町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    同じ状況になったわけじゃないのに、なんか分かる気がしてしまう二人の関係。周りが言葉少なく見守ってる感じが良い。もう会えなくてもどこかで元気にしてると思えば自分も生きていけるよね。

    0
    2026年03月20日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きなフレーズ↓
    ツギ「旨いもんを旨いって言いながら食うのが一番幸せだからな」 P56

    志波「人の内面は、分かりにくいものだよねえ」
    「顔つきとか言葉だけで判断してると、大きな勘違いをすることになる。じゃあどこで判断すべきかと言うと、ぼくは行動だと思ってるんだ」P62

    ツギ「続けられることが才能だっていうじゃん」
    「成功したひとはみんな言ってる。どんなことも、続けられなきゃどうしようもないって。その年まで報われなくても続けられたってだけで、才能って呼んでいいんじゃないの?」P113

    運動会に親が来ないことで、子どもがこんなにも辛い思いをするのかと驚いたのだ。P197

    純子「もう何十年、

    0
    2026年03月20日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    全編を通して痛々しくて、彼らがどうぞ幸せでいられますように、と意味がないことだとわかっていながら願わずにいられなかった。これがデビュー作なんですね。初期から読ませる作家さんだったんだな。町田さんの作品は全て記憶に残る。

    0
    2026年03月20日
  • 月とアマリリス

    Posted by ブクログ

    サスペンスとは知らずに読み始めた。
    死体を埋めるところから始まり、いつもと違う感じに期待したが、やっぱりあの感じは最後に。
    女であったり、行きづらい人たちがもがき苦しむなか、何か救う方法が無かったのかと考えてしまう。
    人の弱みにつけ込む、人たらしのような人間って本当に怖い。
    物ごとの捉え方も人によっては大きく違うということも印象に残った。

    0
    2026年03月20日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    このシリーズだけは、登場人物すべての人が悲しい思いをせず幸せになってほしい
    せっかく物語なんだから
    これだけはそうであり続けてほしい

    0
    2026年03月19日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    読み始めてすぐに、ああこんな不幸な話を読みたくないと思った。読み進めるのがとても辛かった。章ごとに話は主人公は変わるが、数珠つなぎとなって物語は繋がっていき、とてもテクニカルなものを感じた。しかし、最終章が、まとめに入っていて、説明的に感じるのが否めない。第三者を入れて話を展開したが、そこまでしなくともいいやろう感がある。

    0
    2026年03月19日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    貴湖とムシの壮絶な出来事の連続に、キツいものがあるなあと思いながらも、二人の距離感がなんともいえない、ジーンとした気持ちがありました。

    おばあちゃんのセリフが印象的

    「言うわけなかろう。噂になれば琴美が傷つくけん、大人たちはみんな口を閉じとったのよ」
    「会長さんが琴美をダメにしたのよ」「あの子が何をしても、自分が尻拭いすりゃいいって香気に笑っとった。琴美には何不自由ないしあわせな人生を送らせるんじゃて言ってなあ。だからあの子は叱られたことも、思い通りにいかずに悔しい思いをしたこともなかった。でもそれは、可哀相なことよ。あの子は何もかもから自分を守ってくれていた父親から離れて初めて、世間に当

    0
    2026年03月19日
  • ドヴォルザークに染まるころ

    Posted by ブクログ

    廃校になる小学校で行われたお祭りを舞台に、5人の参加者の物語。

    2話目の40代で綺麗、仕事もバリバリしてる女性の話と、4話目の旦那さんとセックスレスの女性の義母の話がとても良かった。

    自分を大切に、自分を大好きな自分になれるように、私自身も過ごしていこう。
    町田さんの本は、合う・合わないがあるけど、今回はとても良かった!

    0
    2026年03月19日
  • ドヴォルザークに染まるころ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「どんな事情があっても、黙って逃げちゃだめなんだよ。そうしてしまえば、逃げた側が絶対的に悪くなる。相手に言い訳の理由を与えて、被害者の顔をさせてしまう。彼らは自分がしたことを反省しなくて、むしろ、逃げたやつが悪いって恨む。群ちゃんの苦しみや哀しみは、伝えるべきひとたちにきちんと伝わらなくなってしまったんだよ。そんなの、もったいないよ」

    「でもさ、それよりももっと……一番大事なのは、死ぬほど苦しんだ自分を、自分自身がリセットしてしまうなよってこと。自分のお墓に、誰かにとって都合のいい言葉を彫られてしまうようなもんなんだよ。そんなのだめでしょ。だから自分だけは、自分のために最後まで足掻くべきだ。

