町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

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    60年間すれ違ってようやくたどり着いた先に、想い人はもういない。

    切ないけど、恋愛も結婚も友情でも、タイミング1つでズレてしまう。くっつくだけじゃなく、もちろん離れる時も。。
    人生の折り返しを迎えたいま、これからは人と離れる辛さや悲しさを、とくと味合わされるのだろうな。。


    生易しい純愛なんかじゃなく、あちこち寄り道しながら、それでも紡がれてきた愛が、ひとりの孤独な男性の人生を浮かび上がらせる物語。


    以下メモ✍️
    ひととの付き合い方の難しさをうまく言語化できない私に、ズバッとハマる言葉がたくさん散りばめられていた。
    「ひとってのは、どれだけ相手を求め合っていても、考え合っていても、

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    2026年05月31日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前の2冊同様に、テンポよくすいすいと読み進め、あっという間に一冊読み切ってしまった。
    2のラストで不穏な空気を醸し出していた華さんも、やっぱりいろんな葛藤を抱えて、懸命に生きている魅力的な人だった。彼女にとって、廣瀬くんが新たな幸せになってくれるといいな。

    このシリーズに限らず、町田そのこさんの作品からは、人がそれぞれの背景を抱えながら、懸命にもがいて生きている姿が伝わってくる。
    みんな頑張ってるんだな
    似たような思いを持っているんだな
    もがいているのは自分だけじゃないんだな
    そんなことを感じ、そして、作中の人物がしっかり前を向いていく様子に背中を押される気がする。
    今回の作品からも、しっか

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    2026年05月31日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    連作短編で少しずつ話が繋がっていく構成が好き。登場人物や出来事が別の話でふと繋がる瞬間が気持ちよくて、最後まで楽しく読めた
    重たいタイトルとは裏腹にそこまでしんどい気持ちになることもない
    私は第二章が特に好きだった

    妊活、妊娠、子育て、家族との関係など、大人の女性だからこそ共感できるテーマがたくさん描かれていて、今の自分だからより楽しめた気がする

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    2026年05月30日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回は3作。少なめだけれど、一作一作がとても濃い。

    テンダネスに集う人たちそれぞれの背景があって、それぞれの想いも悩みもあって、視点が変われば人の見え方も変わる、という当たり前だけど気付きにくいことを改めて気付かせてくれる。人の弱さとか過ちとか、自分では知りたくない部分に対しても、あたたかい眼差しを向けてくれるあたりが、町田そのこさんの作品だな、と思う。
    3作ともとても好きなのだが、個人的には美月ちゃんに救いがあってよかったな、と思う。美月ちゃんにとっては辛かったと思うけれど、自分の過ちに気付いて、受け入れてくれる人にも出会えて、きっとこのエピソードを経て、素敵な人になっていくんだろうな、と

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    2026年05月28日
  • 夜明けのはざま

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    「そのひとが正しいと思ってやっていることを私は私の感覚だけで否定したくない。
    誰かの意見に左右されたくない。
    そのひとと向き合って、話を聞いて、理解する努力をしたい。
    誰かの常識や言い訳で逃げたりしない。」
    本文279ページより

    主人公が葬儀屋で働く事を反対する婚約者に婚約者の姉が放った言葉。

    町田さんの作品にはいつも私を突き動かす神台詞が詰まっています。

    このお姉さんの言葉も私のなかで1.2を争う神台詞です!

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    2026年05月27日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    今回は、『この優しい出会いは小さな幸せのはじまりだ』

    愛する夫と別れなければならなくなった女性、アルバイトの高木くんと友達の舞人との友情。高木くんも女性もある意味支配下に置かれ、洗脳に近い状況から、周りが支えてくれたことが穏やかな日常を送る日々につながっていく。小さな出会いが光を導いたかのようでした。

    特に高木くんと舞人の関係は読んでいて泣けてきました。ヒーローになりたい、ヒーローを目指す舞人に大切な人ができるといいな。

    そして志波兄弟が初登場。志波兄弟、オーラ強すぎる。
    前作はあまり登場のなかったミツやツギ、赤じいの姿もありよかった

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    2026年05月26日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ひとつの家の歴代の住人たちが出てくる5つの物語。
    どんどん過去に遡っていくんだけど、ひとつ前に読んだ物語に出てきた主人公がチラッと出てきたりして楽しめた!こういう少しずつ繋がっていくストーリー大好き。
    どのお話も冒頭から続きが気になって惹きつけられたな。様々な暗い過去に囚われていたり、今現在の問題に悩みながらも乗り越えていく主人公たちに勇気を貰った!特に家族間の問題を乗り越えていく2話目、離婚した夫に勇敢に立ち向かっていく紫そしてそれを懸命に支える友人の叶枝が出てくる3話目が好き〜3話目はちょっとほろっと泣けてきた。

    町田そのこさんの他の短編集もこれから読んでいきたいな。
    最近読書が大分スロ

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    2026年05月24日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ

