町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレオーディブルで聴取。
ミステリーとしてはそこまで深くないけれども、ここ最近読んだ小説がことごとくエンディングに納得いかなかった(読者に委ねる系)から、これは最後の最後まで、犯人のこと、主人公のこれからのことまできっちり描ききっていて、わたし的にはパーフェクトだった。
そうね、ミステリーではなく、ある意味お仕事小説だったのかも。
それにしても彼女たちが精神的肉体的DVに絡めとられていくのがわかるというか、寂しさにつけこまれていくのが理解できてしまう。
子どもの問題ではなく、まずは親との関係性なんだろうな。
すみ、ノア、美散の三人で過ごしたほんの少しの幸せなひと時。みんなそれなりに一生懸命生 -
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町田そのこさんの本は2冊目。
今回もとにかく深く刺さり、毎話大号泣。
所々咽び泣きました。笑
いびつな家族を繋ぐ「ごはん」
「ごはん」は味や匂いと共に
しっかりと思い出として残りそこに花を添える。
私も友人といつも美味しいものを共有して
仲を深めて来たので、食事をするって大事なこと。
それを共有することで仲を深めることが出来るという
思いに激しく共感しました。
人は人と関わることで常に変化し、成長していく。
自分は他人に助けられて生きている。
また人は誰しも完璧でないからこそ
助け合って生きていく。
という至極当たり前な幸せに気付かせてくれる
優しさ溢れる作品です。
町田そのこさんの作品に -
Posted by ブクログ
大好きな町田そのこさんの短編集。
『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』のように、読み返すだろうなと思える1冊です。
「おつやのよる」
→大好きだった祖母が亡くなった。恋人はお通夜に出たいと言ってくれたけど、、、。
「ばばあのマーチ」
→会社でいじめとセクハラにあい、対人恐怖症になってしまい退職した香子。現在は工場でのアルバイトをしつつ心の傷が癒えるのを待っている。それでも大学時代からの恋人はアルバイトなんかしてても職歴にならないから、早く社会復帰しろと責めてくる。そんな中出会ったのは自宅の裏庭に食器を広げ音楽を奏でるばばぁ。。。
もうね、彼氏が典型的なモラ男でイライラしながら読みまし -
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深夜のコンビニで出会う、一番リアルな優しさ。町田そのこさんの『コンビニ兄弟』を読み終えた後、まるで深夜に温かいホットコーヒーを飲んだかのように、心がポカポカと温まりました。
物語の舞台は、九州・門司港にあるローカルコンビニ「テンダネス」。ここには世界を救うスーパーヒーローはいません。いるのは、無自覚にフェロモンを撒き散らして老若男女を魅了するイケメン店長・志波三彦と、個性豊かなごく普通の客たちだけ。ガラスのドアを押し開けてこの店に入る人々は皆、失恋の痛みや職場の疲労、未来への迷いなど、何かしらの重荷を背負っています。しかし、鍋から出したばかりのほかほかのおでんや、香りの良いコーヒー、あるいは -
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単行本からの再読。
カバー裏にスピンオフが隠されているのが素敵な仕掛け。
初読みの時にえげつないほど号泣したため、しばらくは再読を躊躇していたが、
もう一度あの感動を味わいたくて手に取った。
凄惨な子ども時代を過ごした貴瑚が出会った愛(いとし)。愛もまた虐待を受け、心に深い傷を負い、言葉を失っている。
誰にも届かない52ヘルツの声を発するクジラのように、寂しくて暗い孤独の中をもがいている描写には胸が張り裂けそうだった。
愛にとっての貴瑚。
貴瑚にとってのアイさん。
そして、貴瑚にとっての愛。
周りの温かい声に包まれながら、少しずつ少しずつ自分の存在価値を見つけていく姿には、 -
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ネタバレ不穏な終わり方をしていた上巻の更に上をいく漆黒シリアス展開であり、終盤までエスタの行方が知れず……というミステリー色が強めのストーリーだった。
ミステリーの観点から言うと、サブタイトル「神々の食前酒」の真実がエスタ誘拐に関わるものであり、終盤でようやく明らかになるエスタの決意が悲壮で涙なしには読めない。
個人的な推しである男装女子リルが最後まで活躍してくれて嬉しかった!
レルファンに対して抱く気持ちの変化が尊すぎる。
上巻では恋心として描かれていた気持ちが、下巻のエスタ救出作戦前ではかなり昇華されて「好いた人の幸せのために戦えるのが自分の幸せ」と思っている。その手前の市場に出かけるシーンで -
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九州のコンビニ「テンダネス」門司港こがね村店を舞台に、名物店長と店員、常連客たちの人生が交差していく連作短編集。
読み終えて最初に浮かんだのは、「近くにある安心」だった。
この作品に漂う温かさは、ネオンや投光器のような眩しい明るさではない。夜中の暗闇に、見慣れたコンビニの看板を見つけた時のような、「開いてて良かった」と肩の力が抜ける温かさだ。
人は、思いが伝わることよりも、伝わらないことの方が多い。だからこそ悩み、立ち止まり、時には挫折する。それでも、相手を思う気持ちが届いた時には、何ものにも代えがたい力が生まれる。
登場人物たちは、みんな少しおせっかいだ。でも、その踏み込み方が絶妙だ -
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ネタバレ大好きな町田そのこさんの新作
短編集で、全部素敵な話だった
星を掬うでも出てきたけど、かっこいいおばちゃん出てきがち笑
主人公と一緒に、その言葉に読者(わたし)は感銘を受けちゃいがち
どの話も良かったけど、「おつやのよる」の話が引き込まれたかも
彼氏とゆっくり休日を過ごそうとした途端に、おばあちゃんの死を知る主人公
おばあちゃんが繋げてくれた縁が素敵でした。
つくづく、町田そのこさんの作品に出てくる男はクズで、不倫しても平気でいる男ばっか……
でもその中で「おつやのよる」清陽の父のように、大好きな娘のためなら心を入れ替えて酒をやめたり、章吾のように実家にまで来て態度で愛を示してくれるかっこいい