町田そのこのレビュー一覧

  • ぎょらん(新潮文庫)

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    人は、亡くなる前にその人に対してこうしていればという思いが亡くなった後で後悔という形で出てくる。
    突然亡くなるということは往々にしてあるため、そのときそのときを後悔することのなく行動できるようにすることが自分にもできればいいなと感じた。

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    2025年12月09日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    普段ミステリーを好んで読むせいか、「答え」を求めがちである。しかし、町田作品には、決まった答えはない。読み進めていくと、そのキャラクターたちに引き込まれ、非常に優しい文体と相まって、心地よく話が展開し、気がつくと感動している。ハートフルな連ドラを見ている錯覚を覚える。続編がまたこんな気持ちにさせてくれのだろうか。

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    2025年12月09日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ヒコロヒーのラジオを聞いているみたいな気持ちになった。綺麗過ぎない人間性がささる。読んでいて、丁度いい温度感だった。52ヘルツ

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    2025年12月09日
  • 蛍たちの祈り

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    ネタバレ

    最初は短編かと思った。
    でも、短編のように主人公が一話ごとに変わるけれど、話は繋がっている長編のようなお話だった。
    親が殺人を犯していたり、親のせいで苦労をした子供達の話。特に、正道くんが良い青年に育っていて良かった。

    「子どもは、無条件に親を愛します。そういう風にできている。愛されなくても、傷つけられても、しあわせを奪われても、求めるようになっている。子どもには、拒否という選択肢はないんです」という正道の台詞が印象に残った。
    自分も親になり、子供はこんな自分でも、「ママ、ママ」と愛してくれるが、甘んじずにしっかりしないとなと思った。

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    2025年12月09日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    冒頭の、「スピババアがいなくなった」
    から始まるストーリー
    スピババアって何だろうと思ったが、
    このスピババア、後々重要になってくる。

    喧嘩別れをした親友が、突然高校を退学して
    山に施設を作った新興宗教、NI求会に家族で
    入会してしまう。親の意向で東京から「特別」に
    なるためにNI求会に来た初花とともに
    親友を取り戻すため、凜音はNI求会に立ち向かう。
    目を抉り出され殺されるという不審な事件、
    結構ホラーな描写だったが、その謂れは
    残酷で悲しいものだった。結局、初花は彩音姫に
    目を与える代償として、南半里町での記憶を失ってしまう。だが、律と彩音姫の強い絆のように凜音、美央、初花達もまた、強い

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    2025年12月09日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    不幸の家の住人を、時系列を遡って描いていく短編集。部屋の落書きや、お隣の荒木さんについても、少しずつ伏線が回収されていく、好きなパターン。
    不幸の家と言われながら、本人たちにとっては不幸ではない、町田その子さんらしい読後感の良い本。

    売る

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    2025年12月08日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズ物は、キャラクターへの理解度が単作物に比べるとかなり増すので、より一層世界観にのめり込めるというメリットがありますね。
    今作は、自分の居場所というのがテーマのひとつでもあって、相手の心の中に多かれ少なかれ自分の居場所というものはあるし、人によってもその深さや大きさも違う。
    それを理解した上で他人と付き合っていかなければ苦しい思いもするというのが、とても私には響きました。
    初恋の物語も、良かったなぁ。
    私はこの作品シリーズでは今作が一番好みでした。

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    2025年12月08日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    面白かった!結構辛辣な場面も多かったけど読みいってしまった。
    52ヘルツのクジラでも、集えば孤独じゃないね。ただ聴こうとしないだけで聴こえるのかも。

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    2025年12月08日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    願うことって、状況とその時の思いに大きく左右されている気がする。あいたい、と思ったら、素直に伝えるのが、1番いい。それができなかった自分の若い頃に思いを馳せた物語だった。

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    2025年12月08日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    音楽は年を経てもその人の心をすぐに立ち戻らせることができる。給食、お掃除、放課後の、あの音。
    そんなこともあったな、とノスタルジーに浸れるお話。

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    2025年12月08日
  • 月とアマリリス

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    手を伸ばしても、届かない何かがある。欲しいけれど、取ってはいけない。だから、あがく。足掻き方をはじめは知らないからこそ、苦しい。苦しみの果てにある、何かに触れることができた気がするお話。

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    2025年12月08日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    面白かった
    1作目に出てきた人物が
    色々なところで繋がっていて
    門司港付近のイメージがすごくはっきりと
    見える感じがした
    結果的には幸せになる話だが
    全てが丸く収まるような終わり方ではない為
    すごくリアルに感じた

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    2025年12月08日
  • 蛍たちの祈り

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     決して裏切らない作家がいる。私にとって町田そのこさんはその中の1人だ。