    よい読後感でした。
    荒木さんもきっと幸せになったんだろうなと思えました。
    割とクソ男が多いし、焼きそば頭女も変わらず住み続けているのでしょうが、それでもこの家に住んだ人たちは各々の「しあわせの家」を持てたんだろう、と思えるくらい、綺麗にまとまっており納得感もありました。
    エンディングも気分が良い終わり方です。

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    2026年05月24日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    甘く優しいオーラを放つ、テンダネス門司港こがね村店の店長のミツとその兄のツギ。2巻からは妹の樹恵瑠もメイン入りですね。
    3話収録されていて、どれも忘れがちになりそうな気持ちを思い出させてくれる優しいお話たち。
    その中でもバイト店員の廣瀬太郎くんの話が良かった。最後のエピローグは波乱の予感。こんな先が気になる終わりかたをするなんて…。

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    2026年05月24日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ファンタジーだーいすき!そして大好きな町田その子さん!好き×好き!でもやっぱり、人間リアルに書くのがうますぎて、そこはファンタジーのご都合主義で何とかしようよ...そんなリアリティなくてもいいよ。切ないよ、となった。ただ構想10年と言ってただけあって、町田さんの中では完璧にあの世界が完成されていて書くまでもないことがたくさんあったんだろうなと感じた。もうちょっと補完されてもいい部分がたくさんあったから、スピンオフを永遠に続けて欲しい。悲しかったなー

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    2026年05月24日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ある一軒の家に入れ替わり住む住人たちの物語。
    春の日差しの中で読む+この本=幸福
    ぜひこれから読む方には晴れたぽかぽか陽気の日読むことをオススメしたい。すごく心満たされる一冊だった。

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    2026年05月23日
  • わたしの知る花

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    町田先生だいすき!
    また泣いてもうたやん(泣)

    人生70年かけた純愛話。
    いやーよかった。

    もっかい読もっと♡

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    2026年05月18日
  • わたしの知る花

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    あらゆる人の視点から、紐解かれていく愛の物語。花がテーマになるのも素敵。最後は涙が止まらなかった。

    愛ゆえに言葉にできないこともあるけど、言葉にして行動しないとタイミングは訪れない。大切な人には醜さも、愛も伝えないと分かり合えない。

    言葉にしにくいがどこか読みづらさはあり、内容が入って来ずにページを読み返すことは多かった。でもそれを差し引いても非常に心に響く感動する話だった。

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    2026年05月17日
  • 夜明けのはざま

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    他人に理解されなくても、何もつかめなくてもきっと繋いでいけるものはある。
    悲しみの中にでもきっと生きた痕跡はあるのだろう。
    緩やかに再出発するような物語。

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    2026年05月17日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回のヒーローのお話が本当に涙なしでは読めなかった。。。外で読んだのをちょっと後悔。
    熱い、いい話だった。

    それにしても3に引き続き幽霊の小ネタ、ここまで引っ張るとは!そして一彦兄さん!!
    まだまだ楽しみ。

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    2026年05月17日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    人と人との出会いって素晴らしい!
    ふとした出会いをきっかけに人生が動き出していく。。。読後じんわりと心が温かくなった。

    第三話の花に嵐、が切なく読んだ。

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    2026年05月17日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟も、4巻目。
    読みやすくスルスル進むけど、意外と深く考えさせられる。
    今回のエピソードは、ミツもツギもちょっとしか出てこない。でも、現代人の感じる孤独やモヤモヤをゆるいコミュニティが癒すというストーリーは変わらない。
    こんな世界がどこかにあればいいのにな…
    あ、自分で作ればいいのか笑

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    2026年05月10日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    久しぶりの読書でしたが、かなりスラスラ読めて楽しめました。すごく気になるところで終わったので、下巻も楽しみです。

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    2026年05月02日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    大好きなコンビニシリーズ

    親の過干渉から、自分に自信がなかった百合が、離婚し一人暮らしを始める物語。勇気を持って、新たなスタートを歩み出す姿にエールを送るとともに、自分も勇気をもらった。

    ヒーローになりたかった青年と友情の物語。ヒーローは、スマートに敵を倒すというより、時には自分を守るために行動を起こして助けてくれる それが自分のヒーローなんだろうなぁ。
    舞人くん、カッコいいよ!困ってる人のためにここまで一生懸命になれるのは、みんなのヒーローだよ。

    読んでいて、クスクス笑えたり、ほっこりしたり、心がとってもあたたまるステキなお話です。

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    2026年04月30日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今回、どの話も全部面白かった
    「華に嵐」は今までのエピソードの中で1番好き
    2人のその後がめちゃ気になる・・

    相も変わらず個性的な登場人物ばかりでw
    ただ今回はツギ関連多かった気がする。まぁ「華に嵐」が印象残ってるだけか

    本筋関係ないけど、カバ男みたいな男って確かに多いよな気をつけよ

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    2026年04月27日