町田そのこのレビュー一覧

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    夜空に泳ぐチョコレートグラミー
    町田そのこ

    短編集ですがすべての話がうまい具合に少しずつ繋がっているのが流石…。ますます切ない気持ちになっていきます。
    収録されている作品の中でも「溺れるスイミー」が1番なんでなの…!となりました。
    彼女が決断した結果は納得できません。
    それどころか、この本の中で、すべて展開に納得出来た作品はありません。しかし、それがまたこの作品の良いところなのでしょう。

    社会から離れている、離れかけている、離れたいという思いが籠もった主人公たちのお話ですから、納得できる人とできない人に別れるのは当然かもしれません。自分の現状と、こんな社会に対しての自分の立場について考え直

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    2025年12月29日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    感想
    3冊目にして二彦と華を巡る関係が明らかになった。まだまだ色々と気になるけど、心霊系?


    あらすじ
    1話目は、悩める地域アイドル采原或るの相談にのる志波兄弟。

    2話目は、関西から嫁いできた佳織がホームシックになった時にであった宝とジュエルによって元気になる話。

    3話目は、神崎華と二彦、その姉の翠を巡る話に太郎が巻き込まれる。

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    2025年12月28日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    町田 そのこさんの新境地の下巻。

    残り◯◯◯ページになっても、依然として行方不明のエスタ。果たして本当に物語は完結するのだろうか⁉️今村 翔吾さんの『イクサガミ神』のように三部作で終わらなかったから、もう一冊刊行みたいことにはならないかと焦りましたが、そんなことは杞憂に終わる作品でした❗️

    特に後半は怒濤の展開で、今読み終わって読後の興奮が冷めやまりません。

    町田 そのこが10年掛けて好きな物を全部注ぎ込んだという本作は、ただのファンタジーではなく、やっぱり町田節がありましたが、2025年の最後に大作がきたという作品でした❗️

    来年には町田さんの好きなファンタジーの『新装版 デルフィニ

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    2025年12月28日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    虐待とかDVとか様々な暴力の描写が細かくてかなり苦しい小説だった。
    お母さん、なんで希湖を産んだんだろ。
    琴美ちゃん、なんで愛を産んだんだろ。
    基本的に登場する人間がが色んな欲をむき出しにした加害者か虐げられる被害者しかいなかったな、子供も彼女も加害者達の所有物じゃないのに…
    その点、アンさんは自分の欲とか願いを抑えて希湖の幸せだけを最後まで祈っていて対比が悲しかった。
    にしても手段を選ばなさすぎて若干怖かったけど。なんであのタイミングで自殺しちゃったんだー
    綺麗事と現実のギャップがかなり全面的に出た小説だったと思う。

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    2025年12月28日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    北九州の田舎に住む女性たちの短編集。浮気やら不倫やら意外と狭い世界でドロドロしている。何を伝えたかったのかは結局よくわからなかった。書き出しは狙ったのだと思うけど印象に残る。

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    2025年12月28日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    「コンビニ兄弟」が2026年にドラマ化されるという情報を聞きつけ、読んでみました。
    シリーズは全5作。以前1作だけ読んでフェードアウトしていたのですが……
    超イケメン店長・志波三彦役が中島健人さんと知り、
    (彼のファンではありませんが、ファン寄り。好感度はかなり高い)
    これはもう、ちゃんと読んでおかねば!と再び手に取りました。

    そんなわけで再読した「コンビニ兄弟2」。
    やっぱり、泣かせてきますね。

    とくに印象に残ったのが「第三話 クイーンの失脚」。
    前作で、ある出来事をきっかけに決裂した親友二人の“その後”が描かれています。
    なかでも、少し意地悪だった村井美月が、高校でどんな日々を送ってい

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    2025年12月27日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    感想
    1巻が300何ページだったのに比べて、2巻は200ページくらいと短かった。1巻とのつながりもあって続きも気になる。


    あらすじ
    コンビニ門司港テンダネスのフェロモンばら撒き志波店長とその周囲にまつわる話。

    1話目は幼馴染の男に別れを告げられた女子高生とそのおばあちゃんに関わる話。

    2話目は、テンダネスのバイトの大学生廣瀬の元カノと志波兄弟を巡る話。

    3話目、美月は高校生になってつまらない日を過ごしていた。自分がグループからいじめられる立場になって、中学までやってきたことを見返す。クラスで避けられていた栗原と仲良くなる。

    ニヒコの昔の彼女?とジュエルは遭遇して激怒する。

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    2025年12月27日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    くすりと笑えてほのぼのコメディ。
    九州だけに展開するコンビニ「テンダネス」門司港こがね村店。フェロモン店長や個性的すぎる常連客のドタバタ。笑える仕立ながら、それだけではない。
    楽しく読み終わりました。4巻まで出ているの嬉しい

