町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

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    さすが町田その子さん。
    丁寧に人間の苦くて脆い部分を表現しているなと思いました。

    最初は短編かなと思いましたがなるほど、複数人の視点を通した平さんとおばあちゃん2人の物語でした。
    最後はぼろぼろと泣いていました。


    自分ができなかった後悔があるからこその言葉だったんですね。
    これほど大切に思っているのに、どうしてこうなってしまったんだろう。
    人生にはタイミングがありますね。

    平さんはずっと1人で、孤独で辛い中よく最後まで生き抜いたなと感じます。
    最後には少しでも、人生悪くなかったと思てたらいいな。


    He knows what the most important thing in h

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    2026年04月16日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    母娘テーマの答え、のような帯?メッセージより
    私は52ヘルツのクジラ→星を掬うの→宙ごはんの順番で読んで良かったなと思いました。

    母と娘の拒絶、母と娘の歩み寄り、
    そして母と娘の人生を彩るものとして料理をテーマに各章おいしそうな料理が記載されているからとってもお腹がすきました。

    各章ずつ母娘の距離が縮まっているようで
    お互いを尊重しつつ笑い合える関係性がそのこ先生の優しい文言で書かれていたのが温かい気持ちになりました。

    最終章にいきなり新キャラ、とかいきなり重要キャラがいなくなったり、そのテンポにビックリしたし、それがあったからこそ宙とカノさんの話に意味が深くなるのですが
    そんなに凝った

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    2026年04月15日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    ​巫女と騎士団長が織りなす、あまりに純粋で儚い恋模様には、
    思わず口元が緩んでしまうほどの多幸感がある。
    二人の距離感や心の機微が丁寧に描かれており、
    読み手をも甘酸っぱい空気感で包み込んでくれる。
    ​また、王宮に渦巻く謎解きパートも秀逸だ。
    独自の世界観を壊すことなく、
    論理的で矛盾のない展開が物語に深い説得力を与えており、
    その筆致には確かな感動を覚えた。
    まだ明かされていない謎や伏線も多く、
    彼らの恋の行方と事件の真相がどう交錯していくのか、
    下巻への期待が止まらない。

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    2026年04月15日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    第2話のハローフレンズが良かった。
    やりたいことが見付からないじゅえるに、かおりが「結局出会いしかないんだと思う」から始まってる、「自分でよりよい道を見つけられたり、自力で発見できれば、それはとてもいいことなんだと思う。私もそういうことができるひとに憧れるもん。でも、みんながみんな、そうじゃないよね。どれだけ焦っても、苦しんでも、それだけじゃどうしようもできない。自分にとって必要なひとと出会うべきタイミングっていうのがあって、そのタイミングがこないとはじまらない、そうゆうひともいるんだよ。だからね、会わないといけないひとがいて、でもまだ会えてないのかもしれない」
    私はやりたいことがあった人だっ

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    2026年04月14日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    辛い悲しいだけのストーリーではなく、それぞれが救われるストーリーで素敵な作品に出会えてよかったです。
    お隣の信子さんの言葉が刺さりまくりでした。

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    2026年04月13日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    安定の面白さ。

    出てくる人物がみんな優しくて、文字通り暖かい気持ちになりながら読む事が出来た。

    ヒーローになりたいって思いが成就出来ただけでなく本物のヒーローみたいに立ち回る様子が読んでいて心地よかった。

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    2026年04月13日
  • コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店 2巻

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    待ってました!第2巻!

    漫画家志望?の桐山くんの話や、光莉さんの息子さんが出てくる話、どれもとても面白いし感動の場面では涙しました。
    この巻はツギが、カッコよ!

    ドラマがぼちぼち始まりますが、めっちゃ楽しみです(*´ `*)

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    2026年04月11日
  • 宙ごはん

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    こんなに尊い物語があるだろうか。最低に感じる母親、優しすぎて心配になるやっちゃん、一途であると信じたかった彼氏、全ての登場人物の印象がガラッと変わった。優しさは、強いものなのだ。間違った優しさは、人を傷つけるものになるが、そこをしっかり区別できるやっちゃんが私も大好きになった。宙のごはんを私も食べたい。どんな未来でも、「大丈夫」って思えるように生きていきたい。

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    2026年04月10日
  • 星を掬う

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    わたしたちが見ている相手は、相手の1つの側面でしかない。それぞれが過去を抱えながら生きているということの描き方がとても上手で引き込まれた。人間関係を構築する上で、若い頃から読みたかったとも思う。

    客観的にみているから感情移入できないところも多々あったけど、「家族」の中にいる当事者になると、自分中心になってしまうこともあるのだろうな。だからこそ、終盤の母の言葉には心に残るものがあった。タイトルの由来も良かった。

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    2026年04月07日
  • 星を掬う

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    泣いた。
    母親との関係は誰にとっても自分の根源であるし、それに執着して卑屈になったり、自分の今を自分で苦しめてしまうということは大人にっても結構心当たって、結城の言葉にドキリとする人は多いのではないかと思う。
    でも今も未来も自分の人生っては自分のもの。辛いことの多い思い出も掬い上げれば、一片の救われる穏やかな出来事だってあるはず。そういうことを胸に抱いて生きていきたい。

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    誘拐された神巫女を探すのは、騎士団長の恋人。
    私の大好きなコバルト文庫の香り…これぞロマンタジー!と思いながら手に取ったけど、めちゃくちゃミステリーでさらに大喜び。世界観がファンタジーなだけで、完全にミステリーです。

