町田そのこのレビュー一覧

  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    町田そのこさんの作品だから読んでみたら、若干ホラー。ホラーは苦手、むしろ嫌い。しまったなーーーと思いつつ、でも途中でやめるのも嫌なので読み続けたら、いい感じの友情もので、終わり方が爽やかで、面白かった。
    宗教にハマる気持ちがわからないのだが、自分で考えるよりも与えられたことをこなし続けることに安心するというエピソードに、なるほどと少し納得。狭い場所に閉じ込められて色々剥奪されてもそこで生活し続けるナゾが少し解けたような。
    ホラー要素や殺されちゃった子たちは可哀想ではあったけど、やっぱり町田さんの作品は読後感がよくて好き。

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    2026年08月09日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    家族から虐待を受けてきた女性・貴瑚が、声を上げられずに苦しむ少年と出会い、孤独を抱えた者同士が少しずつ心を通わせていく物語。

    誰にも届かない声を抱えている人は、周囲から気づかれないまま、深い孤独のなかで助けを求めていることがある。

    相手の痛みを完全に理解することはできなくても、その声を聴こうとし、手を差し伸べることが、孤独から誰かを救うきっかけになる。

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    2026年10月20日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    ファンタジー、恋愛、ミステリーといろんなジャンルてんこ盛りなのに、全然とっ散らかっていないどころかきれいにまとまってる!
    面白くて続きが気になるうえに読みやすいので一気に読み終わりました。
    私はファンタジーが好きなので読み始めたけれど、各ジャンル好きな人が楽しめる作品だと思う。

    上巻は謎がいくつも残って少しずつ少しずつ真相に迫っていくところで終わったので、下巻で全部回収できるの?という若干の不安と大きな期待で読むのが楽しみです。

    町田そのこさんといえば生きづらさ、孤独感、家族間の問題などをテーマにされている印象が強く、個人的にはあまり興味のあるジャンルではないため今作が初読みでしたが、大人気の作者さんである理由がこの作品だけで理解できました。

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    2026年05月04日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにした短編集。年齢のせいか、成人と結婚の話は微笑ましかった。
    祭りには儚さを、葬式には哀しさを覚える。
    人生の節目がぎゅっと凝縮された物語を読むと、自分の来し方を振り返って身が引き締まる。
    今、出会えてよかった。

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    2025年12月16日
  • コンビニ兄弟5―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    本作も良かった!早いものでもう5作目ですが、飽きずに読めます。今回は、店長の過去が明かされてたり、アルパカッションくんの全貌が明かされたり(すごく可愛いですね)、働いてる子達の新たな物語があったり、感動もあり、たくさんの展開や要素があるので楽しんで読むことが出来ます。3話程の短編収録なのでサラッと読めるのも良いです。いよいよコミック版も出るようですし、なんと実写化もされるようですね、すごい!私個人的には、小説だけで十分想像膨らませながらで楽しめるとは思いますが、きっと漫画や実写もこの原作が忠実に再現されれば人気作品になっていく事でしょう。次回作も楽しみにしていたいと思います。

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    2026年07月07日
  • 月とアマリリス

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    月はどこに

    「52ヘルツのクジラたち」もそうでしたが、人の痛みの輪郭をくっきりと見せて、そこに寄り添って進む物語に今回も引きごまれました。

    読みながら幼い頃の楽しかっこと、罪悪感…色々と思いだしました。

    間違ってもやり直せる。
    心から願うことで誰かと繋がることができる。
    そんな勇気をもらいました。

    #ドロドロ #切ない #泣ける

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    2025年08月30日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    「もうすぐ十八歳/飛鳥井千砂」
    「ありふれた特別/寺地はるな」
    「二人という旅/雪舟えま」
    「漂泊の道/嶋津輝」
    「祀りの生きもの/高山羽根子」
    「六年目の弔い/町田そのこ」
    冠婚葬祭をテーマにした6話収録の短編集。

    文庫オリジナル&書下ろしが嬉しい。
    著名な作家さん勢揃いで粒ぞろいの作品ばかり。

    お気に入りは寺地はるなさん。
    まんまとミスリードされ、感情が上へ下へと揺さぶられたが読後感は最高。

    嶋津輝さんの作品も味わい深い。

    町田そのこさん、やはり一筋縄では行かない。
    良い話で終わるかと思いきやラストで突き付けられる真相に愕然。

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    2025年06月14日
  • 月とアマリリス

    購入済み

    一気に読めました

    どう話が繋がっていくのか、続きが気になって1日で読んでしまいました。
    面白かったです!
    どんどん謎がとけてきて、内容重いですが、あっそういうことなんだ!と爽快感もありました。

    #ドキドキハラハラ #怖い

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    2025年05月15日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー。幸せなお話が多いかと思いきや、じとっとした暗さを孕んだお話が多い。お気に入りは、死んだ夫の娘が訪ねてくるお話、町田そのこ「六年目の弔い」。

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    2025年05月08日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    しんどすぎる。。。でも

    主人公の虐待シーンや、どん底に堕ちていくが読んでいて本当に辛く、「そっちはだめだー!」と叫び出しそうになってしまった。胸が圧迫されて息ができない、そんな感じに似ている。
    救いの手は差し伸べられているのに、沼の深くまではまっている人はその手に捕まることを躊躇する、振り払う。その手に捕まること、幸せになることは簡単なのに、その権利がないのではと思ってしまう。読んでいてとても辛かった。
    でも不幸な呪縛から段階的に解放されていく主人公に、読後いつのまにか自分も不幸から解放されていたことに気づいた。

