町田そのこのレビュー一覧

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    あっという間に読了

    初めて町田さんの本を読みました。解説やレビューでも注目されているように書き出しの文が秀逸で目を引きます。ぐんぐんと読み進められてどの瞬間も面白かったです。まだまだ読みたいと思える作品でした。お気に入りです!

    #カッコいい #切ない #ドキドキハラハラ

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    2026年03月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    初めは題名から少しミステリアスな話なのかと思っていたが、ちゃんと一つ一つの話に繋がりがあって、登場人物それぞれに事情や思いがあって、でも必ず幸せになれると思える終わり方であり救われた。町田その子さんの言葉は本当に胸に優しく染み渡ってきて涙を誘う。
    どこに住んでいようと誰と生きていようと自分の人生を幸せに導くのは他人ではなく、己なのだと改めて気付かされた作品だった。そこに優しい人が寄り添ってくれればなお良い人生になるんだと思った。

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    2026年03月23日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    九州にあるご当地コンビニでの物語。
    5人兄妹のうちの3人は定番で登場しているが、最後の最後に長男の話が。
    次の話も早く読みたくなる…!
    ちなみに、今回の話は大きく分けて2つです。
    1つ目の、旦那と別れて新しい道を歩み出す女性の話。
    コンビニでスイーツやらお酒やら、ちょっぴりオトナな楽しみ方をしたくなっちゃう。

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    2026年03月22日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    ・虐待を題材にしたちょっと重めな話
    ・主税とアンさんのところ強烈な印象
    ・ジェンダー セクシャルマイノリティに触れてる
     →今っぽい感じが考えさせる
    ・きなこが愛を救うシーンがアンさんと重なってさらに良かった
    ・呼び方も52→愛に変化するのも良い

    タイトルでなぜクジラ?となったが
    読み終わって想いが届くととても嬉しいと感じた

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    2026年03月22日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    みんな頑張って生きてる。幸せになりたくて、期待して傷ついて傷つけて、必死で生きてる。登場人物の物語それぞれが苦しくて胸が張り裂けそうになったり、色々な形の愛に心が温まったり、こんなに自然に心が動かされる作品は初めてだった。

    大好きな作品がまたひとつ増えました。

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    2026年03月22日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    サチゑさんの「ひとというのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん」という言葉は胸に留めておきたい。自分がどれだけ沢山のものを貰っているか、自分は何を誰に与えられるか。貰っていること自体に罪悪感を抱く必要は無いし、必ずしもくれた人にそれを返す必要もなくて、どこかの誰かに自分ができることをすること。
    アンさんはキナコに、キナコは愛に、匠は美晴に。もちろん一つの矢印ではないけれど、この物語でも必ずしも2人の世界で閉じた両矢印ではないんだよなぁ。

    親子愛については、作中のほとんどの家族で当事者たちにはしんどい関係だった。お互いに愛したいし愛されたいのに。普通から逸れてほしくない、自

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    2026年03月22日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    人は誰でも、52ヘルツの声で鳴いていると思う。人に話せていないことや後ろめたい気持ちがあること、身体は仲間たちといるのに、心はひとりぼっちだったり…思ったことを口に出せなかったり、関わりたくないのに関わってしまう経験は誰にでもある。
    自分の中に線を引き続けて、いつのまにか線に囲まれて抜け出せなくなってしまったとき、救い出してくれた人たち。そんな人たちに救われてきたし、救いたいと思う。

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    2026年03月22日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    あなたの周りには応援したくなる
    “推しの人”はいますか??


    作中に登場するコンビニの店長は、
    まさに”推したくなる”魅力に溢れた人なんです!


    人を惹きつける魅力に加えて、
    仕事に対する姿勢も見習いたい部分が多く、
    楽しそうに仕事をしていて、
    一人一人のお客さんを大切に、
    コンビニを出た後のことを考えて接客しているんです。


    ここまで丁寧に仕事ができたら楽しいだろうなと、
    店長の仕事に対する姿勢を
    これからの過ごし方に取り入れていきたいです!!


    毎日を前向きに楽しく過ごすヒントは、
    “推しの存在”と”丁寧な振る舞い”にあるのかもしれません、、、

    読んでいて色んな人に会ってみたくな

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    2026年03月21日
  • 宙ごはん

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    こんなにも1冊の本に泣かされるとは…!!!

    宙の成長だけでなく、カノさんをはじめとした周りの大人たちの成長もうまく描かれていて、とても気持ちいい読後感だった!

    そして料理の描写✨️
    あたかも今自分の目の前にその料理が出てきて、熱々でよい香りをさせているような感覚にさせてくれるのは、本当に魔法のよう!!
    パンケーキもボロネーゼも炒飯も、それはそれはとても美味しそう!!

    最初幼い宙が出てきたので、ずっとそのまま進むのかと思ったら、章立てでどんどん大きくなっていくから、考え方や関係性が少しずつ変わる感じも面白かった!

