町田そのこのレビュー一覧

  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    様々な事件がひとつになっていく様は見事だった。物語はどんどん盛り上がり、一体どうなってしまうんだとずっと肝を冷やしていた。2人には幸せになってほしかったし、この終わり方がベストだとは思わない。けどそれ以上何があるのかとも思ってしまう。
    切なくて悲しくて恋しい話だった。

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    2026年06月17日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    「不幸の家」と呼ばれる家を舞台にした
    5家族の短編集

    ある程度はだれでも経験するような「不幸」だが
    当事者であればかなりの「不幸」を
    この家とともに過ごしていく

    出てくる子どもたちが少し大人びていて
    それがグッとくる…

    繋がりのある舞台や登場人物の短編集が
    個人的に好きなのだけれど
    この作品のように時間を遡っていくものは少ないように思え
    新鮮だった

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    2026年06月14日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    出てくる全ての登場人物が個性があって心が温まる。特にこの3巻で廣瀬太郎の普通の中に芯がある感じがとても好きになった。早く4巻読みたい

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    2026年06月14日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    テンダネスのバイト店員の中尾さんの推しである、アイドルの或るくんがまさかの常連客に。
    そして前巻の最後に登場した美女の神崎華がメインの第3話。傲慢な人かと思いきや、いろんな辛い過去を持った強い人でしたね。
    ツギさんもなかなかないい男です。他の志波兄弟も気になりますね。

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    2026年06月11日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    NHKの番組が好きで、手に取りました。
    町田さんの考え方や言葉の扱い方に学ぶことがたくさん。付箋を付ける手がとまらなかったです。
    また、番組の企画演出の方のメッセージも心に響きました。これからも楽しみにしています。

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    2026年06月10日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    忘れられない想いを受け止める場所がある

    満江がとてもかっこいい。こんなふうに歳を取りたいと思う。

    また、1巻のアンサーのように、美月の回
    何だか嫌だなぁと思いながらも読む
    梓と美月が寄り添うことはもうないんだろうな、むしろないほうが良いなと思ってしまった。

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    2026年06月07日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    何とまぁ、今の私にど真ん中に届いてしまった。燻って諦めて誤魔化して、でも忘れ去れない思いがある。夕焼けに染まりながら、流れるドヴォルザークと学校の教室。それぞれの忘れられない思い出と過去からずっと地続きで繋がっている「私」。
    短編小説だと思っていたら、実は全てが全部繋がっていました。
    折に触れて、読み返したい物語でした。

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    2026年06月07日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    本を読んだり、SNSに投稿するようになり
    自らの言葉について気をつけるようになったので、手に取った。
    わかりやすくまとめられていて学びになった。
    後半に載っていたエッセイが素敵で感動した。

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    2026年06月07日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

    久しぶりに本を読んで涙しました

    1巻の第三話『メランコリックないちごパフェ』からの2巻第三話『クイーンの失脚』を読んで、久しぶりに涙しました。重松清の『きみの友達』を読んだ時の感動?共感?に近い涙かなあ。『きみの友達』は娘に薦めたら最高の1冊になったと言っていたので、コンビニ兄弟もぜひ薦めて一緒にこの気持ちを分かち合いたいなあと思う父でした。このシリーズ、続きが気になります。

    #泣ける #感動する #共感する

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    2026年06月07日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟の4作目。順番に読んでいるが本作が1番好きかな、今のところ。少しの勇気で自分を変えることができる、環境を変えることができることが描かれている。ヒーローの話(特に後編)は個人的に何度も読み返したいくらい。ウクレレくん、ごはんが美味しく食べられるようになって本当に良かった!

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    2026年06月04日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    選ぶ本が、いつも、どうしても偏ってしまうので、書店で目にした“おしゃれなタイトルの本”を買ってみよう!と決め、内容も把握せずゲットしたのがこの本でした。
    結果は大満足!
    廃校が決まった小学校の最後の秋祭りに集う人々、それぞれの視点から語られる5編の物語は本当に心に染みました。一人一人に人生の物語があるんですね。今さらながらそれがわかりました。この本に出会えて良かったです。

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    2026年06月02日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前の2冊同様に、テンポよくすいすいと読み進め、あっという間に一冊読み切ってしまった。
    2のラストで不穏な空気を醸し出していた華さんも、やっぱりいろんな葛藤を抱えて、懸命に生きている魅力的な人だった。彼女にとって、廣瀬くんが新たな幸せになってくれるといいな。

    このシリーズに限らず、町田そのこさんの作品からは、人がそれぞれの背景を抱えながら、懸命にもがいて生きている姿が伝わってくる。
    みんな頑張ってるんだな
    似たような思いを持っているんだな
    もがいているのは自分だけじゃないんだな
    そんなことを感じ、そして、作中の人物がしっかり前を向いていく様子に背中を押される気がする。
    今回の作品からも、しっかりと背中を押してもらった。私も頑張ろう。

