町田そのこのレビュー一覧

  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    親から愛されなかった女性と子供の交流。親身な友人や「アンさん」なる男性も彼女を支えてくれたが、実は…。女性に降ってかかる、これでもかこれでもか、といった不幸に顔をしかめてしまう。仲間とうまく接することができない52ヘルツの歌声のクジラに我が身を重ねる彼ら彼女ら。将来幸せになってほしい。

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    2026年07月17日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    オーディブルで聴取。

    ミステリーとしてはそこまで深くないけれども、ここ最近読んだ小説がことごとくエンディングに納得いかなかった(読者に委ねる系)から、これは最後の最後まで、犯人のこと、主人公のこれからのことまできっちり描ききっていて、わたし的にはパーフェクトだった。

    そうね、ミステリーではなく、ある意味お仕事小説だったのかも。
    それにしても彼女たちが精神的肉体的DVに絡めとられていくのがわかるというか、寂しさにつけこまれていくのが理解できてしまう。
    子どもの問題ではなく、まずは親との関係性なんだろうな。

    すみ、ノア、美散の三人で過ごしたほんの少しの幸せなひと時。みんなそれなりに一生懸命生

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    2026年07月18日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    とっても読み応えのある短編集だった。

    わたし的には、澪さんのお話がとても印象的で
    澪さんに直接会って話したら涙が止まらないだろうな〜と。

    元気をもらえた作品だった。

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    2026年07月17日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    前回に続き、2も良かった。1作目の登場人物が重なりあって、さらに人と人との繋がりを感じるお話ばかりでした。続編も楽しみ。
    ドラマも見ましたが、よくできていました。ケンティは、やはりハマり役でしたね〜!

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    2026年07月17日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    5つの物語ですが、どのストーリーも死の気配が感じられます。ただし、暗い雰囲気のものではありません。とても読みやすいです。
    私は町田その子さんの作品の死に纏わるものは毎回読みながら泣いてしまいます。今作も例外ではありませんでした。
    涙腺が弱い方は家で読むことをお勧めします。

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    2026年07月16日
  • 宙ごはん

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    町田そのこさんの本は2冊目。
    今回もとにかく深く刺さり、毎話大号泣。
    所々咽び泣きました。笑

    いびつな家族を繋ぐ「ごはん」
    「ごはん」は味や匂いと共に
    しっかりと思い出として残りそこに花を添える。
    私も友人といつも美味しいものを共有して
    仲を深めて来たので、食事をするって大事なこと。
    それを共有することで仲を深めることが出来るという
    思いに激しく共感しました。

    人は人と関わることで常に変化し、成長していく。
    自分は他人に助けられて生きている。
    また人は誰しも完璧でないからこそ
    助け合って生きていく。
    という至極当たり前な幸せに気付かせてくれる
    優しさ溢れる作品です。
    町田そのこさんの作品に

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    2026年07月16日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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     大好きな町田そのこさんの短編集。
    『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』のように、読み返すだろうなと思える1冊です。

    「おつやのよる」
    →大好きだった祖母が亡くなった。恋人はお通夜に出たいと言ってくれたけど、、、。


    「ばばあのマーチ」
    →会社でいじめとセクハラにあい、対人恐怖症になってしまい退職した香子。現在は工場でのアルバイトをしつつ心の傷が癒えるのを待っている。それでも大学時代からの恋人はアルバイトなんかしてても職歴にならないから、早く社会復帰しろと責めてくる。そんな中出会ったのは自宅の裏庭に食器を広げ音楽を奏でるばばぁ。。。

     もうね、彼氏が典型的なモラ男でイライラしながら読みまし

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    2026年07月15日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    深夜のコンビニで出会う、一番リアルな優しさ。町田そのこさんの『コンビニ兄弟』を読み終えた後、まるで深夜に温かいホットコーヒーを飲んだかのように、心がポカポカと温まりました。

    物語の舞台は、九州・門司港にあるローカルコンビニ「テンダネス」。ここには世界を救うスーパーヒーローはいません。いるのは、無自覚にフェロモンを撒き散らして老若男女を魅了するイケメン店長・志波三彦と、個性豊かなごく普通の客たちだけ。ガラスのドアを押し開けてこの店に入る人々は皆、失恋の痛みや職場の疲労、未来への迷いなど、何かしらの重荷を背負っています。しかし、鍋から出したばかりのほかほかのおでんや、香りの良いコーヒー、あるいは

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    2026年07月15日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    いつもなら原作から映画なのですが、本作品は映画から原作をみました。
    原作を見てないのに、杉咲花さんが個人的に物凄くはまっていたなと感じたのと、映画の編集でこっちのほうがいいかなとも思うシーンがあり、この見方もありだなと感じました。

    52ヘルツが聞ける人というのは、ただ優しいからではなく、自分も52ヘルツの声をあげているからこそ聞けるのかもしれませんね。優しさの裏側には実は苦しみがあるのかもと思いました。

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    2026年07月14日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    読み始めから、得体の知れないものの恐怖をずっと感じ、ドキドキしながら呼びました
    友情と家族の愛共に困難を乗り越えたような充実感なある。

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    2026年07月14日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    単行本からの再読。
    カバー裏にスピンオフが隠されているのが素敵な仕掛け。

