町田そのこのレビュー一覧

  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    下巻を読みたい!と思わされるような上巻でした。
    一度読むのを休止してしまいカタカナの地名や人を忘れて読み直しましたが良かった。
    攣記とは恋物語のことなのか!と思えるくらいには恋愛要素もあり読みやすいファンタジーだと思います!
    途中冒頭の登場人物紹介に出てこない人がいたりして多少の混乱はありました。

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    2026年04月12日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    あなたを愛した罰でしょうか――。かつて神に嫁した王妃の伝説が残り、繁栄を極める王国ハヤディール。類稀なる「力」を宿す巫女エスタと騎士団長レルファンは、許されぬと知りながら惹かれ合っていた。しかし、エスタが新たに神に嫁す神妃に選ばれたことから、互いに身を引いた。迎えた神妃祭の最中、エスタは何者かに攫われてしまう。一方王宮では、第一王女が毒殺され・・・。

    異国を舞台にしたファンタジー、めっちゃ面白い!過去と現在が交互に書かれていて、少しずつ進んでいくストーリー自体もわくわくするしまだ肝心の答えが出ていないので早く下巻を読みたい。レルファン視点での出会い・逢瀬が描かれていて、わりと楽観的なのに対し

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    2026年04月12日
  • 星を掬う

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     誰かのせいにして自分を省みず思考を停止させる。不幸に浸るのって自作自演というか自傷行為みたいなものだよな、と。一種のドラッグみたいな。その時は満たされるけど、ふと現実に戻った時に何も変われてない現状にどんどん苦しさが増していって、また不幸に浸っていたくなる。不幸に依存してる。対症療法でしかないから、同じ苦しみを繰り返す。時間が経てば薄れていく不幸を、自らしがみつくように掻き集める。惨めな姿を晒していることに気がつけない。
     他責思考が染み付いていると、自分の意思がわからなくなる。それすらも他人のせいにして負のループ。でも気持ちはわかってしまう。不幸をなかったことにはされたくないよね。でも慰め

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    2026年04月10日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    町田そのこさんのハートウォーミングストーリーですね。
    『テンダネス門司港こがね村店』シリーズの三冊目です。
     シリーズも三冊目になると、キャラクターがほぼ面白い動きを始めるが、まさに町田そのこさんの力量は凄さを増してきています。
     ミツ、ツギ、樹恵琉の兄二人妹の兄妹たちがそれぞれに持ち味を出している。
     今回は、店のアルバイト店員の廣瀬太郎が、騒動に巻き込まれて、大活躍するのが、ユーモラスで辛辣な物言いと、ミツの人の良さに感化されたのか、ついついトラブラーの誘いに乗ってしまう。
     前作で出てきた、魔性の女神崎に太郎は翻弄される。男性アイドルグループの一員が、なぜかミツに惹かれて店に出入りするな

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    2026年04月10日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    エピローグで全てがつながった時、暖房の効いた室内にいたのに思わず身震いをした。もちろんいい意味で。
    素敵なお話を貸してくれた先輩に感謝。

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    2026年04月09日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    主観、客観が入れ替わる事で一つの景色の見え方が違って面白い。人間は自己中心的で感情が豊かな生き物だなと感じ入ってしまったよ。

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    2026年04月08日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    個人的には、母校の名前が登場したのでとても嬉しい。現実的には、下関市立大学の下宿生が門司港でバイトをすることは少なそうではあるが、友人が短気でめかりパーキングエリアで働いていたのでないこともない。
    あとは、一巻で登場した美月をここで持ってくるとは。しかも立場がまったく変わってしまった状態で。人間というのは一寸先は闇だけど、闇の中で拾う光もあるというところだろうか。

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    2026年04月08日
  • わたしの知る花

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    安珠という女の子の物語と思いきや、おじいさんのお話だった。人生の中の重要なタイミングについて考えさせられた。

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    上巻の冒頭でのあのシーンに、ここが繋がるのか!と感嘆した。血みどろの王位継承権を奪い合う争いや葬り去られた歴史、それらにより深まる謎と徐々に明かされる真実。人の儚いながらも真っ直ぐな想いを沢山感じた。
    後日談もあったらいいな

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    2026年04月05日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    王宮ファンタジー×ミステリー×恋物語。登場人物一人一人の個性がとても魅力的で話が進むたびに深まる謎とも相まり、一気に読んでしまった。
    ファンタジー要素は軽めでミステリー寄り。キャラが多く、覚えるのに苦労したけど世界観が好きです。

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    2026年04月05日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    来春に閉校が決まっている、田舎の小学校の秋祭りが舞台の5つの物語。小学校時代に現場を目撃してしまった類、類の夫の悟志と浮気の末、中絶した過去を持つ千紗、夫が自分を「女」としてみない事に苦しむ佳代子、離婚した母の元で暮らす事になる小学生の麦とシングルマザーの三好…そして帰っては来なかったけど、群先生。町田さん独特の目線で「女性」を描いた作品。

