町田そのこのレビュー一覧

  • うつくしが丘の不幸の家

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    電車の中で読んでいたのに涙を堪えられなかった本でした。いつもは小説はあまり読まないのですが、この本は心を軽く、そして温かくしてくれました。
    たまには小説も読んで、気持ちをほぐしてあげないのだという気がしました。

    小説を読んでいると、特に心が揺れ動く瞬間や、ハッとさせられる登場人物の言葉が出てくることがあります。そんな言葉を見つけた時、自分の状態に気づくことができる気がします。

    小説を通して自分の状態を知ることができ、なんだかカウンセリングを受けているような感じがします。

    この小説では、『夢』や『強い言葉』、『幸せ』についての表現にハッとさせられ、2章で描かれる家族の姿に感動しました。この

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    2025年10月02日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    続編。3巻までの内容はすっかり忘れてしまいましたが、ストーリーはとても面白くかつ感動しました。志波家の皆様は相も変わらず、面白い方々です。

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    2025年10月01日
  • あなたはここにいなくとも

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    おつやのよる、入道雲が生まれるころ、先を生くひとが好きだった。

    特に先を生くひとの澪さんはとても可愛くて素敵な人だった。

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    2025年09月29日
  • あなたはここにいなくとも

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    おつやのよるとくろいあな
    が好き。
    一般常識からかけ離れた恥ずかしい家族と距離を置いていた清陽。祖母の死をきっかけに家に戻った先に、恋人も駆けつけ、家族の正しい在り方を示されたような気がした。
    くろいあなは愛人が、正妻にが不倫相手づてにたのんだ栗の渋皮煮物を作っていたら穴あきの栗と出会い、その栗に悪意を込めて渡したのに、栗を通して奥さんの真意を見たような気がして、別れを決める話。

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    2025年09月23日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    読んで、笑って、なぜか元気がもらえるシリーズ。

    今回もプロローグは和歌とマキオ。たいして物語に重要ではなさそうだった二人ですが、今回は大きな役割を果たします(といっても、本編は出番ありませんが)。
    テンポ良い展開や突っ込まずにいられない言動に、思わずクスリ。読んでてニヤけちゃうので、怪しい人にならないように周りにはお気をつけください笑

    とは言っても、面白いだけでなく、人が前を向いて一歩を踏み出すお話でもあるところがこの本のおすすめポイント。今回は離婚し、親の言いなりだった女性がひとりで歩き出そうとする物語と、バイトの高木と彼のヒーロー(に憧れる)友人の物語。

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    2025年09月12日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    物語の舞台になっている街の雰囲気と、ここに集まる人達の温かさや優しさがまた違う人に伝染していく感じが素敵だなと思う。輪の中心にいる志波兄弟の、人を惹きつける得体の知れないパワー(?)みたいなものも面白い。そのうち映像化もありそうな作品だけど、ツギさんは工さんのイメージ。
    かつてヒーローになりたかった青年のお話が好き。彼のような真面目で素直な人が報われますように、という願いを持たずにいられない。

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    2025年09月11日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    3話構成の後半は前後編で、今まで影の薄かったウクレレ君絡みのお話。
    若い頃から続く友情って良いよね。
    ウクレレ君もキャラが立った。
    このシリーズ、まだ続きそう。
    楽しみ。

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    2025年09月09日
  • あなたはここにいなくとも

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    別れが、テーマとなっていて物理的だったり死別だったり、と色んな形の別れが描かれている。別れというと悲しいもののような気もするが、別れることで残していくもの、守られるものもあるのだというメッセージが伝わってきて胸が暖かくなった。
    特に長く付き合っていた彼氏と別れたのは勇気のいることだとも思うがそれは決して悪いことではないのだと教えられた。
    人との繋がりに迷うこの頃、出会えて良かった1冊でした。

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    2025年09月05日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    短編小説でさらっと読めるのに、家庭における現代社会の課題が巧みに盛り込まれている。
    この家に住む人たちの物語は、まるで家族という単位における現代社会の縮図のようだ。

    不妊治療や夫婦仲など、他人にはなかなか話せない家族の問題は、大小の差こそあれど、きっとどの家族にも存在している。当たり前のことなのに、自分自身に置き換えるとなかなかそうは思えない。
    この小説に登場する家族の中には、誰しもがどこかしら共感できる話があるのではないだろうか。

    読後は、まるで誰かに悩みを包み隠さず打ち明けて、スッキリしたあとのような爽快感があった。

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    2025年09月05日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今回は、推しの話、友情と夫婦の話、恋愛話とバラエティ豊か。
    最終話がこのシリーズで今までで一番重たい話だった。
    ツギの過去の苦い愛。
    でも華も辛かったんだよね。
    最後は救われて終わって良かった。

