町田そのこのレビュー一覧

  • 元カレの名前なんて忘れた

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    全部の話が面白くてひとつひとつ丁寧に読んだ。元彼って過去の恋愛ってそれぞれだけど嫌な思いでもそうでなくても自分を成長させてくれたなと今なら思う

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    2026年09月24日
  • 月とアマリリス

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    女性が酷い目にあう描写がほんとにきつかった…。その中でも人の優しさ、強さが描写されるから涙腺に来るのなんの……。

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    2026年09月24日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    それぞれの章で、主人公が変わり、その登場人物達が上手く絡んでいるし、同じ場面をそれぞれの人の立場で描いてあり、上手いなあと感動するような展開だった
    さすが町田さんだなと思った

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    2026年09月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    シルバーウィーク1冊目
    郊外の一軒家の住民の物語
    幸せかどうかは他人が決めるものではないのを思い出させられた。

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    2026年09月23日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    短編で読んでみると、涙する場面が多々あります。
    表現は詩的な書かれかたが多く、情景がはっきりと解りますね
    中でも、生活圏を「水槽」と比喩し自分達は魚(作中の人物)の様に外へ出る事で生きていけるのか...
    と、町田さんの作風は、私たちが生きづらい日常をありありと感じさせられました。

    ただ、悲壮感は、ありますが、最後は人生が続く様に終わっていくのも読者に想像の余白があり私は、好きでした
    また、読み返した時には、今と同じ感情を持つのか、また違った感じ方をするのか楽しみな1冊でした。

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    2026年09月23日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    亡くなった人が最後に残す「ぎょらん」という赤い珠をめぐって、人の死や後悔、残された人たちの想いを描いた作品です。
    死をテーマにしているけど怖さよりも「もっと伝えておけばよかった」という後悔や人との繋がりの大切さが強く感じられます。
    それぞれの物語が切なく、読んでいるうちに「自分なら最後に何を残すだろう」と考えさせられました。

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    2026年09月23日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    短編小説ですが少しずつ繋がっていて、5話とも意外な展開があり、どんどん引き込まれていきました。切なくて心が痛くなる話なのにどこか心が温かくなる不思議な感覚。
    タイトルがチョコレートグラミー?なんだかすてきだし美味しそう?と思ったら、チョコレートグラミーは熱帯魚でした。

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    2026年09月23日
  • わたしの知る花

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    町田さんのお話しにはかならずキラっとした忘れたくない一節がある。

    “タイミングってのが、ある”
    “無二の親友になれるタイミング、過去の友人になるタイミング。大事な思い出を共有しあえる存在になるタイミングに、もちろん、きっぱり決別するしかないタイミングもある”
    “心を分かち合える人生の伴侶になるタイミングも、あるだろうな。ひとってのは、どれだけ相手を求め合っていても、考え合っていても、タイミングひとつでズレてしまう生き物なんだよ”

    テレビドラマを見ているようなボタンのかけ違いと重なり合い、そんなことあるー?って思いながらもグッときてしまう町田節全開な一冊でした。それにしてもすれ違いが口惜しい。

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    2026年09月22日
  • 夜明けのはざま

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    葬儀社芥子実庵を舞台にそこで働く葬祭ディレクター、花屋さん、遺族など5編の短編を通して人の心の機微が描かれていく
    さすが町田先生な作品でした

    自分の幸せを願うより相手の幸せを願う
    など、生き方を見つめ直すきっかけも与えてくれる
    登場する男性は、共感しにくい人が何人かいたかな

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    2026年09月22日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    誰かを好きになる気持ちはその人自身も楽しく幸せな気持ちにさせる。その想いが叶う叶わないに限らず、好きという気持ちを持っていることが素敵だなと思わせてくれる。

    店長のモテぶりは相変わらずで、ツギも赤じいもテンダネスのまわりにいる人たちはみんな優しくて、温かくて。傷ついた心を優しさで前を向かせてくれる。
    こんな人たちに囲まれて過ごしたいなと思ってしまう。

    志摩ちゃんのお母さんの言葉もとても素敵で、こんなことが言える大人になりたいなと思ったな。
    続きも楽しみ。

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    2026年09月22日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    まず「コンビニ兄弟」というタイトルが印象的で、どんな話なのかと興味が出ました。ちょっと笑えて、心暖かく、そして仕事や学校を頑張る人の背中を押してくれるような良い物語でした。

    現在5巻まで出ているそうなので、さっそく残りの巻も購入して読みたいと思います。

    また、最近新潮社から刊行された「プレゼント」に町田そのこさんの短編が載っており、テンダネス門司港こがね村店がちょっと出てきます!

