町田そのこのレビュー一覧

  • ぎょらん(新潮文庫)

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    長編小説だが、短編小説のように視点が変わり1話1話読みごたえがあり、けれどどのお話も巧妙に繋がりを持たせてあり、とても楽しめた。
    自分にもいつか必ず訪れる、大切な人の死。その時自分は、何を考えるのだろう。
    この小説でいろんな登場人物の想いに触れ、人との関係性や人生というものについて、大切なことを教えてもらったように思う。
    いつかその時が来たら、自分は素敵なぎょらんを受け取れるほど、満足できる関係性で人生を歩んでいくことはできるだろうか。
    日々の積み重ねをもっと大切に過ごしていこうと思えた作品。
    町田その子さんの小説はいつも爽やかな読後感で大好き。

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    2026年03月27日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    自分の気持ちを曝け出すことでストレスや嫌なこともスッキリすると言われてきたが、まさにその通り。
    世の中の仲のいい人と酒を酌み交わしたり、共通の趣味を通して語り合う。悩みを打ち明けることの大切さは何より自分自身が感じている人が多いのではないか。

    しかし、全員がその気持ちを曝け出せる訳ではなく家庭環境や置かれてる状況によって難しい場合も少なくはない。そうした人たちの声を聴くことは困難で行政やサポート支援も入るがそこに自分から曝け出すのも大きな勇気がいる。

    本書を読んで、大切な周りの人の52ヘルツの声を聴きたいという気持ちになれた。
    逆に自分に対しても気づいてくれる人って大切な存在だと改めて実感

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    2026年03月27日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    人とのつながりで成長していく話。
    不器用ながら相手を思って行動できる人、素敵やなぁ。人に優しくなりたいと思えるは時間をくれたなぁ。

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    2026年03月26日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    辛い話が多いが希望がある。でも、簡単に綺麗ごとにはされていない。それがいいと思った。フィクションの話を読む以上希望は感じたいが、登場人物が何でも許してしまうとしっくりこなくなるので。
    最終章でまとめというか、これから前を向いて生きていく区切りの話になっているが、ここの語り口がからりとしていて、正直で良かった。神代が正道に対しても時折冷めた視線を向けていたり、懺悔してくる大人に対して"ずるい""自分の罪悪感を消したいだけ"と感じていたり。ただ、その懺悔は無意味ではない、とも感じさせられた。
    それにしても、嫌な人や状況の描き方が上手すぎて…幸恵が土下座させら

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    2026年03月25日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    リアルな現代問題を複数織り込んだ作品。
    重い、、と思いつつもこれは現実にたくさん起きている事だと思うと、到底フィクションとは思えなかった。
    どの問題も方向性はまばらながらも、親からの愛や教育が絡んでおり、親と過ごす期間というものはその後の人生に大きく影響するものだと改めて感じた。
    誰にも理解されない苦しみ、苦しさを正しく理解してもらえない苦しみというのは計り知れず、相手に正しく向き合うことがいかほどに難しいかということに気付かされた。
    周囲の人の声を正しく受け止め、包み込むことを大切に、また自分にそれをしてくれる人を大切に生きていきたい。

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    2026年03月25日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    誰かの死と向き合う人たちと亡くなった人の残すぎょらんを巡る物語。ところどころ涙が溢れて。後で後悔しても遅いから、大切な人にはその想いを日頃から伝えていかないとなと思った。

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    2026年03月25日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    重い、とーっても重い、暗い、しんどい。
    でも考えさせられる。心にズーンと響くお話
    映画も見たけど3日引きずった、、、、
    私も人に寄り添えるような存在でありたい

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    2026年03月24日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    二人の王妃(承前)/亡国カストナ/凶兆と秘史/血を受け継ぎし者たち
    終章

    戀……「恋」の旧字体

    古くからの因縁や
    前王のしたことが
    この結果をもたらしたのか

    今となっては古い、古い時代の
    二人の純粋な恋のお話でした

    あぁ でも 悲しいなぁ

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    2026年03月24日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    就職を機に何十年も住んでいた地元を離れるという状況の自分にぴったりの本だった。普段考えないような、まちのことだったり、親のことだったり。誰かに守られて、けど守られたくなくて、そんな葛藤が本当にじーんときた。物語の重なる繋がりも鳥肌で、ぜひ読んで欲しい1冊!

