町田そのこのレビュー一覧

  • ぎょらん(新潮文庫)

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    初めましての作家さん。

    死者が遺す赤い珠。
    噛み潰すと死者の最期の思いや願いが流れ込んでくると
    言われる都市伝説のような存在。

    朱鷺(とき)は、親友の死に際し、「ぎょらん=魚卵」を発見。
    口に含み、かみ潰し、流れ込んできた思いに激しく打ちのめされ、
    人が変わったようになり、10年もの間、ひきこもった。

    そんな朱鷺が、葬儀社に勤め、様々な死者と遺族の絆や
    未練に触れ、自身の抱える過去やトラウマと向き合い
    歩き出す姿を描いた連作。

    これは、電車で読むには、注意が必要です。
    泣いたから・・・涙腺がゆるみ鼻水が花粉症と合体してダダ洩れ。
    通勤ラッシュ時には、マスクはしていても恥ずかしいです。

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    2026年04月26日
  • 星を掬う

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    んー、痛々しい場面が多かった

    内容としてはそこまでかな
    それぞれの登場人物に感情移入ができなかった

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    2026年04月25日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    サクサク読める。
    上巻なので進展が気になる形で終わった。
    続きを読みたいと思える作品。
    ただ、他の方の感想を見てると著者の方がこういった作品を書くのは初?のようで、著者繋がりで読んだ方では評価割れている?ようですね。
    ライトノベルくらいの感覚で読むにはちょうど良いです。

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    2026年04月25日
  • 星を掬う

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    短編はどれも傑作揃いなのに、長編に関してはこの作品もそこまで乗れなかった。

    千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には
    かつて自分を捨てた母の聖子がいた。
    他の同居人は家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の母と呼び慕う恵真。
    普通の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は
    上手くいきかけたものの聖子の病で終わりを告げる。
    傷つけながらも求め合う母娘の再生物語。

    52ヘルツのクジラたち同様、まぁとにかく重い。
    千鶴の詰んでいるとしか言いようがない生活、
    そして逃げ込んだ先で再会した母が患う若年性認知症、
    恵真の抱える過去の傷、突如として現れる彩子の娘など
    多岐に渡る詰んでいる

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    2026年04月24日
  • 宙ごはん

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    ちょっと期待外れでした、、

    比較的評価が高く、私自身グルメ小説も好きなので期待していたのですが
    「食」にまつわるストーリーというよりは、さまざまな毒親ストーリー??
    そういえば「52ヘルツのクジラたち」もこんな感じだったな。。

    個々のストーリーは面白いけど(例えば主人公の産みの母、育ての母の生い立ち、同級生の生い立ち)あまりに複雑な環境の人たちが交わりすぎて、、それも不自然なくらいに交わりすぎて、、途中から話に入り込めなかった。

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    2026年04月23日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    「おたがいを永遠に愛したいという、それほどまでに強い願いが、人の短い一生に一瞬でも存在したことの証明という意味らしい。結婚という契約は」
    「奇跡だもんね、そんなの」(165頁)

     SFということもあり、賛否両論あるようですがやっぱり雪舟えま大好きだ……となりました。
     まず、「二人という旅」という題名がいい。旅だよね。異性ではない、ましてや人間同士でもない(⁉︎)シガとナガノが、喜びや悲しみ、苦しみを共有しながら、同じ方向を目指して生きていく……、二人が隣同士で座るところは特に印象的なシーンで、ドキドキしながら読みました

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    2026年04月22日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    NHKで放送中の「わたしの日々が、言葉になるまで」のスピンオフ作品。

    町田そのこさんが、柔らかい語り口で言語化のコツを教えてくれる。

    私は子どもの頃から読むのも書くのも話すのも大好き。
    でも、思いや考えを言葉にするのは苦手で、言葉選びを誤って後悔したことも多い。

    そんな私と同じように、町田さんも悩んできたと知り、思わずほっとした。

    本作は57の悩みにQ&A形式で答えるスタイル。
    読みながら「わかる、そうなんだよね」と何度もうなずいてしまう。

    どのエピソードもためになるが、私はとくに語彙を増やし語彙力を高めたいと思った。

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    2026年04月19日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    言葉にならないことってあるよなと思ったのが、この本を手に取ったきっかけ。
    言葉を紡いでいくことで、自分の気持ちとの折り合いをつけたり、相手との心の距離をはかったりする。
    すべて100パーセント伝えることはできなくても、伝えたいと思う気持ちで言葉を探すその過程に意味があるのだという言葉に救われた。

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    2026年04月16日
  • わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ

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    町田そのこさんと「言語化」についておしゃべりしよう!がコンセプトらしい

    望むところだ!
    リトルリーグ出身者の言うところの「ばっちこい!」だ
    「ばっちこい!」とは守備者がバッターに向かって「俺んところに打ってこいや!アウトにしたるわ!」という意味の掛け声だが、実際にはなるべく飛んで来ないで欲しいと思っている
    というか願っている
    いや、いいねん
    今「ばっちこい!」の説明いらんねん

    さて言語化である

    ぶっちゃけ言う
    さすがプロのましてや売れっ子の作家さんである
    「めんどくさいことしてるな〜」
    園田まちこさんめんどくさいことしてるな〜(最低の間違え方)