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    2026年04月05日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    シリーズ3作目もとても良かった!!!!
    今回の3話めに2作目のエピローグの続きがあって、ツギの過去にも触れられていたけれど、華もツギもそれぞれの立場で、過去に苦しい葛藤があったんだなと思った…。
    華も「悪女」って思われてしまうような話の始まりではあったけれど、決してそんなことはない…華にこそ幸せになってほしいな!
    そして!華に対しての思いに気づいた太郎のその後がめちゃめちゃ気になる♪笑
    続きのシリーズで、続きを読むことができたら嬉しいなぁー。そしてやっぱり私はこの作品に関しては太郎推しだなぁーと思いながら読んでいる♪

    樹恵琉にも友達ができ、視野が広がりそうだし、光莉の推しがお店に普通に来店す

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    2026年04月04日
  • 宙ごはん

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    ネタバレ

    最初の方は、宙が全然こどもらしくなくて、こんなに子供の時からこどもらしい振る舞いができない環境で育ったら、後からめちゃ荒れるに違いない、なんて思っていたんですけど。これはファンタジーだな、なんて。後から廻の、本に関する考えが出てきたときに、それそれ、その感じわたしもこの本に待ってる!と思いました。でも、最後の最後まで宙はいい子でした。これだけなら「ふーん」で終わる話なんだけど、数々のエピソードに胸がふみつぶされそうになり、最後の方は声が漏れるほど泣きました。謝罪は時に自分のためのものになってしまう、なんと重い言葉なんだろう。覚えておかないといけないなと思いました。
    あとテッタが普通にサラッと浮

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    2026年04月04日
  • わたしの知る花

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    街に突然現れた謎の絵描きおじいさん。安珠は彼が気になって仕方がない。…安珠と幼馴染の奏斗が、そのおじいさん平さんと知り合い、彼の人となりを知って行く中で、2人も成長して行く、という話。平さんの波瀾万丈の人生が紐解かれるうちに、もしかして、と思っていたら、悦子さんの話で、なるほどの結果に。時系列がバラバラになっているので、多少の混乱はあったが、見事に回収され、長く哀しい愛の物語だったと理解した。最後に2人が約束の日に再び会えていたらと思ったが、悦子さんはそれをも乗り越えた。悦子さんのカッコ良さに脱帽。

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    2026年04月03日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    それぞれが少し考えを変えて成長するだけでなく、自分の考え方などを肯定できるようになるような展開も多くて良かった。

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    2026年04月03日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    葬儀社を取り巻く、人々の生きざま、死にざま。ある章では端役だった人が次の章では主役になったりと、あざやかにつながりながら、ぎょらんについても考察されてゆく。朱鷺の言葉「ひとは負い目があると悲しい記憶や辛い記憶、罪の意識なんかを思い出します。でも、幸福だった記憶を思い出してください。楽しく笑いあったこととか、くだらないことで盛り上がったこと」。私自身も両親を亡くし、「もっとああすれば、こうすれば…」との思いは尽きないが、医療・介護・葬祭に関わるいろんな方に「いい看取りやったね」「いいお式やったね」と声をかけてもらい、どれだけ励まされたことか。人々とのこういったつながりや、死者?生者?の心の内が昇

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    2026年04月02日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    登場人物全員のキャラが立っていて読んでいて楽しい
    一つのコンビニを通して、みんなが繋がって前向きに生きて行くところが好き

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    2026年04月01日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    今年初の町田 そのこ作品
    4月からテレビドラマも始まるので、その前までに読み終わりたくて、手に取りました❗️

    幼少期なら性別を問わず誰もが一度はヒーローへの憧れを抱いたことはあるのではないでしょうか⁉️

    もしもそんなヒーローへの憧れを、青年になっても持ち続けている人がいたら、貴方は引きますか⁉️

    本書を読んで感じたことは、過去は変えられないけれども、未来は変えられるということ。秋吉 舞人、結構イイ奴でした❗️
    好きな話しは、『第三話 後編 ぼくたちの友情と、ヒーロー』です。

    それにしても、志波兄弟恐るべし❗️

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    2026年04月01日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    短編3作だけど、主人公はバツイチほやほやの百合とヒーローになりたかった舞人の2人。いやあ、高木君含めてみんなええわ。頑張れって小説の中の人物に声掛けてしますわ ^_^

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    2026年03月31日
  • あなたはここにいなくとも

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    おばあちゃんから受け取る大切な物語

    『おつやのよる』
    大切な恋人には見せたくない下品な家族が、祖母の通夜で集う。

    『はばあのマーチ』
    廃墟の老婆が掻き鳴らす音の正体は?

    『入道雲が生まれるころ』
    人間関係を断ち切る衝動にかられるリセット症候群の私は、葬儀で他人と判明した親戚の女性も全てを捨てながら生きて来たことを知る。

    『くろい穴』
    不倫相手は妻のために栗の渋皮煮を作って欲しいと懇願する。時間と手間のかかる渋皮煮を。祖母の教えてくれた大切な渋皮煮を。

    『先を生くひと』
    高校生になって好きだと自覚した幼馴染は、死神ババアの恋人だと噂されていて、真相を確かめるべく屋敷に突撃したわたしが見

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    2026年03月31日