町田そのこのレビュー一覧

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ大好きだこの本と思った。
    魚が好きなので、書店で表紙に惹かれて買ってみたけど、出会えてよかった。
    小さなすり鉢状の街のお話で、短編集になっており、それぞれのお話の中で、この人さっきの物語に出てきた人だ!と言う人が出てきたりしてなんだか楽しい。
    魚の習性を登場人物となぞらえて描いていたりして面白いなと思った。
    特に好きだったのは、波間に浮かぶイエローというお話で、ハナヒゲウツボの話が出てきた時に、物語が一転するような展開があって目がまん丸になった。
    定期的に読み返したくなるような、そんな1冊でした。

    0
    2026年03月10日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初から読みやすい文章で、おもしろそうと読み進めた。

    貴瑚が親から虐待されて、大きくなっても搾取されて、辛い悲しい怒りがわくシーンがあって、読むのが本当に辛かった。休憩挟みながら読みました。

    52が母親から受けた虐待も辛かった。
    52が会いたがっていたちほちゃんも亡くなっていたのが、救いがないやん、辛い…。

    全体的に重くて辛いけど、最後には希望があって、本当によかった。

    読み終えてから、映画のキャストを調べた。
    宮沢氷魚くんが出てるんや!誰役?と思ったら、新名主税でした、、嫌な役か、でもちょっとみたくなった。でも辛いからみないかも。

    0
    2026年03月09日
  • 宙ごはん

    Posted by ブクログ

    料理か出てくるストーリーが好きで、寺地はるなさんの作品からたまたま巡り会った一冊。
    タイトルからほのぼのとした日常の話かと思いきや、、、母娘の変わった関係性から始まり、様々な出来事を経て家族や親子の在り方、愛する愛されるとはどの様なことか、を考えさせてくれる。出てくる登場人物が皆葛藤や悩みも抱えつつ、それでも人と人との繋がりを大切にする、心が暖まるストーリー。物語の後半は前半の話を思い出すとまた涙が止まらなくなりましたが、ひとつの区切りをつけて一歩踏み出す主人公の姿に、今の自分もまだまだ成長できると感じさせてくれる、素晴らしい読後感のある作品です。
    著者の方の別の作品もぜひ読んでみたいと感じま

    0
    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    大好きな町田そのこさんの新ジャンル

    愛し合う2人の甘酸っぱい過去パートにドキドキさせられました

    現代パートは、謎→謎→…で「こ…ここからどうなるんだ…」と心配な気持ちとワクワクな気持ちでいっぱいです

    0
    2026年03月09日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    母に捨てられたと思っていた女性が、大人になって元夫のDVから逃れるため、母達が暮らす家で同居するお話

    お金にだらしない元夫の金の無心とDVのため極貧の生活を送る29歳の千鶴
    彼女には小学一年生の頃に母と二人で一ヶ月間の気ままな車旅をした事と、その後に一緒に帰るはずだった母に捨てられた記憶を持っている
    ある日、ラジオのコーナーにその出来事のメールを送った事で母のと暮らしているという知人と接触する事になり
    また、元夫のDVから逃れる為に母達の住む家で同居する事になる
    自分の人生がうまく行っていないのは、母から捨てられたせいだと恨み続けてきた千鶴は母と対面するが、母は認知症だという
    そんな母や、千

    0
    2026年03月09日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

    Posted by ブクログ

    表紙はラノベでタイトルもなんか…
    と思いながらも町田そのこ!流石にあっという間に没入!笑
    新境地のファンタジーとのことで初めはどうなるかと思ったが、所々に出てくるイケメンさやキャーと言われる男前、的な男性像が『コンビニ兄弟』と被り、ふふっと笑える。
    王国ハヤディールの巫女エスタと惹かれあったのが騎士団長のレルファン、エスタが神に嫁す神妃に選ばれ、互いに求めたものの別れる決意をした翌日の式典中、エスタが誰かに攫われてしまう。また王属の騎兵隊副隊長ハインツが見守る王宮で第一王女が毒殺…
     
    ファンタジーさ150%でカタカナが多いが、どこかやはり町田氏でクスッと笑えてほんわかする感じが読んでいて楽し

    0
    2026年03月09日
  • ぎょらん(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    生と死をすごく考えるいい機会になりました。また、身近な方が亡くなった後や、想いなど様々な考え価値観があるのことを知れました。
    亡くなった後に遺された人たちがどういった想いで過ごしていくのか、どういった生き方をしていくのか
    見所が多い作品です。
    改めて死について考えられます。

    0
    2026年03月08日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国の宮廷ドラマみたいなのが好きで、ファンタジーではあるけど、町田そのこさんの作品は、他にも読んだことがあって面白かったので読んでみた!

    攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。
    その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。摑んでは消える解決への糸口。
    やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。

    ハッピーエンドを想像していたけど、壮絶な最後に感動

    0
    2026年03月08日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    すごく暗く、嫌な大人がたくさん出てきて、
    読み通せるか不安だったけど、
    最後まで読めて良かった。
    明るくは絶対にならないけど、
    多くの人に読んでもらって、
    すべての子供達を幸せに明るく、正しく育てられるような世の中にしてほしいって思って。
    とはいえ、わたしも、他人に手を差し出せるかはわからないけど、
    隆之さんが、素晴らし過ぎる…
    ありがとうって、なに目線かわからないけど、わたしからも感謝したい。

    0
    2026年03月08日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。
    愛した人に裏切られ、見捨てられた孤独と闘いながら、もう一度「一人じゃない」と思える瞬間があることに救われた。
    生きてる感じがする物語だった。
    わたしも誰かの“番”になれる人でいたいと思った。

    0
    2026年03月08日
  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    一人の孤独死した老人の過去が色々な語り手を通して明らかになっていく。人間の心情を描くのがうまくて面白い。自己犠牲がすごくて感動。

    0
    2026年03月07日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    久しぶりの町田そのこさんの作品。町田さんの作品にはなぜこうもクズ男、毒親がこれでもか!と登場するのだろうか。今回ももれなくクズ男が出てきて、胸が苦しくなる。
    男に騙されて全財産を失ったはずの紅実子が、また同じように男にいいように騙されて、隆之を裏切ってしまいそうになって、読みながら、ダメだって~、って言っていた。自分の居場所を探し続け、幸せになりたい、とそれだけを求めているだけのに。
    子どもは親を選べない。
    負の連鎖を断ち切ろうと、いやそこまで重いものを自分でどうにかしようとしているわけではないのかもしれないが、自分の人生を必死に生きようとする姿に人間の強さを感じる作品でした。
    絶望の中に、し

    0
    2026年03月07日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    52ヘルツ後の第一作。否が応でも期待は高まったが、その期待をも超える作品。自分の人生のマイナスを誰かのせいにしてしまう。自分のせいだと考えればわかることを、考えを停止して逃げ込む。こんな、自分自身にもあることを突き付けられた。だけど妙に爽やかな気持ちになれたのは、町田さんの優しさと筆力なのかなあ。

    0
    2026年03月06日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の経験があったからこそ、クジラの声が聞こえて52の声が聞こえていたのだと思う。見せかけの愛情やその場限りの優しさではなく、目の前の人を「自分が」大事にしていきたいという覚悟があった。

    愛された経験が少ない人こそ、愛だと自分が感じたものからは目が離れない。アンさんとのことについては、悲しいし一生忘れられない傷になったと思う。でも、その経験があったからこそ52を救わなければならないという気持ちが芽生えたのだと思う。

    町田そのこ作品は、いい意味で読むのが辛い。夜空に泳ぐチョコレートグラミーも、いい作品だとは思うけど、辛く感じていた自分がいた。

    0
    2026年03月06日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    この本、背表紙にある概要がとてもよかった。
    ふーん、どういう話だろうと読みはじめてからの
    一行目の書き出しも小気味よく
    するすると場面が変わるのでどうなるの?
    どうなったの?と数時間で読み終えた。

    だれかを懐柔させようとする話ではなくて
    弱さと弱さの共依存でもなくて
    静かに自立していくさま、
    恨みに身を乗っ取られないさま、
    どうしようもなさとやさしい目線の行ったり来たり。

    救いようのないあのひとやあのひとたちが
    どうなったかには触れないのもリアルでよかった。

    解説にて、担当編集さんがまわりの
    書店員さんや編集仲間さんに声をかけ社内調整をして
    初版部数を引き上げたとの話があり
    熱意って広い

    0
    2026年03月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    魂の番
    いい加減そのうるさい口を閉じろよ、おばさん
    人はいずれ与える存在にならないといかん
    最後の2つの章はずっと泣きっぱ。
    いろんな意味で想い入れのある1冊。

    0
    2026年03月07日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    当たり前の日常を維持する場所
    私にもあるなぁ〜
    コンビニもその一つに入れても良いかもなぁ〜と思いました

    0
    2026年03月05日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    大好きなコンビニ兄弟。今回も心温まるお話でした。
    店長の過去が描かれていて、どうしてコンビニのテンダネス門司港店で働いているのか、、過去が深くて。涙涙で読みました。
    完璧と見えていた店長にもそんな過去があって今の胸の中のことを思うと、切ない気持ちにもなりました。
    5冊目で明かされたからか心に響くものがありました。
    登場している人物たちも大好きです!今後も続いてほしいな、コンビニ兄弟♡

    0
    2026年03月03日
  • うつくしが丘の不幸の家

    Posted by ブクログ

    それぞれの家族の再出発の物語

    しあわせか不幸かは、本人が思うこと。
    新しい家を手放すことは決して不幸なのではなく、新たなスタートを踏み出す後押しをしてくれた気がする。

    タイトルに構えてしまったけど、希望を見つけた家族の物語だと思った。

    0
    2026年03月03日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    えまさん。彩子さん。
    幸せそうに見えるからって幸せな過去で溢れているわけじゃない。何かを乗り越えてきたんだよね。

    自分の人生は自分で支配する

    0
    2026年03月03日