    店長の周辺が若干心配ではあるけれど、それも4で明かされるのだろうか。続きが楽しみだ。

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    2026年05月31日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    連作短編で少しずつ話が繋がっていく構成が好き。登場人物や出来事が別の話でふと繋がる瞬間が気持ちよくて、最後まで楽しく読めた
    重たいタイトルとは裏腹にそこまでしんどい気持ちになることもない
    私は第二章が特に好きだった

    妊活、妊娠、子育て、家族との関係など、大人の女性だからこそ共感できるテーマがたくさん描かれていて、今の自分だからより楽しめた気がする

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    2026年05月30日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回は3作。少なめだけれど、一作一作がとても濃い。

    テンダネスに集う人たちそれぞれの背景があって、それぞれの想いも悩みもあって、視点が変われば人の見え方も変わる、という当たり前だけど気付きにくいことを改めて気付かせてくれる。人の弱さとか過ちとか、自分では知りたくない部分に対しても、あたたかい眼差しを向けてくれるあたりが、町田そのこさんの作品だな、と思う。
    3作ともとても好きなのだが、個人的には美月ちゃんに救いがあってよかったな、と思う。美月ちゃんにとっては辛かったと思うけれど、自分の過ちに気付いて、受け入れてくれる人にも出会えて、きっとこのエピソードを経て、素敵な人になっていくんだろうな、と思えた。

    まだまだシリーズが続いているので、彼らのその後も何かしらの形で垣間見れるのかも、というところも楽しみにしている。

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    2026年05月28日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    今回は、『この優しい出会いは小さな幸せのはじまりだ』

    愛する夫と別れなければならなくなった女性、アルバイトの高木くんと友達の舞人との友情。高木くんも女性もある意味支配下に置かれ、洗脳に近い状況から、周りが支えてくれたことが穏やかな日常を送る日々につながっていく。小さな出会いが光を導いたかのようでした。

    特に高木くんと舞人の関係は読んでいて泣けてきました。ヒーローになりたい、ヒーローを目指す舞人に大切な人ができるといいな。

    そして志波兄弟が初登場。志波兄弟、オーラ強すぎる。
    前作はあまり登場のなかったミツやツギ、赤じいの姿もありよかった

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    2026年05月26日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ひとつの家の歴代の住人たちが出てくる5つの物語。
    どんどん過去に遡っていくんだけど、ひとつ前に読んだ物語に出てきた主人公がチラッと出てきたりして楽しめた!こういう少しずつ繋がっていくストーリー大好き。
    どのお話も冒頭から続きが気になって惹きつけられたな。様々な暗い過去に囚われていたり、今現在の問題に悩みながらも乗り越えていく主人公たちに勇気を貰った!特に家族間の問題を乗り越えていく2話目、離婚した夫に勇敢に立ち向かっていく紫そしてそれを懸命に支える友人の叶枝が出てくる3話目が好き〜3話目はちょっとほろっと泣けてきた。

    町田そのこさんの他の短編集もこれから読んでいきたいな。
    最近読書が大分スローペースになってしまったけど、やっぱり本を読むってとってもいい!!

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    2026年05月24日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ

    よい読後感でした。
    荒木さんもきっと幸せになったんだろうなと思えました。
    割とクソ男が多いし、焼きそば頭女も変わらず住み続けているのでしょうが、それでもこの家に住んだ人たちは各々の「しあわせの家」を持てたんだろう、と思えるくらい、綺麗にまとまっており納得感もありました。
    エンディングも気分が良い終わり方です。

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    2026年05月24日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ファンタジーだーいすき!そして大好きな町田その子さん!好き×好き!でもやっぱり、人間リアルに書くのがうますぎて、そこはファンタジーのご都合主義で何とかしようよ...そんなリアリティなくてもいいよ。切ないよ、となった。ただ構想10年と言ってただけあって、町田さんの中では完璧にあの世界が完成されていて書くまでもないことがたくさんあったんだろうなと感じた。もうちょっと補完されてもいい部分がたくさんあったから、スピンオフを永遠に続けて欲しい。悲しかったなー

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    2026年05月24日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ある一軒の家に入れ替わり住む住人たちの物語。
    春の日差しの中で読む+この本=幸福
    ぜひこれから読む方には晴れたぽかぽか陽気の日読むことをオススメしたい。すごく心満たされる一冊だった。

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    2026年05月23日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回のヒーローのお話が本当に涙なしでは読めなかった。。。外で読んだのをちょっと後悔。
    熱い、いい話だった。

    それにしても3に引き続き幽霊の小ネタ、ここまで引っ張るとは!そして一彦兄さん!!
    まだまだ楽しみ。

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    2026年05月17日