町田そのこのレビュー一覧

  • ドヴォルザークに染まるころ

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    選ぶ本が、いつも、どうしても偏ってしまうので、書店で目にした“おしゃれなタイトルの本”を買ってみよう!と決め、内容も把握せずゲットしたのがこの本でした。
    結果は大満足!
    廃校が決まった小学校の最後の秋祭りに集う人々、それぞれの視点から語られる5編の物語は本当に心に染みました。一人一人に人生の物語があるんですね。今さらながらそれがわかりました。この本に出会えて良かったです。

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    2026年06月02日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    不気味な宗教、友達との関係に
    ちょっとしたホラー要素もあってサクサク読めた。

    最後の展開には泣きそうになった…
    悲しい姫2人の過去がえげつなかった。
    良かったね。凛音頑張ってくれてありがとうだよ。

    友達の大切さだけじゃなく、
    凛音たちが抱く友達への想いがひしひしと伝わって
    すごくいい経験をさせてもらった気分になった。

    それぞれがこれからも友達を大事に
    素敵な人生を歩んでくれることを願う。

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    2026年06月02日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ミツとじゅえるを主人公とした今作

    特にミツの過去や心のうちにひそめている傷には驚かされました。そして門司港のコンビニで働き始めた理由も。
    心の闇とも仄暗い気持ちともいいたくない。普段フェロモンを巻き誰にでも優しく接する三彦からは想像できませんでしたが抱えている想いは重くて切ないなと。

    ミツが前を向けるようになるために、支えになる志波兄弟たち。特にツギの懺悔にも聞こえる告白も切実なものでした。
    この兄弟の絆の深さも感じるお話でした

    『ニセコ』の謎も解け、私は盛大に勘違いしていたことに。

    志波兄弟はもちろん、光莉さんも廣瀬くんも舞人も高木くんも欠かせないメンバーたちです。

    ここで一区切り

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    2026年06月03日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    本当に美しい本だった。人の醜い部分と美しい部分が様々な視点で描かれていた。主人公の貴湖が成長するにつれて、見えている視点が変わったからなのだろうが、人の美しい部分の描写が増えたように思う。その中で唯一醜い部分として描かれていた52の親とおじいちゃん。成長していく貴湖との対比や、過去の貴湖との重なる部分を通じて、どんどん感情移入させられる物語だった。絶対悪は52ヘルツのクジラの声を聞けなかった人たちではなくて、聞こうという気が全くをもってなかった人達。それ以外のみんなは、醜い部分は持ちつつも、美しい部分も持っている。もちろん辛い部分はあったが、それがあったからこそ最後の僕らからしたら何気ない日常

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    2026年06月01日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    大好きな「コンビニ兄弟」シリーズの5作目。

    前作の舞人のお話もとっても良かったのですが、今作の志波店長のお話が衝撃的で…読み終わった後も余韻にしばらく浸っておりました。(「宙ごはん」もそうだったのですが、町田そのこさんの作品を読んだ後は、衝撃が大き過ぎてしばらく余韻に浸ることが多いような気がします…!)

    きっと航起さんや志波店長なら、どんな姿になっていたとしても見つけだしてくれるんじゃないかなぁと信じております❁⃘*.゚
    それにしても…ツギさんの特殊能力がすご過ぎます!!

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    2026年05月31日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    久々に数日で、隙間時間に一気に読めた。どうなるのか、ハラハラしながら、吸い込まれていった。

    私を大切にしてくれる友を、今一度大切にしたい、思いを伝えなくちゃと思った。

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    2026年05月31日
  • わたしの知る花

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    60年間すれ違ってようやくたどり着いた先に、想い人はもういない。

    切ないけど、恋愛も結婚も友情でも、タイミング1つでズレてしまう。くっつくだけじゃなく、もちろん離れる時も。。
    人生の折り返しを迎えたいま、これからは人と離れる辛さや悲しさを、とくと味合わされるのだろうな。。


    生易しい純愛なんかじゃなく、あちこち寄り道しながら、それでも紡がれてきた愛が、ひとりの孤独な男性の人生を浮かび上がらせる物語。


    以下メモ✍️
    ひととの付き合い方の難しさをうまく言語化できない私に、ズバッとハマる言葉がたくさん散りばめられていた。
    「ひとってのは、どれだけ相手を求め合っていても、考え合っていても、

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    2026年05月31日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前の2冊同様に、テンポよくすいすいと読み進め、あっという間に一冊読み切ってしまった。
    2のラストで不穏な空気を醸し出していた華さんも、やっぱりいろんな葛藤を抱えて、懸命に生きている魅力的な人だった。彼女にとって、廣瀬くんが新たな幸せになってくれるといいな。

    このシリーズに限らず、町田そのこさんの作品からは、人がそれぞれの背景を抱えながら、懸命にもがいて生きている姿が伝わってくる。
    みんな頑張ってるんだな
    似たような思いを持っているんだな
    もがいているのは自分だけじゃないんだな
    そんなことを感じ、そして、作中の人物がしっかり前を向いていく様子に背中を押される気がする。
    今回の作品からも、しっか

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    2026年05月31日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    自分の声にならない声を聞いてくれて、必要としてくれて、愛してくれる人が絶対にいる。
    そう教えてくれた本でした。

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    2026年05月31日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    読書備忘録995号。
    ★★★★★。

    だってコンビニ兄弟ですもん。無条件やね。
    そして今回はミツでした!
    大方ファンの皆様は読まれているだろうからネタバレしても良いと思いながら、今回のミツのお話は触れないでおこう。あまりに切ない。

    【プロローグ】
    霊感強い和歌。プロローグのレギュラーメンバー!
    ミツの除霊は成功した!でも足りない!
    やはりレギュラーメンバーのマキオと宮崎へお守りゲットドライブへ!