    0
    2026年03月23日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんの本って急にブワァって涙が出てきて止まらなくて文字が見えなくなる。波間に浮かぶイエローは本当に良かった。人生に迷ってて苦しい人も読んでほしい。

    0
    2026年03月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

    Posted by ブクログ

    「うつくしが丘」という海を眺める丘にある築24年の3階建一軒家を主な舞台に、かつてそこに住んだ様々な事情を抱えた人たちの姿が、時間を遡る形式で明かされていく。

    『不幸の家』と呼ばれることを知った1章の主人公・美穂理は、夫である譲と美容室を開業したばかりで、その縁起の悪さに深く失望する。
    しかし、長年『不幸の家』の隣家に住み、全章を通して登場する信子によってその噂は否定される。

    『不幸』を捉え直して新たな解釈を生み出すことが、具体的にどのような形になるのかが、2章〜5章において語られる。

    2章から5章にかけても様々な家族の事情を抱えた人々が登場するわけであるが、彼らに共通するのは、本音を打

    0
    2026年03月18日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    登場人物がそれぞれ個性的でありながらも互いの個性を際立たせてより深みを与えていくような人間関係が丁寧に描写されていて面白かった。

    0
    2026年03月18日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    重い内容だけど読みやすくてすらすら読めた。
    自分の声を聞いてくれる存在がいるだけで救われる。
    村中と恋仲になるという最後じゃなくて良かった笑

    0
    2026年03月17日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    自分の暗い過去から、連れ出してくれる人。魂の番というものは必ずあるのだと感じた。そして、それを今度は、愛を救う番になるところに惹かれた

    0
    2026年03月17日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

    Posted by ブクログ

    あまりにも内容が良すぎて、もう少しページ数を長くして欲しかったです。ラストはそうきたのか、と。レルファンがひとりの従者を連れて国を出るのですが、名前をあえて出さずに描かれている所も良かったです。スピンオフ作品とか続きがあったら読みたいです。

    0
    2026年03月17日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    身分差のある恋愛、そしてファンタジーとミステリーが加わっている。ものすごくピュアな恋をする2人にこれから待ち受けるものは何だろう、と先が気になりました。

    0
    2026年03月17日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    町田そのこさんの小説を連続で読んでみました。時折現れる、おしゃれでセンスのある一文にハッとさせられました。幻想的な雰囲気とひりつくような現実が妙にマッチしていて、映画をみているようでした。

    5編の短編集ですが、短編同士の繋がりや構成がとても上手くて、物語にぶつ切りな感じがなく、読みやすかったです。『溺れるスイミー』が好きでした。少し気持ちがわかってしまうからこそ、この終わり方で安心しました。

    0
    2026年03月16日
  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    最後の十数ページは涙しながら読んだ。

    “最後まで生きていくしかないんだよねえ…”

    のエコちゃんの2行が身に染みる。

    0
    2026年03月16日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    独立した短編かと思うと読んでいくと登場人物に見覚えがあり、全て繋がった連作短編だった。内容は町田さんらしい暗くて重い内容。いつかは救われるだろうと読み進めていく。
    最初の短編から重い。妊娠して会社辞めた途端に男に財産を盗まれて逃げられる。引き留めようとして暴力を振るわれる。絶望で自殺しようと思った場所は蛍が大量に見える水辺。そこで出会った同級生。お互いの身の上ばなしが更に重い。イヤミスのような展開。
    この時に生まれた息子の辛い人生が始まる。次々出てくる登場人物も似たような人生。
    殺人、自殺、事故死、次々と人が死んでいく。絶望の先にある救いの手。ちょっとだけハッピーエンドにやっと安堵する。

    0
    2026年03月16日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    自分を苦しめる身内に殺意を抱く者たち。その傷跡が時間の経過とともにどう変化していくのかに光を当てた5つの連作です。​
    「殺したい」と願うほどの夜を過ごした人にしか分からない、切迫した負の感情。それを静かに肯定し衝動を抑えてくれる者がいます。殺意を抱くほどの苦しみを知っているからこそ、掴める幸せがあると。

    重いテーマですが、作者ならではの「孤独からの再生」に、蛍の美しい光が導きます‥‥。

    ※『少年の目』の章にグロテスクな描写が数行あることを付記します。

    0
    2026年03月16日