町田そのこのレビュー一覧
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購入済み
とても綺麗な短編連作集でした。どのエピソードも出だしの一行で続きが気になりあっという間に読んでしまいました。そしてラストの胸が暖かくなる光が指すような締め。お見事でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな町田そのこ先生の作品の中でも、小説としてとても完成度が高い作品なのではないかと、素人ながらに感じた。
死や故人と向き合う人々の物語。
故人でなくとも離れ離れになった人たちがいて、そういう出会いと別れで人生は成り立っている。
それでも人は人との繋がりを求めて生きていく。
過去に仲違いした友人や去ってきた環境を思い巡らすと、確かによい思い出も、好きだったこともたくさんあって、それを思い出す事はとても大事なことだなあと。
作中には今の自分と向き合っている人もいる。相原さんは、自分は仕事に向き合っているという、仕事へのパフォーマンス自体に依存してしまっていたが、『人を生かすための葬儀屋になる』 -
Posted by ブクログ
愛する人とともに過ごす幸せに、浸りきれない自分がいる。新しい一歩を踏み出すために必要なことは?
自分の今を見つめ直して、新たな生き方を選択する女性たちの姿を描くヒューマンドラマ短編集。
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我が家のごちそうは「すき焼き」で、私は鶏皮が大好物だと言って教室中で大笑いされる小学生時代の夢を見た。
その頃、すき焼きは鶏肉でするものだと信じていた。特に甘辛く煮込まれた鶏皮に白菜を巻いて食べるのが好きだと言って皆に笑われたことで、私は初めて知ったのだった。我が家の常識は世間の常識とは大きく違うということを。
初恋の人である福元くんにまで「貧乏くせぇ」と嘲笑われただけ