町田そのこのレビュー一覧

  • ドヴォルザークに染まるころ

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて手に取りました。のちに作者を見て、52ヘルツのクジラたちと同じと知りました。そちらは未読ですが気になっている本です。

    読んでから少し間が空きましたが覚えている範囲で感想を。

    誰もが、見た目からはわからない悩みを持っている、ということを考えさせられました。
    また、自分の小学校の頃に思いを馳せ、25年ほど前・・ずいぶん昔のことだな・・としみじみと感じました。

    個人的には登場人物が多い上に、苗字だけ、名前だけで語られることがあり混乱しました。メモしながら読めば良かったです笑

    いつかのあのこ
    「自分に嘘をつかないところは、美徳でもある。悪いことは、もちろんやったらいかんけど、

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    2025年12月01日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    登場人物それぞれの想いが章ごとに描かれ、どこかで繋がっていた。大人になった女性の鬱々とした悩みに共感できる所もあった。自分だけの為だけに生きていけたらもっと楽なのにな…。

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    2025年11月29日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    この作品を読んでほとんどの人は故郷のことを思い出すであろう。
    自分が小学生だった頃の景色が蘇ってきた。
    いつまでもあるものだと思ってしまうが廃校になることだってあるわけで。。。
    もし廃校になるとして大人になりそこを訪れた時に何か忘れていたことを思い出すこともあれば今を生きているがゆえにそこにまた置いていく思い出もあるのだろう。

    読み始めは田舎の閉鎖的な世界での女同士の嫌な部分が見える内容だったので不快な気持ちで読み進めましたが全体を通してそれぞれの視点で描かれているのでその人の立場での気持ちが読み取りやすかった。
    人には色んな事情があるんだなと改めて思う。
    みんな複雑な気持ちを抱えながらも生

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    2025年11月22日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    コンビニ兄弟のシリーズ。ヒーローになりたかった舞人が「テンダネス着ぐるみ」の任務を通して小さな幸せを手に入れる。元気をもらえる物語です。

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    2025年11月18日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    さらっと読みやすかった
    物語のひとつの柱となっているお隣のおばあさん信子さんの存在がとても良い
    が、主人公の試練や不幸さを、ひどいハラスメント同僚やDVクソ男などであらわすのは相変わらずだなとも思う
    今回はさらに、集まった人みんな不妊という偶然まで登場したので、不幸の原因の装置化に拍車がかかっていてちょっと笑った

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    2025年11月14日
  • あなたはここにいなくとも

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    答えがわからなくなった時にそっと背中を押してくれる存在がいる。その事が支えとなり少しだけ前を向ける。うまくいかない日常をリアルに切り取っている一冊。

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    2025年10月31日
  • あなたはここにいなくとも

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    町田その子さん、毒親小説しか書かない人だと思ってた(失礼)
    好みの話とそうでない話、あったけど総じて読みやすい

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    2025年10月28日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    【さなぎの家】は、読んでてすごくしんどかった。
    過去のいろんなトラウマが掘り起こされて苦しみが蘇ってくる。
    でも、成り行きだとしても、苦しみと決別して、もがきながらも必死に前を向いて生きていこうとする登場人物たちの姿に励まされた。

    それにしても町田その子さんは、あまりにも現実を繊細に描写してくる作家さんだからか、読んでいる間ずっと苦しかったりするけど、読み終えた時はいつも「読んで良かったな」と思ってる。不思議。
    エピローグがとても良かった。

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    2025年10月18日
  • コンビニ兄弟4-テンダネス門司港こがね村店-(新潮文庫nex)

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    忘れないうちに4まで。3からあったオカルトちっくなのが解決されてよかった。一彦ここで出てくるのね。舞人よかったなー。いい人を貫くって大変だけどポジティブに維持できるってすごい。

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    2025年10月02日
  • あなたはここにいなくとも

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    2025/52

    大切な人が亡くなって落ち込んでいた私に
    義理の母がオススメしてくれた本。

    良い話だなあ、とは思うけど
    なんとなくタイミングが合わなかったのか
    涙が出るほどではなかった。
    あとおすすめってことでハードルが上がっていたのかも。


    入道雲が生まれるころ、が好きでした。

    その中の
    自分の足で歩いてくためには
    持ちきれない荷物は捨てないといけない
    という言葉にハッとした。

    形として、いつかなにかを捨てたり失うとしても
    ずっと大切にしたいもの、無理してでも抱えたいものは
    心の中で折り合いをつけながら持ち続けることができるのかもしれない。目に見えなくても、自分の中に。

    気持ちの捨

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    2025年09月23日
  • あなたはここにいなくとも

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    ネタバレ

    短編。

    祖母が休止してお葬式のために帰省した清陽。
    一緒に行くと言ってくれた彼氏に、酒癖の悪い父の姿を見せたくないがために突き放してしまったこと。
    喧嘩しながらも、本音を言い合っている家族たちの姿を見て思ったこと。

    職場でいじめにあってから、退職して工場の仕事で細々と日々を過ごす香子とモラハラ彼氏。
    近所に住む庭で食器を叩いて演奏するオーケストラババアに、自分の浄化してほしい思い出のマグカップを渡して、次に進むことを決めたこと。

