町田そのこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ忘れられない思いを受け止める場所がある。
『廣瀬太郎の憂鬱』
廣瀬は、自身の個性がないことに対して、悩んでいた。
そんな廣瀬に焦点を当てた本章が特に印象に残った。
個性のない人なんていない。
誰もが魅力のある人間であるということを教えてくれるお話でした!
本作は、前作の登場人物との繋がりがある。
(シリーズ1巻で脇役で登場していた廣瀬や美月が本作のメイン。)
そして、最後には、続きが気になるようなに仕組まれている。
ツギを傷つけた謎の人が登場して、本作は終わる。
彼女は一体何者なのか?
その内容は、3巻にて、明らかになるのか?
続きが早く読みたい気持ちにさせてくれる1冊。
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Posted by ブクログ
町田そのこさんの特徴か、家族の…特に母親からの愛が歪んでいる話が多い気がする。
そしてわたしは、そんな町田そのこさんの書く物語の大ファンなのだけど、これを読み終わったら少し疑ってしまった。
町田そのこさん、虐待されて生きてきたの?
そう思うようなお話だと思う。
親を恨む気持ちも、無垢な子どもが幸せでいてほしい気持ちも、「町田そのこさん、わたしの人生とわたしの気持ちを覗き見して書いたの?」というくらいわたしの気持ちとリンクしている。
ここまで繊細に書けるのって本当にすごい。
親も人間なのだから間違えることはある、けれど、だからといって子どもの人生を振り回していい理由にならない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ連作短編形式で、血の繋がった親子関係の重さと残酷さを真正面から描いた作品。
子供は親の全ての責任を負わされ、どんなに逃げたくても「親の子供」というだけで色眼鏡で見られてしまう。
その連鎖から抜け出すには、親を殺すしかないのか——と悩み苦しむ子供たちの姿が痛ましい。
救いのない環境からなんとか抜け出そうともがく姿と、「子供を欲しがるのは親のエゴなのか、本当に子供の幸せを考えた選択とは何か」という問いが胸に突き刺さる。
前半は特に辛く悲しい展開が続き、心を抉られるような読書体験だった。
親子関係の暗部を容赦なくえぐりながらも、子供たちの祈りのようなものが静かに光る一冊。
重いテーマだけれど、非常に