町田そのこのレビュー一覧

  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    攫われた恋人を救い出そうとする主人公の苦難、王宮に渦巻く陰謀と亡国の血塗られた歴史、そしてようやく辿り着いた真実の先に…
    愛しの巫女ちゃんをやっと助け出したと思ったら、、、こういう悲恋物を書きたかったのかね。。さんざん夢物語を詰め込んだのだから、いっそ最後までバカみたいにハッピーエンドにしたら良かったのに。。
    実はエスタと姉妹で王女だった設定のリルちゃんは、ひたすらピュアな良い子だったし、人の善悪も単純でわかりやすい。ファンタジーとしては重厚さに欠けるけど、なんだかんだ文句言いつつそれなりに面白く読み終えました。 来年あたりアニメ化しそう。

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    2026年03月11日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    〈神妃に選ばれし巫女と騎士団長様の禁断の恋〉金髪美男美女のラブロマンス・ファンタジーという、設定だけでもう胃もたれしてしまう予感プンプンで読み始めた。町田そのこさんが「大好きな設定を詰め合わせた」とのことで、実際少女マンガでさんざん擦られてきた要素がてんこ盛りされている。
    カバーイラストも然り、これが普通のラノベとして売られてたら絶対に手を出さないだろうな、、やはり本屋大賞作家になったから出版できたんだろうな、と。
    しかし、王道ながらも物語展開としては面白く、さすがに読ませる筆力で。

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    2026年03月11日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    作者初のファンタジー。
    個人的に10年かけて「趣味として」書き溜めてきたものだという。

    レルファンや騎士団が誘拐されたエスタを探す中、宮廷で発生した連続毒殺事件。

    捜査を進めるうちに明らかになるエスタとレルファンの従者リルの壮絶な過去と滅亡したカストナ王国の悲劇。

    邪悪で冷酷な黒幕の正体。

    カストナ王族の特異な性質はファンタジーなら許されるか?

    どこまでも健気なリルに感情移入してしまい、書名の「戀」はむしろ彼女のものかと思ったが、読み終えてみれば圧倒的にレルファンとエスタの悲恋だった。

    作者の趣味が漏れ出る最後の一節には好き嫌いが分かれそう。

    レルファンが時折見せるくだけ過ぎの口

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    2026年03月11日
  • ハヤディール戀記(上) 攫われた神妃

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    町田そのこの恋愛?ファンタジー。

    ハヤディールの国家騎士団団長レルファンと神殿の巫女エスタの禁断の恋。

    驚異の回復力と毒への耐性ゆえに神妃に選ばれたエスタは儀式の前に神殿から連れ去られ、同僚の巫女2人は斬殺される。

    エスタの行方を探るレルファンたち。

    コーネス国王の2人の王妃ルイーダとシャーリーン(とそれぞれの王子)の確執は王国に暗い影を落とす。

    ルイーダの王子出産間もない折も折、ルイーダの王女ジーナが王宮内で毒殺される。

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    2026年03月10日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    隣の芝生は青い。
    狭い町で、それぞれが悩みを抱えているんだなーと言う話。
    出てくる男性が漏れなく良くない。
    胸糞とスカッとするところの割合が9:1くらいなので、読んでて気持ちいのいいものではなかった。

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    2026年03月03日
  • 夜明けのはざま

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    短編ではあるけれど繋がっていてひとつひとつ色々考えさせられる重いものもあるものの、全体は温かみも感じられてよかった。

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    2026年03月01日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    一巻よりも圧倒的に物語の数が少なく、早く読めるものの、一巻よりもより良い!

    自分の生き方を、考える人々のお話。で、
    自分の傲慢さや、優しさとは何か、について、自省させられる。うぅ。
    人のためってどう言うことなんか、ちゃんと考えなさいよ。と、戒められます。

    =========
    こんなにも、あっさり、心境を変えたりするものなのか。しかし、そういうものなのかもしれない。誰かの優しい目、何気なくも心配りのある一言、そういうものが背中を押してくれる。その柔らかな力で人が変わる。
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    「でも、正しさの影に苦しんでいる人、傷ついている人がいるなら、正しさを主張しなくていいこともあるんと思

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    2026年02月28日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    シリーズ2作目は、フェロ店長のミツの出番は少なめで、ツギや樹恵琉が程よく登場。

    軽くて楽しい読書をしたくなった時にピッタリなテンダネスシリーズ。今回も程よく感動し、心温かくなるストーリー。

    最近の女子高生は空気を読むことに長けているから、まるでイジメになるような言葉を直接投げることはないのかな…と思っているのだけれど、どうなんだろう。
    陰口とか嫌味の方がありそうな気がするのだけれど、ガチンコでイジメられてる登場人物達にちょっと驚いてしまった…

    こんな世界に生きてるだけで、子ども達って凄いなぁ。

    私もこんな辛い思いをしたら、テンダネスこがね村店に癒されに行ってしまうかも。  

    門司港駅

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    2026年02月27日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    人口の少ない村の小学校が廃校になるため、最後のお祭りを村人総出で開催している。その1日を何人かの目線で書かれている、連作短編集。

    村から出たことのない主婦、東京でバツイチの男性と同居している看護師、セックスレスの悩みを持つ管理栄養士、お父さんと離婚したお母さんが迎えに来る6年生の女の子、それぞれの心理描写が丁寧で面白かった。

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    2026年02月25日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    私自身は田舎を出てしまったけど、田舎特有の閉塞感は想像できるので、息苦しくなりながら読んだ。
    周りから見えている部分なんてその人の一面でしかないよな、と思う。忘れがちだけど。
    あと町田そのこは、クソ男の描き方が上手すぎる。読んでて本当にイライラする笑

