町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

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    ネタバレ

    【目次】
    一章 ひまわりを花束にして
    二章 クロッカスの女
    三章 不器用なクレマチス
    四章 木槿は甘い
    五章 ひまわりを、君に
    エピローグ

    コロナ禍がそろそろあけようかという時期。
    いつも画板を下げてうろついている老人・平が気に掛かる女子高生・安珠。誰とも関わりを持ちたがらない平だが、気にせずに話しかけてくる安珠の相談に応える一面もある。自宅で急逝した彼が遺した夥しい物語と、向日葵のブローチを見た安珠は、彼について調べ始める。

    物語は、安珠と平の出会いから始まり、過去に遡る。訪問介護事業所で、平のかつての恋人を担当していた女性の遺した日記、平の古い知人男性の話、平が住んでいたアパートの家主

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    2026年03月28日
  • わたしの知る花

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    老若男女いろんな人の人生が少しずつ絡み合って、最後まで読むと壮大な恋愛小説になりました。
    辛いことがいっぱいあったけど、希望が持てるラストで良かった!

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    2026年03月28日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    1巻から続く人間模様が面白かった。また泣いた。自分の尊厳を自分で守るって大事だけど難しいよな〜。
    最後のツギのくだりはどうなのかな。吉と出るか凶と出るか。3巻で失速しないでほしい

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    2026年03月25日
  • 星を掬う

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    前作の52ヘルツのクジラから続けて読みました。
    個人的には前作よりも好みでした。

    前作の琴美視点で書いてみたのが今作らしいですが、今回の作品も、世間から弾かれた人・自分の価値をゼロにしてしまってる人を掬うような内容で良かったです。結末や構成は普通ですが、そこに至るまでの感情の出し方などが上手くてとても読みやすかった。


    被害者だけでなく加害者の背景や心情も重要であることに気付かされました。また、辛いことに自分が被害者であっても、そこから自立しなければいけないのは自分であることも痛感させられました。

    被害者に対して多くの人は慰めや可哀想な目を向けますが、それこそその人を傷つける行為になるか

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    2026年03月25日
  • 宙ごはん

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    宙、花野、風海、マリ-、鉄太、鉄太の姉と家族関係の問題を抱えている登場人物が次々と登場し、気持ちが沈みそうになった。しかし、作品の中には入り込み易く、短時間で読んでしまった。人は誰かに見守られる事で変わっていけるという展開は予想通りだった。

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    2026年03月25日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    みんな色々抱えて生きてるんだなーって思いました。
    人には人の産みの苦しみがあって地獄がある。
    人が居るから傷つくし苦しいけど、人が居るからその傷が癒える。笑顔になる。生きててよかったと思う。
    こんな残酷な現実でありながら、救済でもあるような矛盾を、みんな抱えてる。
    淡々と日々を過ごしながら、産みの苦しみと対峙しながら、みんな生きてる。
    そんな当たり前のことが、すごく身につまされる表現でありながら、それでいて美しく心に入って来る感覚がしました。
    名前はなくとも、登場人物それぞれが社会や今生きている環境に対して生きづらさを持っていて、それと向き合う中で、人に傷つき癒されながら、そのモヤモヤと連れ歩

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    2026年03月23日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    新たに訪れてくる人たちだけでなく、コンビニの人たちも少しずつ変わっていくのが、それぞれの話に更に深みを与えていて面白かった。

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    2026年03月23日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    序章
    攫(さら)われた巫女(みこ)/託された思い/神殿書庫の男/二人の王妃

    物語の世界に慣れた後は登場人物に慣れて
    物語に入り込む
    時々登場人物一覧に助けてもらいながら

    騎士団や騎兵隊の方々
    巫女や王族も大勢
    皆さん個性的で楽しい
    真犯人は見つかっていないけど
    きっとレルファンとハインツが何とかしてくれる
    と思う

    さぁ 下巻を読もう!!