     第1章を読み始めてすぐ、これは裏切られたと思った。つまらない小説を読んでしまったと。でも、2章を読み終える頃には違う確信があった。これは面白い。

     とにかく隆之がカッコいい。小説を面白くさせる材料として欠かせないのはキャラクターだと思う。この物語にはクソみたいな登場人物がかなり出てきて、胸糞悪い思いもするが、全章に登場する隆之がとにかく魅力的だ。

     正道が隆之と出会えて良かった。最後は蛍が出てきてくれと強く願った。

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    2025年12月07日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズ5作目。
    今作はどんな内容だろうと手に取りました。

    1作目で主要人物だった中尾光莉がたくさん絡んでくるのが嬉しかった。
    そして、内容は店長の志波三彦の中学生の頃から今の年齢になるまでの話でした。
    家族が増えるたびに襲われる自分というものへの不安。そして、そんな時に偶然出会った年上の女子高校生への恋心。
    今作は、とってもとっても切ない物語で、少々うるっとしてしまいました。

    そして、自分探しをしていた樹恵琉が一歩前に進み旅立つ話も収められていました。
    途中からの登場人物だったけれど、しばらくは出てこないと思うと寂しいですね。

    三彦さんは5人兄弟だそうで、まだ、一彦と四彦は登場していな

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    2025年12月07日
  • 星を掬う

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    ネタバレ

    幼少期に捨てられ、確執のある母との再会の話。

    単なる再会ではなく若年性認知症を患い、徐々に過去を思い出せなくなる母に主人公の千鶴が自分が捨てられてから歩んだ人生が如何に不幸だったかを訴える姿が継続的に描かれて痛々しい。
    気持ちを汲み取れる一方で、親はどこまで子の将来の責任を負うのか、と漠然と考えていたら「不幸を親のせいにしてもいいのは、せいぜい未成年の間だけだ」とか十代で整理しておけと叱る登場人物が現れてすっきり。

    「家族や親って言葉を鎖にしちゃだめよ」という言葉がとても印象的。

    血縁は常にポジであって欲しい。

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    2025年12月07日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    面白かった
    九州の門司港にあるコンビニの話
    登場人物全員が優しさに溢れていて
    安心してページをめくれた
    続編もたくさん出ているから
    読んでみようと思う

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    2025年12月07日
  • 月とアマリリス

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    「ひとと対等に生き、ひとを信じて生きるというのは、うつくしくも醜く、強くも頼りない」

    町田そのこさんの作品としては、これまでで一番ミステリ色が強いが、トリックとか何とかではない、とにかくひとの心が、思いもかけない悪を、そして善を、ねじれあいながら悲劇を生み出してしまうミステリ。
    ひいいいい……!と心の中で叫びながら、止められない。

    探偵役で主役のみちるも、大きなトラウマを抱えた女性のはずなのに、彼女が軽薄に見えるほどの、事件を起こした側の、殊に乃愛に加えられた容赦ない傷といったら……

    あまりのインパクトに、感想を書きそびれてたので、今はもうこのくらいしか書けない。「52ヘルツのくじらたち

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    2025年12月07日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    もうシリーズ5まで来ました。さすがにシリーズ5まで来ると薄くなるかな?と思ったけど、全然楽しかった。今回は特にフェロモン店長の過去が描かれています。あの明るく優しい店長になったきっかけ、転機が素敵に描いたと思います。これまでの作品よりまたホッコリさせられました。マンガ化、ドラマ化が決まりましたが、そちらも楽しみです。

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    2025年12月07日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ネタバレ

    町田さんの新刊だ!と前情報何も知らずに読み始めてびっくり。そうかこれホラーだったのか。そして楽園の楽園って聞いたことあるな、何だっけと思ってはいたものの読み終えて参考文献見てびっくり笑。ケイ、お前だったのか状態(気づくの遅い)

    以下ネタバレ

    や、わたし楽園の楽園全くハマらなかったんだよな…伊坂作品の苦手な方で。でもそれをこの作品うまーく活かしてた。次はホラーじゃない町田さんの作品が読みたい、個人的にこれは別に面白かったけど、町田さんにホラー作品は期待してない。
    あ、ファンタジーは苦手なのでそれは多分読まない。

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    2025年12月06日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    本作も良かった!早いものでもう5作目ですが、飽きずに読めます。今回は、店長の過去が明かされてたり、アルパカッションくんの全貌が明かされたり(すごく可愛いですね)、働いてる子達の新たな物語があったり、感動もあり、たくさんの展開、要素があるので楽しんで読むことが出来ます。3話程の短編収録なのでサラッと読めるのも良いですね。いよいよコミック版も出るようですし、なんと実写化もされるようですね。すごいな。。。私個人的には、小説だけで十分想像膨らませながらで楽しめるとは思いますが、きっと漫画や実写もこの原作が忠実に再現されれば人気作品になっていく事でしょう。次回作も楽しみにしていたいと思います。

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    2025年12月06日