町田そのこのレビュー一覧

  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今回は志波店長・ミツの悲しい過去の話だった。そんな過去を抱えていたの?と、かなりびっくり。
    美幌と似瀬航起の運命にも、それはないんじゃないの?と物語ながら、理不尽な想いを抱く。え??という声しか出なかった。
    宮崎の鵜戸神宮には去年行ったばかりだったから、神宮の洞窟内に建つ本殿や運玉を願い事をしながら亀石に投げる、とか、そうだった~と思いながら読めた。
    いい人ばかりの本書。次は門司港行きたいな~。

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    2026年08月15日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    町田そのこさんの本を読みたい!と思い、読んでみました!
    全5編の短編集で、どのお話もとても読みやすかったです。
    特に印象に残ったのは最初の“おつやのよる”で、家族や恋人が大切だからこその葛藤と、おばあちゃんの遺したものがすごすぎて最初のお話でしたが、印象に残りました。
    あと、方言がとても可愛くていいなぁと思いました。

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    2026年08月15日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    本当に名作!どれだけ誰かに届いて欲しくても届かない声があって、誰かのそれを聞き分けれる人になりたいと思った。キナコは52ヘルツをアンさんに聞き取ってもらえたが、アンさんの52ヘルツには気付けなかった。アンさんはきなこを愛していたし、誰よりも大切に思っていたけど、これもすれ違い。生きていく上で言葉にすることの難しさは誰にとっても同じだと思う。声に出せたとしても聞き取ってもらえない声もある。どうやったら聞き取れるようになるんだろう。考えさせられた、本当に面白かった。あと舞台が大分なのも良かった^_^

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    2026年08月14日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    女子高生も、昭和頑固親父も、女手一つで床屋を切り盛りしたおばあちゃんも、子どもを諦めた40代の女性も、みんな心情豊かで胸に迫るものあり。
    単なるすれ違い恋愛ものではなく、一時代を生きた人生を描きつつ、円環収まるごとく収束する物語の着地点に心揺さぶられる。
    アクの強いじいさんひしめく中、存在感の薄い父が最後に明かす名、等。途中で分かってはいたけど、最後の種明かしにグッとくる。
    人生の最期にひまわりを渡せて、受け取ってもらえて平さん、よかったね。

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    2026年08月14日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    人気な作品と知っていて、最近古本屋でやっと見つけた。
    ミステリー小説ばかり読んでいたが、たまにはこういう本もいい。
    アンさんがもういないことを序盤で知り、回想シーンが辛くて読みたくなくなった。アンさん、、生きててほしかった泣
    感動しました。しばらく経ったらまた読みたい一冊です。

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    2026年08月14日
  • 宙ごはん

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    町田そのこさんの本の登場人物はみんな魅力的だ。そして、食べるということの大切さを考えさせられる。
    普段接していて、こんな人かな?と思っているのと実際は違ったりするんだ。
    そして、人は大人になっても成長するものなんだ。できるんだ。
    宙ちゃんが成長するのはわかるけど、カノさんがみるみる成長していって初めの印象と最後が違いすぎた。たくさんの人との出会いは大事だなぁと。

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    2026年08月14日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    あおい落葉
    個人的にこれが1番良かった。。
    小紅のなくした歯車を小紅が自主的に取り戻す過程に、人間らしい葛藤、自責、自問があって、背景が浮かんできた気がした‥
    何より、葉子!!!葉子の手紙、うるうるした。
    本当の愛情は経験と時間を重ねないと分からないから、中学生の成熟してない人間性じゃまだ愛って何か分からなかったんだなあ。葉子は葉子なりに小紅を愛していて、小紅も葉子を特別な存在だと思って期待していたから、その分怒ったり泣いたりできたんだと思う。。 葉子の宝石は小紅だったんだねー、悲しい。

    ぎょらんが本当にあっても、なくても、
    生きてる人が死者を想う瞬間はかけがえのない時間だと思う。死者はもう

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    2026年08月13日
  • 星を掬う

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    久しぶりに町田そのこさんの本を読んだ。
    私が思う町田そのこさんらしさが詰まった本。

    途中、クジラ型のクッキーが登場する。
    クッキーの種類は52種類。町田さんファンならクスッとするギミックだ。

    人生は自分自身のものであって、他人に委ねるべきではないし、他人の人生に過干渉すべきではない。
    さざなみハイツの住人を通して人と人との関わり方を綺麗に表現していて沁み入った。
    加害者が救われようとしてはいけない。求められてもいないのに赦しを乞うのは暴力。
    これも大事だなぁ。。
    末尾の認知症に対する見解も非常に腑に落ちた。
    自分の感情や記憶を海に沈めるのが認知症。その海から、ときたま感情や記憶の星を掬い上

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    2026年08月13日
  • 星を掬う

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    最初のどん底な所から最後はある程度ハッピーエンドとなって良かった。電車でなければ、泣くところだった。介護の描写のリアルな感じがそろそろ訪れるであろう自分にはすごく刺さった。

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    2026年08月13日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    いじめを受けていた記者になったみちると、
    詐欺、殺人という犯罪の片棒を担がされた、幼い頃、家庭が複雑だったみちる。
    後で、記者のみちるがいじめを受けていた原因が自分にあったことに気付いたり、
    犯罪者になったみちるが、自分を大事にしてくれた遠縁のお爺さんに大事に思われていることがわかり、自首するシーンなど、読み応えがある一冊だった

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    2026年08月12日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    「52ヘルツのクジラたち」

    胸が苦しくなる話
    人が感じる感情を鮮明に目の前に突き付けられる
    幸せ、哀しみ、怒り、恐怖、無....

