町田そのこのレビュー一覧
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とてもよかったです
毒親が根源となって不幸の連鎖が世代を超えて繋がっていく
少年少女時代の中学時代の同級生の桐生隆之の存在に救われていく
世間で悪く言われようと、自分の信じた善悪でブレずに周囲を救っていく
桐生自身、あの時の山での幸恵の言葉に救われたのだろう
そして自分が裕福になってもその恩を忘れることなく過ごし、最後は自分の罪と向き合い、亡くなっていく
芯の通った素晴らしい人
そして、救われていく周囲の人々
そして、紅美子や居酒屋の後輩の母の様な人って多いのかな、と思う
色々なタイプの毒母が出てきたけど、正道の言葉で紅美子が毒母にならなくてよかった
最後、隆之、紅美子、正道、ゆう -
Posted by ブクログ
初めは「所詮は記念発刊の作品で、とりあえず有名どころの作家さんたちに書いてもらっただけの企画でしょう」と思っていた。
でも、装丁が素敵なので気づけば他の本と一緒に、もっと言えばついでに購入。
読み終えた今。
とりあえず色眼鏡で見ていた自分をぶん殴りに行くところから始めたいと思う。
そして、他の本とかどうでもいいからとっととレジに並ばせて、帰ってきたままに読書へ突入させる。
7名の作家による、めちゃくちゃ豪華な短編集だった。一つ一つの作品があまりにも魅力的で、7冊分の本を読み終えたくらいの満足感を得られる。
バラエティに富んだ作品ばかりなので、どの作品が響くのかは人それぞれだけれど、個人的に -
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「夏」をテーマに7人の新作短編集。
伊坂幸太郎、江國香織、宮部みゆき、
町田その子、米澤穂信、梨木香歩、恩田陸。
今4作読み終わったところ。全て読んでから
感想を書くべきです。書くべきなのですが
町田さんの「きっとあの日の光と同じ」
ステキすぎて、いまの気持ちで感想書きたい!
大したこと書けないけど、想い出として残したい。
町田さん、門司港のコンビニを使うあたり
サービス精神たっぷりねぇ、と油断してました。
徐々に夏らしさの瑞々しさが…。
花火で遊べる無邪気さが眩しい☆*:.。
線香花火の刹那さに胸が苦しい。
「夏」にはこんな青春ストーリーが丁度いい。
カフェで読んで失敗。。。
鼻の奥 -
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永遠だと思っていたものって多分たくさんある。なのに、びっくりするくらいにあっさりと、なくなっちゃってる。
実家の子供部屋で姉とずっと喧嘩をしていると思ってたし、大好きだったあの人とは死ぬまで一緒にいると思ってた。
実家を出て親がいない場所で過ごし、大好きだったあの人のことは大嫌いになって別れた。
永遠なんてどこにもなくて寂しくなる。だけど、永遠を突き出されると息苦しくなる。そんな矛盾が自分の中にずっとある。
同じ場所にいたくない、ここじゃないどこかに行きたい。だけど、変わるのは怖い。私を知らない人だらけの街で生きたい。だけど、ずっとそこで暮らすのは怖くて寂しい。そんな思いにぐちゃぐちゃになっ -
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短編集。最後のふたつはデビュー作とデビュー作近辺のものらしい。面白かった。町田その子はデビュー当時からうまいんだな。
第1話 省吾と付き合っている。彼の父母はすごく育ちのいい感じで、清陽は家族を紹介できないでいるところに祖母が死んだ。
第2話 香子は夜の18時から朝の3時までお菓子工場で働いている。恋人の浩明には早く転職しろと言われている。
第3話 恋人とリセットするように別れる。母から電話があり、藤江さんが死んだから葬式手伝って欲しいと。しかし帰宅してみたら、なんと藤江さんはどこの誰だかわからず、祖父の愛人だという。妹と藤江さんのおうちを探検に行く。このあたりの一人暮らしの老人は朝起き -
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夫婦、家族、思春期の少年少女の悩みときて、3巻目はモラトリアムな20代の悩みに焦点が当たる。
光莉の推しは自分らしさに、単身九州に引っ越してきた主婦はホームシックに、過去の恋愛を精算したばかりの「平凡な自分」に甘んじていた廣瀬くんは嵐のような突然の出会いに。そして今回出番が少なめのフェロ店長はいつもの親切が仇となっての悪霊に取り憑かれてしまった!?
SNSのTLを行き交うような軽妙な文体で描かれる悩みはごく身近に感じるものばかり。いくら思っていてもなかなかな言えないことをスパスパと切り込んでくれるところ、人の経験や人生からしか出てこない親身な寄り添いの答えをくれるところはAIには出来ない心の -
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ネタバレ①カメルーンの青い魚
りゅうちゃんは、ここで必死にヒレを動かして、生きてくれた。私の為に、苦しいのに一所懸命ヒレを動かしてた。りゅうちゃんが生きていく為にヒレを動かしたら、私が傷ついた。
りゅうちゃんがここでどれだけ生き苦しそうにしていても、傍にいて欲しかった。同じ水の中にいれば、私は幸せに泳いでいられたの。
メダカに例えた2人の関係性。お互い大好きで大切なのに、一緒にいると互いを苦しめてしまう。おそらく2人は種類の違うメダカ。終わり方が悲しく、でもそれが2人が選んだ生き方なのだと思った。啓太という存在がちょっとした仕掛けになっているのもポイント。
短いながら心に残る話だった。
②夜