町田そのこのレビュー一覧
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ネタバレ攫われた恋人を救い出そうとする主人公の苦難、王宮に渦巻く陰謀と亡国の血塗られた歴史、そしてようやく辿り着いた真実の先に…
愛しの巫女ちゃんをやっと助け出したと思ったら、、、こういう悲恋物を書きたかったのかね。。さんざん夢物語を詰め込んだのだから、いっそ最後までバカみたいにハッピーエンドにしたら良かったのに。。
実はエスタと姉妹で王女だった設定のリルちゃんは、ひたすらピュアな良い子だったし、人の善悪も単純でわかりやすい。ファンタジーとしては重厚さに欠けるけど、なんだかんだ文句言いつつそれなりに面白く読み終えました。 来年あたりアニメ化しそう。 -
Posted by ブクログ
作者初のファンタジー。
個人的に10年かけて「趣味として」書き溜めてきたものだという。
レルファンや騎士団が誘拐されたエスタを探す中、宮廷で発生した連続毒殺事件。
捜査を進めるうちに明らかになるエスタとレルファンの従者リルの壮絶な過去と滅亡したカストナ王国の悲劇。
邪悪で冷酷な黒幕の正体。
カストナ王族の特異な性質はファンタジーなら許されるか?
どこまでも健気なリルに感情移入してしまい、書名の「戀」はむしろ彼女のものかと思ったが、読み終えてみれば圧倒的にレルファンとエスタの悲恋だった。
作者の趣味が漏れ出る最後の一節には好き嫌いが分かれそう。
レルファンが時折見せるくだけ過ぎの口 -
Posted by ブクログ
一巻よりも圧倒的に物語の数が少なく、早く読めるものの、一巻よりもより良い!
自分の生き方を、考える人々のお話。で、
自分の傲慢さや、優しさとは何か、について、自省させられる。うぅ。
人のためってどう言うことなんか、ちゃんと考えなさいよ。と、戒められます。
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こんなにも、あっさり、心境を変えたりするものなのか。しかし、そういうものなのかもしれない。誰かの優しい目、何気なくも心配りのある一言、そういうものが背中を押してくれる。その柔らかな力で人が変わる。
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「でも、正しさの影に苦しんでいる人、傷ついている人がいるなら、正しさを主張しなくていいこともあるんと思 -
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シリーズ2作目は、フェロ店長のミツの出番は少なめで、ツギや樹恵琉が程よく登場。
軽くて楽しい読書をしたくなった時にピッタリなテンダネスシリーズ。今回も程よく感動し、心温かくなるストーリー。
最近の女子高生は空気を読むことに長けているから、まるでイジメになるような言葉を直接投げることはないのかな…と思っているのだけれど、どうなんだろう。
陰口とか嫌味の方がありそうな気がするのだけれど、ガチンコでイジメられてる登場人物達にちょっと驚いてしまった…
こんな世界に生きてるだけで、子ども達って凄いなぁ。
私もこんな辛い思いをしたら、テンダネスこがね村店に癒されに行ってしまうかも。
門司港駅 -
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・おつやのよる
相手の両親が自分の親より素晴らしい人だと紹介し にくい。彼に呆れられる、という思いから中々紹介出来ずすれ違いが起きた。主の父が意外とまともな人で良かった
・ばばあのマーチ
食器を楽器代わりにして叩いているばばあとの話。就活で彼氏の言っていることも正しいけど、主が今の仕事が好きって言っているんだったらそんな言わなくてもいいじゃんと思ってしまった。
私もばばあに渡す物あるかな。
・入道雲が生まれるころ
リセット症候群な主の話で、急にいらないスイッチが入って離れていくが、遺物を妹と片すかとを発端に捨てるというものがどのようなものか確信していく。離れられた方はものすご -
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"田舎で暮らしていると情報が筒抜けで、近所の人たちに詮索されているようで居心地が悪いから抜け出したい"みたいなことは他の本でも読んだことがある
実際に閉鎖的な田舎で暮らしたことがないからわからないけど、現実もこんな感じなのだろうか
同じ時間を子供や違う親の視点で見てみると、
この人視点の時はただの冷たい人間だなと感じた人が
違う視点で読んでみるとまるで別人のように感じられたのがおもしろかった
色んな角度から物事をみることって大事なんだな
今は結婚生活に夢を見ているけれど、
難しくて辛いことがたくさんあるんだって現実を突きつけられた気がする
結末が、安心とかスカッとした -
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この人の描く小説は、本当に泣ける。これまで、この人の書いた小説は3~4冊くらいしか読んでないが、それら全てが「切なく、悲しい小説であり、それでも優しさを感じさせられる小説」だった。
この小説もまたそう言った、いかにも「町田その子らしい」小説だと感じた。この人の小説は、本当に「ちょっとだけ明るい未来が垣間見える」ような小説だ。
この小説の舞台は「家族葬専門葬儀社 芥子実庵」。そして、その葬儀社で働く従業員たちと彼らの家族、葬儀に関わる人たちの思いや行動が切なく、そしてやるせない。
「職業に貴賤無し、死は全ての人に平等である」とは言うが、実際には「死に方」にも「弔い方」にも差がある。
自分と関わっ -
Posted by ブクログ
家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」が舞台の連作短編集。
とにかく出てくる各話の主人公の親と身近な男たち(夫とか彼氏とか)が酷すぎて胸糞悪い。ミソジニーと家父長制に染まった人間が多すぎてイライラが止まりませんでした。そして、それに反発しながらもそうした人間と上手くやっていこうとする主人公にもイライラしてしまう…特に4話の主人公良子の夫はもう手遅れだとしか思えない…(親戚の葬儀で会った異性の従兄弟と話していただけで後ろから殴ってくる男とか、もう有り得なさすぎて無理なんですが!)。とにかく、一昔もふた昔も前の価値観に染まった男ばかり出てくる…。
1話と5話の主人公の佐久間の彼氏も最初は素敵だと思ったんで