町田そのこのレビュー一覧
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死との向き合い方、だけでなく大切なこと沢山書いてあった。「自分の中の『それくらい』を相手に押し付けちゃだめだよ」とか、
不幸や不運なめにあった時、そうなっても仕方ない理由を探してしまう、落とし所を見つけたいからなんだろけど、、、そんなん科学的じゃないから‼︎ 責めてないよ(T_T) 「そんなことしなくていいはず」とか、
いじめといじり、ディスりて全部一緒なんじゃないかと思ったり。
「夜明け」って、坂本龍馬のあれかなぁ。
夜明けはちかいぜよ!ありがとう町そのさん。この本が「悪き風習」からの夜明けになるよ!
しっかしさ純也、自分が死が怖いのは分かったけどさ、妻にまで強要すんなや。。自己拡張にもほど -
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正道という男の子が生まれ、育っていく物語。
親子の形がテーマと言ってもいいのかな。いろんな親子が出てくる。まぁ、ほとんどひどい親ばっかりだけど。
罪の話でもあるかな。殺人とか詐欺とか、いっぱい出てくる。小さな村で、事件多すぎだなぁ。
辛い話が多かったけれど、隆之の優しさに救われて、正道がものすごく真っ当に、温かい人間に成長していく姿は嬉しい。
あと、幼い頃からいろんなことがあったけれど、短い間でも、心から家族と思える人たちと幸せに暮らすことができたことは、ほっとした。
正道の同級生の可憐のその後が、ちらっとしか書かれていなかったので、少し気になる。安心して暮らせているといいな。親に振り回さ -
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全部泣いてしまった。オーマイガッシュ
「入道雲が生まれるころ」の、何もかもをリセットしたくなる主人公にはいちばん親近感を覚えた。
背負えないものは重りになる。
「先を生くひと」も好きだった。やらない後悔より、やる後悔。頑張らなければ、「自分なりに頑張ったからいいじゃん」と自分に言うこともできない。
私も澪さんに会いたい。菜摘さんにも会いたい。きっと彼女たちを好きにならずにはいられない。
どの話にも、何かを手放すことが描かれていたように思う。
手放して楽になる気持ちも、何も残らなくなることが怖い気持ちもわかるから、とりあえず残してしまう。連絡先も、写真も、服も、雑貨も。でも、ある日ふと、 -
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ネタバレ宙が実母と暮らし始めてざっくり高校卒業するまでのお話
ごはんを通じて、家族の身勝手な事情に振り回されて傷ついた人たちが立ち直っていくエピソードが5本ほどある。
どうしてこんなにもと思わされるような自己中心的な人間が毎回出てきてそのたびに心がざわつかされた。
家庭トラブルは人それぞれで傍から見たら実にくだらなく感じるけど当事者にとってはまさに人生を左右する問題であって逃げ場がなかなか作れない。宙の人生の要所要所で自分だったりそんな境遇の人たちに出会っていくが、そういう場面を見るたびに家族というもっとも小さな社会単位の大きさに圧倒された。
そんな事情を持った人たちに料理とともに寄り添うことで立ち -
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ネタバレ職場の人にオススメされた本。
読んでみたいリストに入ってたことも忘れてた。
家族だからって何をしたっていいわけではないけれど、家族だからこそ踏み込みたい時もある。
夜中のトイレ掃除のシーンでは、
おじいちゃんの葬式で叔父さんが、少し安心してしまった、と泣きながら話していたのを思い出した。
介護をする苦労もあるし、逆にされる側の尊厳も考えなければならない。家族だからこそ、見られたくないものがある。その折り合いをどうつけるのか、それぞれに思いがあるからこそ難しいと思った。
大丈夫。あんたは、できる子だから。
この言葉は、きっと、精一杯の母の愛情。
誰かの言うとおりにしなくても、あんた -
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ネタバレ会社の人からオススメされた本
気になってはいたけど自分では買わなかったのでありがたい
死んでもなお、キナコの思考のなかにはアンさんが出てきてキナコの行動を左右する。
キナコにとって、アンさんは魂の違いだったと思う。
キナコは家族には恵まれなかったが、わりかし出会う人間には恵まれてると思った。
アンさん、美晴、村中、愛、、、
キナコの52ヘルツの声を聞いて助けてくれる、その人たちはきっとこの小説の外側で自身も52ヘルツの声を出し、聞いてくれる人がいたからではないだろうか
52ヘルツの声は、同じ52ヘルツの声を話す者に聞こえるわけじゃない
アンさんの声も誰かに聞こえて欲しかった…
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ネタバレな、なんだよ、これ……。結局誰も幸せになってないじゃないか……。なんでこんなものを私に読ませるんだよ。やめてくれ、これ以上は泣いてしまいます。
ミステリー要素はあるものの本格的なミステリーってわけじゃないからイヤミスとは言えないし、実際そこまで後味が悪い結末ということでもないんだよなぁ。もちろん報われなかった感は強いんだけど、嫌悪感はそこまで抱かないというか。結局、全部手遅れだったというのが虚しさを助長させてるのかもしれんね。
ベタベタした恋愛モノはあんまり好きではないんだけど、この作品にはそういった描写がそんなになかったのが良かったね。二人の馴れ初めは上巻にあったけど、静かに歩み寄ってる -
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必死で生きている人たちの物語。死からは逃れられない。日々に向かい合って生きていく。
第1話 仕出し屋やなぎの大将柳沢さんがきていた。友達が亡くなって、簡単な葬儀で参列も家族だけでと断られたらしい。真奈は葬儀社の芥子実庵で働いている。社長はアフロな芥川さん。真奈の友達のなつめが死んだ。自殺のようなもの。なつめは作家だったが、最近は仕事がうまくいかず風俗をやっていた。
第2話 大学3年生の夏。今からが就活に向けて頑張らなければならない時なのに、娘の天音が恋人のきょんちゃんがメンタル不安定だからと看病に行くために大学を辞めるという。娘は家を出て行った。
別れた夫から、祭壇の依頼がある。芥子実庵を -
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時々こみ上げるような思いや涙が湧いてきました。命にまつわる話の短編集で、いわゆる今を生きる真っ只中の人間らしい説明のつかない感情や思うようにいかない現実と、命を失っていく人のどこか静謐な感じの対比が際立って見えて、正直なところこういうふうに周りの人に意味を残す消え方ってそうそうできないだろうなと(少し羨ましくもある)思いました。現実を生きることは大変だけど、どこかに救いも感じられる物語が多く、登場人物たちの思うようにいかないこともありますが、スッキリした気分になりました。こだわっていたり、すがっていたものに気づき、それを手放せているからなのかな。
この人の文章は、スルスルと私の中に入ってきて