    #癒やされる #泣ける #ドロドロ

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    2025年03月22日
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版

    購入済み

    あなたがここにいなくても

    オムニバスの1部分しか読んでいないけど、流れるような文章にドンドン読み進めてしまいました❗️人の持つ汚い部分も描きつつ、一方で温かく優しい感情も溢れていて、ジワジワと心に染み込んでいくような、お話しでした。

    #ほのぼの #泣ける

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    2025年03月16日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    久々に全部好きな話が詰まったアンソロジーだった。

    何よりインパクトがあったのはラストの町田その子さんの「六年目の弔い」。最後にとんでもない爆弾をぶっ込んできたな…。
    設定の時点で結構突っ込んだ内容になりそうだったけど、その中で珠美と志乃がいい関係性になれてほっこり終わるのかと思ったら最後に胸がざわつく展開に。

    冠婚葬祭の中で、一番無難そうで難しいテーマの「婚」がSFだったのも面白かった。普段SF読まない人間でも読みやすくて好きな話だった。雪舟えまさん、他の作品も読んでみたいな。

    寺地はるなさんも安定して好みの作品。40代の幼馴染たちがバタバタする話って微笑ましい。

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    2025年03月01日
  • 星を掬う

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    幼い頃に自分を捨てて出奔した母親と大人になって再会し一緒に暮らすことになった女性の物語。

    母親に見捨てられ、父も祖母も亡くなった後は、結婚した男の暴力と金の無心に離婚した後もずっと囚われている千鶴。
    彼女だけでなく、意外な形で再会した彼女の母・聖子も、同じ屋根の下で手を差し伸べてくれる恵真も家事を完璧にこなす彩子も、それぞれ心に傷を抱えているお話は重くて辛い。
    加えて、千鶴の元夫や元同僚、彩子の元夫など男どものクズっぷりにも、彩子の娘・美保の心を開くまでの我儘ぶりにも読むのが苦しい。
    が、それにもかかわらず、章が進むとともにドンドンぶち込まれてくる彼女らの事情にグイグイと読まされてしまった。

    『私の人生は、最後まで私が支配するの』という母・聖子の生き方が潔い。
    良くも悪くも家族や親という言葉にとらわれがちになるだけに、考えさせられるところがあった。

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    2026年09月06日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    嶋津輝「漂泊の道」
    葬式の時にしか会わない遠い親戚との話。自分の母親の兄の奥さんの妹の娘、遠すぎてものすごく考えた…その親戚、カナさんと4回顔を合わせ、その後、父親の後妻になっていた、そんな複雑でもあり得そうな話。何度登場してもカナさんはステキで、自分に対してもハッキリ物申す人で憧れていたのに、いつか違う感情を抱くようになっていた。薄く長いスパンの付き合いの親戚ならではの動きのあるストーリーだと思った。

    町田そのこ「六年目の弔い」
    哀しみを共有してくれる人がいて必要と思えば手を差し出し触れ合える、それがありがたかった
    というところ、が身にしみる。
    亡くなった人は、思い出の中でしか生きられない、ひとりだと自分一人の胸に収めないといけない、そして万一自分が思い出せなくなったら、と辛いから。夫は家に住み始めた直後にカタクリを植えていた。開花まで8年ほどかかる、そして志乃の誕生花。ここでラストがよかったな。

    アンソロジーは初読みの作家さんに出会えるチャンス!

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    2024年11月06日
  • わたしの知る花

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    町田さんの紡ぐ文章はいつだって心に染み渡る。人と人との分かり合えなさ、心のままに生きれなかった時間、取り戻せない過去、消せない思い。読んでいる自分もいろいろな思いが溢れて、じんわりとした。人が生きることの意味、人が生きて残るものが何かという問いの答えがここにはあって、まっすぐに自分らしく、思いのままに生きていきたいと素直に思った。

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    2026年09月29日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地さんの作品を、何作か読んでいますが、初めて爆笑しながら読んだ。ほんとに寺地さんのだよね こんな面もあるんだーと、楽しくなりました。それから、勝手に騙されてしまった。ネタバレしちゃうので、詳しくは書きませんけど。

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    2024年09月28日
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版

    匿名

    購入済み

    おばあちゃん…

    まだ生きている祖母に、何ができるだろうと考えました。

    お別れは突然やってくるかもしれないし、どうしたっで後悔は残るかもしれないけれど、今は会える時間を大切にしようと思います。


    町田そのこさんの作品は2冊目なんですが、登場人物が等身大で、町ですれ違ってそうだなと思うほど親近感を感じます。

    だからこそ、一緒に苦しくなったり恥ずかしくなったりするけど、最後はあたたかい気持ちになれて楽しかったです!

    #感動する #切ない #スカッとする

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    2024年09月09日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたオムニバス。冠が成人式を、祭が先祖の霊をまつる祭事を指すとは分かってなかった。
    飛鳥井千砂、寺地はるな、雪舟えま、嶋津輝、畠山羽根子、町田そのこのうち3人は初読み。飛鳥井千砂と町田そのこの作品が良かった。

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    2024年08月12日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地はるなさんと町田そのこさんの短編が読みたくて。
    お二人の短編は安定の面白さ。特に町田そのこさんのお話は号泣。登場人物の二人と一緒に、ゆっくり時間をかけながらいろんな感情を落とし込んで読み終えた感じ。ラストは切な過ぎる。

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    2024年07月03日
  • 夜明けのはざま

    匿名

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    葬儀屋さんの仕事のより深いところまで知る事ができました。想像以上に大変な仕事なんだとわかりました。

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    2024年04月27日