    なので、よし!ちょっとやってみよう!とは

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    2026年04月14日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    上巻は恋愛要素もありつつ読みやすかった一方、
    後半はミステリーだしなんとなく後味悪い感じもあり、、という感じ。
    最後のたたみかけるように犯人がわかる部分はよかった。

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    2026年04月12日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    攫われた神妃を探す一方起こる王族毒殺、その騒動がどこにどう着地するのか全ての行方が気になる下巻。このミステリ加減も好きでこのどうしようもなさもこちらの焦燥感を煽る。けど作者が町田そのこさんやもんね、ファンタジーもそりゃ町田要素満載よね、という現実味まで襲ってくる。そして戀記やもんね、そこを今まで落とし込みもせず読んでた、そうか戀記や。

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    2026年04月12日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    今回は恋愛ネタ多め。
    推し活、新婚、姉の元カレ等⋯。
    神崎華結構好きなキャラクターです。
    ドナーの問題は知り合いにも居るので共感しました。
    適合したら先ずはドナー本人のみに知らせて、どうするか決める仕組みにして欲しい。
    提供拒否の場合は適合しなかったって事に出来ないのかなと。
    提供する方も大変なのに、拒否したら冷たいとか人間じゃないとか言われて何かモヤモヤしてたので神崎華の仕返しは何か分かる。

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    2026年04月12日
  • コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店 1巻

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    2026.4.28〜NHK夜ドラマ、キャスト、大げさすぎる、金かけ過ぎ、あきれ
    漫画
    本屋大賞作家による大人気お仕事小説、待望のコミカライズ! 九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。その名物店「門司港こがね村店」で働くパート店員・光莉の日々の楽しみは、老若男女を意図せず籠絡してしまう、魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察することだった……! 「心」を温めてくれるコンビニに、あなたも行ってみませんか?

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    2026年04月30日
  • わたしの知る花

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    おばあちゃんの話かと思ったら平さんの話だった。いや2人の話かもしれない。確かに人生にはタイミングはある。それを逃すかどうかで未来も変わるのだろう。

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    2026年04月07日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    高校生の女の子、詩乃は学校をサボっていった先に祖母の姿を見つける。最近の祖母はおしゃれをしてみたりと、いつもと違う様子だった。その秘密とは。

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    2026年04月07日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    一気に読み終えた。

    そうか、このオチのために、
    上巻はエスタとの幸せなエピソードが挟み込まれていたのか、あまりに切なくて悲しい。
    お話としてとても綺麗なのはわかってる、わかってるけど、それでもどうしてもハッピーエンドにしてほしかった。大人向けのファンタジーはいつもこうだ。ご都合主義じゃないけない理由がなにかあるのか?大人向けだから?

    リルだけが望むものを手に入れたよね。
    リルが良い子なのはわかるけど、そこはやっぱりエスタとの幸せな未来を見たかった。

    上巻はきっちりミステリーだったけど、下巻に入ってからは割とがっつりファンタジーで、「神々の食前酒」が物語に登場してから、そういうことだろうな

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    2026年04月06日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ネタバレ

    各章ごとに今まで同じ家に住んできた人たちの住んでいた背景、引っ越した理由が描かれています。

    どんな人たちも色んな思いをか抱え今を生きていて、何が幸せなのか?自分はどうなりたいのか?人生って自分歩んでいくものだから、自分を大事にしなきゃ!と思わせてくれました。

    最初の章から読み進めるにつれて、その前に住んでいた人はどんな人だったのか、少し謎解き要素もあっておもしろかったです。

    町田そのこさんを感じる優しさで溢れる小説でした。

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    2026年04月01日
  • 宙ごはん

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    小学校に入学するタイミングで
    実の母親と暮らし始めた「宙(そら)」

    なにひとつ母親らしくないカノさんとの生活を
    支えたのは、心のこもった食事を作ってくれる人たちの存在だった。

    少女がどんどん冷静にしっかり育っていく半面、
    大人たちのふがいなさ、その内面、抱えているもの。

    ラストはこの作者らしくほっとする展開でした。

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    2026年03月31日
  • 夜明けのはざま

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    他人を変えることはできない。自分と全く同じ考え・価値観を持つ人はおそらく存在しない。人生を共にするならば、互いに寄り添い合うことが大事。いくら良い思い出があろうと、自分の大切なものを理解してもらえなかったら、その人とずっと過ごしていくのはしんどい。

    似た価値観を持っていて、一緒にいて居心地いい人と出会えることは奇跡である。そういった人との関係を大切にしていきたい。

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    2026年03月28日
  • 星を掬う

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    ☑︎ "謝るのって、許すことを強要してるんですよ"
    ☑︎"察してとか、分かってとか、そういう曖昧なのってだめだよね"
    ☑︎ "私の人生は最後まで私のものであり、私の意志によって始末をするのです。あなたたちの感傷で振り回していいものではないのです"
    ☑︎ 誰かを理解できると考えるのは傲慢で、寄り添うことはときに乱暴となる。
    ☑︎"家族や親って言葉を鎖にしちゃだめよ"

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    2026年03月28日