    人間関係や環境を短期間でリセットしてしまう萌子。
    親戚の藤江さんの訃報を受け帰省して、藤江さんは行方不明の赤の他人だったことがわかったものの
    妹と遺品整理をして

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    2025年08月27日
  • あなたはここにいなくとも

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    短編集。
    タイトル通り「あなたはここにいなくとも」何かを遺す、何かをつないでいく人たちの物語。
    人の死や別れは肉体的、物理的にはお別れかも知れないが想いは残る。つないでいける。
    私は誰かに何かを遺したくなるのだろうか。
    誰かがつないでくれるような何かを。

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    2025年08月07日
  • ドヴォルザークに染まるころ

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    大人の女性 少女、大人の女性、複数の人生を直線でなく平面で過去、現在、未来の視線が交差するような、そのこさんらしい作品だなと思いました。

    一筋縄では行かない人生の紆余曲折、山あり谷ありを感じさせてくれました。

    滾(たぎ)るって表現なかなか使いませんね。小説を読むと普段見ない漢字に出会いドギマギしながらワクワクします。

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    2025年12月03日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    だいぶ間があいての再読。
    前に読んだ時より、じっくりと読めた気がする。
    様々な想いが少しずつ、すーっとこちらに滲んでくるような。
    読んでいると悲しい、けどそれだけじゃないなにかが、言葉にしにくいんだけど明るさみたいなものも感じられて、久しぶりに読んで良かったなぁと思った。

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    2026年02月01日
  • あなたはここにいなくとも

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    軽やかな語り口で進みながら、登場人物それぞれの背景は丁寧に描かれており、自然と物語の中に入り込める短編集。
    テンポよく読める一方で、各編にきちんと余韻が残るため、読書に慣れていない人にも手渡しやすい一冊だと感じる。


    本作が描くのは、「今、目の前にはいない誰か」が、いかに私たちの日常や感情に影響を与えているかということ。離れて暮らす家族、疎遠になった友人、かつて深く愛し合った恋人。存在はなくとも、その人たちは記憶や感情として心の中に生き続けている。

    心の中のあなたは、現実よりも自由で、都合よく語りかけ、慰め、時には背中を押す存在にもなる。一方で、不信感やトラウマとして、無意識の隙間から顔を

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    2026年01月10日
  • わたしの知る花

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    出だしで読むのをやめない方がよい 主体が途中で変わるので、最初は幼い印象が強かったけど、全部読んでみると納得するので、最初の部分を読んだだけでやめない方が良いと思う。ストーリーではなく、小説になって初めて良さがわかる一冊。

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    2026年01月12日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー
    6人の作家による個性豊かな短編集で、個人的には
    寺地はるなさんと町田そのこさんが好みだった。

    以下、収録作品と簡単なレビュー 

    飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」
    成年年齢が引き下げられた。
    でもどう感じるかなんて自分次第だと思った。

    寺地はるな「ありふれた特別」
    読者の予想をいい意味で裏切ってくれた。
    ずっと何やら面白くてじんわりと温かかった。

    雪舟えま「二人という旅」
    家読みのシガとクローンのナガノ。
    まさかのSFでぶっ飛んでいた笑

    嶋津輝「漂泊の道」
    葬儀で出会ったうつくしいひと・・・
    感じ方や物の見方が年々研ぎ澄まされ無駄を排除していく様子が人生

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    2024年10月16日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「もうすぐ十八歳」 飛鳥井千砂
    「ありふれた特別」 寺地はるな
    「二人という旅」 雪舟えま
    「漂泊の道」 嶋津輝
    「祀りの生きもの」 高山羽根子
    「六年目の弔い」 町田そのこ

    冠婚葬祭アンソロジー。
    「もうすぐ十八歳」 「成人」を巡る話。沖縄出身で、十八で子どもを産み、結婚した智佳。娘が十八になることで感慨を抱く。
    「ありふれた特別」 取り立てて仲がいいわけでもなかった幼なじみたちの関係が変化した、出産騒ぎ。
    「二人という旅」 結婚。旅をしている家読みのシガと助手のクローン・ナガノとの関係の変化。
    「漂泊の道」 弔事のときだけ会う親戚のカナに漠然と惹かれる希和子の生き方。
    「祀

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    2024年08月06日
  • コンビニ兄弟3―テンダネス門司港こがね村店―(新潮文庫nex)

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    まだまだ続くな 沼ってこういうことなのかなって思いました。この世界観に沼っています。ライトノベル?純文学?推理物?ジャンルなんて気にせず読みますが、この温かい世界観が私は好きです。

    雰囲気的にはぎょらんに似ているなと思いました。話の中心人物やその周りの登場人物の皆に温かさを感じます。なんなんでしょうね?次も楽しみです。

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    2025年12月03日
  • あなたはここにいなくとも

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    人に歴史あり 人一人の人生、波あり風あり、一言では言い表せない経験があるものです。そんな人が山ほど生活をしていて生まれては死んでいく世の中に、私は怖くなります。何を恐れているのかは分かりません、埋もれてしまうのが怖いかもしれないし、叩かられるのが怖いのかもしれない、でも人の人生、自分の人生ではないのだから、人のことなど気にせずに、自分の人生を有意義に楽しめば良いと思いました。

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    2025年12月03日