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    2025年12月27日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    いいタイトルだと思った。
    誰かから助けられて、自分も誰かを助ける。
    孤独ではなくて、自分の声を聞いてくれる、そんな群れで生きていけるようになっていくのがよかった。

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    2025年12月27日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    2021年本屋大賞受賞。
    ひとは決して一人では生きていけない。
    この作品は、誰もが誰かに寄り添い、助け合うことによって生きていけるというメッセージを感じました。
    求めるだけ、与えるだけではなく、お互いの助け合いが人生を豊かにするんだなと思いました。

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    2025年12月27日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人の死を通して引きこもりが立ち直る短編連作。
    テンポよくライトに都市伝説っぽく描かれてるけど重い。エピソードによっては苦しい。
    けどこの本の考え方で楽になる人がいるはず。

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    2025年12月27日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    感想
    ホッコリする話が多い。

    筆者はシリアス暗い系の話が多いと構えていたが、こういうのも書けるだとびっくり。


    あらすじ
    コンビニ、テンダネス門司港こがね村の店長志波はスーパーイケメンで無駄にフェロモンを振り撒いている。

    パート従業員の光莉はフェロ店長と呼んで、自分の漫画の題材にしている。毎日、コンビニに来る浦田が倒れたことをきっかけに、常連の何でも屋のツギが店長の兄であることを知る。

    良郎はテンダネスに通う塾講師。塾講師をしながら漫画家を目指すも、塾講師を辞める。絵を描くことを活かす仕事を考える。

    中学生の梓は幼なじみの美月に従って生きてきた。美月が目の敵にする那由多とテンダネスで

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    2025年12月27日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    3.6
    自分の道が正しかったかどうかは、きちんと命を終えるまで分からない。故人に対する後悔も模索しながら生きていくしかなくて、自分の心と身体が途中で壊れないように、少しだけ肩の力を抜いて生きていこうと思う。

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    2025年12月27日
  • 宙ごはん

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    【登場人物】宙(娘)、ママ(育ての親)、カノさん(生みの親)、佐伯(花野さんの後輩でビストロ・佐伯のオーナーシェフ)
    柘植(カノさんの愛人、既婚者)

    第2章、
    柘植が心筋梗塞で死亡。正気を失ったカノさんが柘植家族に反対されてにもかかわらず、通夜葬式に出席しようとする。
    柘植の娘、桃子「あんたを絶対に許さない。母の夫を、私の父を奪った、あんたは絶対に許さない」

    実は桃子の娘は、宙の同級生マリーだった。
    まさかの伏線回収にびっくり。マリーは、画家を目指して挫折した桃子の期待を一身に背負わされて育ったが、絵が下手だった。
    そして、桃子はマリーに関心を示さなくなる。
    マリーも、そら同様、母の愛情に

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    2025年12月26日
  • 星を掬う

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    娘の幸せな未来に母である自分が関わらない方が良いと判断した聖子さん。
    偶然にも、別の書籍「母という呪縛 娘という牢獄」というノンフィクション作品を読んだ後だったので、この二つの著書を対比させながら読んでいました。
    現実の方が残酷ですが、町田さんの作品で掬われる人達が増えるといいなと思いました。

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    2025年12月26日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    被害者に寄り添う記者に憧れて、逆に自分の記事で加害者側であり、被害者でもある少年を傷つけた。そこから這い上がるストーリー。自分が気づかないだけで人を傷つけていたこととか、身につまされる。

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    2025年12月26日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ホラーとか、ミステリとか期待して読むとうーん…となるのかもしれませんが、青春や友情、家族愛とかに焦点を当てて見たら私は胸が熱くなるものがありました。自分はこんなに誰かを思ったり、友人の為にここまで頑張れたことはないから、そこまでさせる存在がいる主人公を羨ましくも思いました。

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    2025年12月25日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    『コンビニ兄弟』でキャラクター達がファンタジー愛を語っていて、町田さんにファンタジー作品を描いてもらいたいと思っていたところ、タイミング良くファンタジー作品を出版されるという情報を目にして、発売日当日真っ先に購入しました。

    上巻を読んだ限りでは、王道のファンタジーというよりは、ミステリー色の濃い作品かなぁと思っています❗️

    登場するキャラクター達は誰もが魅力的で、物語の中心であるレルファンとエスタの淡い恋路は、初恋のような甘酸っぱい雰囲気を醸し出しています❗️

    町田 そのこ作品なので、一筋縄ではいかないと思いますが、エスタの運命が気になるので、このまま下巻に移ります。

    町田 そのこ作品

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    2025年12月25日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    切ない
    登場人物とは重なる部分がないくらい平凡な人生を生きてきたけど、なんだか懐かしくて、いま周りにいてくれる人たちがどうか穏やかに幸せでいてほしいと思った

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    2025年12月25日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    何も言えずに曖昧に笑って時をやり過ごすタイプの私としては、かなりガツンとやられました。
    そうだよねぇ、自分の人生だものね。自分で責任持って守ってあげないと。

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    2025年12月24日