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    2026年02月21日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    面白かった
    コンビニ兄弟は
    悪い話はないから安心して読める
    今回は志波兄弟の話は出て来ず
    ウクレレ君の話が出てきた
    もっと店員や家族の話を書いてほしい反面
    シリーズものを続けて欲しい気持ちがある

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    2026年02月19日
  • あなたはここにいなくとも

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    ・おつやのよる
    相手の両親が自分の親より素晴らしい人だと紹介し にくい。彼に呆れられる、という思いから中々紹介出来ずすれ違いが起きた。主の父が意外とまともな人で良かった
    ・ばばあのマーチ
    食器を楽器代わりにして叩いているばばあとの話。就活で彼氏の言っていることも正しいけど、主が今の仕事が好きって言っているんだったらそんな言わなくてもいいじゃんと思ってしまった。
    私もばばあに渡す物あるかな。
    ・入道雲が生まれるころ
    リセット症候群な主の話で、急にいらないスイッチが入って離れていくが、遺物を妹と片すかとを発端に捨てるというものがどのようなものか確信していく。離れられた方はものすご

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    2026年02月17日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    "田舎で暮らしていると情報が筒抜けで、近所の人たちに詮索されているようで居心地が悪いから抜け出したい"みたいなことは他の本でも読んだことがある
    実際に閉鎖的な田舎で暮らしたことがないからわからないけど、現実もこんな感じなのだろうか

    同じ時間を子供や違う親の視点で見てみると、
    この人視点の時はただの冷たい人間だなと感じた人が
    違う視点で読んでみるとまるで別人のように感じられたのがおもしろかった
    色んな角度から物事をみることって大事なんだな

    今は結婚生活に夢を見ているけれど、
    難しくて辛いことがたくさんあるんだって現実を突きつけられた気がする

    結末が、安心とかスカッとした

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    2026年02月16日
  • 夜明けのはざま

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    この人の描く小説は、本当に泣ける。これまで、この人の書いた小説は3~4冊くらいしか読んでないが、それら全てが「切なく、悲しい小説であり、それでも優しさを感じさせられる小説」だった。
    この小説もまたそう言った、いかにも「町田その子らしい」小説だと感じた。この人の小説は、本当に「ちょっとだけ明るい未来が垣間見える」ような小説だ。
    この小説の舞台は「家族葬専門葬儀社 芥子実庵」。そして、その葬儀社で働く従業員たちと彼らの家族、葬儀に関わる人たちの思いや行動が切なく、そしてやるせない。
    「職業に貴賤無し、死は全ての人に平等である」とは言うが、実際には「死に方」にも「弔い方」にも差がある。
    自分と関わっ

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    2026年02月15日
  • 夜明けのはざま

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    家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」が舞台の連作短編集。
    とにかく出てくる各話の主人公の親と身近な男たち(夫とか彼氏とか)が酷すぎて胸糞悪い。ミソジニーと家父長制に染まった人間が多すぎてイライラが止まりませんでした。そして、それに反発しながらもそうした人間と上手くやっていこうとする主人公にもイライラしてしまう…特に4話の主人公良子の夫はもう手遅れだとしか思えない…(親戚の葬儀で会った異性の従兄弟と話していただけで後ろから殴ってくる男とか、もう有り得なさすぎて無理なんですが!)。とにかく、一昔もふた昔も前の価値観に染まった男ばかり出てくる…。
    1話と5話の主人公の佐久間の彼氏も最初は素敵だと思ったんで

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    2026年02月15日
  • あなたはここにいなくとも

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    5つの短編集。

    「おつやのよる」「ばばあのマーチ」「先を生く人」の3つが好きでした。
    特に「先を生く人」が良かったです。

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    2026年02月14日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    この方の本は暗いイメージなんだが、今作も見事だ。みんな悩んでいるんだなぁ。友達とか知り合いとか、必要ないって思ってしまう。でも家族はそうはいかない。もっとたちが悪い。結局は自分が進みたい方向を自分が理解して行動を起こすしかない。そんな気がする。
    お話の作りは好き。さすが作家先生って言いたい。

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    2026年02月01日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    子どもから大人へと成長し故郷、ここでは小学校に焦点を当てて話が進められていく。純粋に思っていた気持ちが複雑になっていくのが大人になるということ。それを受け入れるのも大切な作業。色んな世代にも愛される作品だと思いました。

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    2026年01月30日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    時間を遡っている形もおもしろかったし、短編のタイトルにつながりがあることを発見したときも楽しかった。それぞれに家族の形があり、しあわせの形がある。よく言われることだが、この本を読んで改めて考えさせられた。他人のことはどうしても気になるし、何かと詮索したくなる人に影響されてしまうこともあるけれど、自分がどうしたいか、どう感じるかを大切にしないといけない。読んだ後にほっこりできる、そんな本だった。びわに関する情報も初めて知った。

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    2026年01月23日
  • 夜明けのはざま

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    地方都市の寂れた家族葬専門の葬儀社「芥子実庵(けしのみあん)」を舞台に、「死」と向き合うことで「生」や「自分らしさ」を問い直す人々の葛藤と希望を描いています。葬祭ディレクターの佐久間真奈を中心に、それぞれの登場人物が大切な人の死や自身の人生の岐路に直面し、もがきながらも明日へと踏み出す姿が、温かくも力強い筆致で綴られた感動作です

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    2026年01月14日