    感情の紆余曲折を経て逞しく美しいエンディング
    涙を流す瞬間は幾つもあった
    産まれてくる子に罪はない。親が全て悪い
    そうなんだけど、そうじゃない、でもそうなんだ
    綺麗事だけでは生きていけない、でも綺麗事を信じて生きていくことはできる

    世の中には人には言えない誰に言ったら良いのか分からない
    それぞれの52ヘルツがある
    全員の52ヘルツを聴くことは難しい
    聴くのにも責任と覚悟が必要
    私は自分の大切な人たちの52ヘルツを聴ける人になりたい
    52ヘルツを旋律して

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    2026年08月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    大分の田舎町での出来事。
    虐待、ネグレクトにあっている少年と、家庭内DV、ネグレクトにあっていたキナコとの出会いからそれぞれの人生を振り返りつつ進んでいく。
    田舎あるあるの筒抜け感、老人コミュニティの情報の早さと噂が謙虚になる。
    付き合う前と付き合った後とで豹変する男性に、平気で愛人になれと言う無神経さにもドン引きしました。

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    2026年08月12日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    どの章も惹き込まれるストーリーだった。
    登場人物は特に晴子と芙美が好きだったな。
    晴子はおばあちゃんが自分の元にいなくなっても自立していこうという姿勢が感じられて応援したくなった。自分をいじめてきた奴に馬乗りになって殴るなんてかっこよすぎる!
    そして魚のチョコレートグラミーに例えるなんて、なんてロマンチックなんだろう。
    芙美は口が悪い時はあれど、あんなに優しい嘘をつけるなんて。誰にでも出来ることではない。あの人柄はおおらかを超越していた。

    連作短編小説、いいなぁ。
    章と章が少しずつ、ゆるやかに繋がってる。
    個人的に晴子のその後がちょっとだけでも知れて満足!
    町田そのこさんの作品、もっともっと

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    2026年08月12日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    全5篇、いろんな痛みに触れうまく生きられないだけで終わらず、生きていけると思わせてくれる。
    特にばばあのマーチ、本当にどこかに実在していて欲しいし、そこにたどり着いた人が救われるだろうなぁ。

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    2026年08月12日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    とても印象的な作品だった。人に勧めたいと心から思う本に出会えてよかった。もっとこの気持ちを文にできる語彙力が欲しい

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    2026年08月11日
  • 星を掬う

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    『星を掬う』を読んで、親と子の関係について改めて考えさせられた。

    親から見えている世界と、子どもから見えている世界はきっと違う。同じ出来事を経験していても、そのときに何を感じ、どんな意味を持つのかはそれぞれ違うのだと思う。

    親の不器用な愛情と、それを素直に受け取ることのできない子ども。育ってきた環境や親との関係が、その後の子どもの性格や生き方にまで影響していくこと。そして、親子だからこそ近すぎて分かり合えないこともあるのだと感じた。それでもやはり、母という存在は大きい。母は偉大だと改めて思った。

    そして、若年性認知症という病気の恐ろしさも強く心に残った。

    大切な人の中から、自分との思い

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    2026年08月11日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    読み出したら止まらなくなる本だった。時間の制約で初めて読むのをやめなければいけないと思った本だった。
    昨今の多様性とかダイバーシティとか様々な現代の様相をきれいにまと待っていて、感動的なお話だった。
    読みはじめとは180℃くらい変わる希望のストーリーでした。

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    2026年08月10日
  • 星を掬う

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    親の離婚後人生がうまくいかなくなった主人公、前半は発想の幼さがまるで自分を見ているようで苛々モヤモヤ我慢が続いたけれど、その分後半が胸に響いた。町田先生の書く物語は本当に厳しくて暖かいなと思う。自分の人生は自分のものと、自分にとっての正しい生き方は自分で見つけるしかないと、本心から向き合えるようになるタイミングは人によって違うけれど、この本を読み終わった時が人によってはその時なのかもしれない。

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    2026年08月09日
  • 月とアマリリス

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    知らないうちに人傷つけていることもある。傷つけられたことだけ覚えて、まっすぐ生きてきたような顔をしているかもしれない。
    子供のうちに受け取る愛を気づけないことがどれだけ幸せか。親の呪い。
    思い込みは、相手だけじゃなく自分も傷つける。自分の希望が、何より自分を苦しめる。

    周りが見えなくなってしまう時もあるけれど、自分を思ってくれている人はどこかにいるのかもしれない。私は誰かにとってのその1人になりたい。

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    2026年08月09日
  • 宙ごはん

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    Audible聴了!
    泣かせる。ウォーキング中に聴いていたが、思わず何度も泣きそうになる。宙がだんだん大きくなって、色々な人生(特にお母さんとママと)を目の当たりにして成長していく。佐伯のやっちゃんが最後まで泣かせる!!
    「コンビニ兄弟」シリーズのほのぼのさと比べてちょっと重いけど、でもホントに心に響く良い作品。凪良ゆうさんといい、女性小説家の感性に脱帽!

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    2026年08月09日