    【第一話 一度だけのボーイミーツガール】
    テンダネス門司港のバイトおばさま、中尾光莉。
    特殊詐欺を防いだことで表彰されることになった。
    本社に赴き、テンダネス堀之内会長から表彰状と金のピンバッチを

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    2026年05月30日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    連作短編で少しずつ話が繋がっていく構成が好き。登場人物や出来事が別の話でふと繋がる瞬間が気持ちよくて、最後まで楽しく読めた
    重たいタイトルとは裏腹にそこまでしんどい気持ちになることもない
    私は第二章が特に好きだった

    妊活、妊娠、子育て、家族との関係など、大人の女性だからこそ共感できるテーマがたくさん描かれていて、今の自分だからより楽しめた気がする

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    2026年05月30日
  • あなたはここにいなくとも

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    どの短編も大好き。

    「16歳で美しいのは自慢にはならない。でも60歳で美しければ、それは魂の美しさだ。」
    という言葉に最近出会って、まさに死に際にはその人の人生が写し出させると感じた。決して綺麗だけじゃない経験の中で、その人の考え方が確立されて、誰かに残していく。
    その出会いは本当に素敵なことだと思いました。

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    2026年05月30日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

      痛みを知った人間だけが与えられるものがある、失ったこそ得られるものがある、届かないからこそ届けられるものがある、ということを教えてくれる作品だった。私はノルウェーという小国で、父の祖国だというだけで日本と両親の過剰な愛情から自立したい一心で30代になった。孤独と闘い、それに伴う体の疾患や心の不安定さと闘いながら毎日を過ごしている。浮き切ったあと沈みかけていた時にこの作品に出会った。 この作品の表題である「52ヘルツのクジラ」について主人公のみさきが自己を投影した孤独な少年にこの鯨について説明した時、ノルウェーの春の匂い漂う孤独の夜を散歩しながら、僕のことだ、と確信した。そこでほろっと涙が出

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    2026年05月30日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    さすが本屋大賞!
    読みやすく、心に残る作品。
    52Hzのクジラの声をわたしも聞けるような
    大人になりたい。

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    2026年05月29日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    娘が貸してくれたので読みました。コンビニを舞台に可笑しくも温かみのあるストーリーで引き込まれました。個人的には、特に第3話のメランコリックないちごパフェのストーリーは秀逸で涙腺やられました。

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    2026年05月29日
  • 月とアマリリス

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    ネタバレ

    ものすごく良かった!悲しいんだけど、最後は前向きな気持ちになれる話で私は好きだった!
    最後の方のミチルが話したすみ、ノア、ミチルの3人で眠ったところら辺で号泣した。

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    2026年05月29日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    朱鷺くんの周りで起こるぎょらんにまつわるエピソードで進むお話。
    親友の残したぎょらんが元で引きこもりになった朱鷺くんが、周りの人や職場の葬儀屋さんでのぎょらんとの縁でだんだんと日常を取り戻していく。
    読んでいると胸が詰まる思いがこみ上げてきて、じわじわと涙が…。
    いつかは自分や周りの人の死に直面する日が来る。自分の大事な人を当たり前に大事にして生きていきたい。自分が死ぬ時には、愛のぎょらんを残してあげたいと思う。

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    2026年05月29日
  • 宙ごはん

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    感動。登場人物それぞれに共感。やっちゃんには何度泣かされたことか。やっちゃんが絡むシーンはほぼ全部泣いたかも。

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    2026年05月28日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回は3作。少なめだけれど、一作一作がとても濃い。

    テンダネスに集う人たちそれぞれの背景があって、それぞれの想いも悩みもあって、視点が変われば人の見え方も変わる、という当たり前だけど気付きにくいことを改めて気付かせてくれる。人の弱さとか過ちとか、自分では知りたくない部分に対しても、あたたかい眼差しを向けてくれるあたりが、町田そのこさんの作品だな、と思う。
    3作ともとても好きなのだが、個人的には美月ちゃんに救いがあってよかったな、と思う。美月ちゃんにとっては辛かったと思うけれど、自分の過ちに気付いて、受け入れてくれる人にも出会えて、きっとこのエピソードを経て、素敵な人になっていくんだろうな、と

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    2026年05月28日
  • 夜明けのはざま

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    「そのひとが正しいと思ってやっていることを私は私の感覚だけで否定したくない。
    誰かの意見に左右されたくない。
    そのひとと向き合って、話を聞いて、理解する努力をしたい。
    誰かの常識や言い訳で逃げたりしない。」
    本文279ページより

    主人公が葬儀屋で働く事を反対する婚約者に婚約者の姉が放った言葉。

    町田さんの作品にはいつも私を突き動かす神台詞が詰まっています。

    このお姉さんの言葉も私のなかで1.2を争う神台詞です!

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    2026年05月27日