりが「結局出会いしかないんだと思う」から始まってる、「自分でよりよい道を見つけられたり、自力で発見できれば、それはとてもいいことなんだと思う。私もそういうことができるひとに憧れるもん。でも、みんながみんな、そうじゃないよね。どれだけ焦っても、苦しんでも、それだけじゃどうしようもできない。自分にとって必要なひとと出会うべきタイミングっていうのがあって、そのタイミングがこないとはじまらない、そうゆうひともいるんだよ。だからね、会わないといけないひとがいて、でもまだ会えてないのかもしれない」
私はやりたいことがあった人だっ