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    2026年03月22日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    レルファンとエスタとの禁断の愛、誘拐事件、さらには殺人事件まで絡み、王宮の謎が明かされようとしてどのような結末が待っているのか、解決しているのか下巻が気になる。

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    2026年03月21日
  • あなたはここにいなくとも

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    ★4.5レベルで良かったです!
    やっぱり町田そのこさんの描く人間臭さが大好きすぎる( ꒦ິ⌓꒦ີ)
    短編集になっているのですが、恐らくこの短編集たちのテーマは「死」「人生」じゃないかな、と勝手に思っています。
    帰ってくる場所や人があるっていいなぁ…と、思いつつ、前回読んだ「わたしの知る花」とも話が被るところがあって、ちょっと興奮しました。
    町田そのこさんの話を読んでいると、人の温かさっていいなぁ、と思います。特にお年寄りの話を書かれるのが本当に上手いな、と感じます。

    はぁ…いい余韻が残る…
    リセット症候群の彼女がどうなったかだけが気になってたまりません笑

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    2026年03月20日
  • わたしの知る花

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    同じ状況になったわけじゃないのに、なんか分かる気がしてしまう二人の関係。周りが言葉少なく見守ってる感じが良い。もう会えなくてもどこかで元気にしてると思えば自分も生きていけるよね。

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    2026年03月20日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    全編を通して痛々しくて、彼らがどうぞ幸せでいられますように、と意味がないことだとわかっていながら願わずにいられなかった。これがデビュー作なんですね。初期から読ませる作家さんだったんだな。町田さんの作品は全て記憶に残る。

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    2026年03月20日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    このシリーズだけは、登場人物すべての人が悲しい思いをせず幸せになってほしい
    せっかく物語なんだから
    これだけはそうであり続けてほしい

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    2026年03月19日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    廃校になる小学校で行われたお祭りを舞台に、5人の参加者の物語。

    2話目の40代で綺麗、仕事もバリバリしてる女性の話と、4話目の旦那さんとセックスレスの女性の義母の話がとても良かった。

    自分を大切に、自分を大好きな自分になれるように、私自身も過ごしていこう。
    町田さんの本は、合う・合わないがあるけど、今回はとても良かった!

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    2026年03月19日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    ネタバレ

    「どんな事情があっても、黙って逃げちゃだめなんだよ。そうしてしまえば、逃げた側が絶対的に悪くなる。相手に言い訳の理由を与えて、被害者の顔をさせてしまう。彼らは自分がしたことを反省しなくて、むしろ、逃げたやつが悪いって恨む。群ちゃんの苦しみや哀しみは、伝えるべきひとたちにきちんと伝わらなくなってしまったんだよ。そんなの、もったいないよ」

    「でもさ、それよりももっと……一番大事なのは、死ぬほど苦しんだ自分を、自分自身がリセットしてしまうなよってこと。自分のお墓に、誰かにとって都合のいい言葉を彫られてしまうようなもんなんだよ。そんなのだめでしょ。だから自分だけは、自分のために最後まで足掻くべきだ。

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    2026年03月23日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこさんの本って急にブワァって涙が出てきて止まらなくて文字が見えなくなる。波間に浮かぶイエローは本当に良かった。人生に迷ってて苦しい人も読んでほしい。

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    2026年03月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    「うつくしが丘」という海を眺める丘にある築24年の3階建一軒家を主な舞台に、かつてそこに住んだ様々な事情を抱えた人たちの姿が、時間を遡る形式で明かされていく。

    『不幸の家』と呼ばれることを知った1章の主人公・美穂理は、夫である譲と美容室を開業したばかりで、その縁起の悪さに深く失望する。
    しかし、長年『不幸の家』の隣家に住み、全章を通して登場する信子によってその噂は否定される。

    『不幸』を捉え直して新たな解釈を生み出すことが、具体的にどのような形になるのかが、2章〜5章において語られる。

    2章から5章にかけても様々な家族の事情を抱えた人々が登場するわけであるが、彼らに共通するのは、本音を打

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    2026年03月18日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    あまりにも内容が良すぎて、もう少しページ数を長くして欲しかったです。ラストはそうきたのか、と。レルファンがひとりの従者を連れて国を出るのですが、名前をあえて出さずに描かれている所も良かったです。スピンオフ作品とか続きがあったら読みたいです。

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    2026年03月17日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    身分差のある恋愛、そしてファンタジーとミステリーが加わっている。ものすごくピュアな恋をする2人にこれから待ち受けるものは何だろう、と先が気になりました。

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    2026年03月17日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこさんの小説を連続で読んでみました。時折現れる、おしゃれでセンスのある一文にハッとさせられました。幻想的な雰囲気とひりつくような現実が妙にマッチしていて、映画をみているようでした。

    5編の短編集ですが、短編同士の繋がりや構成がとても上手くて、物語にぶつ切りな感じがなく、読みやすかったです。『溺れるスイミー』が好きでした。少し気持ちがわかってしまうからこそ、この終わり方で安心しました。

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    2026年03月16日