    ハウダニットにホワイダニット。
    上巻を読み終えたところでは、巫女が攫われた理由も、どうやって攫われたのかもわからない。

    エスタ、いまどこにいるんや。
    無事でいてくれ。
    ということで、あっというまに下巻へ。

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    今月からドラマが始まる『コンビニ兄弟』の作者が手掛ける王宮ロマンスファンタジーです。

    わたしはカタカナが苦手なので、冒頭の「主要登場人物一覧」に20人以上のカタカナの名前が一斉に並んでいるのを見たときは、正直に言うと覚えられる自信が全くなく、どうしようかと思いました( ̄◇ ̄;)

    しかし最初から一気に20人登場する訳ではなく、少しずつ増えていく感じになっているので、頻繁に登場するキャラクターについては難なく覚えられました。
    一つ引っかかったのが、第一章の最初に登場するキャラクター達は誰も「主要登場人物一覧」に載っていないし、その後にも登場していないので重要じゃない…のかな?(゚ω゚)
    どのキ

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    2026年04月04日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    町田そのこ先生初のファンタジー小説。 すごく、良かった。前半は神妃となった巫女、エスタと騎士団長レルフの恋、そして攫われたエスタを探すうちに起きる別の毒殺事件。ミステリ色の強い作品で面白く、特に下巻からは一気読みだった。 私の推しはレルファンの従者リル。すごく健気で、可愛くて、応援したくなる。幸せになってほしい。ハッピーエンドと言えるかは微妙な結末だけど、納得のラスト。外伝とか出ないかな。

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    2026年03月28日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    あっという間に読了

    初めて町田さんの本を読みました。解説やレビューでも注目されているように書き出しの文が秀逸で目を引きます。ぐんぐんと読み進められてどの瞬間も面白かったです。まだまだ読みたいと思える作品でした。お気に入りです!

    #ドキドキハラハラ #切ない #カッコいい

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    2026年03月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    初めは題名から少しミステリアスな話なのかと思っていたが、ちゃんと一つ一つの話に繋がりがあって、登場人物それぞれに事情や思いがあって、でも必ず幸せになれると思える終わり方であり救われた。町田その子さんの言葉は本当に胸に優しく染み渡ってきて涙を誘う。
    どこに住んでいようと誰と生きていようと自分の人生を幸せに導くのは他人ではなく、己なのだと改めて気付かされた作品だった。そこに優しい人が寄り添ってくれればなお良い人生になるんだと思った。

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    2026年03月23日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    「しあわせは誰かの手から貰うんじゃなんて、自分の手で掴んで離さない」
    うわー、そうだよね、そうなのよー

    小学校の学区内の小さな世界の中で、それぞれが思い悩むことがある
    狭い世界だからこそ、我慢することも

    でも、うーんと伸びをして、幸せを掴みに行こう

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    2026年03月14日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ


    うつくしが丘に建つ"不幸の家"にまつわるお話。

    この家に住んだ人々の物語一つ一つが、とても大切な思い出として語られています。

    この家と枇杷の木が繋ぐ住人たちの話は決して綺麗なものばかりじゃないですが、住人たちの新しい旅立ちを毎度嬉しく思えるストーリーで、読んでいて楽しいです。

    「髪工房つむぐ」の譲がユズくんだったんだ〜と最後にやっと気づいた私。
    惣一くんとの再会おめでとう。

    ものごとの捉え方次第で見方が変わる、っていうとても大切なことを教えてもらえる作品でした。

    私も信子さんのような隣人と巡り合いたくなりました。

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    2026年03月13日
  • 星を掬う

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    星を掬うは、本当の意味での「救い」を描いた作品である。読み進める中で印象に残るのは、相手に安心を与えることだけが思いやりではない、という視点だ。
    本作では、あえて距離を取ったり、相手を突き放すような関わり方が描かれる。それは冷たさではなく、相手の抱える問題や依存に正面から向き合わせるための選択だと思った。
    相手の痛みに共感し、理解したつもりになることは、本当の「救い」にはならない。その意味で、過剰な寄り添いは暴力性を帯びうるという示唆が、本作には含まれている。
    本作における「救い」とは、状況を穏やかに解決することではなく、不完全なままでも他者とどう関わり続けるかという選択の中に見出されるものだ

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    2026年04月04日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    表紙はラノベでタイトルもなんか…
    と思いながらも町田そのこ!流石にあっという間に没入!笑
    新境地のファンタジーとのことで初めはどうなるかと思ったが、所々に出てくるイケメンやキャ〜と言われる男前達、な男性像が『コンビニ兄弟』と被り、ふふっと笑える。
    王国ハヤディールの巫女エスタと惹かれあったのが騎士団長のレルファン、エスタが神に嫁す神妃に選ばれ、互いに求めたものの別れる決意をした翌日の式典中、エスタが誰かに攫われてしまう。また王属の騎兵隊副隊長ハインツが見守る王宮で第一王女が毒殺…
     
    ファンタジーさ150%でカタカナが多いが、どこかやはり町田氏でクスッと笑えてほんわかする感じが読んでいて楽しい

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    2026年03月09日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    それぞれの家族の再出発の物語

    しあわせか不幸かは、本人が思うこと。
    新しい家を手放すことは決して不幸なのではなく、新たなスタートを踏み出す後押しをしてくれた気がする。

    タイトルに構えてしまったけど、希望を見つけた家族の物語だと思った。

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    2026年03月03日