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    2026年03月24日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    事前情報なく読んだので、早い段階で既読の作品が重要要素として出てきて驚いた。
    ホラーであり、ジュブナイル的な面もありって感じ。
    登場人物がとても魅力的。少女たちが皆いい子。ビビは何者なんだ……

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    2026年03月24日
  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    ずっと気になっててやっと読めた本。
    後半は大号泣しながら読みました。
    人と人を繋ぐ縁、お互いを結びつけるような見えない力が実際にもあるのかなぁ。
    平さんと悦子さんが最後しっかり話ができなかったのが悔しい。でもそれもタイミング。でも平さんの人生はあまりにも壮絶すぎた。
    しばらく余韻に浸りそうです。読めて良かった。

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    2026年03月23日
  • 星を掬う

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    自分の困難は自分のせい。その困難を乗り越えられるのも自分だけ。人のせいではない。

    10代までは、人生でうまくいかないことは全部全部親のせいにしてた。親の用意した道を何も疑うことなく、そのまま進む。成功するのがあたりまえ、間違えれば親のせい。どんだけ楽な人生を歩んできたのだろう。そして、どれだけもったいない人生を歩んできたのだろうか。
    20代になってから、自分で選択して“生きている”という実感がある。失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦したい。

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    2026年03月23日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    あっという間に読了

    初めて町田さんの本を読みました。解説やレビューでも注目されているように書き出しの文が秀逸で目を引きます。ぐんぐんと読み進められてどの瞬間も面白かったです。まだまだ読みたいと思える作品でした。お気に入りです!

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #切ない

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    2026年03月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    初めは題名から少しミステリアスな話なのかと思っていたが、ちゃんと一つ一つの話に繋がりがあって、登場人物それぞれに事情や思いがあって、でも必ず幸せになれると思える終わり方であり救われた。町田その子さんの言葉は本当に胸に優しく染み渡ってきて涙を誘う。
    どこに住んでいようと誰と生きていようと自分の人生を幸せに導くのは他人ではなく、己なのだと改めて気付かされた作品だった。そこに優しい人が寄り添ってくれればなお良い人生になるんだと思った。

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    2026年03月23日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    九州にあるご当地コンビニでの物語。
    5人兄妹のうちの3人は定番で登場しているが、最後の最後に長男の話が。
    次の話も早く読みたくなる…!
    ちなみに、今回の話は大きく分けて2つです。
    1つ目の、旦那と別れて新しい道を歩み出す女性の話。
    コンビニでスイーツやらお酒やら、ちょっぴりオトナな楽しみ方をしたくなっちゃう。

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    2026年03月22日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    あなたの周りには応援したくなる
    “推しの人”はいますか??


    作中に登場するコンビニの店長は、
    まさに”推したくなる”魅力に溢れた人なんです!


    人を惹きつける魅力に加えて、
    仕事に対する姿勢も見習いたい部分が多く、
    楽しそうに仕事をしていて、
    一人一人のお客さんを大切に、
    コンビニを出た後のことを考えて接客しているんです。


    ここまで丁寧に仕事ができたら楽しいだろうなと、
    店長の仕事に対する姿勢を
    これからの過ごし方に取り入れていきたいです!!


    毎日を前向きに楽しく過ごすヒントは、
    “推しの存在”と”丁寧な振る舞い”にあるのかもしれません、、、

    読んでいて色んな人に会ってみたくな

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    2026年03月21日
  • 宙ごはん

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    こんなにも1冊の本に泣かされるとは…!!!

    宙の成長だけでなく、カノさんをはじめとした周りの大人たちの成長もうまく描かれていて、とても気持ちいい読後感だった!

    そして料理の描写✨️
    あたかも今自分の目の前にその料理が出てきて、熱々でよい香りをさせているような感覚にさせてくれるのは、本当に魔法のよう!!
    パンケーキもボロネーゼも炒飯も、それはそれはとても美味しそう!!

    最初幼い宙が出てきたので、ずっとそのまま進むのかと思ったら、章立てでどんどん大きくなっていくから、考え方や関係性が少しずつ変わる感じも面白かった!

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    2026年03月21日
  • 蛍たちの祈り

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    内容やテーマは重いが、とても読みやすく読後感も良い。隆之や正道の洞察力や懐の深さにたくさんの人が救われてよかった。

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    2026年03月20日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    恋愛短編小説
    私は「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」と「波間に浮かぶイエロー」がお気に入りです。
    前の章で出てきた人物が後の章で出てくることがあって、少しずつお話がつながっているのも素敵でした。

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    2026年03月20日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    愛情深いと思っていたママが束縛と感情の起伏の激しい女性であった、とか冷淡だと思っていたお母さんが宙のことを愛そうとしていたりとか、宙の同級生の子が、相手が思い通りの人でなかったらショックだと言っていたり、人にはいろんな面があるのにそのときの自分にとって都合のいいバイアスで相手を判断してしまうことに注意を促しているように感じた。

    家族なのに(家族だから?)みんな不器用で言葉が足らなくて、でもそれぞれに愛情だったりはあって、すごくリアルだなと感じた。

    ママとお母さんか登場するけどどちらの母親も何かがあって何かが足りない。普通のお母さんがよかった、というセリフが何度か登場する。母親になる人物も1

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    2026年03月18日