町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今話題のお客様を自然と魅了するフェロモン店長と髭面もじゃ髪のなんでも屋、門司のとある異様なコンビニでおこる出来事
思い通りにいかないこと多い、でも生活のため仕事してる。大人になるってこと
凄くいいなあ思ったのは、続けるってことも才能。いくら凄くても才能があっても辞めてしまうとそこで一旦停止、少しづつでも好きなことを好きなまま続けることが出来ること、これってなかなか難しい。大人になって色々経験して分かること、学生のころの悩みや葛藤、周りからどう見られてるか気にしたり、今の悩みと学生時代の悩みと重なるとこあって面白かったです
接客の仕上げは愛情
この店を選んで来てくれたのに
貴方に感謝して最大 -
Posted by ブクログ
九州にだけ展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その中でも、
一際人気のある、門司港こがね店に集う、店員や客たちのエピソードを
連作短編集として描いた物語の第1弾。
店長のフェロモンに魅了されて集まる人や、
店で売られている商品に魅了される人に、
悩める客など、心温まるエピソードにやられた・・・、
でも、似たような作品はほかにもあるなんて思いつつも、
この作品を読むのをやめられない、止められない なんて感じで、
ライト文芸として読みやすいのに対してしっかり文字量がある読み応え。
重い内容は避けたいけど、しっかり読みたいという人におすすめ。
2026年4月28日に、この作品のドラマが放送開 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『ここではないどこか』へ行く人と、『ここで』生きることを選ぶ人。あっさりと死んでしまう人と、苦しんでも死なない人。それぞれの人生の魅せ方がうますぎる。田舎町を水槽に例えてるのも不思議な気持ちになった。
個人的に、カメルーンの青い魚からすでにこの小説には惹かれてたけど、溺れるスイミー→海になる あたりで1番胸熱になった。
欲を言えば啓太のこともっと知りたかったかも。でもさっちゃんとりゅうちゃんの、深夜2時、とあるSAでカップラーメンを食べたのを見たって宇崎が言ってたシーンで、啓太は幸せなふたりから生まれてきて、きっと今後も幸せになれるだろうと勝手に想像できたからまあいいか。 -
Posted by ブクログ
「でも、どんなに辛いことや哀しいことがあったとしても、大丈夫。やっぱり憂うことはないの。だって、きっといつか、何もかもを穏やかに眺められる日が来る。ありのままを受け止めて、自分なりに頑張ったんだからいいじゃないって言える自分が、遠い未来にきっといる」(「先を生くひと」)
少し先を生きている、あるいは生きていた女性たちから受け継がれた、心の中で芽吹きの時を待つ、優しく強い種の五つの物語。
町田そのこさん、初期の頃の、生々しく血の出るような描写ではなくても、やり切れない心の辛さの描写の鮮明さは変わらず。
年齢を重ねていくということは、いつか誰かに渡せる、こんな種を自分の中に育むことであればいい