     初読みの時にえげつないほど号泣したため、しばらくは再読を躊躇していたが、
    もう一度あの感動を味わいたくて手に取った。

     凄惨な子ども時代を過ごした貴瑚が出会った愛(いとし)。愛もまた虐待を受け、心に深い傷を負い、言葉を失っている。
     誰にも届かない52ヘルツの声を発するクジラのように、寂しくて暗い孤独の中をもがいている描写には胸が張り裂けそうだった。
     愛にとっての貴瑚。
     貴瑚にとってのアイさん。
     そして、貴瑚にとっての愛。

     周りの温かい声に包まれながら、少しずつ少しずつ自分の存在価値を見つけていく姿には、

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    2026年07月14日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    めっちゃおもしろかったです
    読みやすかったです
    人の割り切れない感情とかのグロくなっちゃいそうな感じを優しい文体?で表現していてすごいと思いました

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    2026年07月13日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    町田そのこさんと伊坂幸太郎さんの作品が繋がり、しかも町田そのこさんのホラー小説だなんて、読む前からワクワクが止まりませんでした。

    読み進めるにつれて、どんどん怖さが増していき、この恐怖から抜け出せるのだろうかという閉塞感に包まれ、先が気になって仕方ありませんでした。

    二つの小説が繋がることで新しい世界が広がっていく、とても素敵な体験ができました。

    とても怖かったです。

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    2026年07月13日
  • 月とアマリリス

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    取材をしていく様子を通して様々な人々の気持ちや事情を感じて、とても切なくなった。温かい気持ちにもなったし、チクチクする心の痛みもあった。

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    2026年07月13日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    不穏な終わり方をしていた上巻の更に上をいく漆黒シリアス展開であり、終盤までエスタの行方が知れず……というミステリー色が強めのストーリーだった。

    ミステリーの観点から言うと、サブタイトル「神々の食前酒」の真実がエスタ誘拐に関わるものであり、終盤でようやく明らかになるエスタの決意が悲壮で涙なしには読めない。

    個人的な推しである男装女子リルが最後まで活躍してくれて嬉しかった!
    レルファンに対して抱く気持ちの変化が尊すぎる。
    上巻では恋心として描かれていた気持ちが、下巻のエスタ救出作戦前ではかなり昇華されて「好いた人の幸せのために戦えるのが自分の幸せ」と思っている。その手前の市場に出かけるシーンで

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    2026年07月12日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    主人公への共感どころは多分にあったけど、実際に自分には起こらない、起こらない可能性が低いので、どこか俯瞰してた
    誰かと一緒に再生していくことや、人と人が支え合うこととか、地方にある独特の空気感、カラッとしているけども心を預けられる親友の存在。それは、パートナーとは違う存在感。いろんな登場人物がいろんな言葉で、人を感動させたり、傷つけたり、幸せにしたり、救ったり、自分の言葉をしっかり紡いでいくことが大切な気がした

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    2026年07月12日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    町田そのこさんの『ぎょらん』を読んだ。会社の休み時間に作中の『糸を渡す』を読んでいたら、不意に涙が溢れてきて大いに困った。社内で突然泣いていたら周囲に引かれるのは自明のため本を閉じようとしたけれど、ページを繰る手を止められなかった。続く『あおい落葉』もヤバくて、涙腺守れなかった…

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    2026年07月12日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    九州のコンビニ「テンダネス」門司港こがね村店を舞台に、名物店長と店員、常連客たちの人生が交差していく連作短編集。

    読み終えて最初に浮かんだのは、「近くにある安心」だった。

    この作品に漂う温かさは、ネオンや投光器のような眩しい明るさではない。夜中の暗闇に、見慣れたコンビニの看板を見つけた時のような、「開いてて良かった」と肩の力が抜ける温かさだ。

    人は、思いが伝わることよりも、伝わらないことの方が多い。だからこそ悩み、立ち止まり、時には挫折する。それでも、相手を思う気持ちが届いた時には、何ものにも代えがたい力が生まれる。

    登場人物たちは、みんな少しおせっかいだ。でも、その踏み込み方が絶妙だ

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    2026年07月12日
  • 蛍たちの祈り

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    それぞれの親子関係
    子供達の境遇に読んでいて苦しかったけど、蛍の光のような一筋の希望に最後は涙が止まらなくなった

    きっと、この本が助けになる人もいるだろうな
    読めてよかった

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    2026年07月12日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大好きな町田そのこさんの新作
    短編集で、全部素敵な話だった
    星を掬うでも出てきたけど、かっこいいおばちゃん出てきがち笑
    主人公と一緒に、その言葉に読者(わたし)は感銘を受けちゃいがち
    どの話も良かったけど、「おつやのよる」の話が引き込まれたかも
    彼氏とゆっくり休日を過ごそうとした途端に、おばあちゃんの死を知る主人公
    おばあちゃんが繋げてくれた縁が素敵でした。
    つくづく、町田そのこさんの作品に出てくる男はクズで、不倫しても平気でいる男ばっか……
    でもその中で「おつやのよる」清陽の父のように、大好きな娘のためなら心を入れ替えて酒をやめたり、章吾のように実家にまで来て態度で愛を示してくれるかっこいい

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    2026年07月12日