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    2026年03月21日
  • 蛍たちの祈り

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    内容やテーマは重いが、とても読みやすく読後感も良い。隆之や正道の洞察力や懐の深さにたくさんの人が救われてよかった。

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    2026年03月20日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    恋愛短編小説
    私は「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」と「波間に浮かぶイエロー」がお気に入りです。
    前の章で出てきた人物が後の章で出てくることがあって、少しずつお話がつながっているのも素敵でした。

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    2026年03月20日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    めちゃくちゃいい。。。解説もショートストーリーも全部含めて愛に溢れている。泣ける。

    都会で凄惨な生活、修羅場を潜ってきた貴瑚(キナコ)は大分にある田舎に1人で引っ越してくる。
    そこで出会うムシと呼ばれる男の子との出会いから始まる愛の物語。
    52ヘルツのクジラというのは同じクジラの仲間にも聞こえない周波数で鳴くクジラのことで、その声は届かない。そんな境遇に重なるキナコと愛の話。

    キナコは愛と出会うまでに、本当に壮絶な人生を送ってきた。虐待、介護、呪いと言ってもいい生活を強いられていたところにアンさんが現れる。美晴(キナコの高校の同級生)の職場の同僚であったアンさんは、キナコの聞こえない悲鳴を

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    2026年03月19日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    52ヘルツの声を届ける側からその声を気づく側になったキナコに泣けた。私も52ヘルツの声に気づけるようなひとになりたい。

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    2026年03月18日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    愛情深いと思っていたママが束縛と感情の起伏の激しい女性であった、とか冷淡だと思っていたお母さんが宙のことを愛そうとしていたりとか、宙の同級生の子が、相手が思い通りの人でなかったらショックだと言っていたり、人にはいろんな面があるのにそのときの自分にとって都合のいいバイアスで相手を判断してしまうことに注意を促しているように感じた。

    家族なのに(家族だから?)みんな不器用で言葉が足らなくて、でもそれぞれに愛情だったりはあって、すごくリアルだなと感じた。

    ママとお母さんか登場するけどどちらの母親も何かがあって何かが足りない。普通のお母さんがよかった、というセリフが何度か登場する。母親になる人物も1

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    2026年03月18日
  • 蛍たちの祈り

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    町田そのこ作品そのもの。
    親に恵まれなかった中学生の男女二人が、蛍を前にお互いの秘密を胸にする。そこからすべての物語が始まる。
    各章でそれぞれの境遇に悩み苦しむ登場人物が、蛍の小さくわずかな光に導かれるように前に進もうとする。
    そして、最後に導かれた登場人物たちが繋がっていき、優しさとは、親とは、繋がりとは、家族とは何なのかと感じ心に優しい光が灯されるような作品。
    読むことが苦しくなる背景や描写も多いが、最後には必ず優しさでほっこり包み込んでくれる町田そのこ作品は安心して楽しめる作品だ。

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    2026年03月18日
  • 蛍たちの祈り

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    正道が神代に過去を吐露するラストシーンが、昔の幸恵と隆之に重なる。頁を捲る度に解けていく、登場人物のつらい過去。悲哀と愛情の均衡が巧い。『しあわせのかたち』の寛太に不意打ちを食らった。想定外の落涙。

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    2026年03月18日
  • 宙ごはん

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    主人公の宙を中心に家族の在り方をテーマに展開されるストーリー。

    自分とは全くちがう境遇の登場人物たちなのに、とても共感できるところが多く、引き込まれる。
    ・いかに私たちは他者に対して表面的な情報だけで偏った見方をしがちか
    ・謝罪や贖罪は自分が許されるための行為で相手にとっては暴力になりうる
    ・美味しいものは人の心を癒すことができる
    ・何歳になっても人は変われる
    そんなことが印象に残った。

    重い話題のパートもあるけれど、するすると読めてしまって章の終わりにはほっこりできる、なのに次の章に移ると状況が変わっていてびっくり…という展開で最後まで飽きることなく展開される。
    全章通して、皆の成長と変

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    2026年03月17日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    52ヘルツという他のクジラには聞こえない周波数でなくクジラのように、人は人には言えない苦しみを叫んでいる。この当たり前のように聞こえるがつい忘れてしまうことを思い出させてくれる作品だった。自分はこの登場人物達ほどの辛い過去は持っておらず、つまらない悩みしか持に合わせていないが、確かにどこかで人に頼りたい、けど言えない
    という時があった。そんな時、両親や友達などの周りの人は気づいてくれて聞いてくれた。私の52ヘルツの叫びに気づいてくれた。
    これまでの人生自分が52ヘルツの叫びを発したことはあれど、聞いたことはなかったなと思う。これから他人の52ヘルツの叫びに気づいてあげられるような大人になりたい

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    2026年03月17日
  • 宙ごはん

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    読みながら母親目線で宙ちゃんがこれ以上傷つかない様にと思いながら、あぁこれは昔の私だと思いながら読みました。
    母親に愛されたい、こういう事をしてほしい、こういう言葉をかけてほしいと思う主人公と最後にはしっかりと向き合おうとする母親。
    心から「良かったね。」という気持ちになりました。

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    2026年03月17日
  • あなたはここにいなくとも

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    おばあちゃんの生き方が学べる短編集。あとがきエッセイにもある様な粋なおばあちゃん達が登場する。
    ブラックなものもあったが、やはり
    先を生くひと
    が一番良かったかな。文面も軽妙で読みやすかったし、澪さんがとても魅力的だ。もちろん強さはあるがふと見せるかぼそさなど積み重ねたものを感じた。
    そして加代達を受け止めれる懐の深さ。こんな風に歳を重ねたい。と思うがいい歳になっても加代と同様にまだまだ憂いてばかりの自分。
    まだお迎えには早いけどその日を後悔なく迎える様になっていたいものだ。

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    2026年03月16日