町田そのこのレビュー一覧

  • わたしの知る花

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    初めての町田そのこさん作品。
    ある老人を軸に、出会いや別れが時を超えて絡み合っていくストーリー。
    なかなか報われないものの、終わりに向かってうまくまとまっていく話はよくできていると思ったが、昔の話がどうしてもその時代のものに感じられないことや、(初版だからか)多少の誤字などが気になってしまった。

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    2026年03月18日
  • あなたはここにいなくとも

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    答えがわからなくなった時にそっと背中を押してくれる存在がいる。その事が支えとなり少しだけ前を向ける。うまくいかない日常をリアルに切り取っている一冊。

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    2025年10月31日
  • あなたはここにいなくとも

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    町田その子さん、毒親小説しか書かない人だと思ってた(失礼)
    好みの話とそうでない話、あったけど総じて読みやすい

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    2025年10月28日
  • 夜明けのはざま

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    一日一組限定の葬祭場『家族葬専門葬儀社 芥子実庵』
    この場所で繋がる人々が織りなす五話収録オムニバス。
    誰かの死を通して浮かび上がる、喪失や後悔や無念や痛み。
    今の自分でどう生きるべきかを問い直していく日々の中で、
    迷いながらも、静かな再出発をそれぞれの形で選んでいく。
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    重い重い重い…
    話の内容がではなく、胸糞人間ばかり出てきて気が滅入る。
    偏見と強要と独善と、性根が腐ってる奴等ばかり出てくる。

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    2026年05月03日
  • あなたはここにいなくとも

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    軽やかな語り口で進みながら、登場人物それぞれの背景は丁寧に描かれており、自然と物語の中に入り込める短編集。
    テンポよく読める一方で、各編にきちんと余韻が残るため、読書に慣れていない人にも手渡しやすい一冊だと感じる。


    本作が描くのは、「今、目の前にはいない誰か」が、いかに私たちの日常や感情に影響を与えているかということ。離れて暮らす家族、疎遠になった友人、かつて深く愛し合った恋人。存在はなくとも、その人たちは記憶や感情として心の中に生き続けている。

    心の中のあなたは、現実よりも自由で、都合よく語りかけ、慰め、時には背中を押す存在にもなる。一方で、不信感やトラウマとして、無意識の隙間から顔を

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    2026年01月10日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー
    6人の作家による個性豊かな短編集で、個人的には
    寺地はるなさんと町田そのこさんが好みだった。

    以下、収録作品と簡単なレビュー 

    飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」
    成年年齢が引き下げられた。
    でもどう感じるかなんて自分次第だと思った。

    寺地はるな「ありふれた特別」
    読者の予想をいい意味で裏切ってくれた。
    ずっと何やら面白くてじんわりと温かかった。

    雪舟えま「二人という旅」
    家読みのシガとクローンのナガノ。
    まさかのSFでぶっ飛んでいた笑

    嶋津輝「漂泊の道」
    葬儀で出会ったうつくしいひと・・・
    感じ方や物の見方が年々研ぎ澄まされ無駄を排除していく様子が人生

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    2024年10月16日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「もうすぐ十八歳」 飛鳥井千砂
    「ありふれた特別」 寺地はるな
    「二人という旅」 雪舟えま
    「漂泊の道」 嶋津輝
    「祀りの生きもの」 高山羽根子
    「六年目の弔い」 町田そのこ

    冠婚葬祭アンソロジー。
    「もうすぐ十八歳」 「成人」を巡る話。沖縄出身で、十八で子どもを産み、結婚した智佳。娘が十八になることで感慨を抱く。
    「ありふれた特別」 取り立てて仲がいいわけでもなかった幼なじみたちの関係が変化した、出産騒ぎ。
    「二人という旅」 結婚。旅をしている家読みのシガと助手のクローン・ナガノとの関係の変化。
    「漂泊の道」 弔事のときだけ会う親戚のカナに漠然と惹かれる希和子の生き方。
    「祀

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    2024年08月06日
  • あなたはここにいなくとも

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    人に歴史あり 人一人の人生、波あり風あり、一言では言い表せない経験があるものです。そんな人が山ほど生活をしていて生まれては死んでいく世の中に、私は怖くなります。何を恐れているのかは分かりません、埋もれてしまうのが怖いかもしれないし、叩かられるのが怖いのかもしれない、でも人の人生、自分の人生ではないのだから、人のことなど気にせずに、自分の人生を有意義に楽しめば良いと思いました。

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    2025年12月03日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    「コンビニ兄弟」の3作目。

    今回、店長の登場はやや少なめ。第三話などは取りつかれた霊をお祓いしてもらうため秋田まで行っているということもあり、バイトの光莉や太郎がお話の中心となる。
    このシリーズの設定に慣れてきたこともあって、読むほうとして少々ぶっ込まれてもインパクトが薄くなってきた感はあり。
    3つの話いずれもドタバタしながらうまいこと丸く収まるが、第二話なんか旦那に三下り半を突き付けてやったほうが、私としては面白かったけどなあ。
    どの話もほのぼのして、自分もレジで会計をしてもらいながら横目で騒動を見ているような雰囲気は変わらず好きだし、門司をはじめとする北九州に観光へ行きたくもなる。

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    2026年02月15日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    町田その子さんの作品が頭ひとつ飛び抜けて良かった。ほんとこの方が書く話はなんでこんなに心に残り響くのだろう

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    2024年01月17日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭に際する人々の生活を描いたアンソロジー。個人的にあまり刺さった作品はなかったけど、町田そのこの『六年目の弔い』、飛鳥井千紗『もうすぐ18歳』、寺地はるな『ありふれた特別』はよかったな。子供を産むということをテーマにしているのかな?とも思ったラインナップだった。

    p.82 幼さは、他人への興味の浅さと紙一重だ。ちょっとでも自分と違うと「仲良くなれない」と決めつけ、それ以上のことを知ろうとしない。

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    2023年12月24日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    感想
    昨日と変わらず太陽が昇っている。心臓の動きもいつもと同じ。でも今日は特別な日。生を、死を、まざまざと感じさせる。自分は社会の一員。

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    2023年11月10日
  • あなたはここにいなくとも 無料お試し版

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    しみじみとした人物描写

    短編集である。一見これといった共通テーマはないように見えるが、その場にいない人によって実は助けられている という点が共通しているのかな。どの短編も、しみじみとした人物描写に特徴があるが、逆に劇的な盛り上がりという点ではやや期待外れである。

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    2023年03月06日
  • コンビニ兄弟2―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    「コンビニ兄弟」の続編。

    いつも間にやら妹の樹恵琉も近くに住むようになっているが、今回は店長のフェロモンもやや抑え気味で、兄弟はあまり前に出ずに話が進む。
    失恋を知られて居心地の悪さに学校をサボったり、前作でいじめる側にいた子がいじめられる側になったり、今時の女子高生はなかなか大変ね。自分のことを無個性な男だと思っているアルバイトくんも含めてどこかで見たような話で、良くは出来ているけれど、お話全体にそれほど面白味は感じられなかった。
    ただ、『遠回りのもどかしさや足踏みしてたときの焦燥感。そういうもんを知らねえと、手に入れたもののありがたみが分からなくなる』とか『呆れるって、知ってるつもりだっ

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    2026年02月15日