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    2026年09月21日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    初めての町田そのこさん作品。
    どの話にも誰かの死がすぐそばにあり、物理的にも精神的にも「人生の片づけ」について考えさせられた。

    個性的なおばあちゃんがほとんどの話に登場するのが印象的で、その他の脇役にも魅力的なキャラクターがたくさんいた。

    私は何かと捨てられない性分なので、人間関係リセット症候群の主人公の妹・芽衣子にとても共感してしまった。

    作品としては、「くろい穴」と「先を生くひと」が特に好きだった。

    「くろい穴」は、主人公の心の動きやどす黒い感情が、栗の渋皮煮を作るという行為を通して表現されていて、小説だからこその面白さを感じた。人には言えないような感情や、意図せず取り返しのつかないことになってしまったときの罪悪感など、人間の心の嫌な部分まで生々しく描かれていて、とても印象に残った。

    一方、「先を生くひと」は、まるで映画を観ているようで、その光景が目の前に浮かんでくるようだった。「もし会いたい人に会えるなら、今からサハラ砂漠にだって行くし、オーロラを探しにだって行く」というような台詞がとても切なく、心に残った。

    町田そのこさんの他の作品も読みたくなった。

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    2026年09月21日
  • 蛍たちの祈り

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    私は「子どもは未来」という言葉に惹かれながら、自分のことしか考えられない小さな人間なんだと思います。また、こうしてコメントすること自体が、自分の贖罪を果たそうとしているのだということも分かっています。ただ、自分にできることは、本当に一生懸命に自分の人生を生きることなんだと思いました。

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    2026年09月21日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    町田その子さんのファンタジー
    初めて読みました。
    連休という事もあり、一気読みです。
    今アニメで流行りの王宮騎士と神殿巫女の話

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    2026年09月24日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    最後の章がとてもよかった。大丈夫。何も憂うことはない。傷つくことを恐れてたらればになるんじゃなくて、後悔しないように行動したいと思った。

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    2026年09月20日
  • 夜明けのはざま

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    読み終えて スッとするのは 久し振りです。
    死とともに 話はあるのですが……
    どの章も 心に残るいいお話でした。

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    2026年09月19日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    町田そのこさんのデビュー作を含む連作短篇集。
    やっぱり文章が美しいです。
    文章が写真や絵のように頭に浮かんできた。
    5つの作品のうち、最初の2編は母視点と息子視点の話で、残りの3編は意外なところで繋がりがある。
    切なかったり辛い場面もあるけど、みんな精一杯生きているんだなあと感じることができ、自分も含め、みんな頑張っているという元気や勇気をもらった。

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    2026年09月17日
  • コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    こんなコンビニに行ってみたい。
    コンビニに来るお客さんそれぞれのストーリーが温かくて、微笑ましかった。

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    2026年09月17日
  • 星を掬う

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    町田その子さん著「星を掬う」
    2022年本屋大賞ノミネート作品。

    最初に書いてしまうのだが著者の作品として考えれば「52ヘルツ」や「蛍たちの祈り」が本当に素晴らしかった。
    比べてしまえば今作品は少しだけ満足感には欠けてしまう印象をもった。

    本作品は幼くして離れ離れになってしまった母娘の物語。
    母は祖母からモラハラに似た心理的虐待、娘は旦那からのDV。
    その被害模様が訥々と描かれていく。
    思うことは多々あったが、感想としてはどれも何か確信が持てたり肯定否定ができないものばかりで自分の中では宙ぶらりんといった感覚だけが残った。

    著者が女性だから被害をうけている女性達を飾らずに描けているのだろう。結構な描きようだった。
    共に身近な人に虐待を受けた親子。縛られていたものからの逃避という意味では二人は似ていたのかもしれないと感じる。
    自分自身と向き合えば向き合うほど内に入ってきてしまう。聖子がさざめきハウスで血の繋がらない彩子、恵真と暮らしていたのも互いの距離感が絶妙だったからなのだろう。

    さざめきハウス、聖子にとっては義娘達、千鶴にとって義姉と義妹のような存在になる二人の女性がとても大きな存在感を放っており、この二人がいてこそこの親子は新たに一緒に暮らしていけたのは間違いない。千鶴が増え、彩子の娘も転がり込み、微妙な関係性での共同生活も距離感という面では絶妙で、家族以上と感じられるものも多々あった。
    仮に他の三人がいなくて聖子と千鶴の二人だけだったらこうはならない。
    かなりのキーパーソン達。

    文中に度々出てくる「自分の人生」という言葉。
    これってある意味では「美学」なのだがある意味では「影」にもなりうるなと感じさせられる。
    何かを隠した「美学」の裏には本音の曖昧さが見え隠れしているように感じる。
    本当は聖子も同居している娘達と暮らしていきたい、でも足手まといになり彼女たちの人生の重荷になってはいけないし、なりたくない…
    それを「自分の人生」という言葉に集約させているのであろう。

    「自分の人生」…
    単純な言葉だが意味合いは複雑。
    自分では今後使わない言葉になりそうだ。

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    2026年09月17日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この作品では、「ぎょらん」が必ずしも残された人を救ってくれるわけではないところも良かった。亡くなった人の最期の思いを知りたいと願っても、それによって余計に苦しみ続ける人もいる。逆に、ぎょらんをきっかけに、それまで向き合えなかった死を受け入れたり、亡くなった人との思い出やその人が自分に残してくれたものを捉え直したりする人もいる。

    大切な人が亡くなったとき、「最後に何を思っていたのか」「自分のことをどう思っていたのか」を知りたくなる気持ちはすごく自然だと思う。でも『ぎょらん』を読んでいると、本当に大切なのは最期の一瞬の言葉だけではなく、その人が生きている間に自分にくれた言葉や、一緒に過ごした時間そのものなのかもしれないと思った。

    人は亡くなってしまっても、その人からもらった言葉や考え方は残された人の中に残り、その人のその後の人生を支えることがある。そして今度は、その人が別の誰かに何かを残していく。『ぎょらん』は死を扱った物語だけれど、読み終わってみると、「人が誰かの中に残り続けること」や「残された人がもう一度生きていくこと」を描いた話だったように思う。

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    2026年09月17日