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    2025年09月03日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    3話構成。
    どの話も良かったが、特に美月の成長物語が良かった。
    人は愚かだ。
    相手と同じ痛みを知って、改めてその愚かさに気付く。
    でもそれで成長するんだね。
    テンダネスの人々はそれを教えてくれる。

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    2025年08月30日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    なんて、優しい人たちなんだろう。絶対に悪で満ちていると思っていた人にも、過去の辿ってきた軌跡はあって、傷ついていて、それを乗り越えようとしてもがいている。こんなに、全てを失ったかのような状況で優しい選択を取れるものなのかと、涙が止まらなかった。今までの中で一番優しい人だと思った。行動も、その意味も、全て自分ではない、まわりや大切な人のため。こんな誰でもできるわけじゃないことをするのは、並大抵の精神力と想いではできないんじゃないか。感動を超えていて、適切な言葉が見つからないけど、心が津波のように大きく波打つほどその優しさに痛くもなったし感謝もした。私の、人間としての生きる目標のようなものを与えて

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    2025年08月24日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズなんて…面白いに決まってる…!!
    1冊目で登場していた人物が主人公の話も、すごくいい。その視点からの気持ち、考え、価値観も知ることができるし共感もする。救いの存在って、本当に大切だと思う。それに、その存在があって気づくことは、人生の宝だと感じた。もう2冊読めるなんて、幸せです。

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    2025年08月18日
  • 宙ごはん

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    大人たちが抱える呪縛。それは子供たちにも伝染していく。
    そんななか、たくさんの人に支えられ成長してく宙は、様々な苦難に対して、守られる立場から守そうとする存在へ、どうしたらよいのだろうと苦難を受け止め悩みながらも向き合う。
    そこには、やっちゃんとやっちゃんの料理の存在が大きい。
    宙のまっすぐな姿勢は、周りをも幸せにしていく。

    読後、様々な感情があふれて何をどう伝えたらよいかわからない。
    次々とおとずれる苦難、これでもかと読みながらも心が削られ揺さぶられ、涙が止まらなかった。泣きながら読んだ。
    読んでいて苦しいのに読むのをやめることができず、最後、明るい兆しが見えたことに本当に救われた。

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    2025年11月29日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ひさびさに本で泣いた
    少し読むのを止めたので人物関係がわからなくなってしまった
    通しで読みたかった
    人々のつながりトキの成長どれもこれも素晴らしい
    そして死が身近に感じ考えさせられた
    少し先の未来に悲しさや恐ろしさを感じた
    お別れがあるならば後悔の無いようにしたい

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    2025年12月07日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    「大人だって、悩んでいい。」 
    毎日悩みまくりで当たり前すぎたけど、
    登場人物たちも色々なことで悩んでいて
    そこが解決される時にほわっと温かい気持ちになる。

    何かがあったときに
    逃げるのか、解決するのか
    色々な葛藤があると思うけどそれも人間らしくて
    自分も頑張らなきゃな〜って思う

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    2025年07月28日
  • あなたはここにいなくとも

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    ネタバレ

    全編通して好きな物語でした!

    おつやのよる 
    絵葉書を描くなんて素敵なおばあちゃん。そんなおばあちゃんの行動でみんなが変わっていく、動かされるお話。私が好きだったのはえなちゃんの旦那さんが迎えに来たシーン、おばあちゃんが旦那さんに日常を動画に撮って送っていた。妊婦ながら2人の息子をワンオペで面倒見て卵焼きとったとってない、じゃあもう一回焼いてあげる。怖い夢見て起きちゃった、大好きだよ明日また遊ぼうねって優しく宥めてくれる。なんて優しいお母さんなんだろう。理想としてはそうした方がいいって思いながらもこの行動を取れるのはすごいよなあ。息子ちゃんはこんな愛されて幸せだろうな、おばあちゃんはこういう

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    2025年07月20日
  • あなたはここにいなくとも

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    色んな人を見送る話の短編集。
    とてもよかった。田舎の実家と葬儀の解像度の高さがすごい。
    「先を生くひと」がとてもすき。手放すものも手放しても残るものもきっとある。

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    2025年07月11日
  • あなたはここにいなくとも

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    ネタバレ

    おつやのよる、ばばあのマーチ、入道雲が生まれるころ、くろい穴、先を生くひと、からなる短編小説。個人的には『くろい穴』の美鈴と栗の対比表現、『先を生くひと』の加代の素直さが好き。長さも丁度良く、読みやすい。

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    2025年07月07日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    個人的には前作よりも今作の方が良かったです。
    それぞれの話にもより集中できましたし、何よりもそれぞれの登場人物達の気持ちの気づき方であったりの描き方が丁寧に感じて読みやすさを感じました。

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    2025年06月23日